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しおりを挟む城塞都市の塔の、黒いのの部屋の中は、とてもシンプルで。
家具も、絨毯やカーテンなんかの布類も全部落ち着いた雰囲気で。
ソファーに座ってる黒いのも、黒い軍服みたいな制服を着てるから、とても部屋になじんで落ち着いてて。
ああ、それなのに。
「ひ、、、ゃあ、、!」
俺は全裸で、ソファーに座ってる黒いのの、その膝の上で、足を開いて上下逆さに座るみたいになってて。
、、、ぃゃこれ座るって言わない。でもなんて言うんだろこの体勢。
ちょっと、わかんない。
対面で座るっていうより背面?
かつ、上下逆。
うん。
どえらい体勢だと思う。
しかも、しかも、、、その状態で俺のうしろの穴に、金色のティースプーンが、入ってて。
もう、わけがわけからない状況だと思う。
俺も、わけがわからない。
黒いのが俺のうしろの穴に入れたティースプーンをぐちぐちとかき混ぜるたびに、薔薇のジャムが音を立てて芳香を放つ。
いや、その薔薇のジャム、ティーセットと一緒にテーブルに瓶で置かれてて。
さっきまで俺が、お茶に入れて飲んでて。
おいしかったし、いい香りで。
黒いのも、どうかなって、思ったけど。
「ひ、ぃ、、、!まぜ、な、、ぃで、、、!なめ、る、のも、、ゃ、、、!!!!!」
大きく開かされた足の間に黒いのがそのかっこいい顔をうずめて、俺のうしろの穴にティースプーンで薔薇のジャムを入れて、かき混ぜて、あふれたジャムを舌で舐めてる。
黒いのがティースプーンから手を離すと、ティースプーンがうねうねと動いて、俺の中がうねってるのがわかってしまう。
まってまってまってまって。
恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい。
日中になにしてるの。
いや、夜でも駄目。
食べ物で遊んじゃ駄目。
ああもう、そのティースプーン、どうするの、、!
「ひゃん!!!!!」
余計なことを考えたからか、黒いのがティースプーンで俺のおなか側の、こりっとした弱い所をひっかいてきて。
俺はたまらずうしろの穴を締めてしまって。
同時に開いた足が痙攣する。
気持ちいい気持ちいい気持ちいい。
くぷ、っと。
痙攣したあとの力の抜けたそこに、
黒いのの舌が入ってきて。
俺は、ティースプーンでこりこりと弱い所を刺激され続けながら。
おなかの割れ目から飛び出たアレから、魔素を吐き出した。
「まそが、でるから、こどもじゃ、ないもん、、」
ぼうっとしながら、そんなことを呟いて。
俺のうしろの穴からティースプーンを抜いた黒いのが、ティースプーンを亜空間にしまって、
同じ部屋の中にある天蓋付きのベッドに俺を運んで、
がぷ、っと俺に深く口づけてくれて。
薔薇の、ジャムの、味がする。
ぽけっとそんなことを考えてる間に、黒い軍服みたいな制服を脱いだ黒いのが、そのまま下にずれて、俺の体に残るあちこちの鱗を熱い舌で舐めたり、吸ったり、たまに噛んだりするから。
俺はまた腰がうずうずして、そこを揺らしてしまって。
俺のおなかの割れ目から飛び出したそれの先端をぱくっと黒いのが咥えて、それだけで俺は腰を痙攣させてまた魔素を出してしまって。
薔薇のジャムが中から少したれてるそこを、ひくひくと動かしてしまう。
中に、欲しい。
もう、それしか頭になくて。
実はこの人化した体、まだ黒いのの、入れたことがなくて。
竜体では何度も入れてるんだけど。
人化した俺の体、見た目がまんま子どもだから。
その、穴を、舐めたりはしてくれても、黒いののをまだ、入れたことはなくて。
まあ、入れる前に俺が意識を落とすっていうのも、あったんだろうけど。
いれてほしい。
ずっと、ひくひくしてる。
もう、なめるとかだけじゃたりない。
発情して壊れた涙腺から勝手に涙が出て、
ちょっと今はまともに言葉が喋れないんだけど。
黒いのは起立させた黒いののアレを、俺のそこにあてがって。
ずぶ、、っと。
ほんの先端を入れてくれた。
「あっ、あっ、ぉ、っ、、き、ぃ、、、!!!!!」
薔薇のジャムの滑りをかりて、なんとか先端を呑み込んだみたいだけど。
やっぱり俺の穴が、小さいのと、
黒いののそれが、その、、おっきいから。
俺の穴がめいっぱい広がって、苦しい。
でも、中はそれを欲しがって勝手に収縮しだすから、俺は苦しいんだか気持ちいいんだかわけがわからなくなって。
勝手にぼろぼろ涙が落ちて。
それを黒いのが舐めてくれて。
それ以上は中に入れずに、黒いのがそのまま俺の体をぎゅっとしてくれて。
俺の体、鱗がクリスタルだから、ごつごつしてて硬いんだけど。
黒いのの体が、あったかくて。
俺は夢中でしがみついて。
たくさんキスをして。
黒いのが俺の中に魔素をそそいでくれたから。
俺はなんだか安心して、意識を落とした。
出されたのはまだほんの、入り口のところになんだけど。
おなかが、熱い。
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