夫の親友〜西本匡臣の日記〜

2024年10月

10月30日

割と温かい所に置いていたからか、大根の種から根が出てきた。
長男はもちろん全員で喜んで、幼稚園の先生にも話していた。
幼稚園から帰ってきたら植えると話していたが、土を移し替える事ができなかったそうで、帰ってから一仕事させられた。
バケツに袋を入れ、その中に土を入れて根の生えた種を植えた。
この先は生えてきてくれたら嬉しいが、昨日の話を聞いたかぎりではきびしそうだ。
せめてもの気休めに、袋の上を軽く閉めてビニールハウス効果を狙っておいた。

東は病児保育に申し込めなかったそうで、妹に預けてきたそうだ。
帰りは仕事が終わったら真っ直ぐに帰るので、用事があったらメールでと言って急いで仕事に向かった。
てっきり奥さんの妹にお願いしてきたのかと思っていたが自分の妹だった。
妹さんもよく預かってくれたとも思うし、奥さんはそれで了承したのがすごい。
もし、俺に妹がいたとしても妻は気を使って預けようとはしないと思う。
俺も妻のお兄さんのところにはお願いできないと思う。
仕事自体は先に事情を話していたので、いつもよりスムーズに進んで、２時間の予定が１時間半少しで終わったらしい。
今の時代こうして気を使える人がいる会社が生き残るんではないかと思うと、自分は大丈夫かと考える。

長女が今日は疲れたからといつも寝るように促している時間よりも早く、長男と同じ時間に自室に戻った。
妻はゲームしてると思うと話していて、長女が部屋に行って30分ほどしてから覗きに行って、ゲームを持ってきた。
母の勘は正しかったようで、わざと足音を立てて見に行ったら慌てていたのか、ゴソゴソと音がして狸寝入りをしていたそうだ。
俺も仕事が残っていたので書斎で図面を書いて、ひと休みしようとリビングに行くと妻が誰かと電話していた。
また子どもたちがいるからと話していたので盗み聞きののようにはなってしまい気まずかったが、「1日くらいなら友達に会ってきたら？」と声をかけてしまった。
妻は驚いていたが、電話に向かって「ちょっと話してみるから保留で、うん、明日の夜までには。」と言って通話を終わらせた。
どうやら４日にBBQをしながらプチ同窓会をするそうだ。
妻としては行きたいが、子どもたちのが体調を崩したりするとドタキャンになるので断っていたそうだ。
今年の夏に人を集めるのが好きなクラスメイトが帰国したそうで、何回か集まったりしているそうだ。
家族でも子供も連れてきても構わないと言われたが、一番手間のかかる長男にも負けないくらい双子が大変になってきたこともネックだったようだ。
今回は今年最後の集まりだからと、仲の良かった友達が連絡をくれたそうで、本当は顔を出すだけでも行きたいと話していたので、送り出すことにした。