358 / 497
2024年9月
9月23日
しおりを挟む
次男はまだ熱があるようで少し機嫌が悪かった。
食欲もあまりないのでおかゆとパウチに入った野菜のジュレを少し食べただけだった。
水分もあまり取れない様子だったので、明日もう一度病院に行くことになった。
眠いに眠れないのか、長男をおもちゃの剣で叩いていた。
普段かわいがっている弟に攻撃されてショックだったのか、泣きそうな顔で妻に抱っこをせがんでいた。
夕飯の後長男と風呂に入り、冷凍庫からアイスを出そうとすると次女がついてきた。
冷凍庫の前に置いてあるペットボトルが入ったダンボールに手を伸ばすと、次女が一生懸命押して動かしてくれた。
もう動かせるのかと感心していると、少し時間はかかったが冷凍庫も1人で開けてくれた。
双子だが次男よりも少し大きいので1人でも成し遂げることが出来たのだろう。
もしかしたら、長男の車を冷凍庫にしまうのも手伝っていたのかもしれない。
前の冷蔵庫の時に長男は一番下の野菜室からトマトと人参を盗んでいたので、冷凍が下にあるものを選んだが、こんなことになるとは思ってもみなかった。
野菜なら生でも大丈夫なものが上の方に置いてあったが、冷凍庫となると肉や魚をかじってしまうのではいかと心配だ。
潰れたトマトの後始末は大変だったが、生魚となると衛生面と臭いも気になるだろう。
何か手を打たないと。
風呂上がりの長女に妻が自分が子供の頃は連休の時の宿題が多くて連休を本気で楽しめなかったと話すと、顔色が変わった。
どうやら宿題は気にせずに連休を楽しめたようだ。
俺も間に合うので普通に楽しめたと考えてから、アイツは間に合っていなかったことを思い出した。
よく先生に言われていたが、気にすることもなく過ごしていたような気がするが、宿題の答えを写し合っていた記憶もある。
これはいつの記憶だろうか。
アイスを楽しむ長女の髪を乾かしてやると、食べ終わってすぐ自分の部屋に向かった。
ファイルとドリル、ノートを持ってきて宿題の内容を説明しだした。
俺なら30分もあれば終わりそうだが、長女からしたら1時間以上かかるかもしれないと思っているとやはりそうだった。
絵日記も1ページ必要だと困った顔をしていた。
日記は昨日のことを書いてと宿題を分別すると、すぐに取り掛かることが出来た。
俺もこうやって仕分け出来るようになるまでは、果てしもない戦いに感じていたので、助けることが出来てよかった。
食欲もあまりないのでおかゆとパウチに入った野菜のジュレを少し食べただけだった。
水分もあまり取れない様子だったので、明日もう一度病院に行くことになった。
眠いに眠れないのか、長男をおもちゃの剣で叩いていた。
普段かわいがっている弟に攻撃されてショックだったのか、泣きそうな顔で妻に抱っこをせがんでいた。
夕飯の後長男と風呂に入り、冷凍庫からアイスを出そうとすると次女がついてきた。
冷凍庫の前に置いてあるペットボトルが入ったダンボールに手を伸ばすと、次女が一生懸命押して動かしてくれた。
もう動かせるのかと感心していると、少し時間はかかったが冷凍庫も1人で開けてくれた。
双子だが次男よりも少し大きいので1人でも成し遂げることが出来たのだろう。
もしかしたら、長男の車を冷凍庫にしまうのも手伝っていたのかもしれない。
前の冷蔵庫の時に長男は一番下の野菜室からトマトと人参を盗んでいたので、冷凍が下にあるものを選んだが、こんなことになるとは思ってもみなかった。
野菜なら生でも大丈夫なものが上の方に置いてあったが、冷凍庫となると肉や魚をかじってしまうのではいかと心配だ。
潰れたトマトの後始末は大変だったが、生魚となると衛生面と臭いも気になるだろう。
何か手を打たないと。
風呂上がりの長女に妻が自分が子供の頃は連休の時の宿題が多くて連休を本気で楽しめなかったと話すと、顔色が変わった。
どうやら宿題は気にせずに連休を楽しめたようだ。
俺も間に合うので普通に楽しめたと考えてから、アイツは間に合っていなかったことを思い出した。
よく先生に言われていたが、気にすることもなく過ごしていたような気がするが、宿題の答えを写し合っていた記憶もある。
これはいつの記憶だろうか。
アイスを楽しむ長女の髪を乾かしてやると、食べ終わってすぐ自分の部屋に向かった。
ファイルとドリル、ノートを持ってきて宿題の内容を説明しだした。
俺なら30分もあれば終わりそうだが、長女からしたら1時間以上かかるかもしれないと思っているとやはりそうだった。
絵日記も1ページ必要だと困った顔をしていた。
日記は昨日のことを書いてと宿題を分別すると、すぐに取り掛かることが出来た。
俺もこうやって仕分け出来るようになるまでは、果てしもない戦いに感じていたので、助けることが出来てよかった。
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。


会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。


ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる