夫の親友〜西本匡臣の日記〜

ゆとり理

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2024年8月

8月28日

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長男は今日も幼稚園に行った。
またかと思ったが自分では面倒を見れないので何事もないかのように送って行った。
幼稚園に着くと、先生に今日はジュン君は来ないが良いのかと聞かれた。
ジュン君がいないのは初めて知ったが、長男は妻から聞いていたようで大丈夫だと答えた。
少し心配だったが、手を振り別れた。

昨日北島から頼まれた納品の手伝いをしてきた。
現場に着いたが、とても納品など出来ないようだった。
1日間違えたのかと思い慌てて北島と確認したが合っていた。
玄関も作りかけでどうしようと思っていると、大工さんがきた。
工事が遅れたので2、3日送らせて欲しいと連絡が行かなかったかと聞かれたが来ていなかった。
どこかで行き違いになったようで、お互いにどうしようかと苦笑いしてしまった。
持って帰ろうかと提案すると、また来てもらうのは悪いからとすでに完成していた裏口から搬入した。
暑いだけでも大変なのに地震の関係で必要な資材が届かなかったそうだ。
今日か明日の午前中には届く予定だと話していた。
「工事の納期は営業の若いやつが余裕を持って契約してくれたから助かったよ。」と心の底から感謝しているように見えた。
昔からいる営業は経験を元に契約しているが、最近の若い子はネットニュースを元に契約してくるので、よくわからないこともあるが小回りもきくそうだ。
それでも結局は上のやつ次第だけどなと楽しそうにしていた。
俺も若い頃はよくわからないことをして、周りの人に迷惑をかけたことを思い出した。
おかしい時は先輩や上司に直接確認されて、事情を聞かれたことも一度や二度ではないので、当時は考えたこともなかったが沢山の人に世話になってきたと思う。
今は年賀状だけの付き合いになってしまってはいるが段々と感謝の気持を持つようになった。

北島は休みの間にも友達との飲み会に行ってきたが収穫はなかったそうだ。
やっぱり生えかけの坊主がダメだったのかと気にしていたが関係あるのだろうか。
俺から見ても特別ブサイクというわけでもないのになぜ彼女が出来ないのかわからない。
ひとつ気になるところと言えば身長だろうが、周りを見てもすごく問題があるとは思えないし。

夜に長女と一緒に文房具屋に行ってきた。
学校で使っているもので足りなくなったものを買い足していたが、夜に出かけるのはすごく楽しかったようだ。
いつも通る道でも夜は違う雰囲気がいいのだろう。
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