夫の親友〜西本匡臣の日記〜

ゆとり理

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2024年8月

8月12日

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世間は休みだったが仕事に行ってきた。
納品をした帰りにスーパーに寄ってパンと飲み物を買って外に出ると、建築関係の人だと思われる男たちが車の中で休んでいるのが見えた。
お互い休みなのに仕事なんて大変だ。
しっかり見た訳では無いが、若い男が何かを飲みながら胸元をパタパタしていた。
今日もかなり暑いのでクーラーをつけていても暑いのだろう。
会社は誰もいないので、留守電にして設計図を書いたり、書類仕事をした。

昼食を食べてここに居るか工房に行くか迷っていると、電話がなった。
またかとうんざりしていると、文乃からだった。
どうやら母が電話したようで、妻からお盆のことを何も聞いていなのかと思い電話をしたとのことだった。
話してたのかもしれないが最近疲れていて聞き流していたかもしれないと言うと、力仕事だから暑いの大変だもんねと笑っていた。
お坊さんは14日の1時位に来るとのことだったので、12時半までにはいて欲しいとのことだった。
初盆なので準備が大変だと思い何か手伝いがあるのかと聞くと、49日よりも後が初盆になるそうで来年が初盆だそう。
文乃も知らなかったようで「華佳おばさんから聞いて初めて知ったの。」と恥ずかしそうにしていた。
俺もこういう時のことは初めて知ったので、多くの人は知らないのではないだろうか。
今日はこの後、実家に行くと話していた。
アイツから上原さんのことを聞いているかと思い、線香を貰ったと言うと心当たりはないと話していた。
お母さんならなにか知っていたかもしれないけけどと話していたが、家でも上原という名前は聞いたことがないそうだ。
俺たちは明日実家に行くそうなので、その時に線香をとなった。
いつ行くのかも知らなかったので、「きちんとお母さんに電話してね。」と念を押され恥ずかしかった。
「華佳おばさんと待ち合わせしているから。」と電話が切れた。
俺ももう少し確認しておけば良かった。
文乃は大丈夫だと話してはいたが、本来なら長女に代わって手伝わなければいけなかったのだろうと思うと申し訳ない。

結局午後は余計なことばかり考えてしまったので、工房に行ってきた。
工房の前には見慣れない車が複数止まっていた。
何かトラブルかと心配していると、網戸の修理と張替えにきた近所の人だった。
こないだの風の強い日に外れたり物が飛んできて穴が開いていしまった家が複数あったようだ。
大変なら朝から連絡をくれればよかったのに。
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