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2024年4月
4月30日
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朝起きたときには妻はまだ頭痛が残っていたようで、少しぼーっとしていた。
長女も妻の体調が悪いことを理解していたようで、いつもなら「おかーさん」と妻に頼んでいたことを自分でなんとかしたようだった。
長男もなんとかしようとしていたが、実力はないのでいつも通り手伝った。
家を出る前に、今日は少し離れた現場なのですぐに戻れないと言うと、どうにもならなかったら隣の奥さんに連絡するとのことだった。
幸いにも今日一日は連絡もなく、無事に過ごせた。
なぜなら、東と北島が昨日のうちに三木さんのアパートに行ってくれたからだ。
メーカーからの物も昨日届いたらしい。
東は午前中から会社で仕事をしながら荷物が届くのを待っていて、北島は工房で仕事をしていたとのこと。
俺にも声をかけるか迷ったが、子供たちの世話で大変だと思い誘わなかったと話していた。
昨日は妻が体調不良だったが、声をかけられると働かないといけなかったと思う。
そう伝えると、「さすが、俺。優しさで出来てる男だな。」とニヤッと笑った。
一応、三木さんにも立ち会ってもらい確認して貰う必要があるのでと昼前にアパートに行ってきた。
戸を開閉したりドアノブをガチャガチャさせ、しっかりと確認していた。
不具合がある時は直接こっちでもいいし、難しいものでなければ順司さんのところでもなんとかしてもらえると言うと、スマホより少し大きな手帳にメモしていた。
連休中はどうなるのかと聞かれ、うちの会社は休みで人がいないので、休み明けになると言うとそれもメモしていた。
修理や買い替えの時期や料金も聞かれ大まかに伝えると、「あとは確認しないといけないことってないですか?」と部屋を見渡しながら聞かれた。
ないと言うと「ありがとうございました。一時はもうダメかもと思っていたんですが助かりました。」と笑顔を見せた。
ちらっと見えた手帳には色々と書かれていて、仕事が出来そうな雰囲気があった。
帰社すると、片岡さんが早瀬さんにドライブに行ってきたと話していた。
「トイレが大変で」と言っていたので、連休中はどこでも混むだろうと会話に加わると、「ホナミのトイレが見つからなくて」とのことだった。
古いか汚いところは車椅子で入れないところが多いが、きれいで新しい所は混んでて入れないと嘆いていた。
近場へのドライブだったがホナミが外出しなくなったのも理解できると悩んでいた。
長女も妻の体調が悪いことを理解していたようで、いつもなら「おかーさん」と妻に頼んでいたことを自分でなんとかしたようだった。
長男もなんとかしようとしていたが、実力はないのでいつも通り手伝った。
家を出る前に、今日は少し離れた現場なのですぐに戻れないと言うと、どうにもならなかったら隣の奥さんに連絡するとのことだった。
幸いにも今日一日は連絡もなく、無事に過ごせた。
なぜなら、東と北島が昨日のうちに三木さんのアパートに行ってくれたからだ。
メーカーからの物も昨日届いたらしい。
東は午前中から会社で仕事をしながら荷物が届くのを待っていて、北島は工房で仕事をしていたとのこと。
俺にも声をかけるか迷ったが、子供たちの世話で大変だと思い誘わなかったと話していた。
昨日は妻が体調不良だったが、声をかけられると働かないといけなかったと思う。
そう伝えると、「さすが、俺。優しさで出来てる男だな。」とニヤッと笑った。
一応、三木さんにも立ち会ってもらい確認して貰う必要があるのでと昼前にアパートに行ってきた。
戸を開閉したりドアノブをガチャガチャさせ、しっかりと確認していた。
不具合がある時は直接こっちでもいいし、難しいものでなければ順司さんのところでもなんとかしてもらえると言うと、スマホより少し大きな手帳にメモしていた。
連休中はどうなるのかと聞かれ、うちの会社は休みで人がいないので、休み明けになると言うとそれもメモしていた。
修理や買い替えの時期や料金も聞かれ大まかに伝えると、「あとは確認しないといけないことってないですか?」と部屋を見渡しながら聞かれた。
ないと言うと「ありがとうございました。一時はもうダメかもと思っていたんですが助かりました。」と笑顔を見せた。
ちらっと見えた手帳には色々と書かれていて、仕事が出来そうな雰囲気があった。
帰社すると、片岡さんが早瀬さんにドライブに行ってきたと話していた。
「トイレが大変で」と言っていたので、連休中はどこでも混むだろうと会話に加わると、「ホナミのトイレが見つからなくて」とのことだった。
古いか汚いところは車椅子で入れないところが多いが、きれいで新しい所は混んでて入れないと嘆いていた。
近場へのドライブだったがホナミが外出しなくなったのも理解できると悩んでいた。
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