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2024年4月

4月21日

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朝洗い物をしていると、妻の実家から電話が来た。
荷物を送ったが届いたかとの確認だった。
次女に気を取られお礼の連絡をするのを忘れていたというと、それなら治ってから電話するように言って頂戴と言われすぐに切れた。
お義母さんはわりと心配性なので、昨日から気になっていたのかもしれないと思うと申し訳ない。
「昨日の朝食を食べる長男の写真」とメッセージを打っている途中で、昼前に起こしたことを思い出して、「昨日のお昼ごはん中の写真」と送った。
すぐに返事が来て喜んでいたので、長女には冷凍庫のえびフライを持たせて満面の笑みの写真を送った。
俺は揚げ物は出来ないので、次女の体調が良くなるのを待つしかない。

午後にはポストに荷物が届いた。
配達の車が居なくなったのを確認して、玄関を開けると長男が走ってポストから取り出した。
漢字は読めないので、「誰の?」と差し出した。
妻宛だったのでお母さんのやつだと言うと、寝室に向かったがすぐに戻ってきた。
次女と一緒に寝ていたようでつまらなさそうにしていた。
誰からだろうと送り主を確認すると、バレンタインのお礼に指定されて買ったチョコレートショップからだった。
暑くなる前に買うか迷うと言っていたので、買うことにしたようだ。
1人でこっそり食べるものかもしれないので、キッチンの上の戸棚に隠しておいた。
3時頃に起きてきたので、妻に届いたと言うと、カレンダーと昼寝中の次男をちらっと見ておやつに食べようと言った。
お茶を入れ、長男にはホットミルクを渡した。
こうしてみんなでチョコレートを食べるのは不思議な気分だが楽しい。
長女も担任の先生が代わったらしい。
中学生の子供がいる女の先生だと話していた。
学校だよりを見る限り、他の学校からというよりは教育委員会から来たのではないかと妻が話していた。
前の学校のことが書かれていなかったらしい。
元の担任の先生は移動にはならず、他のクラスの担任になったそうだ。
乗田家に気を取られて、見逃していたようで全然知らなかった。
はるちゃんとは離れたが、愛ちゃんとはまた同じクラスだと喜んでいた。
クソガキの話題は避けているのか出なかったがどうなったのだろう。

チョコレートを食べる妻の手を見てアイツの妻を思い出した。
あの時食べていたのは、サンドイッチだったが手首も手入れされた指も細かった。
比べるわけではないか、俺の妻の手はふっくらしているが指先も荒れていて、アイツの妻が羨ましい。
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