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2024年4月

4月7日

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日曜日なので、今日は遊べるぞと長男と長女に声をかけたが、長女は友達と遊びに行くらしい。
長男にどこに遊びに行くかと聞くと、お母さんと遊ぶから大丈夫と断られた。
昨日はあんなに俺と遊びたがっていたのにとショックを受けたが、問題ないと虚勢を張ってリビングのソファーに転がっていた。

あまりに暇だったので、次女と散歩に行ってきたが歩ける距離も長くなっていた。
公園に行くと、俺よりも少し若いくらいの女性に声をかけられた。
誰だろうと思っていると、隣の家の娘の梢だと言った。
前に会った時と雰囲気が違っていたので分からなかった。
わりと派手で細身の人だったと記憶していたが、本人にもそれが伝わったのか、「子供産んでから、太っちゃって合う服なくて」と恥ずかしそうにしていた。
今も太り続けていて、ゆとりのある服を着ていると話していた。
細くはないが太ってると言うほどでもなかったが、本人は気にしているようだった。
髪も黒くするとずいぶん雰囲気が違うと言うと、この服に今までみたいな髪だと、だらしない人とか他の人の服着てるみたいでと残念そうに話していた。
上の子は何とかなっていたが、真ん中の子が生まれてから髪にまで気が回らず、気がついたらプリン頭になっていたらしい。
「まだ大丈夫だと思ってたんだけど、お母さんに撮ってもらった写真を見て、格好もボロかったし、頭もボサボサプリンヘアーでだらしない感じの太ったヤンキーになっててヤバいなぁって。髪も白髪染めついでに黒く戻して、服も世の中のお母さんみたいな感じにしたの」と主婦って感じでしょと一回転してみせた。
全然違う人みたいだと言うと、「時々、家に帰ってたんだけど、もしかして私だってわかってなかった?」と聞かれた。
何年も帰って無くて、こないだのロールケーキの日に久しぶりの帰省かと思っていたと言うと、だから見かけても会釈だけだったんだと納得していた。
時々妻にも会っていたけどと聞かれたが、梢ちゃんがと話していたが隣の家の奥さんからの又聞きだと思っていた。
妻が白髪染めをしたいと言い出したのも、梢ちゃんの話を聞いていたからだとのことだった。
次女が疲れて眠くなったようなので、一緒に遊んでくれた子供たちにお礼を言って、帰宅した。

家に帰り、公園で梢ちゃんと会ったと今日話したことを説明すると驚いていた。
次女の服は梢ちゃんの娘からのお下がりもあったらしく、お礼も言わなかったことが申し訳なく思う。
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