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2024年3月
3月9日 1/2
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昨日の夜に長男の隣でウトウトしていると長女を運んでと妻に起こされた。
長女がリビングで寝て遅くなっても起きなかったようだ。
起こさないようにそっと階段を登り部屋に運んで布団に寝かせた。
長年の習慣から長男と寝ている子供部屋に運んだ。
運んでからここじゃない事に気が付いたが、腕も肩も腰も限界だったので、俺の布団に寝かせた。
まだ嫌がられる歳ではないと思いたい。
その後すっかり目がさめてしまったので、会社に残っていたみかんを食べながら妻とまた話した。
段ボール箱がきっかけで今の仕事をしているかもしれないと言うと、俺の母からも似たようなことを言われたことがあるらしい。
育児に口を出すわけでは無いが、思いもよらないところで将来に繋がるかもしれないから色々体験させてあげてと。
それが理由で長男をあんな感じで自由にしていると言っていたが、もう少し厳しくしても良いのではないだろうか。
「叱りたかったら叱ってもいいよ?」と真剣な顔をで妻が言った。
そう言われ、改めて自分も親だということを思い出した。
ハッとした俺の顔を見て、更に続けた。
「私、凪に厳しくし過ぎたかなって。凪を産んでからずっと気を張ってたんだけどみつを産んでから、気が抜けたじゃないけど限界になって頑張れなくなった時があって。」そう言って自嘲した。
「臣くん仕事も大変だろうし、子供たちのことであんまり迷惑かけれないなって勝手に思って。みつが生まれたばかりの頃には凪は自分で歩けてお喋りできて、大人に見えたんだよね。赤ちゃんじゃないのになんで1人で出来ないんだろうって思って、今考えるとなんであんなに怒ってたんだろう。みつが6ヶ月位の時に凪の夜泣き酷くなったときあったでしょ。その時に凪とみつが同時に泣いてる時に、臣くんが凪のことあやしてくれて、その時に子供のことで助け求めてもいいんだって思って。臣くんのお母さんに助け求めて、自分の気持ちも落ち着いてきたら、凪がすんごい子供だったんだよね。子供なのに1人で出来るわけ無いし、ワガママなのも当然だし。凪もしんどかったと思って、今は周りに迷惑をかけ過ぎない程度なら自由にさせてるの。今回のスカートのことであの時、厳しくしすぎて私に言えなかったのかなって思ったりして。」そう悔しそうに言った。
俺はそれとは関係なく、自分の問題だから自分で解決しようとする一種の成長だと思うと言うと、「そうかな?そうだといいんだけど」と涙声で言った。
妻も色々考えて苦しかったのだと思う。
長女がリビングで寝て遅くなっても起きなかったようだ。
起こさないようにそっと階段を登り部屋に運んで布団に寝かせた。
長年の習慣から長男と寝ている子供部屋に運んだ。
運んでからここじゃない事に気が付いたが、腕も肩も腰も限界だったので、俺の布団に寝かせた。
まだ嫌がられる歳ではないと思いたい。
その後すっかり目がさめてしまったので、会社に残っていたみかんを食べながら妻とまた話した。
段ボール箱がきっかけで今の仕事をしているかもしれないと言うと、俺の母からも似たようなことを言われたことがあるらしい。
育児に口を出すわけでは無いが、思いもよらないところで将来に繋がるかもしれないから色々体験させてあげてと。
それが理由で長男をあんな感じで自由にしていると言っていたが、もう少し厳しくしても良いのではないだろうか。
「叱りたかったら叱ってもいいよ?」と真剣な顔をで妻が言った。
そう言われ、改めて自分も親だということを思い出した。
ハッとした俺の顔を見て、更に続けた。
「私、凪に厳しくし過ぎたかなって。凪を産んでからずっと気を張ってたんだけどみつを産んでから、気が抜けたじゃないけど限界になって頑張れなくなった時があって。」そう言って自嘲した。
「臣くん仕事も大変だろうし、子供たちのことであんまり迷惑かけれないなって勝手に思って。みつが生まれたばかりの頃には凪は自分で歩けてお喋りできて、大人に見えたんだよね。赤ちゃんじゃないのになんで1人で出来ないんだろうって思って、今考えるとなんであんなに怒ってたんだろう。みつが6ヶ月位の時に凪の夜泣き酷くなったときあったでしょ。その時に凪とみつが同時に泣いてる時に、臣くんが凪のことあやしてくれて、その時に子供のことで助け求めてもいいんだって思って。臣くんのお母さんに助け求めて、自分の気持ちも落ち着いてきたら、凪がすんごい子供だったんだよね。子供なのに1人で出来るわけ無いし、ワガママなのも当然だし。凪もしんどかったと思って、今は周りに迷惑をかけ過ぎない程度なら自由にさせてるの。今回のスカートのことであの時、厳しくしすぎて私に言えなかったのかなって思ったりして。」そう悔しそうに言った。
俺はそれとは関係なく、自分の問題だから自分で解決しようとする一種の成長だと思うと言うと、「そうかな?そうだといいんだけど」と涙声で言った。
妻も色々考えて苦しかったのだと思う。
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