140 / 497
2024年3月
3月3日
しおりを挟む
今日は、ひな祭りなので昼にはまぐりのお吸い物とちらし寿司が出てきた。
長男はまぐりを見て、飼いたいと言っていたことを思い出したのだろう、また騒ぎ出した。
「そうだろうと思って2匹残ってるからバケツで飼ってもいいよ」と妻が長男をなだめた。
貝を飼うのは難しいからと言うと、「生かすことが目的じゃなくて、飼うことが目的だから最終的にすぐ死んでも良いんだよ」と言われ確かにと思った。
よく考えると、俺も別にアサリを大きくしたり長生きさせようとは考えていなかったと思う。
面倒は見ないがペットが欲しいというやつだ。
食べ終わったら冷蔵庫のはまぐりを移してもいいよと言われ、長男は急いで食べていたがはまぐりが美味しかったようでもっと食べたいと言い出した。
あとは冷蔵庫のしかないよと妻が聞くとそれを食べるとすぐに答えた。
食べたら飼えないけど良いのかと聞くと、「後で買いに行くから」と全く問題ないというように答えた。
食べ終わったあとには歯を磨いてトイレに行き、しっかりと着替えて、いつでも出かけれますと妻を見ていた。
そんな長男の後頭部を眺めていると、俺と行くようにと妻が言った。
慌てて俺は関係ありませんという雰囲気を醸し出したが、長男の「お父さんのこと連れて行ってあげるよ」の一言で思わず笑ってしまった。
しょうがないなぁと言いながら出かける準備をしていると、長女も着替えを終えて玄関に待機していた。
スーパーに行ってきたが、はまぐりは売り切れていた。
アサリとしじみがあったので勧めたが、唇を尖らせてはまぐりが良いとのことだった。
長女は、チラシに載ってたいちごのロールケーキがほしいとのことだった。
長女はプレーン長男はチョコレートをそれぞれ指さしたが1本1500円だった。
1本あれば丁度いい量だからと、どっちかにするよう言ったが喧嘩を始めたので、しつけ的には良くないが周りに迷惑をかける前に2本買うことにした。
家に帰り妻に事情を説明すると一瞬嫌な顔をしたが、そんなときもあるからと諦めた顔をした。
皿にラップをしき、ロールケーキを一切れずつ乗せ包んだ。
長女と一緒に隣の奥さんのところに持っていくお使いを頼まれたので、持って行くとお孫さんが来ているのでもう一切れほしいとのことだった。
一切れで良いのかと聞くと、娘夫婦が来てて人いっぱいだからとのことだった。
家に戻りチョコレートの方をもう一切れを次男と持っていくと、「チョコのやつは僕が選んだんだよ」と自慢していた。
長男はまぐりを見て、飼いたいと言っていたことを思い出したのだろう、また騒ぎ出した。
「そうだろうと思って2匹残ってるからバケツで飼ってもいいよ」と妻が長男をなだめた。
貝を飼うのは難しいからと言うと、「生かすことが目的じゃなくて、飼うことが目的だから最終的にすぐ死んでも良いんだよ」と言われ確かにと思った。
よく考えると、俺も別にアサリを大きくしたり長生きさせようとは考えていなかったと思う。
面倒は見ないがペットが欲しいというやつだ。
食べ終わったら冷蔵庫のはまぐりを移してもいいよと言われ、長男は急いで食べていたがはまぐりが美味しかったようでもっと食べたいと言い出した。
あとは冷蔵庫のしかないよと妻が聞くとそれを食べるとすぐに答えた。
食べたら飼えないけど良いのかと聞くと、「後で買いに行くから」と全く問題ないというように答えた。
食べ終わったあとには歯を磨いてトイレに行き、しっかりと着替えて、いつでも出かけれますと妻を見ていた。
そんな長男の後頭部を眺めていると、俺と行くようにと妻が言った。
慌てて俺は関係ありませんという雰囲気を醸し出したが、長男の「お父さんのこと連れて行ってあげるよ」の一言で思わず笑ってしまった。
しょうがないなぁと言いながら出かける準備をしていると、長女も着替えを終えて玄関に待機していた。
スーパーに行ってきたが、はまぐりは売り切れていた。
アサリとしじみがあったので勧めたが、唇を尖らせてはまぐりが良いとのことだった。
長女は、チラシに載ってたいちごのロールケーキがほしいとのことだった。
長女はプレーン長男はチョコレートをそれぞれ指さしたが1本1500円だった。
1本あれば丁度いい量だからと、どっちかにするよう言ったが喧嘩を始めたので、しつけ的には良くないが周りに迷惑をかける前に2本買うことにした。
家に帰り妻に事情を説明すると一瞬嫌な顔をしたが、そんなときもあるからと諦めた顔をした。
皿にラップをしき、ロールケーキを一切れずつ乗せ包んだ。
長女と一緒に隣の奥さんのところに持っていくお使いを頼まれたので、持って行くとお孫さんが来ているのでもう一切れほしいとのことだった。
一切れで良いのかと聞くと、娘夫婦が来てて人いっぱいだからとのことだった。
家に戻りチョコレートの方をもう一切れを次男と持っていくと、「チョコのやつは僕が選んだんだよ」と自慢していた。
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。


ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる