上 下
138 / 414
2024年3月

3月1日

しおりを挟む
長男の鼻グスグスは昨日だけのようだったが、次男の調子が悪いようだった。
これから熱が出るのか機嫌も悪いようだ。

出社して、佐々木君に昨日の話をして場所も説明したが行ったことのない地域らしい。
北島が知らないなら自分の関係者じゃなさそうだし、ヨシオのことならなんか言うと思うしますますわからないと悩んでいた。

外の仕事をして会社に戻るか昼飯にするか悩んでいると、東から水平器持ってないかと電話が来た。
たぶん車に入っていると言うとすぐに確認して入っていたら折り返して欲しいとのことだった。
入っていたので電話をすると、すぐ使いたいから持ってきてほしいと言われたので、東がいる現場に向かった。
リフォームした家の雨戸を入れに来たが、端にななめの隙間が出来たと言いながら調べていた。
「そこそこ傾いてる、どうしよう?」と悩んでいた。 
窓はどうしたのかと聞くと、午前中に駐車場の段差につまずいたガラス屋の田中さんが割ってしまったので午後に新しいものを持ってくるとのことだった。
「とりあえず、田中さんと大工さんに伝えてなんとかするしかねぇな。」と言いながら近くのコンビニに向かった。
ちょうどゴミを捨てているところで、「おう、東も飯か?」と声をかけられた。
「戸の端に隙間出来るから、水平器で調べたらななめでした。」とどうしようと言うように返した。
どこの戸だと聞かれ、田中さんが割っちゃたところだと言うと、「そこは、昨日きっちり測ったけど問題なかったぞ」と言われた。
「古い家でちょっと造り変わってるからかぁ?休憩終わったら確認するから、ガラス屋には連絡してくれ」と言われ、「さっき電話したんで傾いてるかもしれないのは知ってるんで、戻るなら午後にって言ってたんですけど、俺2時から次あって」と返した。
「なんとかしたらガラス屋に電話するからそっちから電話もらって、戸は窓が入るまでは必要だからそのままで」とのことだった。
コンビニから戻りがてら、自分の水平器は壊れたのかと聞くと、車検のときにおろしてずっと会社の倉庫にあると思うと。
「ちょっと前からドライバーの予備も無いし、ちっちゃいノコギリも無くしておかしいなぁと思ってたんだよ。たぶん全部その箱」とやらかしたと笑っていた。
俺はあと会社に戻るだけだからと、ドライバーの予備と小さいノコギリを渡してきた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました

氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。 ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。 小説家になろう様にも掲載中です

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

夫が寵姫に夢中ですので、私は離宮で気ままに暮らします

希猫 ゆうみ
恋愛
王妃フランチェスカは見切りをつけた。 国王である夫ゴドウィンは踊り子上がりの寵姫マルベルに夢中で、先に男児を産ませて寵姫の子を王太子にするとまで嘯いている。 隣国王女であったフランチェスカの莫大な持参金と、結婚による同盟が国を支えてるというのに、恩知らずも甚だしい。 「勝手にやってください。私は離宮で気ままに暮らしますので」

私の部屋で兄と不倫相手の女が寝ていた。

ほったげな
恋愛
私が家に帰ってきたら、私の部屋のベッドで兄と不倫相手の女が寝ていた。私は不倫の証拠を見つけ、両親と兄嫁に話すと…?!

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!

霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。 でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。 けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。 同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。 そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?

王が気づいたのはあれから十年後

基本二度寝
恋愛
王太子は妃の肩を抱き、反対の手には息子の手を握る。 妃はまだ小さい娘を抱えて、夫に寄り添っていた。 仲睦まじいその王族家族の姿は、国民にも評判がよかった。 側室を取ることもなく、子に恵まれた王家。 王太子は妃を優しく見つめ、妃も王太子を愛しく見つめ返す。 王太子は今日、父から王の座を譲り受けた。 新たな国王の誕生だった。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

処理中です...