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2023年12月

12月6日

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キッチンで朝食の準備をしている妻に、昨日の帰り道で誕生日のピザとケーキかアイスを食べてないことを思い出したと伝えた。
冷蔵庫の中身の都合でピザは今日じゃないなぁと言われたがケーキは食べるとのことで、帰りに買ってくると決めて出社した。

会社に着くと、佐々木君が早瀬さんに昨日のこと相談していた。
管理会社に何回も相談するしかないんじゃないかと返されていたが、自分が追い出されることを心配していた。
パソコンを立ち上げ午後からの仕事の確認をしていると、電話が鳴り事務の早瀬さんから「佐々木君の仕事の~」と言われなぜ俺に回すのかと思いながら電話に出た。
「お世話になっております、新倉です。」と女性の声が受話器から聞こえてきた。
佐々木君から引き継いだ仕事の責任者の新倉さんからの電話だった。
昨日全て完了したので確認に来てほしいとのことだった。
今日の午前中か来週の月曜日以降になると伝えると午後は無理かと聞かれたが、仕事が入っていると答えた。
ちょっと待ってくださいと言われ、保留音を1分程聞いたあとで、自分はいないと思うが宮舘さんならいるがどうかと聞かれた。
こちらは構わないと伝え9時半に伺った。
図面類は急いで書いたので心配していたが問題なく出来上がっていた。
宮舘さんからも新倉さんも満足の行く出来だと話していたと言われ嬉しく思った。
作ってくれたところからも作る上で特に問題もなかったし上手くいったと言っていたと聞いた。
帰社すると早瀬さんしかいなかったが、佐々木君のやつなんとかなったと言うと「よかった~、どうにもならなかったら佐々木君大丈夫かなって思ってた」と心底安心した様子だった。
午後には別件の仕事に行ったため、今日は佐々木君に会えなかった。

帰りにケーキを買いに洋菓子店に寄り、2種類を2個ずつ買い帰宅した。
玄関を開けると、ケーキのことを聞いていたようで長女と長男に出迎えられた。
妻の誕生日ケーキだが子どもたちに先に選ばせて食べたが妻も嬉しそうでよかった。
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