夫の親友〜西本匡臣の日記〜

2023年11月

11月23日

木梨さんのところには誰かに行ってもらおうかと考えたが勤労感謝の日に働かせるのは申し訳ないし、わざわざ連絡をくれたことを思うと自分で行くしかなかった。
木梨さんは歳だからしっかり治るまではまだ時間がかかるらしいと話していた。
元々話好きな人だったので誰かと話したかったのだろう、1時間近く話して集金して会社に戻り金庫にお金をしまった。
長女に家のことを頼んで来たので急いで帰った。
昼過ぎに妻が昨日ネットスーパーで頼んだらしき荷物が届いた。
長女が片付けを手伝ってくれたが、チョコレートのついたビスケットを発見しねだられた。
片付け終わって双子が昼寝したら食べても良いと伝えると喜んでいた。
双子に早く寝てほしかったようで転がっているタイミングでブランケットをかけていた。
そのかいあってか昼寝してくれた。
ソファーに長女と2人並んでビスケットを食べた。
自分が体調悪くて学校休んだ日もお母さんとこうやってアイスとか食べてると秘密を教えてくれた。
次々と体調不良に見舞われているが、次男の体調不良から10日程だが1ヶ月にも感じるほどだった。
俺自身も妻と離れて寂しい気持ちもある。
長女にしたらもっと長い時間なのだろと思いギュッと抱きしめると抱きしめ返してくれ2人で笑いあった。

兄弟に風邪がうるつのを見ると、毎回アイツの妹からアイツにうつっていたのを思い出す。
子供の頃は色白ではあったが身体が弱いわけでもなかったと記憶をしているが、いつも妹からうつって悪化していた気がする。
治ってからもお母さんは妹ばっかり大事にすると怒っていたが、アイツにもつきっきりで面倒を見ていたのではなかろうか。
そんな思いをしたアイツは子供や妻が体調不良のときはどうしたのか。
アイツのお母さんが妹にしていたと語っていたようにつきっきりで面倒をみたのだろうか。