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えっと、これって、ビッチ属性??? なんで? 18禁ゲームじゃないですよね???

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 ふと目を覚ますと白い天井が目に入る。

 なんだ!!

 びっくりした!!

 病院だ!!

 良かった、私助かったんだ!!

 そう思った次の瞬間。

「起きたのか??」

 ヤダー!!!!

 冗談でしょ!!!!!

「とととととと豊比古様!!

 なんでっ!!」

「……つーかお前が、入学式でぶっ倒れるからだろ???

 おかげでこっちは先生に余計な疑いかけられて、お前の面倒見るように言いつけられたんだから、とんだ迷惑だ」

 美形だからって!!!

 ぐぬぬ、言い返せん!!!

「それは、どーも……」

 って、素直に頭を下げた私だったけど……!!!

 えええ???

 なんで、制服のブラウス前全開で、ブラ外されてるの??

「きゃあああ!!!

 嘘……!!!!」

 あわてて前を掻き合わせて肌を隠す。

「ああそれ……?

 苦しそーだったから」

 はぁ?!
 
 なんの言い訳だ!!

 これはセクハラ!!

 セクハラだぞ!!

 訴えてやる!!!!

 そう思ってキッと豊比古を見つめようとしたけど、彼の手が私の肩に触れたとたん、へなへなと力が抜ける。

 うそ……なにこれ???

 まさかのゲーム補正???

 好きじゃない、全然好きじゃないのに。

 心臓がバクバクと動き出して、体に火が付いたみたいに熱い。

「…やぁん……」

 か細い声が、口から洩れる。

 ……まさかこれって、エロゲーの……。

 動揺する暇もなく、豊比古の顔が近づいてきて、唇が塞がれる。

 ちゅるちゅると、唇を豊比古のいいように貪られているのに、私、身もだえするばかりでぜんぜん抵抗できなかった。

「いい感触だな……」

 そう言いながら豊比古が触っているのはもちろん私の胸……。

 70のHカップ……攻略本のデータにはもちろんそんなことは書かれていなかったけど、不意にそんな情報が脳裏に浮かぶ。

 貧乳が嘘みたいな巨乳。

 それが豊比古にもまれると、きゅんきゅんと身体の奥が疼く。

 特に乳首をきゅっと抓まれると、「ぁん!!」と身体が跳ねて可愛い声を漏らしてしまう。

 唇から首、首から胸、豊比古の口での愛撫が私の体に花を散らしていく。

 それが、いままで感じたことがないくらいに気持ちいい。

「あ…ん!!

 きもち……いい……」

 ため息みたいな声が漏れる。

 信じたくないけど、蕩け切った私の声。

 もう愛液で、下着の中はデロデロ。

 なんの抵抗もせずに最後の一枚まで脱がされると、その場所に豊比古が顔を埋める。

「やん!! あん!!

 感じてる……感じてるから……!!!」

 花芯を唇で弄られると、頭まで突き抜けるような快感が走る。

 前世で男性経験があったかしかとは思い出せないが、今世では間違いなく処女だ。

 なのに初めてとは思えないほどこの体は敏感だ。

「……こんなに濡らして……そんなに俺が欲しかったのか??」

 言葉で煽られるたびにびくんびくんと体を揺らして愛液が溢れる。

 舌でさんざん舐められ出し入れされたその場所に、豊比古の指がぐちゅりと侵入してくる。

「…あ……ん!!

 熱い……体が熱……い!!」

「中がうねって、俺の指に吸い付いてくるじゃないか……。

 ……可愛い顔してとんだ淫乱だな??」

「う……ん!!

 やぁぁぁん!!

 違う……もん!!

 雪乃……はじ……めて……なのにっ!!」

 だけど、それを裏切るように、体は敏感に反応する。

 ぐちゅぐちゅと豊比古の指の動きに合わせて、嫌らしい音が保健室に響き渡る。

「……はぁ?

 ほんとか???

 こんなに、ぐちょぐちょまんこで??」

「やぁぁぁぁん!!

 言わ……ない、でぇぇぇ!!

 ほんと!!!

 ほんと……だからぁぁぁ!!!!」

「へぇぇぇ……。

 じゃあ、俺、お前の初めての男って訳だ?」

 豊比古はにやりと笑った。

 嘘!

 嘘!!!

 そんなシナリオ無い!!!

 豊比古は難攻不落で!!

 LOVE度なんて全然上がらなくて。

 だけど、そんな抵抗、全く意味がなかった。

 圧倒的な質量をもった豊比古の男芯が押し付けられ、ずんっ…! と、私の身体の中に入ってくる。

「あぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 痛い、痛いはず。

 そう思うのに、私の体は快感しか拾わない。

「流石に狭いな!!」

 豊比古は浅いところを何度も往復し、私の体を揺さぶる。

「あぁん! 

 あん!!

 やっ……!!」

「ふふ……雪乃?

 お前の中、俺に随分絡みついてくるぜ?」

「ん、ん!!

 あん!!

 気持ちい……い!!

 気持ちいいからぁぁぁぁ!!!!」

「ほら、最後まで、入ったぜ??」

 豊比古の男芯が、私の奥を抉る。

「……おくっ!!!

 奥に当たって!!!

 気持ちいい!!

 気持ち、い……いぃぃぃぃ!!!!」

「ったく、最高だな??

 ほら、もっと感じさせてやるよ?

 雪乃??」

 そう言って、豊比古は私の右の足を肩口まで持ち上げて、再度男芯で私の奥深くまで貫いた。

「……あーっ!

 あーーーーっ!

 ……いいのっ!!

 すごくいいのっ!!

 ……もっとぉ!!

 もっと突いてぇぇぇぇぇ!!!」

 豊比古は激しく私を貫いた。

 ぱん、ぱんと肌のこすれ合う音が、いつまでも続いていた。

 しばらくして私は目を開いた。

「ほら、口開け?」

 豊比古に言われるまま、私は口を開けた。

 すると、何かの錠剤を、口にほおり込まれる。 

「アフターピルだ。

 ちゃんと飲めよ?

 たっぷり奥に注いだからな……。

 お前も妊娠、したくないだろ?」

「ア……? に……?」

 頭がボーッとして、何も考えられなかった。

 ただ言われるがまま、水を含まされ、口にある錠剤をのみ込んだ。

 愛もへったくれもない、ひどい初体験。

 ……だけど肉体的には何度もイカされた。

 今も豊比古に口移しされただけで、体の奥が豊比古を求めてひくひくとうねった。

 何が起こったか全然理解できないけど、たぶん私、「エロゲー版くるくるマリアーヌ学園」の世界の豊比古ルートに入ったんだ……。

 処女にあの激しさって、豊比古鬼畜すぎる。

 これから一体、何回エッチするんだろう。

 そんなことを考えると頭がくらくらしたが、その時はまだ、自分の未来のことを、全く分かっていなかった。
 

  





 

 

 

 
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