193 / 214
第7章 その日
193【断罪8 動機】
しおりを挟む
会場を後にした俺は、モーリス王太子に聞いていた部屋に向かう。適度に広く、『防音』の魔道具が設置されている部屋だ。部屋に着いた俺は、ノックをして、自分がアレンであることを告げてから部屋に入る。
出迎えてくれたのは執事さんだった。部屋の中ではすでに『防音』の魔道具が起動しており、モーリス王太子とカミール王子が話し合いを行っている。執事さんにお礼を言ってから、『防音』の魔道具の効果範囲に入ると、モーリス王太子に声を掛けられた。
「おー、アレン。来たな。ここに座ってくれ」
「……失礼します」
モーリス王太子が示した場所は自分の隣。つまり、俺とモーリス王太子がカミール王子の対面に座る事になる。
(執事さん、驚きを隠せてないな。まぁ無理もないか)
この座り方では、モーリス王太子がカミール王子を俺より下に見ていることになってしまう。そんな座り方をモーリス王太は当たり前のように勧めてくるし、それに対しカミール王子は怒っている様子が無い。執事さんからしたら、異常極まりない光景だろう。普段、感情を見せない執事さんが驚きを隠せないのも、仕方がない事だ。
「さて、カミール兄上。国営の話は少し置いておいて、アレンが兄上に聞きたい事があるようなんです。答えてあげてもらえますか?」
「あ、ああ。もちろんだ。なんでも聞いてくれ」
国営の話より俺の個人的な話が優先されるという、またしても異常な事が起きているが、カミール王子は特に反対はしなかった。
「では、まずは確認です。カミール王子、貴方はダーム=マグゼムの身体を乗っ取り、多くの女性に乱暴した。その中には、私の母も含まれる。違いますか?」
「あ、ああ、その通りだ。本当に申し訳ない!」
カミール王子が俺に頭を下げて謝罪する。またしても執事さんが驚きを隠せない表情をしたが、今はそれでどころではない。
殺してやりたくなる衝動を抑えて、俺は再度カミール王子に質問をした。
「謝罪よりも教えてください。なぜ母を襲ったのですか? なぜ、私の両親に限り、殺したのですか? そしてなぜ、父から特許権を奪ったのですか?」
「それは……その……」
「答えろ。でなければまたあそこに送る」
カミール王子が迷うそぶりを見せたので、俺は言葉に怒気を乗せて、カミール王子の腕についている魔道具に手をかざしながら催促する。
「ひっ! 分かった、話す! 話すから! サーカイルに言われたのだ。せっかく、イリーガル家の女を襲うなら楽しい方が良いだろうって」
「………………詳しく話せ」
「その……サーカイルと次に狙う女の話をしているときに言われたんだ。『そう言えば、平民になったイリーガル家の女がいるな』って……イリーガル家の女は……その……色々凄いって有名だったから、俺も乗り気になって……『じゃあ、魔封じの魔道具を持ってクランフォード家を襲うか』って」
「………………それで?」
「そ、それでその……『せっかくクランフォード家を襲うなら楽しんだ方が良い』ってサーカイルに言われて……俺がどういう意味だって聞いたら……『父親に特許権を譲渡するように迫るんだ。絶対断ってくるからそうしたら目の前で母親を犯してやれ』って……『その方が盛り上がるだろ』って……」
「………………」
「あ、アレン……様……?」
「うるさい、黙ってろ」
「ひっ! す、すまん! い、いや、ごめんなさい!」
俺は必死になって自分の感情を落ち着けていた。出ないとカミール王子を撃ち殺してしまいそうだったのだ。
(今すぐ殺してやりたい……ダメだ、押さえろ。殺して楽にしてやるなんてぬる過ぎる……)
「………………ふぅ。お前がサーカイル王子にそそのかされて両親を襲ったのは分かった。だが、特許権侵害で訴えたのはなぜだ?」
「え……特許権侵害? 不敬罪ではなく? え、なんの事だ?」
「あ? クランフォード商会を特許権侵害で訴えただろ? 両親を襲った翌日に役所の人間が店に来たぞ」
「し、しらない! それは本当に知らないぞ! 俺は特許権侵害で訴えたりなどしていない!」
カミール王子は必死で弁明している。俺は懐に忍ばせておいた『噓発見』の魔道具を確認したが、反応はない。つまり、特許権侵害で訴えを起こしたのは、カミール王子ではないのだ。
(どういうことだ? ダームさんが嘘をついているとは思えないし……)
俺が混乱していると、モーリス王太子がカミール王子に質問をした。
「ふむ……カミール兄上。その『ダーム=マグゼムの身体を操って』というのは、『奴隷化の首輪を使用して』という事ですよね?」
「あ、ああ。その通りだが……」
「奴隷化の首輪にはそれぞれの所有者を示すための、所有者の指輪があったと思いますが、それを誰かに貸しませんでしたか?」
「え……あ! 貸した! そうだ、サーカイルに貸している!」
「はぁ!? そんな大事な事、なんで黙ってた!」
ダームさんの身体をサーカイル王子も操っていたのなら、訴えを起こしたのはその時だろう。そんな重要な情報を隠し持っていたカミール王子に怒りが隠し切れないほど湧いてくる。
「い、いやその……前からちょくちょくあったんだ。俺が楽しんだ後、サーカイルが楽しむって……だから、その時もそうなのかって思って……」
「……ちっ!」
言いたいことは山ほどあるが、カミール王子にそれを言っても仕方がない。馬鹿につける薬は無いのだ。
「サーカイル王子はどれくらいダームさんを操っていたんだ?」
「それは、その……分からない。俺達は誰かを操る時自室にこもるし……サーカイルが所有者の指輪を返しに来たのは翌日だから……」
「そうか……分かった」
確証はないが、俺達を襲った黒幕はサーカイル王子で間違いないだろう。少なくとも両親を襲うようにそそのかしたのはサーカイル王子でまちがいない。後はサーカイル王子に直接聞く事にする。
「聞きたかった事は以上です。モーリス王太子、お時間頂き、ありがとうございました」
「おう!」
俺はモーリス王太子にお礼を言ってから部屋を後にして、クリス達がいる会場を目指す。
(それにしても、やっぱり黒幕はサーカイル王子だったか……なら、いいよな)
実は、サーカイル王子への復讐については、どこまでやるか悩んでいた。サーカイル王子が何をどこまでしたのかが、明白になっていなかったからだ。もし、俺の両親を襲った黒幕でなければ、俺は最後の仕掛けを発動することはなく、このまま放置しただろう。それでもサーカイル王子の心を折るには十分だと思ったからだ。だが、黒幕であると分かった以上、手加減する必要はない。俺は、手元の魔道具を操作して、最後の仕掛けを発動する。
(さぁ、何日もつかな)
そんな事を考えながら、俺は会場に戻った。
出迎えてくれたのは執事さんだった。部屋の中ではすでに『防音』の魔道具が起動しており、モーリス王太子とカミール王子が話し合いを行っている。執事さんにお礼を言ってから、『防音』の魔道具の効果範囲に入ると、モーリス王太子に声を掛けられた。
「おー、アレン。来たな。ここに座ってくれ」
「……失礼します」
モーリス王太子が示した場所は自分の隣。つまり、俺とモーリス王太子がカミール王子の対面に座る事になる。
(執事さん、驚きを隠せてないな。まぁ無理もないか)
この座り方では、モーリス王太子がカミール王子を俺より下に見ていることになってしまう。そんな座り方をモーリス王太は当たり前のように勧めてくるし、それに対しカミール王子は怒っている様子が無い。執事さんからしたら、異常極まりない光景だろう。普段、感情を見せない執事さんが驚きを隠せないのも、仕方がない事だ。
「さて、カミール兄上。国営の話は少し置いておいて、アレンが兄上に聞きたい事があるようなんです。答えてあげてもらえますか?」
「あ、ああ。もちろんだ。なんでも聞いてくれ」
国営の話より俺の個人的な話が優先されるという、またしても異常な事が起きているが、カミール王子は特に反対はしなかった。
「では、まずは確認です。カミール王子、貴方はダーム=マグゼムの身体を乗っ取り、多くの女性に乱暴した。その中には、私の母も含まれる。違いますか?」
「あ、ああ、その通りだ。本当に申し訳ない!」
カミール王子が俺に頭を下げて謝罪する。またしても執事さんが驚きを隠せない表情をしたが、今はそれでどころではない。
殺してやりたくなる衝動を抑えて、俺は再度カミール王子に質問をした。
「謝罪よりも教えてください。なぜ母を襲ったのですか? なぜ、私の両親に限り、殺したのですか? そしてなぜ、父から特許権を奪ったのですか?」
「それは……その……」
「答えろ。でなければまたあそこに送る」
カミール王子が迷うそぶりを見せたので、俺は言葉に怒気を乗せて、カミール王子の腕についている魔道具に手をかざしながら催促する。
「ひっ! 分かった、話す! 話すから! サーカイルに言われたのだ。せっかく、イリーガル家の女を襲うなら楽しい方が良いだろうって」
「………………詳しく話せ」
「その……サーカイルと次に狙う女の話をしているときに言われたんだ。『そう言えば、平民になったイリーガル家の女がいるな』って……イリーガル家の女は……その……色々凄いって有名だったから、俺も乗り気になって……『じゃあ、魔封じの魔道具を持ってクランフォード家を襲うか』って」
「………………それで?」
「そ、それでその……『せっかくクランフォード家を襲うなら楽しんだ方が良い』ってサーカイルに言われて……俺がどういう意味だって聞いたら……『父親に特許権を譲渡するように迫るんだ。絶対断ってくるからそうしたら目の前で母親を犯してやれ』って……『その方が盛り上がるだろ』って……」
「………………」
「あ、アレン……様……?」
「うるさい、黙ってろ」
「ひっ! す、すまん! い、いや、ごめんなさい!」
俺は必死になって自分の感情を落ち着けていた。出ないとカミール王子を撃ち殺してしまいそうだったのだ。
(今すぐ殺してやりたい……ダメだ、押さえろ。殺して楽にしてやるなんてぬる過ぎる……)
「………………ふぅ。お前がサーカイル王子にそそのかされて両親を襲ったのは分かった。だが、特許権侵害で訴えたのはなぜだ?」
「え……特許権侵害? 不敬罪ではなく? え、なんの事だ?」
「あ? クランフォード商会を特許権侵害で訴えただろ? 両親を襲った翌日に役所の人間が店に来たぞ」
「し、しらない! それは本当に知らないぞ! 俺は特許権侵害で訴えたりなどしていない!」
カミール王子は必死で弁明している。俺は懐に忍ばせておいた『噓発見』の魔道具を確認したが、反応はない。つまり、特許権侵害で訴えを起こしたのは、カミール王子ではないのだ。
(どういうことだ? ダームさんが嘘をついているとは思えないし……)
俺が混乱していると、モーリス王太子がカミール王子に質問をした。
「ふむ……カミール兄上。その『ダーム=マグゼムの身体を操って』というのは、『奴隷化の首輪を使用して』という事ですよね?」
「あ、ああ。その通りだが……」
「奴隷化の首輪にはそれぞれの所有者を示すための、所有者の指輪があったと思いますが、それを誰かに貸しませんでしたか?」
「え……あ! 貸した! そうだ、サーカイルに貸している!」
「はぁ!? そんな大事な事、なんで黙ってた!」
ダームさんの身体をサーカイル王子も操っていたのなら、訴えを起こしたのはその時だろう。そんな重要な情報を隠し持っていたカミール王子に怒りが隠し切れないほど湧いてくる。
「い、いやその……前からちょくちょくあったんだ。俺が楽しんだ後、サーカイルが楽しむって……だから、その時もそうなのかって思って……」
「……ちっ!」
言いたいことは山ほどあるが、カミール王子にそれを言っても仕方がない。馬鹿につける薬は無いのだ。
「サーカイル王子はどれくらいダームさんを操っていたんだ?」
「それは、その……分からない。俺達は誰かを操る時自室にこもるし……サーカイルが所有者の指輪を返しに来たのは翌日だから……」
「そうか……分かった」
確証はないが、俺達を襲った黒幕はサーカイル王子で間違いないだろう。少なくとも両親を襲うようにそそのかしたのはサーカイル王子でまちがいない。後はサーカイル王子に直接聞く事にする。
「聞きたかった事は以上です。モーリス王太子、お時間頂き、ありがとうございました」
「おう!」
俺はモーリス王太子にお礼を言ってから部屋を後にして、クリス達がいる会場を目指す。
(それにしても、やっぱり黒幕はサーカイル王子だったか……なら、いいよな)
実は、サーカイル王子への復讐については、どこまでやるか悩んでいた。サーカイル王子が何をどこまでしたのかが、明白になっていなかったからだ。もし、俺の両親を襲った黒幕でなければ、俺は最後の仕掛けを発動することはなく、このまま放置しただろう。それでもサーカイル王子の心を折るには十分だと思ったからだ。だが、黒幕であると分かった以上、手加減する必要はない。俺は、手元の魔道具を操作して、最後の仕掛けを発動する。
(さぁ、何日もつかな)
そんな事を考えながら、俺は会場に戻った。
5
お気に入りに追加
610
あなたにおすすめの小説

凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。

異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!

エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~
シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。
主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。
追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。
さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。
疫病? これ飲めば治りますよ?
これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!

クラス転移したからクラスの奴に復讐します
wrath
ファンタジー
俺こと灞熾蘑 煌羈はクラスでいじめられていた。
ある日、突然クラスが光輝き俺のいる3年1組は異世界へと召喚されることになった。
だが、俺はそこへ転移する前に神様にお呼ばれし……。
クラスの奴らよりも強くなった俺はクラスの奴らに復讐します。
まだまだ未熟者なので誤字脱字が多いと思いますが長〜い目で見守ってください。
閑話の時系列がおかしいんじゃない?やこの漢字間違ってるよね?など、ところどころにおかしい点がありましたら気軽にコメントで教えてください。
追伸、
雫ストーリーを別で作りました。雫が亡くなる瞬間の心情や死んだ後の天国でのお話を書いてます。
気になった方は是非読んでみてください。

誰も要らないなら僕が貰いますが、よろしいでしょうか?
伊東 丘多
ファンタジー
ジャストキルでしか、手に入らないレアな石を取るために冒険します
小さな少年が、独自の方法でスキルアップをして強くなっていく。
そして、田舎の町から王都へ向かいます
登場人物の名前と色
グラン デディーリエ(義母の名字)
8才
若草色の髪 ブルーグリーンの目
アルフ 実父
アダマス 母
エンジュ ミライト
13才 グランの義理姉
桃色の髪 ブルーの瞳
ユーディア ミライト
17才 グランの義理姉
濃い赤紫の髪 ブルーの瞳
コンティ ミライト
7才 グランの義理の弟
フォンシル コンドーラル ベージュ
11才皇太子
ピーター サイマルト
近衛兵 皇太子付き
アダマゼイン 魔王
目が透明
ガーゼル 魔王の側近 女の子
ジャスパー
フロー 食堂宿の人
宝石の名前関係をもじってます。
色とかもあわせて。

帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす
黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。
4年前に書いたものをリライトして載せてみます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる