133 / 214
第5章 転換期
133【魔道具開発3 マークさんの失敗作】
しおりを挟む
マークさんが実験室の扉を開けると、扉はマークさんの実験室につながる。
「どうぞ、こちらです」
マークさんに先導されて魔道具が山積みになっている場所に向かう。
「アレンさんはもうご存じだと思いますが、制御装置を使えば、簡単にこの部屋に物を持ち込むことが出来ます。ですが、運び出すためには他の場所に『転移』させる必要がありまして……お恥ずかしい話ですが、運び出す事をさぼっておりましたらこんな状態に……」
「……お気持ちは分かります」
今は母さんやユリが口うるさく注意するので、部屋もしっかり片づけているが、前世で1人暮らしをしていた頃は、散らかり放題だった。
(俺の実験室がこうならないように気を付けなきゃ……)
いずれ、母さんやユリ、それにクリスを実験室に入れることもあるかもしれない。その時に怒られたりがっかりされないように今から気を付けるべきだろう。
「さて……ここにある魔道具でしたらお好きな物を持って行ってくださって構いませんよ。失敗作ですし、大して危険な物もありませんから。魔道具の機能についてはご自身で『鑑定』してくださいね。正直、私自身もうあまり覚えていないので……」
「分かりました! 本当にありがとうございます!」
マークさんにお礼を言ってさっそく魔道具を『鑑定』していく。
『名称:なし 状態:放置 所有者:マーク=オーズウェル 特性:高温になる』
今回は最初から魔道具を注視したため、最初から細かい情報が頭に流れ込んできた。
「……高温になる?」
「ああ、懐かしいですね。それは周囲の温度を上げる事を目的に開発した魔道具です」
「いいじゃないですか! 冬に重宝しそうですね。どうして失敗作なんですか?」
「それは……その…………『鑑定』で見てみてください」
「? 分かりました」
俺はさらに魔道具を注視して『鑑定』する。
『特性:900度の高温になる』
「……これ、温度が高すぎませんか?」
「最初は25度くらいになる物を作成したのですが、部屋が全く温まらなかったんです。そこで、蝋燭の火と同じ温度になる物を作成したのですが、それでも部屋は温まらず、魔道具を固定していた木が燃えてしまって……これ以上温度を上げるのは危険だと思い、諦めてお蔵入りにしました」
(……確か木の発火温度って400度くらいだったよな。そりゃ燃えちゃうわ。それより、900度で部屋が温まらないのはなんでだ? ……あ、でも、寒い部屋に火が付いた蝋燭を1本置いても部屋は暖まらないか)
空気は熱伝導率が低い。部屋を暖める魔道具を作るなら、『熱を発する』機能ではなく、『空気を暖める』機能が必要なのだ。
(空気を暖める機能を持たせる……あれ? 無理そうだ。暖める方法が明確にイメージ出来てないからかな? えっと、空気を暖めるには、空気の分子を振動させればいいんだから、そういう機能を持たせれば……お、出来そうだぞ!)
『空気の分子を振動させて空気を暖める機能』であれば、魔道具に付与できることを感覚的に把握出来た。
「この魔道具、頂いていいですか?」
「もちろんです。起動するときは火傷に注意してくださいね」
「はい! ありがとうございます!」
さっそく、制御装置を起動して、その魔道具を俺の研究室に『転移』させる。
(おお! 転移した!)
アナベーラ商会お抱えの『転移』魔法の使い手である、シャムルさんが『転移』している所は何度も見たが、自分で物体を『転移』させたのは初めてなので、興奮してしまう。
その後も、『洗濯物を乾かす』はずが、『洗濯物を燃やしてしまう』魔道具や、『遠くにいる人に音声を届けるが、常に起動し続けていないと受信できない』魔道具等を自分の研究室に『転移』させていく。
(なんか宝探しみたいで楽しいな)
色々な魔道具を『転移』させたが、中でも、風の力で弾を撃つことが出来るが、威力も射程も低すぎる魔道具を見つけた時は思わず叫び声をあげてしまった。
(これ完全に『銃』じゃん! もし、この魔道具が完成したら、俺も戦えるようになるかも!)
そんな調子で魔道具の山を『鑑定』していったのだが、山が半分くらいになった時に、めまいを感じて座り込んでしまう。
「うっ! うぅ……」
「アレンさん! 大丈夫ですか?」
「だ、大丈夫です……ちょっとめまいがしただけで」
「どうやら大量に『鑑定』しすぎたようですね。歩けますか?」
「はい、何とか……。楽しくてやりすぎてしまいました」
「ユリさんといいアレンさんといい、張り切りすぎです。楽しいのは分かりますが、もう少し自制してくださいね」
「すみません……。気を付けます」
「分かって頂けたなら結構です。今日の所はここまでにして一度、店に戻りましょうか」
「はい! マークさん、本当にありがとうございました!」
「いえいえ。こちらとしても大変助かりましたよ。素材が足りなくなったら、またいつでも来てくださいね」
マークさんと一緒に魔導書貸出店に戻るとユリが出迎えてくれる。
「2人共おかえりなさい! ずいぶん時間かかったね」
お店の外を見るともう空が赤くなっていた。
「うわ、もう夕方か……」
「これは……色々見過ぎましたね。長い時間、お待たせしてしまって申し訳ありません」
「大丈夫です! おかげでゆっくり休めましたから! 今なら続きを読めそうです!」
先ほどとは違い、元気そうな声でユリが返事をする。
「そのようですね。ですが、無理はいけません。魔導書の続きを読むのは明日にしましょう。アレンさんも何度も『鑑定』してお疲れでしょう? 早く『創作』されたいと思いますが、続きは明日にされてはいかかですか?」
マークさんの言葉を聞いて、テンションで誤魔化されていた疲れを自覚した。何度も情報を流し込んだ頭が異様に重く感じる。
「……そうですね。今日の所はここまでにします。お邪魔しました」
「お邪魔しました! あ、ケーキとお菓子ご馳走さまでした!」
「ふふふ。はい、お二人ともお疲れ様でした。ゆっくり休んでくださいね」
魔導書貸出店を後にした俺達は、メン屋で晩御飯を食べた後、すぐに眠気を感じて布団に入った。母さんにトレーニングしてもらった日とは違い、肉体的にはほとんど疲れていないのだが、その時と同じような感じだ。完全に熟睡してしまい、気付いたら朝になっていた。
「どうぞ、こちらです」
マークさんに先導されて魔道具が山積みになっている場所に向かう。
「アレンさんはもうご存じだと思いますが、制御装置を使えば、簡単にこの部屋に物を持ち込むことが出来ます。ですが、運び出すためには他の場所に『転移』させる必要がありまして……お恥ずかしい話ですが、運び出す事をさぼっておりましたらこんな状態に……」
「……お気持ちは分かります」
今は母さんやユリが口うるさく注意するので、部屋もしっかり片づけているが、前世で1人暮らしをしていた頃は、散らかり放題だった。
(俺の実験室がこうならないように気を付けなきゃ……)
いずれ、母さんやユリ、それにクリスを実験室に入れることもあるかもしれない。その時に怒られたりがっかりされないように今から気を付けるべきだろう。
「さて……ここにある魔道具でしたらお好きな物を持って行ってくださって構いませんよ。失敗作ですし、大して危険な物もありませんから。魔道具の機能についてはご自身で『鑑定』してくださいね。正直、私自身もうあまり覚えていないので……」
「分かりました! 本当にありがとうございます!」
マークさんにお礼を言ってさっそく魔道具を『鑑定』していく。
『名称:なし 状態:放置 所有者:マーク=オーズウェル 特性:高温になる』
今回は最初から魔道具を注視したため、最初から細かい情報が頭に流れ込んできた。
「……高温になる?」
「ああ、懐かしいですね。それは周囲の温度を上げる事を目的に開発した魔道具です」
「いいじゃないですか! 冬に重宝しそうですね。どうして失敗作なんですか?」
「それは……その…………『鑑定』で見てみてください」
「? 分かりました」
俺はさらに魔道具を注視して『鑑定』する。
『特性:900度の高温になる』
「……これ、温度が高すぎませんか?」
「最初は25度くらいになる物を作成したのですが、部屋が全く温まらなかったんです。そこで、蝋燭の火と同じ温度になる物を作成したのですが、それでも部屋は温まらず、魔道具を固定していた木が燃えてしまって……これ以上温度を上げるのは危険だと思い、諦めてお蔵入りにしました」
(……確か木の発火温度って400度くらいだったよな。そりゃ燃えちゃうわ。それより、900度で部屋が温まらないのはなんでだ? ……あ、でも、寒い部屋に火が付いた蝋燭を1本置いても部屋は暖まらないか)
空気は熱伝導率が低い。部屋を暖める魔道具を作るなら、『熱を発する』機能ではなく、『空気を暖める』機能が必要なのだ。
(空気を暖める機能を持たせる……あれ? 無理そうだ。暖める方法が明確にイメージ出来てないからかな? えっと、空気を暖めるには、空気の分子を振動させればいいんだから、そういう機能を持たせれば……お、出来そうだぞ!)
『空気の分子を振動させて空気を暖める機能』であれば、魔道具に付与できることを感覚的に把握出来た。
「この魔道具、頂いていいですか?」
「もちろんです。起動するときは火傷に注意してくださいね」
「はい! ありがとうございます!」
さっそく、制御装置を起動して、その魔道具を俺の研究室に『転移』させる。
(おお! 転移した!)
アナベーラ商会お抱えの『転移』魔法の使い手である、シャムルさんが『転移』している所は何度も見たが、自分で物体を『転移』させたのは初めてなので、興奮してしまう。
その後も、『洗濯物を乾かす』はずが、『洗濯物を燃やしてしまう』魔道具や、『遠くにいる人に音声を届けるが、常に起動し続けていないと受信できない』魔道具等を自分の研究室に『転移』させていく。
(なんか宝探しみたいで楽しいな)
色々な魔道具を『転移』させたが、中でも、風の力で弾を撃つことが出来るが、威力も射程も低すぎる魔道具を見つけた時は思わず叫び声をあげてしまった。
(これ完全に『銃』じゃん! もし、この魔道具が完成したら、俺も戦えるようになるかも!)
そんな調子で魔道具の山を『鑑定』していったのだが、山が半分くらいになった時に、めまいを感じて座り込んでしまう。
「うっ! うぅ……」
「アレンさん! 大丈夫ですか?」
「だ、大丈夫です……ちょっとめまいがしただけで」
「どうやら大量に『鑑定』しすぎたようですね。歩けますか?」
「はい、何とか……。楽しくてやりすぎてしまいました」
「ユリさんといいアレンさんといい、張り切りすぎです。楽しいのは分かりますが、もう少し自制してくださいね」
「すみません……。気を付けます」
「分かって頂けたなら結構です。今日の所はここまでにして一度、店に戻りましょうか」
「はい! マークさん、本当にありがとうございました!」
「いえいえ。こちらとしても大変助かりましたよ。素材が足りなくなったら、またいつでも来てくださいね」
マークさんと一緒に魔導書貸出店に戻るとユリが出迎えてくれる。
「2人共おかえりなさい! ずいぶん時間かかったね」
お店の外を見るともう空が赤くなっていた。
「うわ、もう夕方か……」
「これは……色々見過ぎましたね。長い時間、お待たせしてしまって申し訳ありません」
「大丈夫です! おかげでゆっくり休めましたから! 今なら続きを読めそうです!」
先ほどとは違い、元気そうな声でユリが返事をする。
「そのようですね。ですが、無理はいけません。魔導書の続きを読むのは明日にしましょう。アレンさんも何度も『鑑定』してお疲れでしょう? 早く『創作』されたいと思いますが、続きは明日にされてはいかかですか?」
マークさんの言葉を聞いて、テンションで誤魔化されていた疲れを自覚した。何度も情報を流し込んだ頭が異様に重く感じる。
「……そうですね。今日の所はここまでにします。お邪魔しました」
「お邪魔しました! あ、ケーキとお菓子ご馳走さまでした!」
「ふふふ。はい、お二人ともお疲れ様でした。ゆっくり休んでくださいね」
魔導書貸出店を後にした俺達は、メン屋で晩御飯を食べた後、すぐに眠気を感じて布団に入った。母さんにトレーニングしてもらった日とは違い、肉体的にはほとんど疲れていないのだが、その時と同じような感じだ。完全に熟睡してしまい、気付いたら朝になっていた。
5
お気に入りに追加
610
あなたにおすすめの小説
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした
服田 晃和
ファンタジー
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜
大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。
目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!
そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。
まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!
魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!
無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語
エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~
シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。
主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。
追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。
さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。
疫病? これ飲めば治りますよ?
これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる