39 / 214
第2章 商会の設立
39.【クリス様の事情1 ロリコン疑惑】
しおりを挟む
新メンバーでの業務を開始したが、お店の運用は順調だった。マグダンスさんがしっかりと仕切ってくれたおかげだ。意外と言っては失礼だが、マグダンスさんは、ニーニャさんやクリス様に対しても、遠慮なく指示を出していた。
「やるしかありませんから」
マグダンスさんは自信なさげに言っていたが、その采配は完璧だ。
(自己評価は低いけど、この人凄い人だよな)
ニーニャさんとナタリーさんは流石に慣れたもので、危なげなく業務をこなしている。クリス様も最初は順調だったが、長時間働くことに慣れていないのか、徐々に疲労の色が見えてきた。
俺は昼休みにマグダンスさんと相談する。
「クリス様、ちょっと疲れが見えますね」
「そうですね。午後はバミューダ君と一緒に働いてもらおうと思います」
クリス様が頭脳労働を担当し、バミューダ君が肉体労働を担当すれば双方の取り柄が生かせるだろう。さすがの采配である。
午後は接客をクリス様が担当し、品出しをバミューダ君が担当していた。
「ありがとうございました。またお越しください。――バミューダ君、倉庫からリバーシ10セット持ってきてもらえますか?」
「わかった! ……です!」
2人とも問題なさそうだ。特にバミューダ君は仕事を与えられたことで自信がついたのか、朝よりも元気そうにしている。午後も大きな問題もなく、その日の業務は終了した。
業務終了後、皆はマーサさんに連れられて寮へ向かう。寮での暮らし方や注意事項などを教わるようだ。俺は店長室でクリス様が来るのを待った。
どれくらい時間が経っただろうか。店長室のドアがノックされる。
「どうぞ」
「失礼します」
予想通り、ノックをしたのはクリス様だった。
「お待ちしてました。どうぞ、そちらにお座りください」
「はい、ありがとうございます」
ソファーに着席を勧め、俺は2人分のお茶を淹れた。クリス様がソファーに座られたので、淹れたお茶を置き、俺もソファーに座る。
「今日はお疲れさまでした。一日働いてみてどうでしたか?」
「お恥ずかしながら、わたくしは午前中だけで足がふらふらになってしまいました。バミューダ君に手伝ってもらわなければ、午後は働けなかったでしょう」
クリス様が申し訳なさそうに答えた。
「少しずつ慣れて行きますよ。バミューダ君が勉強を頑張るように、クリス様は体力をつけていきましょう」
「そうですね。頑張ります!」
クリス様がにこやかに答えてくれる。場の空気も暖かくなったので、俺は本題に入った。
「それで、お話とは何でしょうか?」
俺の質問に、クリス様はとても言いにくそうに答える。
「……その、お願いがありまして……今晩、わたくしの初めてを貰って頂けないでしょうか」
(貴女もですか!)
「えっと……ミーア様から『貴族令嬢が商家で働く場合、その家に嫁ぐ場合がほとんど』と聞いていたので、その話かと思っていたのですが……それとは別の理由でしょうか」
「……無関係ではないですが……主な理由は別にあります」
だとするとなおさら理由がわからない。
「アレン様のお話はその件ですか?」
「そうです。申し訳ありませんが私はその件を知らなかったので……」
「……そうだったのですね。知らなかったのでしたら、仕方ありません」
クリス様はあまり気にされていないようだった。
「……その……理由を説明していただけますでしょうか」
「………………何も聞かずに、というわけにはいかないでしょうか」
クリス様が上目遣いで見つめてくる。脳裏に『据え膳食わぬは男の恥』という言葉が浮かんでくるが、それと同時に、家族の顔も浮かんだ。
(落ち着け! 俺はクランフォード商会の支店長だ。欲望に流されて軽率な行動をすれば、家族に迷惑が掛かるんだ。それだけはしちゃいけない!)
「…………正直、クリス様の事は好ましく思っております。だからこそ、軽い気持ちで事に及ぶわけにはいきません。何か理由があるのではと察します。まずは、理由をお話しいただけないでしょうか」
ギリギリのところで、理性が勝ち、欲望のまま行動することだけは抑えられた。言わなくてもいい事まで言った気がするが、仕方ない。
「…………………………承知しました。お話させて頂きます」
クリス様の頬が赤くなってる気がするが、気のせいだろう。俺が欲望に流されないと悟ったのか、理由を説明してくれる。
「アレン様は、プリスタ子爵家の財政状況をご存じでしょうか」
俺は首を横に振る。各貴族の財政状況については知らなかった。
「現在、ブリスタ子爵家はひどい財政難に見舞われております」
クリス様は悲しい顔をされた。
「隣接するサーシス伯爵が、3か月前から食料品に掛ける通行税を引き上げたためです。ブリスタ領は、サーシス領を通らないと王都に行くことが難しいため、財政は一気に悪化しました」
生活必需品である食料品の通行税が引き上げられれば、商人の往来が減り、経済が回りにくくなる。財政が悪化するのも仕方がないだろう。
「サーシス伯爵はなぜ通行税の引き上げなど行ったのですか?」
いくら、通行税を引き上げても、通行する人数が減ってしまえば、税収は下がるし、通行する人が利用するはずだった施設も打撃を受ける。サーシス領にとってもマイナスにしかならないはずだ。
「どうやら、狙いはわたくしのようです」
「――――は?」
「通行税が引き上げられた後、我が家にサーシス伯爵から手紙が届きました。手紙には、『クリス嬢をサーシス伯爵の第5夫人とすれば、家族のよしみで通行税は今まで通りとする』と書かれていたそうです」
つまり、『通行税を元通りにしてほしければ、クリス様を寄越せ』という意味だろう。
「サーシス伯爵は今年、45歳になられる方で……その……15歳以下の無垢な乙女にたいそうご執心だとか……」
(45歳!? それでクリス様を妻に欲しがるとか……完全にロリコンじゃないか………………い、いや俺は違うぞ! 俺の肉体年齢は12歳だ!)
誰に向けての言い訳なのか分からないが、俺は心の中で『俺は大丈夫。断じてロリコンじゃない』と繰り返した。
「やるしかありませんから」
マグダンスさんは自信なさげに言っていたが、その采配は完璧だ。
(自己評価は低いけど、この人凄い人だよな)
ニーニャさんとナタリーさんは流石に慣れたもので、危なげなく業務をこなしている。クリス様も最初は順調だったが、長時間働くことに慣れていないのか、徐々に疲労の色が見えてきた。
俺は昼休みにマグダンスさんと相談する。
「クリス様、ちょっと疲れが見えますね」
「そうですね。午後はバミューダ君と一緒に働いてもらおうと思います」
クリス様が頭脳労働を担当し、バミューダ君が肉体労働を担当すれば双方の取り柄が生かせるだろう。さすがの采配である。
午後は接客をクリス様が担当し、品出しをバミューダ君が担当していた。
「ありがとうございました。またお越しください。――バミューダ君、倉庫からリバーシ10セット持ってきてもらえますか?」
「わかった! ……です!」
2人とも問題なさそうだ。特にバミューダ君は仕事を与えられたことで自信がついたのか、朝よりも元気そうにしている。午後も大きな問題もなく、その日の業務は終了した。
業務終了後、皆はマーサさんに連れられて寮へ向かう。寮での暮らし方や注意事項などを教わるようだ。俺は店長室でクリス様が来るのを待った。
どれくらい時間が経っただろうか。店長室のドアがノックされる。
「どうぞ」
「失礼します」
予想通り、ノックをしたのはクリス様だった。
「お待ちしてました。どうぞ、そちらにお座りください」
「はい、ありがとうございます」
ソファーに着席を勧め、俺は2人分のお茶を淹れた。クリス様がソファーに座られたので、淹れたお茶を置き、俺もソファーに座る。
「今日はお疲れさまでした。一日働いてみてどうでしたか?」
「お恥ずかしながら、わたくしは午前中だけで足がふらふらになってしまいました。バミューダ君に手伝ってもらわなければ、午後は働けなかったでしょう」
クリス様が申し訳なさそうに答えた。
「少しずつ慣れて行きますよ。バミューダ君が勉強を頑張るように、クリス様は体力をつけていきましょう」
「そうですね。頑張ります!」
クリス様がにこやかに答えてくれる。場の空気も暖かくなったので、俺は本題に入った。
「それで、お話とは何でしょうか?」
俺の質問に、クリス様はとても言いにくそうに答える。
「……その、お願いがありまして……今晩、わたくしの初めてを貰って頂けないでしょうか」
(貴女もですか!)
「えっと……ミーア様から『貴族令嬢が商家で働く場合、その家に嫁ぐ場合がほとんど』と聞いていたので、その話かと思っていたのですが……それとは別の理由でしょうか」
「……無関係ではないですが……主な理由は別にあります」
だとするとなおさら理由がわからない。
「アレン様のお話はその件ですか?」
「そうです。申し訳ありませんが私はその件を知らなかったので……」
「……そうだったのですね。知らなかったのでしたら、仕方ありません」
クリス様はあまり気にされていないようだった。
「……その……理由を説明していただけますでしょうか」
「………………何も聞かずに、というわけにはいかないでしょうか」
クリス様が上目遣いで見つめてくる。脳裏に『据え膳食わぬは男の恥』という言葉が浮かんでくるが、それと同時に、家族の顔も浮かんだ。
(落ち着け! 俺はクランフォード商会の支店長だ。欲望に流されて軽率な行動をすれば、家族に迷惑が掛かるんだ。それだけはしちゃいけない!)
「…………正直、クリス様の事は好ましく思っております。だからこそ、軽い気持ちで事に及ぶわけにはいきません。何か理由があるのではと察します。まずは、理由をお話しいただけないでしょうか」
ギリギリのところで、理性が勝ち、欲望のまま行動することだけは抑えられた。言わなくてもいい事まで言った気がするが、仕方ない。
「…………………………承知しました。お話させて頂きます」
クリス様の頬が赤くなってる気がするが、気のせいだろう。俺が欲望に流されないと悟ったのか、理由を説明してくれる。
「アレン様は、プリスタ子爵家の財政状況をご存じでしょうか」
俺は首を横に振る。各貴族の財政状況については知らなかった。
「現在、ブリスタ子爵家はひどい財政難に見舞われております」
クリス様は悲しい顔をされた。
「隣接するサーシス伯爵が、3か月前から食料品に掛ける通行税を引き上げたためです。ブリスタ領は、サーシス領を通らないと王都に行くことが難しいため、財政は一気に悪化しました」
生活必需品である食料品の通行税が引き上げられれば、商人の往来が減り、経済が回りにくくなる。財政が悪化するのも仕方がないだろう。
「サーシス伯爵はなぜ通行税の引き上げなど行ったのですか?」
いくら、通行税を引き上げても、通行する人数が減ってしまえば、税収は下がるし、通行する人が利用するはずだった施設も打撃を受ける。サーシス領にとってもマイナスにしかならないはずだ。
「どうやら、狙いはわたくしのようです」
「――――は?」
「通行税が引き上げられた後、我が家にサーシス伯爵から手紙が届きました。手紙には、『クリス嬢をサーシス伯爵の第5夫人とすれば、家族のよしみで通行税は今まで通りとする』と書かれていたそうです」
つまり、『通行税を元通りにしてほしければ、クリス様を寄越せ』という意味だろう。
「サーシス伯爵は今年、45歳になられる方で……その……15歳以下の無垢な乙女にたいそうご執心だとか……」
(45歳!? それでクリス様を妻に欲しがるとか……完全にロリコンじゃないか………………い、いや俺は違うぞ! 俺の肉体年齢は12歳だ!)
誰に向けての言い訳なのか分からないが、俺は心の中で『俺は大丈夫。断じてロリコンじゃない』と繰り返した。
5
お気に入りに追加
610
あなたにおすすめの小説
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
完結【真】ご都合主義で生きてます。-創生魔法で思った物を創り、現代知識を使い世界を変える-
ジェルミ
ファンタジー
魔法は5属性、無限収納のストレージ。
自分の望んだものを創れる『創生魔法』が使える者が現れたら。
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
そして女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
安定した収入を得るために創生魔法を使い生産チートを目指す。
いずれは働かず、寝て暮らせる生活を目指して!
この世界は無い物ばかり。
現代知識を使い生産チートを目指します。
※カクヨム様にて1日PV数10,000超え、同時掲載しております。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした
服田 晃和
ファンタジー
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜
大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。
目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!
そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。
まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!
魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!
無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる