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第2章 商会の設立
24.【商品開発4 アレンのデザイン】
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2日後にサンプルを確認しに来ることを約束し、工房を後にする。支店に戻ると昨日ほどではないがクランフォード商会に入ろうとする列ができていた。
俺達は急いで中に入り、従業員に状況の確認をする。
「戻ったよ! 店の運用は順調? 皆休憩取れてる?」
「あ、店長おかえりなさい! 店は順調ですよ。交代で休憩も取れてます」
昨日、3人で回した時は全く休憩が取れず、ユリがダウンしてしまった。その反省を活かして、今日来てくれた従業員には順番に休憩をとるように言っておいたのだ。
「良かった。応接室にいるから何かあったら呼んで」
「分かりました!」
店は順調そうなので、俺達は応接室に向かう。途中でミッシェルさんから声をかけられた。
「あんさん、人使うん、上手いな」
「え? そうですか?」
「いくら店長やかて年上の従業員にああいう態度はなかなかとれへんもんや」
「あ…………すみません。偉そうでしたね」
「いや、かまへんよ。むしろ店長がちゃんと偉そうにしとかんとなめられて統率がとれへんようになる。偉いもんは偉そうな態度してなあかんのや」
前世の記憶があるため、あまり、年上という認識がなかったので、偉そうな態度を取ってしまったが、問題ないらしい。
「その年で店長として態度で示せるんは大したもんや。これからもがんばりや」
「はい! ありがとうございます」
応接に着くと、さっそく先ほどミッシェルさんに説明していた新しい娯楽品について、父さんとユリにも伝える。2人とも面白そうと言ってくれたが、デザインについては一言言いたいらしい。
「身体を使ったゲームは楽しそうだな! デザインをもう少し工夫すればきっと売れるぞ!」
「そんなにデザイン変かな?」
「ま、まぁ……独創的かな」
「普通に変だよ」
ユリにはっきりと言い切られた。
「――そんなに変?」
「変。どう見ても、メンコは『虫』か、『もがき苦しむ人』の集まりにしか見えないよ。こんなの触りたくない。独楽はこれじゃ回すと色が混ざって気持ち悪くなるよ」
ユリから容赦ないダメ出しが飛んでくる。心が折れそうだった。
「蹴鞠はお肉の塊みたいだし、羽子板も触りたくない色してる。こんなんじゃ絶対売れないよ。お兄ちゃんセンスなさすぎ……」
心がポッキリと折れた。
(いやいやいやいや、妹よ! そんな毒舌キャラだったか!? むしろお兄ちゃん大好きっ娘だったはず! え、なんか嫌われるようなことしたっけ? してない……よな……きっと……多分)
小袋は変わらず首から下げているし、今年の誕生日にプレゼントした画材道具一式も気に入ってくれたはずだ。おそらくデザインについて譲れないものがあるのだろう! そうに違いない! …………ちょっと泣けてきた。
父さんとミッシェルさんも可愛そうな、同情するような目で見てはいるが、ユリの言葉を否定はしなかった。つまり、ユリに嫌われたわけじゃなく、俺のデザインがひどすぎただけだ! だから大丈夫!!!!
……本当に泣けてきた。
俺が心を回復させている間に、ユリがデザイン画を描いてくれる。めんこと蹴鞠はピンクの花柄に、独楽は虹色のラインが描かれていた。羽子板には今にも動き出しそうな小鳥が描かれていてとても可愛らしい。めんこと蹴鞠は女性客に、独楽は男性客に、そして羽子板は子供達にとてもうけそうだ。
「ほんにユリちゃんは凄いな。それぞれのクオリティが高いうえ、ターゲットとなる客層もはっきり見える。将来は大物デザイナー間違いなしやな」
「アレンが開発して、ユリがデザインを考える。アレンの意図をくみ取れるのはユリだけだからな。どちらが欠けてもクランフォード商会は成り立たない。本当にいいコンビだよ」
ミッシェルさんも父さんも絶賛だ。俺の心も何とか回復した。
「……よし。それじゃ、2日後にフィリス工房へ行くときに、デザイン画も一緒に持っていく。サンプルを作ってもらおう」
皆が頷いてくれる。
「念のため今日の夕方までは、店で待機して……問題なさそうなら一度家に帰ろうか! 母さん一人で大変だろうし」
「おお、そうだな。アナベーラ会頭のおかげで予想より早く店の運用体制も整った。従業員の面接も3日後だし一度家に戻るか」
「やったー! お母さんにお土産買っていこう!」
思ったより早く帰宅できることにユリは喜んでいるようだ。
「そうだね。俺が待機しているから父さんとユリは母さんへのお土産を買ってきてもらおうかな」
「そやったらアナベーラ商会に来てくれやす。お土産もアナベーラ商会で買うてってや」
ミッシェルさんが提案してくれた。アナベーラ商会ならお土産の種類も豊富だろう。
「それでは、すみませんがお願いします」
「任されたわ。アレンはんは3日後の昼にフィリス工房で会いましょか」
そう言って、ミッシェルさんは父さんとユリを連れてはアナベーラ商会に向かった。
1人になったので、お店の窓から外の様子を眺めてみる。店外には相変わらず列ができていたが、最後尾と列の途中に従業員がいるため、混乱は見られない。
(アナベーラ商会の従業員は優秀だな。明日は帰っても問題なさそうだ)
そう思いながら店内の様子を確認しようとした時、道行く人がパンを食べなら歩いているのが見えた。
(ベーカリー・バーバルのパンかな? そういえば、お腹すいたな)
ちょうど昼時だったので、俺もベーカリー・バーバルに向かうことにした。裏口から出て行こうとすると、女性の従業員が入ってくる。
「お疲れ様。これからベーカリー・バーバル行ってくるけどみんなは大丈夫? 昼休憩取れてる?」
「あ、お疲れ様です! 大丈夫ですよ。ちょうどパンを買ってきたところです!」
そう言って裏口の方を見る。そこには両手にパンを抱えた男性の従業員がいた。
「ふーふー……重い……あ、オーナー! お疲れ様です!」
「お疲れ様。2人ともこれから昼休憩? ゆっくり休んでね」
「「ありがとうございます!」」
2人の距離が近いような気がしたが、そこを詮索するのは野暮だろう。2人を見送ってから、俺は裏口から出て行った。
俺達は急いで中に入り、従業員に状況の確認をする。
「戻ったよ! 店の運用は順調? 皆休憩取れてる?」
「あ、店長おかえりなさい! 店は順調ですよ。交代で休憩も取れてます」
昨日、3人で回した時は全く休憩が取れず、ユリがダウンしてしまった。その反省を活かして、今日来てくれた従業員には順番に休憩をとるように言っておいたのだ。
「良かった。応接室にいるから何かあったら呼んで」
「分かりました!」
店は順調そうなので、俺達は応接室に向かう。途中でミッシェルさんから声をかけられた。
「あんさん、人使うん、上手いな」
「え? そうですか?」
「いくら店長やかて年上の従業員にああいう態度はなかなかとれへんもんや」
「あ…………すみません。偉そうでしたね」
「いや、かまへんよ。むしろ店長がちゃんと偉そうにしとかんとなめられて統率がとれへんようになる。偉いもんは偉そうな態度してなあかんのや」
前世の記憶があるため、あまり、年上という認識がなかったので、偉そうな態度を取ってしまったが、問題ないらしい。
「その年で店長として態度で示せるんは大したもんや。これからもがんばりや」
「はい! ありがとうございます」
応接に着くと、さっそく先ほどミッシェルさんに説明していた新しい娯楽品について、父さんとユリにも伝える。2人とも面白そうと言ってくれたが、デザインについては一言言いたいらしい。
「身体を使ったゲームは楽しそうだな! デザインをもう少し工夫すればきっと売れるぞ!」
「そんなにデザイン変かな?」
「ま、まぁ……独創的かな」
「普通に変だよ」
ユリにはっきりと言い切られた。
「――そんなに変?」
「変。どう見ても、メンコは『虫』か、『もがき苦しむ人』の集まりにしか見えないよ。こんなの触りたくない。独楽はこれじゃ回すと色が混ざって気持ち悪くなるよ」
ユリから容赦ないダメ出しが飛んでくる。心が折れそうだった。
「蹴鞠はお肉の塊みたいだし、羽子板も触りたくない色してる。こんなんじゃ絶対売れないよ。お兄ちゃんセンスなさすぎ……」
心がポッキリと折れた。
(いやいやいやいや、妹よ! そんな毒舌キャラだったか!? むしろお兄ちゃん大好きっ娘だったはず! え、なんか嫌われるようなことしたっけ? してない……よな……きっと……多分)
小袋は変わらず首から下げているし、今年の誕生日にプレゼントした画材道具一式も気に入ってくれたはずだ。おそらくデザインについて譲れないものがあるのだろう! そうに違いない! …………ちょっと泣けてきた。
父さんとミッシェルさんも可愛そうな、同情するような目で見てはいるが、ユリの言葉を否定はしなかった。つまり、ユリに嫌われたわけじゃなく、俺のデザインがひどすぎただけだ! だから大丈夫!!!!
……本当に泣けてきた。
俺が心を回復させている間に、ユリがデザイン画を描いてくれる。めんこと蹴鞠はピンクの花柄に、独楽は虹色のラインが描かれていた。羽子板には今にも動き出しそうな小鳥が描かれていてとても可愛らしい。めんこと蹴鞠は女性客に、独楽は男性客に、そして羽子板は子供達にとてもうけそうだ。
「ほんにユリちゃんは凄いな。それぞれのクオリティが高いうえ、ターゲットとなる客層もはっきり見える。将来は大物デザイナー間違いなしやな」
「アレンが開発して、ユリがデザインを考える。アレンの意図をくみ取れるのはユリだけだからな。どちらが欠けてもクランフォード商会は成り立たない。本当にいいコンビだよ」
ミッシェルさんも父さんも絶賛だ。俺の心も何とか回復した。
「……よし。それじゃ、2日後にフィリス工房へ行くときに、デザイン画も一緒に持っていく。サンプルを作ってもらおう」
皆が頷いてくれる。
「念のため今日の夕方までは、店で待機して……問題なさそうなら一度家に帰ろうか! 母さん一人で大変だろうし」
「おお、そうだな。アナベーラ会頭のおかげで予想より早く店の運用体制も整った。従業員の面接も3日後だし一度家に戻るか」
「やったー! お母さんにお土産買っていこう!」
思ったより早く帰宅できることにユリは喜んでいるようだ。
「そうだね。俺が待機しているから父さんとユリは母さんへのお土産を買ってきてもらおうかな」
「そやったらアナベーラ商会に来てくれやす。お土産もアナベーラ商会で買うてってや」
ミッシェルさんが提案してくれた。アナベーラ商会ならお土産の種類も豊富だろう。
「それでは、すみませんがお願いします」
「任されたわ。アレンはんは3日後の昼にフィリス工房で会いましょか」
そう言って、ミッシェルさんは父さんとユリを連れてはアナベーラ商会に向かった。
1人になったので、お店の窓から外の様子を眺めてみる。店外には相変わらず列ができていたが、最後尾と列の途中に従業員がいるため、混乱は見られない。
(アナベーラ商会の従業員は優秀だな。明日は帰っても問題なさそうだ)
そう思いながら店内の様子を確認しようとした時、道行く人がパンを食べなら歩いているのが見えた。
(ベーカリー・バーバルのパンかな? そういえば、お腹すいたな)
ちょうど昼時だったので、俺もベーカリー・バーバルに向かうことにした。裏口から出て行こうとすると、女性の従業員が入ってくる。
「お疲れ様。これからベーカリー・バーバル行ってくるけどみんなは大丈夫? 昼休憩取れてる?」
「あ、お疲れ様です! 大丈夫ですよ。ちょうどパンを買ってきたところです!」
そう言って裏口の方を見る。そこには両手にパンを抱えた男性の従業員がいた。
「ふーふー……重い……あ、オーナー! お疲れ様です!」
「お疲れ様。2人ともこれから昼休憩? ゆっくり休んでね」
「「ありがとうございます!」」
2人の距離が近いような気がしたが、そこを詮索するのは野暮だろう。2人を見送ってから、俺は裏口から出て行った。
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