45 / 59
姫様の専属侍女
ep4
しおりを挟む
作ってもらったレジュメを見ながらアリシアは一通りの流れを頭に入れていると、ロシュがトレーに乗せて二つ分のコーヒーを持ってきた。
「お疲れさん」
「ありがとうございます!」
ロシュに差し出されたコーヒーを受け取ったアリシアは笑顔でそう言うと、ロシュは不敵な笑みを浮かべてアリシアの休憩に腰掛けている給湯室のベンチの隣へと腰を下ろした。
「ど? 覚えられそうかい?」
「マリアンヌ様の髪の結い方だけでもこんなにパターンがあるんですね」
「そういうのは慣れだから。でも、貴族の女性でも最近は短いヘアスタイルの子もいるし、流行り廃りもあるから、そういうのは情報収集をキチンとしないとダメ。でも、マリアンヌ様は美人だし、どんなヘアスタイルも割と似合うし…まあ、時たま斬新なスタイルにしてもいいけど」
「ほぇ~…」
呆けたように口を開いたアリシアにクスッと笑いながらロシュはひらひらと手を振った。
「そういうヘアメイクなんかは最初、見ていればいいさ。でも、基本業務の方はきちんと覚えてもらわないとね。ノーラと比べるつもりはないけど、荷物運びなんかもあるし、ある程度荷物運びができるようになった方がいい、ってところ。ノーラはティクだから力持ちだけど」
「ティク…というと南の大陸に多い、三大戦闘民族ティク、ブリガンテ、龍人のティク、でしたっけ。黒髪に金の瞳を持つ鬼族やドワーフ族たちの混血だとか」
アリシアはそう尋ねると、ロシュが頷いた。
「そ。黒髪に金の目の『宵の民』。赤い髪の毛に橙の瞳の『暁の民』もティクにあるけど、ノーラは宵の民だね。過去が過去のハインツはともかくとして、ノーラはこっちの大陸に残された大陸裂断の頃の忘れられた一族だけど」
「大陸が二つに分かれたのは1000年前、でしたよね?」
「その通り。その前にだってティクやブリガンテはいたわけだし、取り残された一族が少しいた。――というわけさ。旧王朝が崩壊した年に大陸裂断事件。魔導砲で切り裂かれた大陸が黄の聖龍テレンの力で強引に引きはがされ、数百年かけて今の位置に至った…なんて神話クラスの話だけど」
ロシュはコーヒーを啜ってから息を吐き出した。
「さて、問題。あたしはどの部族出身でしょうか?」
悪戯っぽく笑うロシュを見ながらアリシアはコーヒーを一口飲んでから小首を傾げた。
「龍人、ですか?」
「ありゃ、なんでわかったの?」
「目立つ目の色と髪の色は大抵、龍人ですから」
「ブリガンテにも二種類いるって知らないの?」
「そう、なんですか? 公務の際は青髪に金の目をした方にしか会ったことはありませんけど…」
「まあ、あたしは龍人だからいいんだけど、ブリガンテにはセイレーンの民とシルフの民の二種類がいるんだ。青髪に金の目がセイレーンの民。それともう一つ。ティクの暁の民に比べるとあまりにも少ないんだけど、少数部族のシルフの民っていうのもいて、銀髪に金の目をしているのさ。南の大陸では知らなきゃ色々と面倒なことだけど、北の大陸からすれば南の大陸にいる三大戦闘民族のどれかって、そういう認識なのかもね」
アリシアは目を輝かせた。
「詳しいですね」
得意げにロシュがニヤリと笑う。
「んふふ~、そりゃ、あたしは南の大陸出身だからねぇ」
「南の大陸は船で行かなければならないので、安全を考慮してそれほど公務で行く機会はなかったのですけれど、南の大陸は大陸一つに一つの国があるんですよね」
「そうそう。んで、そこには三つの民族がいるってハナシ」
ロシュはコーヒーを一気に飲み干すと立ち上がった。
「さて、専属侍女はずっと傍にいるイメージかもしれないけど、基本的には護衛騎士より弱いはずだからね。基本は護衛士が主をお守りして、専属侍女は支度や用事が済んだら退散して主のお部屋周りの掃除。それから、主が食事に行っている間に掃除を済ませて、夕飯は少しだけ遅くなる。――まあ、今までもあっただろうけどさ。掃除やベッドメイクをしてから夕飯だから、10分くらいは遅れるけど、そのあとは他の侍女と普段なら同じく就業時間終了ってわけ」
「では、特別な日というのは?」
「夜会。それと、主が夜に出かける際、着飾らなければならないとき。きちんと手当は出るから安心しな」
アリシアはコーヒーを飲み干してからカップを膝の上に置き、メモを取った。
「なるほど」
ロシュはアリシアのカップを引き取り、トレーに乗せてシンクの方へ運んだ。そして、トレーを戻し、カップを洗う。
「あ、私が洗いますよ」
慌ててアリシアがそう言ったが、ロシュはさっさとカップを洗い終え、水切り籠にカップを置いた。
「二つだけだし気を遣わなくたって大丈夫だって」
そう言うと、時計を確認して肩をすくめた。
「さて、姫様は食堂に向かった頃合いだし、あたしたちは掃除をして帰るとしますかねぇ。…あ、そうだ。せっかくだし、飲みに行かない?」
「え、ご一緒していいんですか!?」
「ああ、もちろん。先輩が払ってやる――と、言いたいところだけど、給料日前だから割り勘で」
「いえ、その方がありがたいです。えへへ…なんだか新鮮です。先輩と一緒に飲みに行くのって初めてなんです。同期の二人はお酒があまり強くなくて、飲みに行くのを遠慮していたんですけど…お酒、結構好きなんです」
「あー、そうだねぇ。メイドたちってそれぞれの持ち場をさっさと片付けて各々終了って感じだから、横のつながりって同期くらいしかないし、掃除以外の業務くらいでしか話なんて他の人と出来ないし」
「そうなんです! だから、先輩ができて嬉しいんです」
アリシアが嬉しそうに頬を上気させるのを見ながら、ロシュは不敵な笑みを浮かべた。
「飲み比べなら負けないけどね?」
☆
数時間後、給湯室のベンチの上、ギュスターヴは疲れ切った顔でベンチに座った。
手を置いた場所に違和感を覚えて振り返ると、大粒のエメラルドのペンダントが落ちていた。眉間に皺を寄せた彼が裏側をひっくり返した時、そこに刻まれた呪文を見て目を見開いた。
「…これは、二日酔い防止の紋章? …でも、こんなに高そうなもの誰が…?」
そう呟いた時、ふと、鮮やかな深紅のドレスを纏った彼女の嬉しそうな笑顔が脳裏を横切り、彼女に手渡した見事なエメラルドのお守りを思い出した。
「あ…」
彼は目を見開くと駆け出した。
「お疲れさん」
「ありがとうございます!」
ロシュに差し出されたコーヒーを受け取ったアリシアは笑顔でそう言うと、ロシュは不敵な笑みを浮かべてアリシアの休憩に腰掛けている給湯室のベンチの隣へと腰を下ろした。
「ど? 覚えられそうかい?」
「マリアンヌ様の髪の結い方だけでもこんなにパターンがあるんですね」
「そういうのは慣れだから。でも、貴族の女性でも最近は短いヘアスタイルの子もいるし、流行り廃りもあるから、そういうのは情報収集をキチンとしないとダメ。でも、マリアンヌ様は美人だし、どんなヘアスタイルも割と似合うし…まあ、時たま斬新なスタイルにしてもいいけど」
「ほぇ~…」
呆けたように口を開いたアリシアにクスッと笑いながらロシュはひらひらと手を振った。
「そういうヘアメイクなんかは最初、見ていればいいさ。でも、基本業務の方はきちんと覚えてもらわないとね。ノーラと比べるつもりはないけど、荷物運びなんかもあるし、ある程度荷物運びができるようになった方がいい、ってところ。ノーラはティクだから力持ちだけど」
「ティク…というと南の大陸に多い、三大戦闘民族ティク、ブリガンテ、龍人のティク、でしたっけ。黒髪に金の瞳を持つ鬼族やドワーフ族たちの混血だとか」
アリシアはそう尋ねると、ロシュが頷いた。
「そ。黒髪に金の目の『宵の民』。赤い髪の毛に橙の瞳の『暁の民』もティクにあるけど、ノーラは宵の民だね。過去が過去のハインツはともかくとして、ノーラはこっちの大陸に残された大陸裂断の頃の忘れられた一族だけど」
「大陸が二つに分かれたのは1000年前、でしたよね?」
「その通り。その前にだってティクやブリガンテはいたわけだし、取り残された一族が少しいた。――というわけさ。旧王朝が崩壊した年に大陸裂断事件。魔導砲で切り裂かれた大陸が黄の聖龍テレンの力で強引に引きはがされ、数百年かけて今の位置に至った…なんて神話クラスの話だけど」
ロシュはコーヒーを啜ってから息を吐き出した。
「さて、問題。あたしはどの部族出身でしょうか?」
悪戯っぽく笑うロシュを見ながらアリシアはコーヒーを一口飲んでから小首を傾げた。
「龍人、ですか?」
「ありゃ、なんでわかったの?」
「目立つ目の色と髪の色は大抵、龍人ですから」
「ブリガンテにも二種類いるって知らないの?」
「そう、なんですか? 公務の際は青髪に金の目をした方にしか会ったことはありませんけど…」
「まあ、あたしは龍人だからいいんだけど、ブリガンテにはセイレーンの民とシルフの民の二種類がいるんだ。青髪に金の目がセイレーンの民。それともう一つ。ティクの暁の民に比べるとあまりにも少ないんだけど、少数部族のシルフの民っていうのもいて、銀髪に金の目をしているのさ。南の大陸では知らなきゃ色々と面倒なことだけど、北の大陸からすれば南の大陸にいる三大戦闘民族のどれかって、そういう認識なのかもね」
アリシアは目を輝かせた。
「詳しいですね」
得意げにロシュがニヤリと笑う。
「んふふ~、そりゃ、あたしは南の大陸出身だからねぇ」
「南の大陸は船で行かなければならないので、安全を考慮してそれほど公務で行く機会はなかったのですけれど、南の大陸は大陸一つに一つの国があるんですよね」
「そうそう。んで、そこには三つの民族がいるってハナシ」
ロシュはコーヒーを一気に飲み干すと立ち上がった。
「さて、専属侍女はずっと傍にいるイメージかもしれないけど、基本的には護衛騎士より弱いはずだからね。基本は護衛士が主をお守りして、専属侍女は支度や用事が済んだら退散して主のお部屋周りの掃除。それから、主が食事に行っている間に掃除を済ませて、夕飯は少しだけ遅くなる。――まあ、今までもあっただろうけどさ。掃除やベッドメイクをしてから夕飯だから、10分くらいは遅れるけど、そのあとは他の侍女と普段なら同じく就業時間終了ってわけ」
「では、特別な日というのは?」
「夜会。それと、主が夜に出かける際、着飾らなければならないとき。きちんと手当は出るから安心しな」
アリシアはコーヒーを飲み干してからカップを膝の上に置き、メモを取った。
「なるほど」
ロシュはアリシアのカップを引き取り、トレーに乗せてシンクの方へ運んだ。そして、トレーを戻し、カップを洗う。
「あ、私が洗いますよ」
慌ててアリシアがそう言ったが、ロシュはさっさとカップを洗い終え、水切り籠にカップを置いた。
「二つだけだし気を遣わなくたって大丈夫だって」
そう言うと、時計を確認して肩をすくめた。
「さて、姫様は食堂に向かった頃合いだし、あたしたちは掃除をして帰るとしますかねぇ。…あ、そうだ。せっかくだし、飲みに行かない?」
「え、ご一緒していいんですか!?」
「ああ、もちろん。先輩が払ってやる――と、言いたいところだけど、給料日前だから割り勘で」
「いえ、その方がありがたいです。えへへ…なんだか新鮮です。先輩と一緒に飲みに行くのって初めてなんです。同期の二人はお酒があまり強くなくて、飲みに行くのを遠慮していたんですけど…お酒、結構好きなんです」
「あー、そうだねぇ。メイドたちってそれぞれの持ち場をさっさと片付けて各々終了って感じだから、横のつながりって同期くらいしかないし、掃除以外の業務くらいでしか話なんて他の人と出来ないし」
「そうなんです! だから、先輩ができて嬉しいんです」
アリシアが嬉しそうに頬を上気させるのを見ながら、ロシュは不敵な笑みを浮かべた。
「飲み比べなら負けないけどね?」
☆
数時間後、給湯室のベンチの上、ギュスターヴは疲れ切った顔でベンチに座った。
手を置いた場所に違和感を覚えて振り返ると、大粒のエメラルドのペンダントが落ちていた。眉間に皺を寄せた彼が裏側をひっくり返した時、そこに刻まれた呪文を見て目を見開いた。
「…これは、二日酔い防止の紋章? …でも、こんなに高そうなもの誰が…?」
そう呟いた時、ふと、鮮やかな深紅のドレスを纏った彼女の嬉しそうな笑顔が脳裏を横切り、彼女に手渡した見事なエメラルドのお守りを思い出した。
「あ…」
彼は目を見開くと駆け出した。
0
お気に入りに追加
2,312
あなたにおすすめの小説
骸骨と呼ばれ、生贄になった王妃のカタの付け方
ウサギテイマーTK
恋愛
骸骨娘と揶揄され、家で酷い扱いを受けていたマリーヌは、国王の正妃として嫁いだ。だが結婚後、国王に愛されることなく、ここでも幽閉に近い扱いを受ける。側妃はマリーヌの義姉で、公式行事も側妃が請け負っている。マリーヌに与えられた最後の役割は、海の神への生贄だった。
注意:地震や津波の描写があります。ご注意を。やや残酷な描写もあります。
妹に正妻の座を奪われた公爵令嬢
岡暁舟
恋愛
妹に正妻の座を奪われた公爵令嬢マリアは、それでも婚約者を憎むことはなかった。なぜか?
「すまない、マリア。ソフィアを正式な妻として迎え入れることにしたんだ」
「どうぞどうぞ。私は何も気にしませんから……」
マリアは妹のソフィアを祝福した。だが当然、不気味な未来の陰が少しずつ歩み寄っていた。
人質姫と忘れんぼ王子
雪野 結莉
恋愛
何故か、同じ親から生まれた姉妹のはずなのに、第二王女の私は冷遇され、第一王女のお姉様ばかりが可愛がられる。
やりたいことすらやらせてもらえず、諦めた人生を送っていたが、戦争に負けてお金の為に私は売られることとなった。
お姉様は悠々と今まで通りの生活を送るのに…。
初めて投稿します。
書きたいシーンがあり、そのために書き始めました。
初めての投稿のため、何度も改稿するかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします。
小説家になろう様にも掲載しております。
読んでくださった方が、表紙を作ってくださいました。
新○文庫風に作ったそうです。
気に入っています(╹◡╹)
美しい公爵様の、凄まじい独占欲と溺れるほどの愛
らがまふぃん
恋愛
こちらは以前投稿いたしました、 美しく残酷な公爵令息様の、一途で不器用な愛 の続編となっております。前作よりマイルドな作品に仕上がっておりますが、内面のダークさが前作よりはあるのではなかろうかと。こちらのみでも楽しめるとは思いますが、わかりづらいかもしれません。よろしかったら前作をお読みいただいた方が、より楽しんでいただけるかと思いますので、お時間の都合のつく方は、是非。時々予告なく残酷な表現が入りますので、苦手な方はお控えください。 *早速のお気に入り登録、しおり、エールをありがとうございます。とても励みになります。前作もお読みくださっている方々にも、多大なる感謝を! ※R5.7/23本編完結いたしました。たくさんの方々に支えられ、ここまで続けることが出来ました。本当にありがとうございます。ばんがいへんを数話投稿いたしますので、引き続きお付き合いくださるとありがたいです。この作品の前作が、お気に入り登録をしてくださった方が、ありがたいことに200を超えておりました。感謝を込めて、前作の方に一話、近日中にお届けいたします。よろしかったらお付き合いください。 ※R5.8/6ばんがいへん終了いたしました。長い間お付き合いくださり、また、たくさんのお気に入り登録、しおり、エールを、本当にありがとうございました。 ※R5.9/3お気に入り登録200になっていました。本当にありがとうございます(泣)。嬉しかったので、一話書いてみました。 ※R5.10/30らがまふぃん活動一周年記念として、一話お届けいたします。 ※R6.1/27美しく残酷な公爵令息様の、一途で不器用な愛(前作) と、こちらの作品の間のお話し 美しく冷酷な公爵令息様の、狂おしい熱情に彩られた愛 始めました。お時間の都合のつく方は、是非ご一読くださると嬉しいです。
*らがまふぃん活動二周年記念として、R6.11/4に一話お届けいたします。少しでも楽しんでいただけますように。
悪意には悪意で
12時のトキノカネ
恋愛
私の不幸はあの女の所為?今まで穏やかだった日常。それを壊す自称ヒロイン女。そしてそのいかれた女に悪役令嬢に指定されたミリ。ありがちな悪役令嬢ものです。
私を悪意を持って貶めようとするならば、私もあなたに同じ悪意を向けましょう。
ぶち切れ気味の公爵令嬢の一幕です。
絶対に間違えないから
mahiro
恋愛
あれは事故だった。
けれど、その場には彼女と仲の悪かった私がおり、日頃の行いの悪さのせいで彼女を階段から突き落とした犯人は私だと誰もが思ったーーー私の初恋であった貴方さえも。
だから、貴方は彼女を失うことになった私を許さず、私を死へ追いやった………はずだった。
何故か私はあのときの記憶を持ったまま6歳の頃の私に戻ってきたのだ。
どうして戻ってこれたのか分からないが、このチャンスを逃すわけにはいかない。
私はもう彼らとは出会わず、日頃の行いの悪さを見直し、平穏な生活を目指す!そう決めたはずなのに...……。
メイドから家庭教師にジョブチェンジ~特殊能力持ち貧乏伯爵令嬢の話~
Na20
恋愛
ローガン公爵家でメイドとして働いているイリア。今日も洗濯物を干しに行こうと歩いていると茂みからこどもの泣き声が聞こえてきた。なんだかんだでほっとけないイリアによる秘密の特訓が始まるのだった。そしてそれが公爵様にバレてメイドをクビになりそうになったが…
※恋愛要素ほぼないです。続きが書ければ恋愛要素があるはずなので恋愛ジャンルになっています。
※設定はふんわり、ご都合主義です
小説家になろう様でも掲載しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる