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太陽に触れる【1】 ヒースside
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一通り身だしなみを整えてもらった私は、鏡の前に追いやられる。
「さ、御覧なさい。見違えるほど綺麗になりましたよ。」
鏡。あまり好んでみたいものではない。覗けば、惨めな自分が映る。ズタボロで、煤けていて、虚ろな目の亡霊がそこにいる。それが自分なのだと、思い知る。思い知らされる。
『よくみるがいい。このみじめなボロ雑巾がお前だ。生きていることすら汚らわしい存在であることを、その使えぬ頭に焼き付けておくがいい。』
『ほら、ご覧よ。この惨めな半端者のエルフをさ!ボロボロになるまで殴られても、反撃どころか抵抗すらできない惨めな奴隷をさ!』
『ほら、よく見ろよ。前髪を切ってやったからよく見えるだろ?この世のすべてに絶望したかのような、知ったかぶった生意気な顔がよお!!!』
・・・なかなか顔があげられない。
促されているのだから、見なければ。
胃液がせりあがってくる。
耐えろ。
耐えなければ、また・・・
「ふむ、辛いのなら無理は良くありませんね。」
さっと鏡に布が被せられる。自分の血の気が引くのが分かった。
「っ、あ・・・大、丈夫です!大丈夫です!!見ます!ちゃんと見ますから!!!」
慌てて布を剥がそうとすると、ハリスさんに両腕を掴まれ止められる。
「大丈夫、とは何も問題がないことを言うのですよ。無理を押しとおすことではありません。」
優しく両手を取られ、子供をあやすように手をさすられる。
「大丈夫ですよ。慌てなくてよいのです。」
手をさすられ、自分の手が湯浴み後だというのにひどく冷たくなっていることに気がついた。
「だれにでもトラウマというのは存在しますから。なにも、慌ててどうにかしようとしなくていいのです。
少なくともこの屋敷に、手や足が竦んでしまうことを咎める者はいません。」
あなたのペースで大丈夫ですよ、とハリスさんは笑う。
ジワリ、と涙が滲む。
「泣いても大丈夫。あなたは良く耐えた。」
ここにいて、いいのだろうか。こんなにも私を認めてくれて、受け入れてくれる。
こんな場所があって、私がそこにいる。あまりにも都合がよすぎやしないか。
きっと、夢を見ているに違いない。
こんなに優しい夢ならばどうか、どうか二度と覚めないで。
消えないで・・・・・・
**********
ハリスさんは、私が泣きやむまで手を握ってくれていた。
「すっかり目が腫れてしまいましたね。氷嚢を持ってきましょう。」
ハリスさんに感じていた疑心など、どこかへ行ってしまった。
私には両親の記憶などないが、親がいたらこうだったのだろう。
・・・私はロベルトにとって、このような頼もしさを感じられる存在になれているだろうか。
「いえ、それには及びません。すぐに治りますから。」
「ヒースさん、先ほども言いましたが・・・」
「本当に大丈夫です!」
目に手を当て、軽くこする。
「あ、擦って、は・・・?」
「ほら、治りましたから。」
手をどけると、泣き腫らした目はもうすでに治っている。
「昔から、治るのが早いんです。」
「早いとかいう次元を超えてますよ?」
そういえば、前にいたところは日をまたがずに傷が塞がってしまうことを気味悪がられて、暴力が酷くなったのだった。
「そうか・・・それで、報告されていた実態にしては傷が少なかったのか・・・」
「?・・・何かおっしゃいましたか?」
「いいえ、なにも。」
また、気味悪がられてしまうだろうか。
ここまで優しくしてくれた人に気味悪がられてしまったら、蔑まれてしまったら・・・すこし耐えられそうにない。
「傷が治りやすいのは、なかなかのアドバンテージですね。
だからといって、自分の傷に無頓着になってはいけません。自分を大切にできないものに、他を大切にすることなどできないのですから。」
「・・・はい。」
ほ、と胸をなでおろす。気味悪がられることも、罵られることもなかったことに安堵する。
なんだか、この場所の心地に酔っている今なら、鏡もみることが出来そうな気がしてくる。きっと、このような気持ちになっている、このように大事にされている存在は、さぞ美しいみた目をしているに違いない。
「鏡を、今ならば見ることが出来そうです。」
ハリスさんは私の目を覗きこみ、なにかを確認したように頷くと、鏡の布に手をかけた。
「鏡の布を取り払いますよ。」
唐突に現実に引き戻される。
なんで、見ようとなどしたのだろう。見てしまえば、現実をたたきつけられるのに。私が感じていたものが幻想だと、思い知らされるのに。
・・・どうして幻想になど酔っていたのだろう。
「あ、や・・・、やっぱり、やめ・・・・・・」
言い終わる前に、鏡の布が剥がされる。
いやだ・・・!!
嫌だ!!!
見たくない!!
この夢から、醒めたくない!!!!
自分の手が顔を覆いきる前に、目に入ったものに息を呑む。
透き通るような肌に、短く整えられた、雪のように白い髪。零れんばかりに見開かれた瞳は、黒曜石のよう。
そしてその顔だちは、その造形に神が手を貸したかのような美しさだった。
「・・・は、」
絶句。
この一言に尽きるだろう。
私は、この鏡に映っているのが自分自身であると理解するのにかなりの時間を要した。
これが、私か?
あの惨めで、目にするのも汚らわしかった私は、どこへ行ったのだろう。
「見違えたでしょう?
ヒースさんが、“私は美しい”と威張ったところで、誰も咎めやしません。紛れもない事実ですからね。」
「この鏡が魔法道具、ということでは無いですか?」
「違いますよ。現に、私の姿は変わっていないでしょう?」
自分の姿であることを飲み込めるまで、私は鏡を食入いるように見つめた。
そんな私を、ハリスさんはにこやかに眺めていた。
**********
「ハリスさん、ありがとうございます。」
どれほど時間が経っただろう。
ようやく自分の姿が鏡の中の麗人であることを納得はいかずとも呑み込めた私は、ハリスさんにお礼を言う。
「いえいえ。私はイアン様の指示に従ったに過ぎませんよ。」
私がこれ程見違えたのだから、ロベルトはどれほど綺麗になっただろう。きっと、お貴族様にも見劣りしない、可愛くって綺麗で、素敵に違いない。
コンコン、と、部屋のドアを叩く音がする。
「どうぞ。こちらもいましがた終わったところですよ。」
キィ・・・と、控えめに扉が開かれる。
「お、お父さん、いますか?」
「ロベルト!」
扉の向こうからは、天使が現れた。
ふわふわの亜麻色の髪は肩で切りそろえられ、マチルダさんが気合を入れて着飾ってくれたのか、目利きなどできない私でも上等な服だとわかる服に身を包んでいる。
「ロベルト、可愛くなったねぇ!」
駆け寄ってきたロベルトを抱き上げると、天使が無邪気に微笑む。
ああ、太陽の子は天使だった!間違いなく!うっかり天から落ちてきたに違いない。
と、同時に、ロベルトはこんなにも可愛いのに、私は、あんな煤けた格好をさせて、表情を曇らさせてしまっていたのかと、情けなくなる。
「お父さんも、すごく綺麗だね!
お父さんの髪がこんなに綺麗だなんて、僕、知らなかったよ!」
ロベルトの笑顔が、どうしようもなく眩しい。
「マチルダさんから教えてもらったんだけど、ここまで良くしてもらえるのってイアン様の・・・ご主人様のおかげなんだよね!
お礼、言いに行きたい!」
「そうだね。精一杯お役に立ちますって、言いに行こうか。」
抱き上げていた天使を下ろしたとき、髪が丁寧に編みこまれていることに気がついた。
手を繫いだ私たちを見たマチルダさんとハリスさんが微笑んでいることは、なんだか恥ずかしくて気がつかないふりをした。
「さ、御覧なさい。見違えるほど綺麗になりましたよ。」
鏡。あまり好んでみたいものではない。覗けば、惨めな自分が映る。ズタボロで、煤けていて、虚ろな目の亡霊がそこにいる。それが自分なのだと、思い知る。思い知らされる。
『よくみるがいい。このみじめなボロ雑巾がお前だ。生きていることすら汚らわしい存在であることを、その使えぬ頭に焼き付けておくがいい。』
『ほら、ご覧よ。この惨めな半端者のエルフをさ!ボロボロになるまで殴られても、反撃どころか抵抗すらできない惨めな奴隷をさ!』
『ほら、よく見ろよ。前髪を切ってやったからよく見えるだろ?この世のすべてに絶望したかのような、知ったかぶった生意気な顔がよお!!!』
・・・なかなか顔があげられない。
促されているのだから、見なければ。
胃液がせりあがってくる。
耐えろ。
耐えなければ、また・・・
「ふむ、辛いのなら無理は良くありませんね。」
さっと鏡に布が被せられる。自分の血の気が引くのが分かった。
「っ、あ・・・大、丈夫です!大丈夫です!!見ます!ちゃんと見ますから!!!」
慌てて布を剥がそうとすると、ハリスさんに両腕を掴まれ止められる。
「大丈夫、とは何も問題がないことを言うのですよ。無理を押しとおすことではありません。」
優しく両手を取られ、子供をあやすように手をさすられる。
「大丈夫ですよ。慌てなくてよいのです。」
手をさすられ、自分の手が湯浴み後だというのにひどく冷たくなっていることに気がついた。
「だれにでもトラウマというのは存在しますから。なにも、慌ててどうにかしようとしなくていいのです。
少なくともこの屋敷に、手や足が竦んでしまうことを咎める者はいません。」
あなたのペースで大丈夫ですよ、とハリスさんは笑う。
ジワリ、と涙が滲む。
「泣いても大丈夫。あなたは良く耐えた。」
ここにいて、いいのだろうか。こんなにも私を認めてくれて、受け入れてくれる。
こんな場所があって、私がそこにいる。あまりにも都合がよすぎやしないか。
きっと、夢を見ているに違いない。
こんなに優しい夢ならばどうか、どうか二度と覚めないで。
消えないで・・・・・・
**********
ハリスさんは、私が泣きやむまで手を握ってくれていた。
「すっかり目が腫れてしまいましたね。氷嚢を持ってきましょう。」
ハリスさんに感じていた疑心など、どこかへ行ってしまった。
私には両親の記憶などないが、親がいたらこうだったのだろう。
・・・私はロベルトにとって、このような頼もしさを感じられる存在になれているだろうか。
「いえ、それには及びません。すぐに治りますから。」
「ヒースさん、先ほども言いましたが・・・」
「本当に大丈夫です!」
目に手を当て、軽くこする。
「あ、擦って、は・・・?」
「ほら、治りましたから。」
手をどけると、泣き腫らした目はもうすでに治っている。
「昔から、治るのが早いんです。」
「早いとかいう次元を超えてますよ?」
そういえば、前にいたところは日をまたがずに傷が塞がってしまうことを気味悪がられて、暴力が酷くなったのだった。
「そうか・・・それで、報告されていた実態にしては傷が少なかったのか・・・」
「?・・・何かおっしゃいましたか?」
「いいえ、なにも。」
また、気味悪がられてしまうだろうか。
ここまで優しくしてくれた人に気味悪がられてしまったら、蔑まれてしまったら・・・すこし耐えられそうにない。
「傷が治りやすいのは、なかなかのアドバンテージですね。
だからといって、自分の傷に無頓着になってはいけません。自分を大切にできないものに、他を大切にすることなどできないのですから。」
「・・・はい。」
ほ、と胸をなでおろす。気味悪がられることも、罵られることもなかったことに安堵する。
なんだか、この場所の心地に酔っている今なら、鏡もみることが出来そうな気がしてくる。きっと、このような気持ちになっている、このように大事にされている存在は、さぞ美しいみた目をしているに違いない。
「鏡を、今ならば見ることが出来そうです。」
ハリスさんは私の目を覗きこみ、なにかを確認したように頷くと、鏡の布に手をかけた。
「鏡の布を取り払いますよ。」
唐突に現実に引き戻される。
なんで、見ようとなどしたのだろう。見てしまえば、現実をたたきつけられるのに。私が感じていたものが幻想だと、思い知らされるのに。
・・・どうして幻想になど酔っていたのだろう。
「あ、や・・・、やっぱり、やめ・・・・・・」
言い終わる前に、鏡の布が剥がされる。
いやだ・・・!!
嫌だ!!!
見たくない!!
この夢から、醒めたくない!!!!
自分の手が顔を覆いきる前に、目に入ったものに息を呑む。
透き通るような肌に、短く整えられた、雪のように白い髪。零れんばかりに見開かれた瞳は、黒曜石のよう。
そしてその顔だちは、その造形に神が手を貸したかのような美しさだった。
「・・・は、」
絶句。
この一言に尽きるだろう。
私は、この鏡に映っているのが自分自身であると理解するのにかなりの時間を要した。
これが、私か?
あの惨めで、目にするのも汚らわしかった私は、どこへ行ったのだろう。
「見違えたでしょう?
ヒースさんが、“私は美しい”と威張ったところで、誰も咎めやしません。紛れもない事実ですからね。」
「この鏡が魔法道具、ということでは無いですか?」
「違いますよ。現に、私の姿は変わっていないでしょう?」
自分の姿であることを飲み込めるまで、私は鏡を食入いるように見つめた。
そんな私を、ハリスさんはにこやかに眺めていた。
**********
「ハリスさん、ありがとうございます。」
どれほど時間が経っただろう。
ようやく自分の姿が鏡の中の麗人であることを納得はいかずとも呑み込めた私は、ハリスさんにお礼を言う。
「いえいえ。私はイアン様の指示に従ったに過ぎませんよ。」
私がこれ程見違えたのだから、ロベルトはどれほど綺麗になっただろう。きっと、お貴族様にも見劣りしない、可愛くって綺麗で、素敵に違いない。
コンコン、と、部屋のドアを叩く音がする。
「どうぞ。こちらもいましがた終わったところですよ。」
キィ・・・と、控えめに扉が開かれる。
「お、お父さん、いますか?」
「ロベルト!」
扉の向こうからは、天使が現れた。
ふわふわの亜麻色の髪は肩で切りそろえられ、マチルダさんが気合を入れて着飾ってくれたのか、目利きなどできない私でも上等な服だとわかる服に身を包んでいる。
「ロベルト、可愛くなったねぇ!」
駆け寄ってきたロベルトを抱き上げると、天使が無邪気に微笑む。
ああ、太陽の子は天使だった!間違いなく!うっかり天から落ちてきたに違いない。
と、同時に、ロベルトはこんなにも可愛いのに、私は、あんな煤けた格好をさせて、表情を曇らさせてしまっていたのかと、情けなくなる。
「お父さんも、すごく綺麗だね!
お父さんの髪がこんなに綺麗だなんて、僕、知らなかったよ!」
ロベルトの笑顔が、どうしようもなく眩しい。
「マチルダさんから教えてもらったんだけど、ここまで良くしてもらえるのってイアン様の・・・ご主人様のおかげなんだよね!
お礼、言いに行きたい!」
「そうだね。精一杯お役に立ちますって、言いに行こうか。」
抱き上げていた天使を下ろしたとき、髪が丁寧に編みこまれていることに気がついた。
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