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あの後、どんな風に帰ったか解らない。
慧との初めてのキスに翻弄され、そして強引に従わされてしまった。
慧のマンションに日参する事を。
渡された慧のマンションのカードキー。
瞳は毎日慧のマンションに赴き、慧の帰りを待つ事。
そして夕食を共にする事。
土日は朝から慧のマンションで過ごす事を……。
***
「僕の仕事の書類の整理を手伝って欲しい。
ファイリングの仕方を教えるから、分類してして綴じていって」
初めて慧のマンションに連れられてバイトの内容を教えて貰った。
バイト代の金額を慧から聞き、余りの金額に瞳は口を詰まらせながら金額が多すぎると訴える。
そんな瞳の謙虚さに慧は柔らかい笑みを零す。
「婚約者に手伝って貰うんだ。
僕の気持ちだと思って受け取って欲しい」
そう言いながら慧が瞳を優しく抱きしめる。
急な慧の抱擁に瞳はぴくりと身体を震わす。
未だに強く警戒心を持つ瞳の反応に慧が心の中で舌打ちしながら瞳の耳元で優しく囁く。
「怖がらないで、瞳。
愛しているんだ……」
もう耳元で何度も愛を囁かれた。
慧の容貌を年齢を考え、どうしてこんな子供の自分に愛を囁くのか、瞳には皆目見当が付かなかった。
ただ自分が母親の娘だから慧は自分に関心を持つ。
日記に書いている事が正しければ自分に罪悪感を抱いているのではなかろうか?
だから自分に愛を語る。
そんな風にしか思えない。
それに愛なんてまだ恋もした事も無い瞳にとって未知なる思いでしかない。
恋愛に淡い感情を持つのは物語に憧れるから。
理想の恋愛を夢見るが物語の様な恋愛が現実あるとは思っていない。
ただ、本当の自分を知って欲しい。
シンデレラの様に王子が真実の愛でシンデレラを見つけた様に……。
「瞳、何を考えている?」
書類を仕分けしている手が止まっている事を慧が知り、そっと背後から話しかける。
一瞬、背中が暖かい感触に囚われる。
背後から慧に抱きしめられる。
「あ……」
右耳を慧が甘噛みしている。
「瞳……」
椅子を慧の方に回され膝裏に腕が入れられ抱き上げられる。
そのままソファまで連れられ座った慧の膝上に座らせされる。
背に腕が添えられソファの背にもたれる様に座る瞳の顔に慧が近づく。
またキスされる……。
反射時に目を瞑り慧の唇を受け入れる。
もう何度も慧に唇を奪われている。
慧のマンションに来るようになって二週間が経ち、瞳は毎日の如く慧に唇を奪われた。
最初、戸惑いと抵抗を示したがその都度、瞳の耳元に囁く。
愛していると……。
愛なんて知らない。
まだ、慧に恋心すら芽生えていない。
だけどこんなに情熱的に愛を囁かれ、蕩ける様な口付けを与えられると、瞳は抵抗する事が出来なくなってしまう。
恋愛の手管すら知らない初心な瞳を快楽に落とす事など、慧にとって容易いことだった。
くちゅくちゅとリビングに舌が絡まる音が聴こえる。
耳にこびり付くほど淫らな口付けの音に瞳の羞恥は限界を達していた。
(こ、こんな、恥かしくって逃げ出したい……)
無意識に涙が溢れる。
今までキスとは、ただただ柔らかく触れ合うだけだと思っていた。
性に関して余り関心は無く、いや、それ以上に異性に対して畏怖を感じていた。
そんな瞳にとって慧とのキスは自分の許容範囲を超える程の出来事であり、衝撃とも言える事だった。
(こんな事、お姉ちゃんが知ったらなんて思うだろう……。
好きでも無い男性とキスしていると知ったら)
一瞬、浮かんだ言葉に瞳は心の中で被りを振る。
慧の事をどう思っているんだろうか…?と何度も浮かんだがその都度、慧の激しいまでの執着に気持ちが流されてしまう。
涙で掠れる目でぼんやりと慧を見つめる。
今まで知っているどの男性よりも秀麗で整った美貌を持つ慧。
自分に囁く甘やかで艶やかな声。
抱きしめる腕が意外に逞しくて……。
胸に抱かれながら慧から感じる体温に心が跳ねた。
このときめきが好きと言う感覚なのだろうか…?と思うと瞳には未だに判断が付かない。
余りにも唐突過ぎる慧との出会いに、そして激しく求められる口付けに瞳の心は彷徨っている。
そう、恋が始まる前に慧の激情に囚われてしまった。
それが瞳の気持ちであった……。
***
「遅いな、瞳。
新しいバイト先で何かあったのかしら?」
瞳が古本屋のバイトを辞め、新しいバイトに行っていると聞いた時に感じた瞳の違和感。
何か思い詰めた様な瞳の表情に、美夜はまた、バイト先で何かあったのではないだろうか?心配げに尋ねたが、瞳に淡く微笑まれ知る事が出来なかった。
最近の瞳を見ていると、はっとする事が多くなった。
綺麗になったと思う。
前よりももっと……。
ふと見せる幼さが残っている瞳の表情に「女」を感じさせる。
憂いを見せる横顔を垣間見て、どきりとさせられる度に、思い浮かぶ言葉に美夜は笑う。
(まさか、好きな人でも出来たのかしら?
瞳の事だからきっと学校でもモテるんだろうな)
思った言葉に寂しさを覚える。
あのショーウィンドウで見たウエディングドレスを着て何時か瞳も愛する人の元に嫁ぐ。
それが美夜の願いでもある。
瞳には幸せになって欲しい。
誰よりも幸せな花嫁として愛する人の元に嫁がせたい。
「お義父さんもそう思うでしょう……」
遺影を見つめながら美夜は義父に語りかける。
「瞳には幸せになって欲しいの。
その為なら私、どんな事もするわ。
だって瞳の幸せを奪ったのは私たちの所為だから……。
私とお母さんに出会わなかったら、瞳は不幸にはならなかった」
だから、お義父さん天国から瞳を見守って……と美夜は語る。
その想いが義父に伝わる様に願いながら。
***
甘い快楽に陥り意識を朦朧とさせる瞳に、慧は背中に回していた腕をずらしチュニックに手を入れる。
直に背中に触れられる感触に瞳の意識が鮮明になっていく。
怯えを含む瞳に慧が欲望を含んだ眼差しで見つめる。
その目の強さに瞳は身体を動かすことが出来ない。
「だ、駄目……」
震えながら言葉を零すが慧にその唇をまた深く奪われる。
ぱちんとフョックが外される音が聞こえる。
急に胸元が緩まり頼りなくなった感触に瞳は激しく身体を震わせる。
(こ、これ以上は駄目!
や、嫌だ、こ、怖い!
誰か助けて……)
「い、いや、怖い!」
涙を溢れさせ抵抗する瞳の言葉を無視し、慧は前からもチュニックの中に手を入れブラをずらし、直に瞳の胸に触れる。
柔らかい感触に吐息が零れる。
まだ硬い蕾の様な瞳の身体。
その頼りげな瞳の胸に慧の笑みが濃くなる。
耳穴に舌を入れ瞳に甘く囁く。
「怖がらないで、瞳。
瞳をもっと感じたいんだ……」
ねっとりとざらつく慧の舌の感触に体中に緊張が走る。
小刻みに震える胸を慧の手がすっぽりと包むように触れていく。
慧の手が瞳の乳房をゆっくりと揉みしだく。
何度も何度も強弱を付けながら瞳の胸の感触を味わっていく。
瞳の恐怖が心の中で膨れ上がる。
慧の手を阻もうとしても恐怖と身体の奥から湧き上がる感覚に、手が震えて力が入らない。
そんな瞳の項に口付けながら慧が先端を軽く摘む。
一瞬、感電したような痺れが体中に駆け巡る。
緊張が一気にピークに達し瞳の意識がぶつりと切れる。
だらりと身体の力が抜け慧に縋りつく瞳を抱きしめながら慧は笑う。
「なんて君は可愛いんだ。
ああ、瞳。
明日で君は16歳になる。
今までどれ程、この時を待ったか。
君の全てを僕は貰うよ……」
艶やかに微笑みながら瞳を抱き上げ寝室へと連れて行く。
瞳をベットに寝かしつけ、慧はうっとりと微笑みながら浴室へと向う。
入浴を済ませ寝室に戻り、未だ意識を戻さない瞳を抱きしめながら慧は眠りに付く。
その夜、瞳は深く意識を失い目覚める事が無かった……。
そして16歳を迎えた次の日。
瞳は慧に愛され純潔を失うのであった……。
慧との初めてのキスに翻弄され、そして強引に従わされてしまった。
慧のマンションに日参する事を。
渡された慧のマンションのカードキー。
瞳は毎日慧のマンションに赴き、慧の帰りを待つ事。
そして夕食を共にする事。
土日は朝から慧のマンションで過ごす事を……。
***
「僕の仕事の書類の整理を手伝って欲しい。
ファイリングの仕方を教えるから、分類してして綴じていって」
初めて慧のマンションに連れられてバイトの内容を教えて貰った。
バイト代の金額を慧から聞き、余りの金額に瞳は口を詰まらせながら金額が多すぎると訴える。
そんな瞳の謙虚さに慧は柔らかい笑みを零す。
「婚約者に手伝って貰うんだ。
僕の気持ちだと思って受け取って欲しい」
そう言いながら慧が瞳を優しく抱きしめる。
急な慧の抱擁に瞳はぴくりと身体を震わす。
未だに強く警戒心を持つ瞳の反応に慧が心の中で舌打ちしながら瞳の耳元で優しく囁く。
「怖がらないで、瞳。
愛しているんだ……」
もう耳元で何度も愛を囁かれた。
慧の容貌を年齢を考え、どうしてこんな子供の自分に愛を囁くのか、瞳には皆目見当が付かなかった。
ただ自分が母親の娘だから慧は自分に関心を持つ。
日記に書いている事が正しければ自分に罪悪感を抱いているのではなかろうか?
だから自分に愛を語る。
そんな風にしか思えない。
それに愛なんてまだ恋もした事も無い瞳にとって未知なる思いでしかない。
恋愛に淡い感情を持つのは物語に憧れるから。
理想の恋愛を夢見るが物語の様な恋愛が現実あるとは思っていない。
ただ、本当の自分を知って欲しい。
シンデレラの様に王子が真実の愛でシンデレラを見つけた様に……。
「瞳、何を考えている?」
書類を仕分けしている手が止まっている事を慧が知り、そっと背後から話しかける。
一瞬、背中が暖かい感触に囚われる。
背後から慧に抱きしめられる。
「あ……」
右耳を慧が甘噛みしている。
「瞳……」
椅子を慧の方に回され膝裏に腕が入れられ抱き上げられる。
そのままソファまで連れられ座った慧の膝上に座らせされる。
背に腕が添えられソファの背にもたれる様に座る瞳の顔に慧が近づく。
またキスされる……。
反射時に目を瞑り慧の唇を受け入れる。
もう何度も慧に唇を奪われている。
慧のマンションに来るようになって二週間が経ち、瞳は毎日の如く慧に唇を奪われた。
最初、戸惑いと抵抗を示したがその都度、瞳の耳元に囁く。
愛していると……。
愛なんて知らない。
まだ、慧に恋心すら芽生えていない。
だけどこんなに情熱的に愛を囁かれ、蕩ける様な口付けを与えられると、瞳は抵抗する事が出来なくなってしまう。
恋愛の手管すら知らない初心な瞳を快楽に落とす事など、慧にとって容易いことだった。
くちゅくちゅとリビングに舌が絡まる音が聴こえる。
耳にこびり付くほど淫らな口付けの音に瞳の羞恥は限界を達していた。
(こ、こんな、恥かしくって逃げ出したい……)
無意識に涙が溢れる。
今までキスとは、ただただ柔らかく触れ合うだけだと思っていた。
性に関して余り関心は無く、いや、それ以上に異性に対して畏怖を感じていた。
そんな瞳にとって慧とのキスは自分の許容範囲を超える程の出来事であり、衝撃とも言える事だった。
(こんな事、お姉ちゃんが知ったらなんて思うだろう……。
好きでも無い男性とキスしていると知ったら)
一瞬、浮かんだ言葉に瞳は心の中で被りを振る。
慧の事をどう思っているんだろうか…?と何度も浮かんだがその都度、慧の激しいまでの執着に気持ちが流されてしまう。
涙で掠れる目でぼんやりと慧を見つめる。
今まで知っているどの男性よりも秀麗で整った美貌を持つ慧。
自分に囁く甘やかで艶やかな声。
抱きしめる腕が意外に逞しくて……。
胸に抱かれながら慧から感じる体温に心が跳ねた。
このときめきが好きと言う感覚なのだろうか…?と思うと瞳には未だに判断が付かない。
余りにも唐突過ぎる慧との出会いに、そして激しく求められる口付けに瞳の心は彷徨っている。
そう、恋が始まる前に慧の激情に囚われてしまった。
それが瞳の気持ちであった……。
***
「遅いな、瞳。
新しいバイト先で何かあったのかしら?」
瞳が古本屋のバイトを辞め、新しいバイトに行っていると聞いた時に感じた瞳の違和感。
何か思い詰めた様な瞳の表情に、美夜はまた、バイト先で何かあったのではないだろうか?心配げに尋ねたが、瞳に淡く微笑まれ知る事が出来なかった。
最近の瞳を見ていると、はっとする事が多くなった。
綺麗になったと思う。
前よりももっと……。
ふと見せる幼さが残っている瞳の表情に「女」を感じさせる。
憂いを見せる横顔を垣間見て、どきりとさせられる度に、思い浮かぶ言葉に美夜は笑う。
(まさか、好きな人でも出来たのかしら?
瞳の事だからきっと学校でもモテるんだろうな)
思った言葉に寂しさを覚える。
あのショーウィンドウで見たウエディングドレスを着て何時か瞳も愛する人の元に嫁ぐ。
それが美夜の願いでもある。
瞳には幸せになって欲しい。
誰よりも幸せな花嫁として愛する人の元に嫁がせたい。
「お義父さんもそう思うでしょう……」
遺影を見つめながら美夜は義父に語りかける。
「瞳には幸せになって欲しいの。
その為なら私、どんな事もするわ。
だって瞳の幸せを奪ったのは私たちの所為だから……。
私とお母さんに出会わなかったら、瞳は不幸にはならなかった」
だから、お義父さん天国から瞳を見守って……と美夜は語る。
その想いが義父に伝わる様に願いながら。
***
甘い快楽に陥り意識を朦朧とさせる瞳に、慧は背中に回していた腕をずらしチュニックに手を入れる。
直に背中に触れられる感触に瞳の意識が鮮明になっていく。
怯えを含む瞳に慧が欲望を含んだ眼差しで見つめる。
その目の強さに瞳は身体を動かすことが出来ない。
「だ、駄目……」
震えながら言葉を零すが慧にその唇をまた深く奪われる。
ぱちんとフョックが外される音が聞こえる。
急に胸元が緩まり頼りなくなった感触に瞳は激しく身体を震わせる。
(こ、これ以上は駄目!
や、嫌だ、こ、怖い!
誰か助けて……)
「い、いや、怖い!」
涙を溢れさせ抵抗する瞳の言葉を無視し、慧は前からもチュニックの中に手を入れブラをずらし、直に瞳の胸に触れる。
柔らかい感触に吐息が零れる。
まだ硬い蕾の様な瞳の身体。
その頼りげな瞳の胸に慧の笑みが濃くなる。
耳穴に舌を入れ瞳に甘く囁く。
「怖がらないで、瞳。
瞳をもっと感じたいんだ……」
ねっとりとざらつく慧の舌の感触に体中に緊張が走る。
小刻みに震える胸を慧の手がすっぽりと包むように触れていく。
慧の手が瞳の乳房をゆっくりと揉みしだく。
何度も何度も強弱を付けながら瞳の胸の感触を味わっていく。
瞳の恐怖が心の中で膨れ上がる。
慧の手を阻もうとしても恐怖と身体の奥から湧き上がる感覚に、手が震えて力が入らない。
そんな瞳の項に口付けながら慧が先端を軽く摘む。
一瞬、感電したような痺れが体中に駆け巡る。
緊張が一気にピークに達し瞳の意識がぶつりと切れる。
だらりと身体の力が抜け慧に縋りつく瞳を抱きしめながら慧は笑う。
「なんて君は可愛いんだ。
ああ、瞳。
明日で君は16歳になる。
今までどれ程、この時を待ったか。
君の全てを僕は貰うよ……」
艶やかに微笑みながら瞳を抱き上げ寝室へと連れて行く。
瞳をベットに寝かしつけ、慧はうっとりと微笑みながら浴室へと向う。
入浴を済ませ寝室に戻り、未だ意識を戻さない瞳を抱きしめながら慧は眠りに付く。
その夜、瞳は深く意識を失い目覚める事が無かった……。
そして16歳を迎えた次の日。
瞳は慧に愛され純潔を失うのであった……。
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