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24話
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(ふふふ、驚いているわね。
やはり、エレーヌがこの世界でのヒロインの立ち位置にいる。
全てはエレーヌを中心に話が展開している)
だから、リリアンヌはヒロインでは無くなっていた。
ただのリリアンヌとして生を受けた。
ただ、それだけ。
(気付いた時、自分の記憶違いかと周りを見渡して、そして確信した。
確かにここは「貴方に心ときめいて」の世界と全く一緒だと考えてもいい。
だけどそれはただの世界観だけ……。
リリアンヌが生を受けたのは、ヒロインとして活躍する時期から遡って10年前。
そう。
だから、ラルフが孤児院にお忍びで来る訳が無い。
ラルフは当時、10歳だもの。
その時期は王妃であるラルフの母親が亡くなって、愛妾だったマルグリットが王妃に立った頃だし。
そんな多感な時期に、孤児院云々は無いでしょう。
それにヒロインがすり替わった時点でラルフの性格だって王道だとは思えないし。
それに気付くまで本当に時間を要したわ。
特にメンタル面で。
だって、ヒロインである筈のリリアンヌがヒロインでは無い。
それに生まれた時期が違う。
子爵家の落とし胤の設定は辛うじて一緒だったけど。
ただ、マリーベルの父親では無く、祖父だと言う設定に変化していた。
知って嗤ってしまった。
ああ、一応は王道の設定を踏んでいるんだリリアンヌはと思った途端、乾いた笑いしか無かった)
だから念には念をと思い、リリアンヌの軌道修正を行なっていったわ。
まずは社交界デビュー。
二十歳であるクラウスに近づいて、叔母のレイチェル(マリーベルの母親)の婚家の隠された娘である事をクラウスに伝えた。
最初、私の言葉を訝しげに聞いていたけど、流石、元ヒロイン。
直ぐにクラウスを魅了し虜にしたわ。
垂涎モノの巨乳に可憐な容姿は男の庇護欲を唆る事は言うまでも無く。
この世界での成り行きが変わって無かったら、先の予言も出来たので、直ぐに国王に近付く事が出来た。
社交界デビューの時、初めて国王に謁見し、その時点で国王を魅了した。
見識の深い会話と、エロ可愛い容姿であるリリアンヌに国王は恋に落ち入り、そしてその日に身体を奪った。
まだ32歳の男盛りで、フェロモンむんむんで。
流石にラルフの父親である。
容姿はすこぶる、いい。
それに抱かれた時の、あの感覚。
蕩けるかと思った。
社交界でクラウスが名を馳せていると言っても、まだ二十歳の若造。
生前の年齢を考えるとかなりの年下。
その点、国王であるルイスは私と同じ歳。
「リリアンヌ……」
社交界デビューの日、王の寝室に召された私は直ぐに、国王ルイスに身体を捧げた。
何かしらの作用が働いているのか、クラウスに処女を捧げた私がルイスに抱かれた時、身体は乙女のままだった。
初めてを奪ったと言う高揚と征服感がルイスの心を満たした。
クラウスの婚約者としてデビューを果たした私は、その日からルイスの最愛の愛妾となった。
婚約は国王の手で呆気なく破棄された。
最初、私との婚約破棄に抵抗していたクラウスも王に立て付く事が何を物語るのか、すぐに察したのだろう。
以前と同じく社交界きっての伊達男として華やかな日々を過ごしていった。
心に深い闇と哀しみを秘めて……。
ルイスに抱かれた日から、月のモノが来る日だけは流石に身体を繋げる事は無かったが、ルイスのリリアンヌへの寵愛は深まるばかり。
毎日、ベッドを共にしリリアンヌを激しく求めた。
リリアンヌの身体は正に男にとって媚薬であり心を狂わす麻薬である。
ルイスとの目眩く愛の日々。
王の愛妾として華やかな世界に君臨し、女として最高の出世道を歩んでいた。
だけど、それだけで心が満たされるかと思えば、それが違っていた。
だって、私が生前、一番のお気に入りはルイスでは無かったから。
ルイスなんて「貴方に心ときめいて」での世界では既に40代の渋いダンディなおじ様。
ラルフの父親で国王であるが為、攻略対象外であって、それにスチルすら無かった。
そんな対象外の人物にお熱を上げる筈もなく。
私が生前、狙っていたのは……。
隣国の王トリスタン。
ラルフの母親の弟で「貴方に心ときめいて」では、34歳で本当に超イケメン。
ルイスも確かにラルフの父親であって容姿端麗で男らしいけど、トリスタンは主要キャラであって、格が違う。
そう、だから王妃になって近づいて、いつの日かトリスタンと……。
そんな日を虎視淡々と狙っていても、展開には及ぶ筈が無く。
だってリリアンヌは既にヒロインの資格を剥奪されているから。
エレーヌがこの世界でヒロインとして立ち回っている展開になっている時点で、既にリリアンヌは攻略キャラとは恋愛対象として恋に発展しない。
それがこの世界のシステム。
(どうしてエレーヌがヒロインなの。
よりによってスチル無しの辺境伯の娘であるエレーヌが何故……)
数年の間、悶々とした気持ちで時が過ぎていった。
その理由に気付いた時、私は一瞬表情を失くしていた。
ああ、何故、あの女が転生しているの?
何故、久保紗雪がこの世界でヒロインとして転生しているの?
本当に忌々しい。
生前も今生でもどうしてあの女は私の邪魔をするの。
ああ、憎い。
あの女が憎くて堪らない。
エレーヌの存在がリリアンヌの恋愛の歯止めを掛けている。
リリアンヌでは無くエレーヌに魅了される様に彼らはこの世界で動いているのだから。
(奪ってやる。
全てをエレーヌから奪い、この手に取り戻してやる……)
さあ、エレーヌ。
ううん、久保紗雪。
復讐の幕開けが始まったわ。
貴女に奪われたヒロインの座を取り戻してやる。
そしてこの世界を私が望んだ、桃色の世界に変えていくんだから。
やはり、エレーヌがこの世界でのヒロインの立ち位置にいる。
全てはエレーヌを中心に話が展開している)
だから、リリアンヌはヒロインでは無くなっていた。
ただのリリアンヌとして生を受けた。
ただ、それだけ。
(気付いた時、自分の記憶違いかと周りを見渡して、そして確信した。
確かにここは「貴方に心ときめいて」の世界と全く一緒だと考えてもいい。
だけどそれはただの世界観だけ……。
リリアンヌが生を受けたのは、ヒロインとして活躍する時期から遡って10年前。
そう。
だから、ラルフが孤児院にお忍びで来る訳が無い。
ラルフは当時、10歳だもの。
その時期は王妃であるラルフの母親が亡くなって、愛妾だったマルグリットが王妃に立った頃だし。
そんな多感な時期に、孤児院云々は無いでしょう。
それにヒロインがすり替わった時点でラルフの性格だって王道だとは思えないし。
それに気付くまで本当に時間を要したわ。
特にメンタル面で。
だって、ヒロインである筈のリリアンヌがヒロインでは無い。
それに生まれた時期が違う。
子爵家の落とし胤の設定は辛うじて一緒だったけど。
ただ、マリーベルの父親では無く、祖父だと言う設定に変化していた。
知って嗤ってしまった。
ああ、一応は王道の設定を踏んでいるんだリリアンヌはと思った途端、乾いた笑いしか無かった)
だから念には念をと思い、リリアンヌの軌道修正を行なっていったわ。
まずは社交界デビュー。
二十歳であるクラウスに近づいて、叔母のレイチェル(マリーベルの母親)の婚家の隠された娘である事をクラウスに伝えた。
最初、私の言葉を訝しげに聞いていたけど、流石、元ヒロイン。
直ぐにクラウスを魅了し虜にしたわ。
垂涎モノの巨乳に可憐な容姿は男の庇護欲を唆る事は言うまでも無く。
この世界での成り行きが変わって無かったら、先の予言も出来たので、直ぐに国王に近付く事が出来た。
社交界デビューの時、初めて国王に謁見し、その時点で国王を魅了した。
見識の深い会話と、エロ可愛い容姿であるリリアンヌに国王は恋に落ち入り、そしてその日に身体を奪った。
まだ32歳の男盛りで、フェロモンむんむんで。
流石にラルフの父親である。
容姿はすこぶる、いい。
それに抱かれた時の、あの感覚。
蕩けるかと思った。
社交界でクラウスが名を馳せていると言っても、まだ二十歳の若造。
生前の年齢を考えるとかなりの年下。
その点、国王であるルイスは私と同じ歳。
「リリアンヌ……」
社交界デビューの日、王の寝室に召された私は直ぐに、国王ルイスに身体を捧げた。
何かしらの作用が働いているのか、クラウスに処女を捧げた私がルイスに抱かれた時、身体は乙女のままだった。
初めてを奪ったと言う高揚と征服感がルイスの心を満たした。
クラウスの婚約者としてデビューを果たした私は、その日からルイスの最愛の愛妾となった。
婚約は国王の手で呆気なく破棄された。
最初、私との婚約破棄に抵抗していたクラウスも王に立て付く事が何を物語るのか、すぐに察したのだろう。
以前と同じく社交界きっての伊達男として華やかな日々を過ごしていった。
心に深い闇と哀しみを秘めて……。
ルイスに抱かれた日から、月のモノが来る日だけは流石に身体を繋げる事は無かったが、ルイスのリリアンヌへの寵愛は深まるばかり。
毎日、ベッドを共にしリリアンヌを激しく求めた。
リリアンヌの身体は正に男にとって媚薬であり心を狂わす麻薬である。
ルイスとの目眩く愛の日々。
王の愛妾として華やかな世界に君臨し、女として最高の出世道を歩んでいた。
だけど、それだけで心が満たされるかと思えば、それが違っていた。
だって、私が生前、一番のお気に入りはルイスでは無かったから。
ルイスなんて「貴方に心ときめいて」での世界では既に40代の渋いダンディなおじ様。
ラルフの父親で国王であるが為、攻略対象外であって、それにスチルすら無かった。
そんな対象外の人物にお熱を上げる筈もなく。
私が生前、狙っていたのは……。
隣国の王トリスタン。
ラルフの母親の弟で「貴方に心ときめいて」では、34歳で本当に超イケメン。
ルイスも確かにラルフの父親であって容姿端麗で男らしいけど、トリスタンは主要キャラであって、格が違う。
そう、だから王妃になって近づいて、いつの日かトリスタンと……。
そんな日を虎視淡々と狙っていても、展開には及ぶ筈が無く。
だってリリアンヌは既にヒロインの資格を剥奪されているから。
エレーヌがこの世界でヒロインとして立ち回っている展開になっている時点で、既にリリアンヌは攻略キャラとは恋愛対象として恋に発展しない。
それがこの世界のシステム。
(どうしてエレーヌがヒロインなの。
よりによってスチル無しの辺境伯の娘であるエレーヌが何故……)
数年の間、悶々とした気持ちで時が過ぎていった。
その理由に気付いた時、私は一瞬表情を失くしていた。
ああ、何故、あの女が転生しているの?
何故、久保紗雪がこの世界でヒロインとして転生しているの?
本当に忌々しい。
生前も今生でもどうしてあの女は私の邪魔をするの。
ああ、憎い。
あの女が憎くて堪らない。
エレーヌの存在がリリアンヌの恋愛の歯止めを掛けている。
リリアンヌでは無くエレーヌに魅了される様に彼らはこの世界で動いているのだから。
(奪ってやる。
全てをエレーヌから奪い、この手に取り戻してやる……)
さあ、エレーヌ。
ううん、久保紗雪。
復讐の幕開けが始まったわ。
貴女に奪われたヒロインの座を取り戻してやる。
そしてこの世界を私が望んだ、桃色の世界に変えていくんだから。
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