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○僕とお家訪問
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僕はモヤモヤモヤーとしましたが、ありさんのお家に行く途中なので、そのモヤモヤモヤーを気にしない事にしました。
大人な対応ですね!うむうむ。
僕が一人うむうむと納得していると、さっきまで笑ってたカショウが急にうーんと唸り、グググっと眉毛を寄せました。
それがなんだかおかしかったので次はどうなるんだろうと、僕はカショウをじっと見つめましたが、僕の視線に気づく事はなく眉毛を寄せたまま「そう言えば……」と小さなお声で呟いてました。
なんかすごく気になります。
「なんでしゅか?」
「あ、いえ……」
『なんだ? 気になるではないか』
「そうよそうよー。言いなさいよ」
こういう時のぴょん太とエリーナの息は、不思議なことにピッタリなのです。
ピッタリすぎるから、すぐに言い合いになるのでしょうか?
「えっとですね、森の中なのに動物に出会わないな……、と。それと魔物と。
あっ、もちろん魔物にはなるべく出会いたくないですけどっ!」
そう言えばそうですね。
動物さん達、全然いませんね?
鳥さんのお声も全く聞こえませんし、小さな動物の姿も見えません。
みんなでどこかにお出かけしたのでしょうか?
『確かにそうだな。動物は我々の気配で逃げた可能性はあるが、魔物は逆に襲ってきそうなのもだ。
まぁ、仮に魔物が襲ってきても、我がチョイっとやっつけるだけだがな!』
おおー!ぴょん太がなんか凄そうですっ!
僕もぴょん太のようにチョイっとやります!
チョイチョイッ!
「え? なんですかその可愛いの!」
「カチョ、うるしゃいでしゅ」
「すみません……。それでですね、その可愛いのなんですか?」
可愛い……?
カショウは何を言っているのでしょうか?
「ぴょん太の真似でしゅよ?」
「ピョンタの真似……?」
なんで首を傾げるのですか?
そっくりじゃないですか。
こう、片手を前に出してシュッ!として凄いっ!て感じを出してるじゃないですか。
もしかしたらカショウにはその凄さが分からないのかもしれませんね。うむ。
「なんか坊っちゃまに謎な誤解をされている気がする……」
「カショウの事はこの際どうでもいいけど……。
坊っちゃまはどうしてピョンタの真似がしたいのですか?」
「そんなの決まってましゅ!
僕もぴょん太と一緒に魔物をチョイっとでしゅよ!」
「無理ですよー!」
『無理ですね』
「無謀です!」
むぅ……。
みんなから却下されました……。
「ぴょん太が出来るなら、ぼくも出来ましゅよ!」
な、なんですか……!
三人してそんな目で僕を見ないでくださいっ!!
「坊っちゃまは分かってませんね」
エリーナがやれやれって感じで首を横に振ってます。
むぅ。なんか馬鹿にされてる気がします。
「いいですか、坊っちゃま。
ピョンタはこんな感じですが、この体にはそれはそれはつよーい魔物の素材が使われているんですよ?
この目には最高の魔石が使われてますし、それに強い力も付与されてます。
だからそんじょそこらの魔物如きではやられません。
それに比べて坊っちゃまはとてもとてもお可愛らしい体です。
キュートなお目々に魅了されてしまいますが、その可愛らしさを理解できないクズには残念な事に効かないのです。
そんなクズは消えてしまえばいいのですが、そういうクズに限って生きながらえるのです」
『エリーナ、言葉が少しおかしいぞ。それにユーリ様の説明には不適切な部分が……』
「あらー? 申し訳ございませーん。
まぁ、そんな感じなので坊っちゃまはピョンタほど強くないのですよー」
「なんか最後、めっちゃ省きましたね……?」
『まぁ、それがエリーナだから仕方ないな……』
「ぬいぐりゅみ種はちゅよいのでしゅね!
ぼく、知らなかったでしゅよ!」
『ユーリ様、その中でも私が一番強いのですよ!
そこら辺のぬいぐるみとは比べてはいけませんからね!』
えっへん!と胸を張る可愛いぴょん太がそんなに強いとは思いませんでした。
あんなにほわほわで可愛いのに、ぬいぐるみ種って凄いのですね!
大人な対応ですね!うむうむ。
僕が一人うむうむと納得していると、さっきまで笑ってたカショウが急にうーんと唸り、グググっと眉毛を寄せました。
それがなんだかおかしかったので次はどうなるんだろうと、僕はカショウをじっと見つめましたが、僕の視線に気づく事はなく眉毛を寄せたまま「そう言えば……」と小さなお声で呟いてました。
なんかすごく気になります。
「なんでしゅか?」
「あ、いえ……」
『なんだ? 気になるではないか』
「そうよそうよー。言いなさいよ」
こういう時のぴょん太とエリーナの息は、不思議なことにピッタリなのです。
ピッタリすぎるから、すぐに言い合いになるのでしょうか?
「えっとですね、森の中なのに動物に出会わないな……、と。それと魔物と。
あっ、もちろん魔物にはなるべく出会いたくないですけどっ!」
そう言えばそうですね。
動物さん達、全然いませんね?
鳥さんのお声も全く聞こえませんし、小さな動物の姿も見えません。
みんなでどこかにお出かけしたのでしょうか?
『確かにそうだな。動物は我々の気配で逃げた可能性はあるが、魔物は逆に襲ってきそうなのもだ。
まぁ、仮に魔物が襲ってきても、我がチョイっとやっつけるだけだがな!』
おおー!ぴょん太がなんか凄そうですっ!
僕もぴょん太のようにチョイっとやります!
チョイチョイッ!
「え? なんですかその可愛いの!」
「カチョ、うるしゃいでしゅ」
「すみません……。それでですね、その可愛いのなんですか?」
可愛い……?
カショウは何を言っているのでしょうか?
「ぴょん太の真似でしゅよ?」
「ピョンタの真似……?」
なんで首を傾げるのですか?
そっくりじゃないですか。
こう、片手を前に出してシュッ!として凄いっ!て感じを出してるじゃないですか。
もしかしたらカショウにはその凄さが分からないのかもしれませんね。うむ。
「なんか坊っちゃまに謎な誤解をされている気がする……」
「カショウの事はこの際どうでもいいけど……。
坊っちゃまはどうしてピョンタの真似がしたいのですか?」
「そんなの決まってましゅ!
僕もぴょん太と一緒に魔物をチョイっとでしゅよ!」
「無理ですよー!」
『無理ですね』
「無謀です!」
むぅ……。
みんなから却下されました……。
「ぴょん太が出来るなら、ぼくも出来ましゅよ!」
な、なんですか……!
三人してそんな目で僕を見ないでくださいっ!!
「坊っちゃまは分かってませんね」
エリーナがやれやれって感じで首を横に振ってます。
むぅ。なんか馬鹿にされてる気がします。
「いいですか、坊っちゃま。
ピョンタはこんな感じですが、この体にはそれはそれはつよーい魔物の素材が使われているんですよ?
この目には最高の魔石が使われてますし、それに強い力も付与されてます。
だからそんじょそこらの魔物如きではやられません。
それに比べて坊っちゃまはとてもとてもお可愛らしい体です。
キュートなお目々に魅了されてしまいますが、その可愛らしさを理解できないクズには残念な事に効かないのです。
そんなクズは消えてしまえばいいのですが、そういうクズに限って生きながらえるのです」
『エリーナ、言葉が少しおかしいぞ。それにユーリ様の説明には不適切な部分が……』
「あらー? 申し訳ございませーん。
まぁ、そんな感じなので坊っちゃまはピョンタほど強くないのですよー」
「なんか最後、めっちゃ省きましたね……?」
『まぁ、それがエリーナだから仕方ないな……』
「ぬいぐりゅみ種はちゅよいのでしゅね!
ぼく、知らなかったでしゅよ!」
『ユーリ様、その中でも私が一番強いのですよ!
そこら辺のぬいぐるみとは比べてはいけませんからね!』
えっへん!と胸を張る可愛いぴょん太がそんなに強いとは思いませんでした。
あんなにほわほわで可愛いのに、ぬいぐるみ種って凄いのですね!
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