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第15話:オオカミ屋敷への潜入!-猟犬獣鬼テンダべロス登場-(後編)
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「魔獣……!」
ウワサは本当だった。オオカミの如き姿を持つ魔獣――テンダべロスの出現にはじめたちは慄いた。思わず窓の外を見るが、夕方にはやはりまだ早い。こいつもシザーバデス同様、本来あるべき時間帯を逸脱しているがその原因は全く見当がつかない。
「聖水……筒射剣……ッ!」
ひかるが絞り出すような声と共に水の刃を抜刀、テンダべロスもが殆んど同じタイミングで彼女目がけて飛びかかる。
敵の細長い腕から繰り出される爪の一撃を、ひかるはギリギリのところで回避し、すれ違いざまにあばらの浮き出た脇腹を狙って鋭く斬りつけた!
悲鳴を上げて屋敷の床を転がったテンダべロスだが、直後に驚くべきことが起きた。なんとその体が煙の如き半実体と化し、天井付近を高速で飛び回り始めたではないか!
今まで見たこともない特殊能力に呆気に取られていると、敵ははじめの後ろで何かゴソゴソやっていた究太郎に狙いを定めて一気に突っ込んでいく。はじめが彼を慌てて床に伏せさせた瞬間、頭上スレスレを青白い煙の塊が猛烈なスピードで通過していった。はじめは肝が冷える思いだった。
「こんな時に何してんだよ!?」
「ちょっとした秘密兵器を持って来たんだ!」
究太郎は目を輝かせて叫ぶ。先程の刺激臭にやられたのか、瞳の端がまだ若干潤んでいる。半泣きなのに口元だけ笑っている異様な表情だった。
「あいつに効くかどうか、試したい!」
「今そんな場合じゃないだろ!?」
「どいて、邪魔!」
廊下の真ん中で揉み合っていたはじめと究太郎を乱暴に突き飛ばし、ひかるは半実体で飛行し続ける敵の後を猛然と追っていった。
「やああああああああッ!!」
彼我の距離を瞬く間に縮めたひかるは気合一閃、水の刃を袈裟懸けに振り下ろすが敵の実体を捉えるには至らず、代わりに廊下に並んだドアの一枚を粉々に打ち砕いて破片を四方に飛び散らせる。
敵は最初出現した時のように壁と天井の継ぎ目付近の角度へと突っ込むと、あっという間に廊下から姿を消してしまう。一瞬、屋敷内が静寂に包まれるがそれは逃亡ではなく、こちらを攪乱するための戦法に過ぎなかったのだ。
「上城、後ろ!」
はじめの警告でひかるが振り返った直後、消えたハズのテンダべロスが壁と床の継ぎ目付近の角度から勢いよく飛び出してきた。身をかわしたひかるが咄嗟に斬りつけると、今度はどうやら手ごたえがあったようで半実体の体が放電して揺らめく。
敵はまたも別の角度に飛び込むと廊下中にある窓やドア、壁や天井といったあらゆる鋭角的部分からの出現と消失を繰り返し始めた。これでは何処から襲ってくるか予測できない。
しかも、はじめはひかるの様子がおかしいことに気付いていた。
「上城、大丈夫なのか!?」
「……放って……おいて……!」
「だけど、剣が!」
ひかるが聖水をどういう原理で操っているのか、はじめは知らない。だが先程からひかるの発生させている水の刃は、明らかに普段見ているものよりも小さくて短く、まとまった形状を維持できないかのように妙にチラついていた。今にも消えてしまいそうなのだ。
「このホコリのせいだよ、はじめ!」
究太郎は口元を押さえ、若干咳き込むように言った。
長年放置されていたという屋敷内は、さっきからの戦闘で見るからに健康に悪そうな粉塵が舞い上がり、日光が当たってその存在を殊更に主張していた。当初の異臭こそ収まったものの正直、息をするのも憚られるような状況であることに違いは無かった。
「上城さんの剣の水分が、きっと余計に奪われてるんだよ!」
「窓! 窓を開けろ、究太郎!」
はじめは言うが早いか、自ら真っ先に手近なところの窓へ飛びついた。
「空気を入れ替えするんだ!」
意図を察知したらしく、究太郎も戦局を少しでも有利にしようと片っ端から窓に飛びつく。が、それこそ長年放置されていた影響なのかどの窓も固く、カギは開いてもガラス板自体中々動こうとしてくれない。
そうこうするうちにも、ひかるとテンダべロスとの戦闘は続いていた。異常なまでの機動力で翻弄してくるテンダべロスを、ひかるは殆んど力任せに斬りつけるが効いている気配は殆どない。しかも周囲のドアや調度品を巻き添えで叩き壊していくため、次から次に新しい粉塵が飛散して、彼女は自らの状況を余計に悪化させているようにさえ見えた。
「うわっ!?」
魔獣に追いすがるひかるが、あろうことかはじめの目と鼻の先にある窓目がけて突っ込み、斬りつけてきた。お陰で窓は開けるより先に叩き割られたが、あと一歩ではじめが巻き添えになるところだった。
「どいてよ……邪魔しないで、あっち行っててよっ!」
「な、なんだよ。さっきから急にどうしたんだよ、上城!?」
「うるさいっ!」
「ふたりとも、後ろ!」
攻撃が当たりかけた上に理不尽に怒鳴りつけられていると、ひかるの背後から再び実体へと戻ったテンダべロスが牙を剥き出して襲い掛かってきた。ひかるは一瞬でそれを察知すると、聖水筒射剣を逆手に持ち替え全身を回転、絶叫しながら敵の体を壁に刃で縫いつけてしまう。
「…………!」
眼前で繰り広げられた瞬時の攻防に、はじめは思わずへたり込む。だがまだ敵は、その長い手足をバタつかせ抵抗しており、ひかるの水の刃は今にも消えかけているような有様。一秒後には形勢が逆転していても不思議ではなかった。
ひかるは屋敷中に響き渡るような咆哮を上げると、聖水筒射剣をより深々とテンダべロスの腹部にねじ込んでいった。彼女の叫びに呼応するかのように、殆んど消えかけだった水の刃が一転してたちまち極大化を果たしていく。
「――くたばれ幼魔獣ッ!!」
ウオオオオオオオオン……!
敵の悲鳴とひかるの叫びが重なり合い、次の瞬間テンダべロスは青白い光と共に爆散した。飛び散る光から思わず両目を庇ったはじめは、光が収まると敵が跡形もなく消失しているのに気付き、愕然とする。アレを倒したのか……。
「あの、上城…………」
「触らないで…………」
大きく肩で息をしているのが分かってひかるを気遣おうとするも、はじめの手は即座にはねのけられる。以前ならショックを受けるところだが、今回ばかりはどうもそんな気持ちにすらならなかった。息が荒いだけならまだしも目は半開きで焦点が合わず、顔は大粒の汗が大量に浮かんでいる。こんなに消耗したひかるを、はじめは見るのが初めてだった。
あまりの壮絶さに中々それ以上声を掛けられないでいると、究太郎が恐るおそるという風にはじめの元にやって来た。
「……上城さん大丈夫なの? 今にも死にそうだけど」
「いや、どう見てもヤバそうだけど、でも……」
足を引きずり、壁伝いに玄関ホールの方へと戻っていくひかるの背中は、とてもではないが呼び止められる雰囲気ではなかった。はじめは今更ながら覚悟の甘さを痛感する。自分たちは結局、ひかるという少女のことを何も分かってはいないのだ。
彼女の家の事情も、あそこまでボロボロになって戦う理由も、何もかも……。
「なんか俺、悪い事しちゃったかな」
「……究太郎だけのせいじゃないよ。それに、今も一緒に頑張ってくれたろ」
「今更空気が澄んでてもしょうがないよなぁ」
廊下中の窓を開けまくったお陰で、異臭やホコリはかなり軽減されていた。屋敷内はやっとまともに呼吸の出来る状況を取り戻していたのだ。
「折角作ってきた秘密兵器も、窓開けるのに夢中で使えなかったしさ」
「……一応聞いとくけど、今度は何バズーカなんだ?」
「いや違うよ、今度のは……」
その時、何の前触れもなく屋敷内に悲鳴が響き渡った。
はじめと究太郎は思わず凍りつく。しかも単なる悲鳴ではない。年頃の、女の子の悲鳴だ。
「…………上城の声だ」
はじめは気付くが早いか、ひかるの消えた方向を目がけて猛ダッシュした。後ろで究太郎が何か言っているが、よく聞こえない。そんなことよりも今は、ひかるの無事を確かめることが先決だ。
廊下の角を曲がり、玄関ホールに出たところではじめは自分の目を疑った。そこにいたのは青白い燐光を放ち、長い手足を持つ、オオカミ型の魔獣だった。たった今そこで倒したハズの敵が無傷で甦り、唸り声と共にこちらをにらみつけていたのだ。
それだけではない。敵の足元に、よく見知った人物が倒れていたのだ。
長い素足にパーカーに、短いポニーテール。だが今やその髪はひどく乱れ、横たわった体はピクリとも動いていなかった。
まさか。嘘だ。はじめの頭の中が真っ白になる。残酷すぎる現実を、認めることを脳が拒否して受け付けない。だが紛れもない真実に、見ないフリをすることなど出来なかった。
上城ひかるは、敗北した。
7/2(土)20:00~最終章「大決戦!オオカミ屋敷-超魔獣鬼メガテンダべロス登場-(前・中・後)」公開予定!
ウワサは本当だった。オオカミの如き姿を持つ魔獣――テンダべロスの出現にはじめたちは慄いた。思わず窓の外を見るが、夕方にはやはりまだ早い。こいつもシザーバデス同様、本来あるべき時間帯を逸脱しているがその原因は全く見当がつかない。
「聖水……筒射剣……ッ!」
ひかるが絞り出すような声と共に水の刃を抜刀、テンダべロスもが殆んど同じタイミングで彼女目がけて飛びかかる。
敵の細長い腕から繰り出される爪の一撃を、ひかるはギリギリのところで回避し、すれ違いざまにあばらの浮き出た脇腹を狙って鋭く斬りつけた!
悲鳴を上げて屋敷の床を転がったテンダべロスだが、直後に驚くべきことが起きた。なんとその体が煙の如き半実体と化し、天井付近を高速で飛び回り始めたではないか!
今まで見たこともない特殊能力に呆気に取られていると、敵ははじめの後ろで何かゴソゴソやっていた究太郎に狙いを定めて一気に突っ込んでいく。はじめが彼を慌てて床に伏せさせた瞬間、頭上スレスレを青白い煙の塊が猛烈なスピードで通過していった。はじめは肝が冷える思いだった。
「こんな時に何してんだよ!?」
「ちょっとした秘密兵器を持って来たんだ!」
究太郎は目を輝かせて叫ぶ。先程の刺激臭にやられたのか、瞳の端がまだ若干潤んでいる。半泣きなのに口元だけ笑っている異様な表情だった。
「あいつに効くかどうか、試したい!」
「今そんな場合じゃないだろ!?」
「どいて、邪魔!」
廊下の真ん中で揉み合っていたはじめと究太郎を乱暴に突き飛ばし、ひかるは半実体で飛行し続ける敵の後を猛然と追っていった。
「やああああああああッ!!」
彼我の距離を瞬く間に縮めたひかるは気合一閃、水の刃を袈裟懸けに振り下ろすが敵の実体を捉えるには至らず、代わりに廊下に並んだドアの一枚を粉々に打ち砕いて破片を四方に飛び散らせる。
敵は最初出現した時のように壁と天井の継ぎ目付近の角度へと突っ込むと、あっという間に廊下から姿を消してしまう。一瞬、屋敷内が静寂に包まれるがそれは逃亡ではなく、こちらを攪乱するための戦法に過ぎなかったのだ。
「上城、後ろ!」
はじめの警告でひかるが振り返った直後、消えたハズのテンダべロスが壁と床の継ぎ目付近の角度から勢いよく飛び出してきた。身をかわしたひかるが咄嗟に斬りつけると、今度はどうやら手ごたえがあったようで半実体の体が放電して揺らめく。
敵はまたも別の角度に飛び込むと廊下中にある窓やドア、壁や天井といったあらゆる鋭角的部分からの出現と消失を繰り返し始めた。これでは何処から襲ってくるか予測できない。
しかも、はじめはひかるの様子がおかしいことに気付いていた。
「上城、大丈夫なのか!?」
「……放って……おいて……!」
「だけど、剣が!」
ひかるが聖水をどういう原理で操っているのか、はじめは知らない。だが先程からひかるの発生させている水の刃は、明らかに普段見ているものよりも小さくて短く、まとまった形状を維持できないかのように妙にチラついていた。今にも消えてしまいそうなのだ。
「このホコリのせいだよ、はじめ!」
究太郎は口元を押さえ、若干咳き込むように言った。
長年放置されていたという屋敷内は、さっきからの戦闘で見るからに健康に悪そうな粉塵が舞い上がり、日光が当たってその存在を殊更に主張していた。当初の異臭こそ収まったものの正直、息をするのも憚られるような状況であることに違いは無かった。
「上城さんの剣の水分が、きっと余計に奪われてるんだよ!」
「窓! 窓を開けろ、究太郎!」
はじめは言うが早いか、自ら真っ先に手近なところの窓へ飛びついた。
「空気を入れ替えするんだ!」
意図を察知したらしく、究太郎も戦局を少しでも有利にしようと片っ端から窓に飛びつく。が、それこそ長年放置されていた影響なのかどの窓も固く、カギは開いてもガラス板自体中々動こうとしてくれない。
そうこうするうちにも、ひかるとテンダべロスとの戦闘は続いていた。異常なまでの機動力で翻弄してくるテンダべロスを、ひかるは殆んど力任せに斬りつけるが効いている気配は殆どない。しかも周囲のドアや調度品を巻き添えで叩き壊していくため、次から次に新しい粉塵が飛散して、彼女は自らの状況を余計に悪化させているようにさえ見えた。
「うわっ!?」
魔獣に追いすがるひかるが、あろうことかはじめの目と鼻の先にある窓目がけて突っ込み、斬りつけてきた。お陰で窓は開けるより先に叩き割られたが、あと一歩ではじめが巻き添えになるところだった。
「どいてよ……邪魔しないで、あっち行っててよっ!」
「な、なんだよ。さっきから急にどうしたんだよ、上城!?」
「うるさいっ!」
「ふたりとも、後ろ!」
攻撃が当たりかけた上に理不尽に怒鳴りつけられていると、ひかるの背後から再び実体へと戻ったテンダべロスが牙を剥き出して襲い掛かってきた。ひかるは一瞬でそれを察知すると、聖水筒射剣を逆手に持ち替え全身を回転、絶叫しながら敵の体を壁に刃で縫いつけてしまう。
「…………!」
眼前で繰り広げられた瞬時の攻防に、はじめは思わずへたり込む。だがまだ敵は、その長い手足をバタつかせ抵抗しており、ひかるの水の刃は今にも消えかけているような有様。一秒後には形勢が逆転していても不思議ではなかった。
ひかるは屋敷中に響き渡るような咆哮を上げると、聖水筒射剣をより深々とテンダべロスの腹部にねじ込んでいった。彼女の叫びに呼応するかのように、殆んど消えかけだった水の刃が一転してたちまち極大化を果たしていく。
「――くたばれ幼魔獣ッ!!」
ウオオオオオオオオン……!
敵の悲鳴とひかるの叫びが重なり合い、次の瞬間テンダべロスは青白い光と共に爆散した。飛び散る光から思わず両目を庇ったはじめは、光が収まると敵が跡形もなく消失しているのに気付き、愕然とする。アレを倒したのか……。
「あの、上城…………」
「触らないで…………」
大きく肩で息をしているのが分かってひかるを気遣おうとするも、はじめの手は即座にはねのけられる。以前ならショックを受けるところだが、今回ばかりはどうもそんな気持ちにすらならなかった。息が荒いだけならまだしも目は半開きで焦点が合わず、顔は大粒の汗が大量に浮かんでいる。こんなに消耗したひかるを、はじめは見るのが初めてだった。
あまりの壮絶さに中々それ以上声を掛けられないでいると、究太郎が恐るおそるという風にはじめの元にやって来た。
「……上城さん大丈夫なの? 今にも死にそうだけど」
「いや、どう見てもヤバそうだけど、でも……」
足を引きずり、壁伝いに玄関ホールの方へと戻っていくひかるの背中は、とてもではないが呼び止められる雰囲気ではなかった。はじめは今更ながら覚悟の甘さを痛感する。自分たちは結局、ひかるという少女のことを何も分かってはいないのだ。
彼女の家の事情も、あそこまでボロボロになって戦う理由も、何もかも……。
「なんか俺、悪い事しちゃったかな」
「……究太郎だけのせいじゃないよ。それに、今も一緒に頑張ってくれたろ」
「今更空気が澄んでてもしょうがないよなぁ」
廊下中の窓を開けまくったお陰で、異臭やホコリはかなり軽減されていた。屋敷内はやっとまともに呼吸の出来る状況を取り戻していたのだ。
「折角作ってきた秘密兵器も、窓開けるのに夢中で使えなかったしさ」
「……一応聞いとくけど、今度は何バズーカなんだ?」
「いや違うよ、今度のは……」
その時、何の前触れもなく屋敷内に悲鳴が響き渡った。
はじめと究太郎は思わず凍りつく。しかも単なる悲鳴ではない。年頃の、女の子の悲鳴だ。
「…………上城の声だ」
はじめは気付くが早いか、ひかるの消えた方向を目がけて猛ダッシュした。後ろで究太郎が何か言っているが、よく聞こえない。そんなことよりも今は、ひかるの無事を確かめることが先決だ。
廊下の角を曲がり、玄関ホールに出たところではじめは自分の目を疑った。そこにいたのは青白い燐光を放ち、長い手足を持つ、オオカミ型の魔獣だった。たった今そこで倒したハズの敵が無傷で甦り、唸り声と共にこちらをにらみつけていたのだ。
それだけではない。敵の足元に、よく見知った人物が倒れていたのだ。
長い素足にパーカーに、短いポニーテール。だが今やその髪はひどく乱れ、横たわった体はピクリとも動いていなかった。
まさか。嘘だ。はじめの頭の中が真っ白になる。残酷すぎる現実を、認めることを脳が拒否して受け付けない。だが紛れもない真実に、見ないフリをすることなど出来なかった。
上城ひかるは、敗北した。
7/2(土)20:00~最終章「大決戦!オオカミ屋敷-超魔獣鬼メガテンダべロス登場-(前・中・後)」公開予定!
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