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最終話 「最高のプロポーズ♡」
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ということで、急遽、結婚会見が行うことになりましたぁ!
ま、結婚って言っても、婚約だけどね。
もちろん、ヴァンパイア界と中継でつながりますっ。
しかも生で!
はぁ、緊張するなぁ。
「真莉亜ちゃん、ファイト♪」
ありがとうございます、ウルフ一郎さんっ。
おかげで緊張しなくなりましたぁ。
「いや~♡ほめられると、なんて言えばいいか、わからなくなるよ―ん♡」
うふふふふ。
「王子、準備できましたか?」
「おう!」
おぉ!ジュンブライト!王子らしい格好だねっ。
「そうか?ありがとう。」
ジュンブライトは、にこっと笑った。
「それにしても、中継場所がお墓なんて、物騒だわぁ。」
「不気味ねぇ。真莉亜、気絶しないで・・・・・・。」
「もう、気絶してる!」
「え~!?」
「真莉亜!起きて!あなたが気絶して、どーすんの!」
紅葉が私の肩を、ぶるんぶるんと振った。
あ、ごめんっ。
「もう、真莉亜はどんだけ、お化け嫌いなのよぉ。」
すみません・・・・・・。
「はい、真莉亜お姉様っ。イヤホンですっ。」
あ、ありがとー。
私はイヤホンを受け取ると、片方を耳にはめた。
「準備はいいか?真莉亜。」
うん!ばっちり!
「なんだ?あんなにはりきって。」
「・・・・・・。」
「では、行きますよ。」
ヴァンパイア界からやって来たカメラマンと、スタッフさんと、ADさんが、用意をした。
ひゃ―、緊張するぅ~。
「では、行きま―す!」
「『ジュンブライト様ぁ、重大発表があると聞いたんですけどぉ。』」
女の人の声が聞こえる。
「久し振りだな、国民ども!」
「キャ―ッ♡ジュンブライト様ぁ~♡」
「お久しぶりですぅ~♡」
「ジュンく~ん♡元気~?」
「アクアちゃん、うるさい。」
「実は、重大な話ってのは・・・・・・。」
国民全員が、つばをごくんと飲み込む。
「俺、ジュンブライトは、結婚することになった!」
「えっ!?」
「うそ!」
「誰!?誰!?」
国民全員が、ざわざわ騒ぎ始めた。
「!?」
「お相手は、今、熱愛報道で話題になっている、人間の女の子、春間真莉亜だ。」
「ど―もぉ、春間真莉亜でぇ~す。」
「真莉亜ちゃん!?」
「うそ!」
「・・・・・・ふっ、そういうことかと思ったよ。」
「『おめでとうございますぅ。』」
「ありがとう。」
ジュンブライトは、にっこりと笑った。
「けど・・・・・・。」
「けど?」
「・・・・・・実は、人間界では、ある法律があってぇ。女は16から、男は18から、結婚することができるんだ。だからその間、真莉亜は俺の婚約者だ。そして2年後、俺達はヴァンパイア界で、結婚式を行う。」
「おめでとー、王子ぃ~!」
「くぅ~!」
「くやし~い!」
「アリス様、いかがなさいます?」
「・・・・・・。」
「『では、婚約者の真莉亜さん、今、どんなお気持ちですか?』」
えっ!?あぁ!はいっ!
「サイコーに、しあわせですっ!2年後が楽しみですっ!」
私は笑顔になった。
「『そうですかぁ。』」
「キス、キス!」
「王子、いっけぇ~!」
え~!?
どうする?ジュンブライト!
「しよう。」
え~!?
「こら!真莉亜ちゃんと、キスしようとするなぁ~!」
「真莉亜!絶っっっっっっっ対、ゆるさない!」
「バカ女!調子に乗ってぇ~!」
「はいはい。お三人とも、落ち着いて。」
「いいか?」
うん。
私達は、唇を近づけて・・・・・・。
チュ・・・・・・。
キスをした。
「フー、フー!」
「ラブラブぅ~!」
「実におもしろい、フハハハハ!」
「あいつ、幸せになって欲しいなぁ。」
「わ、笑うな!」
ジュンブライトは、顔を真っ赤にした。
「・・・・・・ジュンブライトぉ。」
「なんだ?」
私は、ジュンブライトの胸に、ほおずりをした。
「・・・・・・愛してるよぉ。」
「俺もだ。愛してるよ、真莉亜。」
「『以上、人間界から中継でしたぁ。』」
ふぅ。やっと終わったぁ。
「ありがとな、お前ら。おかげでいい会見ができた。」
「いいえ。」
「ジュンブライト様、しあわせになってくださいね!」
「おう!」
ジュンブライトは笑顔で答えると、スタッフさん達は帰って行っちゃった。
「・・・・・・。」
「ん?ネル?」
☆
ま、結婚って言っても、婚約だけどね。
もちろん、ヴァンパイア界と中継でつながりますっ。
しかも生で!
はぁ、緊張するなぁ。
「真莉亜ちゃん、ファイト♪」
ありがとうございます、ウルフ一郎さんっ。
おかげで緊張しなくなりましたぁ。
「いや~♡ほめられると、なんて言えばいいか、わからなくなるよ―ん♡」
うふふふふ。
「王子、準備できましたか?」
「おう!」
おぉ!ジュンブライト!王子らしい格好だねっ。
「そうか?ありがとう。」
ジュンブライトは、にこっと笑った。
「それにしても、中継場所がお墓なんて、物騒だわぁ。」
「不気味ねぇ。真莉亜、気絶しないで・・・・・・。」
「もう、気絶してる!」
「え~!?」
「真莉亜!起きて!あなたが気絶して、どーすんの!」
紅葉が私の肩を、ぶるんぶるんと振った。
あ、ごめんっ。
「もう、真莉亜はどんだけ、お化け嫌いなのよぉ。」
すみません・・・・・・。
「はい、真莉亜お姉様っ。イヤホンですっ。」
あ、ありがとー。
私はイヤホンを受け取ると、片方を耳にはめた。
「準備はいいか?真莉亜。」
うん!ばっちり!
「なんだ?あんなにはりきって。」
「・・・・・・。」
「では、行きますよ。」
ヴァンパイア界からやって来たカメラマンと、スタッフさんと、ADさんが、用意をした。
ひゃ―、緊張するぅ~。
「では、行きま―す!」
「『ジュンブライト様ぁ、重大発表があると聞いたんですけどぉ。』」
女の人の声が聞こえる。
「久し振りだな、国民ども!」
「キャ―ッ♡ジュンブライト様ぁ~♡」
「お久しぶりですぅ~♡」
「ジュンく~ん♡元気~?」
「アクアちゃん、うるさい。」
「実は、重大な話ってのは・・・・・・。」
国民全員が、つばをごくんと飲み込む。
「俺、ジュンブライトは、結婚することになった!」
「えっ!?」
「うそ!」
「誰!?誰!?」
国民全員が、ざわざわ騒ぎ始めた。
「!?」
「お相手は、今、熱愛報道で話題になっている、人間の女の子、春間真莉亜だ。」
「ど―もぉ、春間真莉亜でぇ~す。」
「真莉亜ちゃん!?」
「うそ!」
「・・・・・・ふっ、そういうことかと思ったよ。」
「『おめでとうございますぅ。』」
「ありがとう。」
ジュンブライトは、にっこりと笑った。
「けど・・・・・・。」
「けど?」
「・・・・・・実は、人間界では、ある法律があってぇ。女は16から、男は18から、結婚することができるんだ。だからその間、真莉亜は俺の婚約者だ。そして2年後、俺達はヴァンパイア界で、結婚式を行う。」
「おめでとー、王子ぃ~!」
「くぅ~!」
「くやし~い!」
「アリス様、いかがなさいます?」
「・・・・・・。」
「『では、婚約者の真莉亜さん、今、どんなお気持ちですか?』」
えっ!?あぁ!はいっ!
「サイコーに、しあわせですっ!2年後が楽しみですっ!」
私は笑顔になった。
「『そうですかぁ。』」
「キス、キス!」
「王子、いっけぇ~!」
え~!?
どうする?ジュンブライト!
「しよう。」
え~!?
「こら!真莉亜ちゃんと、キスしようとするなぁ~!」
「真莉亜!絶っっっっっっっ対、ゆるさない!」
「バカ女!調子に乗ってぇ~!」
「はいはい。お三人とも、落ち着いて。」
「いいか?」
うん。
私達は、唇を近づけて・・・・・・。
チュ・・・・・・。
キスをした。
「フー、フー!」
「ラブラブぅ~!」
「実におもしろい、フハハハハ!」
「あいつ、幸せになって欲しいなぁ。」
「わ、笑うな!」
ジュンブライトは、顔を真っ赤にした。
「・・・・・・ジュンブライトぉ。」
「なんだ?」
私は、ジュンブライトの胸に、ほおずりをした。
「・・・・・・愛してるよぉ。」
「俺もだ。愛してるよ、真莉亜。」
「『以上、人間界から中継でしたぁ。』」
ふぅ。やっと終わったぁ。
「ありがとな、お前ら。おかげでいい会見ができた。」
「いいえ。」
「ジュンブライト様、しあわせになってくださいね!」
「おう!」
ジュンブライトは笑顔で答えると、スタッフさん達は帰って行っちゃった。
「・・・・・・。」
「ん?ネル?」
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