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第五十九話 「真莉亜VS未来の真莉亜?」
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―14年後―
「うわあ!」
ドッシーン!
いてててて・・・・・・。
「おい!真莉亜!ケツ、じゃま!」
失礼ですねっ。
それよりみなさん、私の背中から降りてください。
「ご、ごめん。」
みんなは、私の背中から降りた。
「ところでここ、どこなんだい?」
「ヴァンパイア界じゃなさそうだし・・・・・・。」
確かに。ここは、誰かの家らしいね。
床がとてもきれいで、テーブルがあって、テレビがあって、ソファーがあって、キッチンがある。
「お、灰皿見っけ。」
「ウルフ一郎、たばこ吸っている場合じゃないよ。」
「わかってるって、そんなもん。」
「なにかおいしいもん、ないかなぁ?」
ジュンブライト!勝手に冷蔵庫を開けたらだめっ!
「別にいーじゃねぇか。」
よくないっ!
「お、サイダーがある!のもっ。」
こら!勝手に飲むなぁ~!
「うわぁ~。食べ残しのオムライスがあるぅ~。」
ギロさんが、オムライスを取った。
「ギロ!勝手に取らないの!」
「あむあむ。ん~、おいし~い♡」
「って、食べてるし!」
「みなさーん、ちょっと来てくださ~い!」
マドレーヌちゃんが、私達を呼んだ。
「どうしたの?マドレーヌちゃん。」
「この写真の二人、見てくださいっ。」
写真の二人?
ん?黄色い髪で、美人で、ウエディングドレスを着ているのは・・・・・・。
私!?
じゃあ、黒の天パで、黒いスーツで、私をお姫様だっこしているのは・・・・・・。
ジュンブライト!?
ていうことは、ここ、未来の私とジュンブライトと道華の家!?
「あたし達、本当に14年後に来たみたいだねぇ。」
「あぁ。」
「よし!急いでサイダーを直そう!」
「俺はオムライスを!」
「たばこ吸うの、やめよう!」
三人は急いで、キッチンの方へ向かった。
「バカどもめ。」
3歳の道華、かわい~♡
「見て。生まれたてのもあるわよ。」
あっ、本当だ!かっわい~♡
ガチャッ。
!?
「誰か帰って来た!?」
「・・・・・・みたいだねぇ。」
「みな様!早く隠れて!」
「押し入れに隠れましょう!」
「はいっ!」 「えぇ!」 「うん!」 「おう!」
私達は、急いで押し入れの中に隠れた。
ちょっ、ちょっとみんな、体じゃま~。
「おい!押しつぶされるぞ!」
「んなこと言ったって・・・・・・。」
「ただいまぁ~。今日も疲れたぁ~。」
もしかして、帰って来たのは、未来の私!?
「なにか食べ物、ないかなぁ~?」
未来の私が、しゃがんで、冷蔵庫を開けた。
「あらやだ!オムライス、食べられてるぅ~!一体、誰?」
ギロさん、全部食べたんだね。
「仕方ない。サイダーを飲みながら、ポテチを食べよっ。」
未来の私が、サイダーを取った。
「えぇっ!?やだ!サイダーもなくなってるぅ!」
ジュンブライト、全部飲んだでしょ!
「♪~。」
口笛するなっ!
「仕方ない。ポテチだけ食べよ。」
未来の私は、ポテチの袋を歩きながら、開けて、ソファーにすわり、テレビをつけて、ポテチを食べ始めた。
「アハハハハ!う~け~るぅ~!」
笑ってます。テレビを観て、笑ってます。
「ん~、おいし~い!どんどん、食べたくなるぅ~!」
どんどん、ポテチを食べていきます。
「太りそー。」
!?
あ、あんたねぇ!
私はジュンブライトにおそいかかった。
「うわ!なにすんだよ!」
言い方が失礼よっ!
「は?思ったことを言っただけだ!」
思ったことも一緒よ!
「あんたら!やめんかい!」
「そーだ!真莉亜ちゃんに失礼だぞ!」
ウルフ一郎さんがそう言った、その時。
「ん?誰かいるの?」
き、気付かれた!
「や、やべ!」
「ねぇ、どこにいるの?」
ち、近づいて来るよぉ!
「静かにしろ!」
「ねぇ、誰かいるの?返事して!」
い、息したい・・・・・・。
「ん?あそこから聞こえてきたような・・・・・・。」
ドックン、ドックン、ドックン、ドックン!
うわぁ~。心臓の音がヤバイよぉ~。
どんどん、近づいて来てるし。
と、その時!
ガラッ!
あ・・・・・・。
「あ・・・・・・。」
未来の私は、私達を見て、口をポカーンと開けている。(そりゃあそうでしょ。)
「あなた達、誰なの!?」
「いやぁ、未来の真莉亜ちゃんも、実に美しい。」
ウルフ一郎さんが、私達より先に降りた。
そして、未来の私のところへ行き、両手をぎゅっとにぎった。
「今晩、二人にならない?」
「ごめんなさい。旦那がいるので。」
「だよね―。」
「こらぁ!ウルフ一郎!あたしがいるだろ―が!」
ネルさんが、さっと降りた。
「ネル!」
「あたしのこと、すっかり忘れるなよぉ。浮気は厳禁だったろ?」
あ。この二人、つきあってるんだった。
すっかり忘れてた。
「ったく、わかったよ。お前のこと、愛してるぞ、ネル。」
「ウルフ一郎・・・・・・。」
チュッ、チュッ、チュッ、チュッ、チュ・・・・・・・。
「もう、お前らしいんだからぁ♡」
「アハハハハハ!」
「こうらぁ!イチャイチャするなぁ!」
テ、テレサさん!身乗り出さないで・・・・・・。
ドッシーン!
あぁ。落ちちゃったよぉ~。
いたたたた・・・・・・。
「大丈夫?」
あ、大丈夫だよ、未来の私。
「立てる?」
あっ、ありがとう!
私は未来の私の手をにぎって、立ち上がった。
「あなた、さっき、私のこと、「未来の私」って、呼んでなかった?」
あ、それはね。
「私、過去から来た、春間真莉亜なの!」
「えぇっ!?ってことは、みんな・・・・・・。」
「げっぶっ。よっ、未来の真莉亜。」
ジュンブライトが未来の私に向かって、ウインクをした。
「過去のジュンブライト!てかさっき、ゲップしなかった?」
未来の私が怪しい目で、ジュンブライトを見つめると、ジュンブライトは、顔を横に向けた。
「♪~。」
「口笛しても、一緒だよ。あっ、まさか、サイダー全部飲んだの、あんたでしょ!」
「ぎくぅ!」
「やっぱり!あなただったのね!ゆるさない!」
「そ、そんなぁ~。」
未来の私って、すっごくこわいんだね。
「真莉亜様、相変わらず、おきれいですねぇ。」
「うわぁぁぁぁぁぁ!幽霊だぁぁぁぁぁぁ!」
「幽霊じゃありません!生きてますよ!」
「え・・・・・・?あ、すみません、ルクトさん。」
「いえいえ。」
未来ではルクトさん、死んでいるんだったっけ?
「真莉亜お姉様ぁ~!」
マドレーヌちゃんが、未来の私にだきついてきた。
「マドレーヌちゃん!うわ、なつかし~い。子供のマドレーヌちゃん、かわいいなぁ~。」
未来の私が、マドレーヌちゃんの頭を優しくなでた。
「えへへへへ。」
「未来の真莉亜、元気?」
「リリアさん!はいっ!元気ですっ!」
未来の私は、笑顔になった。
「うふふふふ。」
「よっ、未来の真莉亜。」
「テレサさん!相変わらず、おきれいですねっ。」
未来の私にそう言われると、テレサさんは、顔を赤くし、照れ始めた。
「そ、そう言われると、照れちゃうよぉ~。」
「もう、照れてるんじゃないですか。」
「真莉亜!」
「紅葉!」
「今はもう、しあわせ?」
「クリスさん!わぁ、なつかし~い!」
「うふふふふ、アハハハハ!」
三人は手を合わせて、飛びはねた。
「バカ女。変わってないわねぇ。」
「バ、バカとは失礼ですっ!」
「真莉亜お姉ちゃん。」
「ソラちゃん!かっわいい~♡」
「う、うゔ・・・・・・。」
あぁ。ソラちゃん、泣きそうだよぉ~。
がんばれ―。
「うわ~ん!」
結局、ソラちゃんはネルさんのところへ真っ先に逃げちゃった。
「春間真莉亜。相変わらず、ブスだなぁ。」
「ブ、ブスとは失礼ですっ!」
未来の私は、顔を赤くして、怒った。
「こら!ネル!真莉亜ちゃんいひどいこと言うなっ!」
「はーい。」
ネルさんは、表情をしゅんとした。
「未来の真莉亜ちゅわ~ん♡元気~?」
「はい。元気です。」
「やっぱ君は、何年経ってもかわい~♡」
うっさい。
「ん?」
突然、未来の私が、ウルフ一郎さんの体をくんくんにおった。
「どうしたの?」
「なんか、たばこくさ―い。」
「ぎくぅ!」
「あ!ウルフ一郎さん!あなた、勝手に灰皿、使ったでしょ!」
「♪~。」
「って、あなたも口笛!?」
「こいつ、3本くらい、吸ってたぞ。」
「ちょっ、ネル~!」
「真莉亜ちゃん、元気?」
「ギロさん!ん?」
未来の私が、ギロさんを怪しい目で見つめた。
「どうしたの?」
「口にケチャップが付いてる!」
「えぇ!?」
ほんとだ。ギロさんの口に、ケチャップが付いてる。
「あ!もしかして、食べ残しのオムライスを食べたの、ギロさんでしょ!」
「♪~。」
「って、あなたも口笛!?」
もう、この三人組は、勝手なことをやらかしています。
☆
「うわあ!」
ドッシーン!
いてててて・・・・・・。
「おい!真莉亜!ケツ、じゃま!」
失礼ですねっ。
それよりみなさん、私の背中から降りてください。
「ご、ごめん。」
みんなは、私の背中から降りた。
「ところでここ、どこなんだい?」
「ヴァンパイア界じゃなさそうだし・・・・・・。」
確かに。ここは、誰かの家らしいね。
床がとてもきれいで、テーブルがあって、テレビがあって、ソファーがあって、キッチンがある。
「お、灰皿見っけ。」
「ウルフ一郎、たばこ吸っている場合じゃないよ。」
「わかってるって、そんなもん。」
「なにかおいしいもん、ないかなぁ?」
ジュンブライト!勝手に冷蔵庫を開けたらだめっ!
「別にいーじゃねぇか。」
よくないっ!
「お、サイダーがある!のもっ。」
こら!勝手に飲むなぁ~!
「うわぁ~。食べ残しのオムライスがあるぅ~。」
ギロさんが、オムライスを取った。
「ギロ!勝手に取らないの!」
「あむあむ。ん~、おいし~い♡」
「って、食べてるし!」
「みなさーん、ちょっと来てくださ~い!」
マドレーヌちゃんが、私達を呼んだ。
「どうしたの?マドレーヌちゃん。」
「この写真の二人、見てくださいっ。」
写真の二人?
ん?黄色い髪で、美人で、ウエディングドレスを着ているのは・・・・・・。
私!?
じゃあ、黒の天パで、黒いスーツで、私をお姫様だっこしているのは・・・・・・。
ジュンブライト!?
ていうことは、ここ、未来の私とジュンブライトと道華の家!?
「あたし達、本当に14年後に来たみたいだねぇ。」
「あぁ。」
「よし!急いでサイダーを直そう!」
「俺はオムライスを!」
「たばこ吸うの、やめよう!」
三人は急いで、キッチンの方へ向かった。
「バカどもめ。」
3歳の道華、かわい~♡
「見て。生まれたてのもあるわよ。」
あっ、本当だ!かっわい~♡
ガチャッ。
!?
「誰か帰って来た!?」
「・・・・・・みたいだねぇ。」
「みな様!早く隠れて!」
「押し入れに隠れましょう!」
「はいっ!」 「えぇ!」 「うん!」 「おう!」
私達は、急いで押し入れの中に隠れた。
ちょっ、ちょっとみんな、体じゃま~。
「おい!押しつぶされるぞ!」
「んなこと言ったって・・・・・・。」
「ただいまぁ~。今日も疲れたぁ~。」
もしかして、帰って来たのは、未来の私!?
「なにか食べ物、ないかなぁ~?」
未来の私が、しゃがんで、冷蔵庫を開けた。
「あらやだ!オムライス、食べられてるぅ~!一体、誰?」
ギロさん、全部食べたんだね。
「仕方ない。サイダーを飲みながら、ポテチを食べよっ。」
未来の私が、サイダーを取った。
「えぇっ!?やだ!サイダーもなくなってるぅ!」
ジュンブライト、全部飲んだでしょ!
「♪~。」
口笛するなっ!
「仕方ない。ポテチだけ食べよ。」
未来の私は、ポテチの袋を歩きながら、開けて、ソファーにすわり、テレビをつけて、ポテチを食べ始めた。
「アハハハハ!う~け~るぅ~!」
笑ってます。テレビを観て、笑ってます。
「ん~、おいし~い!どんどん、食べたくなるぅ~!」
どんどん、ポテチを食べていきます。
「太りそー。」
!?
あ、あんたねぇ!
私はジュンブライトにおそいかかった。
「うわ!なにすんだよ!」
言い方が失礼よっ!
「は?思ったことを言っただけだ!」
思ったことも一緒よ!
「あんたら!やめんかい!」
「そーだ!真莉亜ちゃんに失礼だぞ!」
ウルフ一郎さんがそう言った、その時。
「ん?誰かいるの?」
き、気付かれた!
「や、やべ!」
「ねぇ、どこにいるの?」
ち、近づいて来るよぉ!
「静かにしろ!」
「ねぇ、誰かいるの?返事して!」
い、息したい・・・・・・。
「ん?あそこから聞こえてきたような・・・・・・。」
ドックン、ドックン、ドックン、ドックン!
うわぁ~。心臓の音がヤバイよぉ~。
どんどん、近づいて来てるし。
と、その時!
ガラッ!
あ・・・・・・。
「あ・・・・・・。」
未来の私は、私達を見て、口をポカーンと開けている。(そりゃあそうでしょ。)
「あなた達、誰なの!?」
「いやぁ、未来の真莉亜ちゃんも、実に美しい。」
ウルフ一郎さんが、私達より先に降りた。
そして、未来の私のところへ行き、両手をぎゅっとにぎった。
「今晩、二人にならない?」
「ごめんなさい。旦那がいるので。」
「だよね―。」
「こらぁ!ウルフ一郎!あたしがいるだろ―が!」
ネルさんが、さっと降りた。
「ネル!」
「あたしのこと、すっかり忘れるなよぉ。浮気は厳禁だったろ?」
あ。この二人、つきあってるんだった。
すっかり忘れてた。
「ったく、わかったよ。お前のこと、愛してるぞ、ネル。」
「ウルフ一郎・・・・・・。」
チュッ、チュッ、チュッ、チュッ、チュ・・・・・・・。
「もう、お前らしいんだからぁ♡」
「アハハハハハ!」
「こうらぁ!イチャイチャするなぁ!」
テ、テレサさん!身乗り出さないで・・・・・・。
ドッシーン!
あぁ。落ちちゃったよぉ~。
いたたたた・・・・・・。
「大丈夫?」
あ、大丈夫だよ、未来の私。
「立てる?」
あっ、ありがとう!
私は未来の私の手をにぎって、立ち上がった。
「あなた、さっき、私のこと、「未来の私」って、呼んでなかった?」
あ、それはね。
「私、過去から来た、春間真莉亜なの!」
「えぇっ!?ってことは、みんな・・・・・・。」
「げっぶっ。よっ、未来の真莉亜。」
ジュンブライトが未来の私に向かって、ウインクをした。
「過去のジュンブライト!てかさっき、ゲップしなかった?」
未来の私が怪しい目で、ジュンブライトを見つめると、ジュンブライトは、顔を横に向けた。
「♪~。」
「口笛しても、一緒だよ。あっ、まさか、サイダー全部飲んだの、あんたでしょ!」
「ぎくぅ!」
「やっぱり!あなただったのね!ゆるさない!」
「そ、そんなぁ~。」
未来の私って、すっごくこわいんだね。
「真莉亜様、相変わらず、おきれいですねぇ。」
「うわぁぁぁぁぁぁ!幽霊だぁぁぁぁぁぁ!」
「幽霊じゃありません!生きてますよ!」
「え・・・・・・?あ、すみません、ルクトさん。」
「いえいえ。」
未来ではルクトさん、死んでいるんだったっけ?
「真莉亜お姉様ぁ~!」
マドレーヌちゃんが、未来の私にだきついてきた。
「マドレーヌちゃん!うわ、なつかし~い。子供のマドレーヌちゃん、かわいいなぁ~。」
未来の私が、マドレーヌちゃんの頭を優しくなでた。
「えへへへへ。」
「未来の真莉亜、元気?」
「リリアさん!はいっ!元気ですっ!」
未来の私は、笑顔になった。
「うふふふふ。」
「よっ、未来の真莉亜。」
「テレサさん!相変わらず、おきれいですねっ。」
未来の私にそう言われると、テレサさんは、顔を赤くし、照れ始めた。
「そ、そう言われると、照れちゃうよぉ~。」
「もう、照れてるんじゃないですか。」
「真莉亜!」
「紅葉!」
「今はもう、しあわせ?」
「クリスさん!わぁ、なつかし~い!」
「うふふふふ、アハハハハ!」
三人は手を合わせて、飛びはねた。
「バカ女。変わってないわねぇ。」
「バ、バカとは失礼ですっ!」
「真莉亜お姉ちゃん。」
「ソラちゃん!かっわいい~♡」
「う、うゔ・・・・・・。」
あぁ。ソラちゃん、泣きそうだよぉ~。
がんばれ―。
「うわ~ん!」
結局、ソラちゃんはネルさんのところへ真っ先に逃げちゃった。
「春間真莉亜。相変わらず、ブスだなぁ。」
「ブ、ブスとは失礼ですっ!」
未来の私は、顔を赤くして、怒った。
「こら!ネル!真莉亜ちゃんいひどいこと言うなっ!」
「はーい。」
ネルさんは、表情をしゅんとした。
「未来の真莉亜ちゅわ~ん♡元気~?」
「はい。元気です。」
「やっぱ君は、何年経ってもかわい~♡」
うっさい。
「ん?」
突然、未来の私が、ウルフ一郎さんの体をくんくんにおった。
「どうしたの?」
「なんか、たばこくさ―い。」
「ぎくぅ!」
「あ!ウルフ一郎さん!あなた、勝手に灰皿、使ったでしょ!」
「♪~。」
「って、あなたも口笛!?」
「こいつ、3本くらい、吸ってたぞ。」
「ちょっ、ネル~!」
「真莉亜ちゃん、元気?」
「ギロさん!ん?」
未来の私が、ギロさんを怪しい目で見つめた。
「どうしたの?」
「口にケチャップが付いてる!」
「えぇ!?」
ほんとだ。ギロさんの口に、ケチャップが付いてる。
「あ!もしかして、食べ残しのオムライスを食べたの、ギロさんでしょ!」
「♪~。」
「って、あなたも口笛!?」
もう、この三人組は、勝手なことをやらかしています。
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