95 / 185
第三十八話 「ハチャメチャな美女と野獣!」
しおりを挟む
花田中文芸会当日。
「人、いっぱい集まってますねぇ。」
「ルクト~!」
「あ、真美江!久しぶりです~!」
「ルクトさんの知り合い?」
「はい。真美江は、わたくしの友達で、真莉亜様のおばあさんなんです。」
「え~!?真莉亜ちゃんの、おばあちゃん!?」
「こいつ、驚きすぎやろ。」
「ひいおばあちゃ―ん!」
「おぉ、道華。元気にしとった?」
「うん!」
「真莉亜のおばあちゃんだけ、道華のこと、知っているみたいね。」
「ねぇ、ギロ。おトイレ行きた―い。」
「トイレ?いいよ。ルクトさん、ソラちゃんをトイレに連れて行きます。」
「はい、かしこまりました。」
「ジュンブライトお兄様の出番、まだですかぁ~?」
「まだよ。プログラム18番だから。」
「じゃあ、ジュースを買って来て、いいですか?」
「いいわよ。はい、お金。」
「じゃあ、行ってきまーす!」
「子供は元気やなぁ。」
「はい。」
「リッちゃん、アイスコーヒー、買って来たよ。」
「ありがとう。」
「大変ですわぁ。ナレーションの子が、かぜでお休みになられたわぁ。どっか、代わりにやってくれる人は、いないかしら?」
「先輩の演技、早く見たいなっ。」
「まだよ。」
「・・・・・・・。」
「どうしたの?ギロ。」
「振り返ればあの日!熱を出していなかったら!劇に出られたのに!」
「過去のことは、忘れなさい。」
「忘れられないよぉ~!」
「もう、人前で泣かないでくれる?」
「そこのあなた。」
「ん?俺?」
「いい声の持ち主ね!ちょうどよかった!ちょっと、こっちへ来てくれない?」
「えっ?ちょっ、ま・・・・・・。」
「い―から早く!」
「リッちゃ~ん!」
「なんのことかしら?」
-放送室ー
「えぇっ!?俺が、ナレーションを?」
「そう。ナレーションの子が、かぜでお休みになって、代理になる人を探していましたの。あなた、やってくれないかしら?」
「い・・・・・・いいけど?」
「やったですわ!これなら、花田中文芸会を、成功させることが、できますわ!」
「俺、野獣・王子様役をやりたかった・・・・・・。」
「これ、台本ですので、本番が始まる前にお呼びしますので、それまでに、練習しといてくださいねっ。」
「わ・・・・・・わかった。」
☆
えぇっ!?ギロさんが、ナレーションを!?
「あぁ。さっき、電話がきた。」
ますます、ハチャメチャになっていきおる。
「真莉亜ちゅわ~ん♡」
「ウルフ一郎さん!」
「あ、馬だ。」
「てめぇ、ぶんなぐるぞ!」
「なぐりたいんなら、やってみな。」
ちょっ、二人とも!ここでけんか、しないでよ!
「うおぉぉぉぉぉぉぉ!」
ウルフ一郎さん、やめて!
って、あれ?
ウルフ一郎さんは、着ぐるみを着ているから、手が、全然、ジュンブライトの顔まで、とどかない。
「ひゃ―っはっはっはっはっは!全然、効かねぇよ!」
「バ、バカにすんなっ!」
「ニヒニヒニヒニヒ。」
ジュンブライト、ウルフ一郎さんをバカにしたら、だめだよ。
「いいじゃねぇか。」
よくありませんっ。
「このかつらをかぶると、あの大物俳優のまねをしたくなるなぁ。」
大物俳優?
「いいですかぁ?人という字は、こー書くんですよぉ。」
武田鉄矢じゃん!
「ガハハハハ~!似てる~!」
ウルフ一郎さん、ウケてます。
「ジュンブライト様・・・・・・。」
「この、バカチンが!」
あのう、そのかつらは、そ―ゆ―ために、かぶってるんじゃないんですけど・・・・・・。
「あ・・・・・・あ・・・・・・・。」
ネルさん、どうしたんですか?
(あのジュンブライト様に、悪口を言われた・・・・・・・。もう、あたしの恋は、終わりだぁぁぁぁぁぁ!)
あのう、ぶっ飛んだかんちがいは、しないでください。
「ネル、どうしたんだ?」
ジュンブライトが、ネルさんに近づこうとすると、ネルさんは、ぱっと、走り出した。
だから、ぶっ飛んだかんちがいは、しないでください。
「あいつ、なにしに来たんだ?」
「さぁ。」
「あれ?ネルは?」
「ネルさんなら、さっき、向こうに行ったよ。」
私は、向こうを指さしながら、教えた。
「比奈多っていう人が、「もうすぐ出番だから、全員、ステージの裏に来い。」って。」
「こりゃあ、大変だぁ!」
「俺様、あいつを呼び戻して来る!」
「気を付けろよな!」
「おめぇに言われたくねぇ!」
ウルフ一郎さんは、向こうへと走り出した。
☆
ひゃ―っ、緊張するよぉ。
「ジュンブライト、緊張してない?」
私が声をかけると、ジュンブライトの返事は、ゼロ。
ジュンブライト?ジュンブライト?
ガタガタふるえてる―っ!
ジュンブライト、大丈夫なの?
「あ、あぁ。大丈夫だ。」
だめだ、こいつ。
練習と思えば、いいんだよっ。
「ア、ア、アドバイス、サンキュ―。」
「しっかりやりなさい!」
私は、ジュンブライトに向けて、ウインクをした。
「おう!」
ジュンブライトは、いつも通りの笑顔に戻った。
「『次は、プログラム18番、2年1組による、『美女と野獣』です。』」
放送部の女子部員が言うと、照明係の健司くんが、ステージにだけ、ライトを照らし出した。
「『む、む、むっ!昔、あ、あ、あるところに、玉子様がいました。』」
ギロさんの方が、よっぽど緊張している!
「まちがえた?」
「玉子様だって!」
「おもしろ―い!」
お客さんが、騒ぎ出したよぉ。
「・・・・・・。」
リリアさんは、顔を真っ赤にしている。
「『あっ、まちがえた。王子様がいました。』」
読み直したよ、この人。
「『王子様は、わがままで、自分勝手な性格でした。アハッ、先輩にそっくり。』」
思ったことを口にするなっ!
「あいつ、なぐりたくなってきたぁ!」
ジュンブライト、怒りをおさえて。
「『そんなある夜、一人のおばあさんが、お城にたずねてきました。』」
ジュンブライトが、ドアを開けると、ライトがジュンブライトを照らし出した。
「お願いです。このバラを差しあげますから、温かい一夜のやどをお恵みください。」
「ふん、バラなんていらないね!うすぎたないやつめ、失せろ!」
バタン!
ジュンブライト!すごーい!緊張しないで、できたじゃん!
「『王子がドアを閉めたあと、おばあさんは、美しい魔女の姿に変わりました。』」
さ、比奈多さん、がんばって!
ところが、比奈多さんはステージの軸から出て来たっきり、立ちつくしている。
どうしたの?まさか、緊張しすぎて、セリフが言えない、とか?
「あぁ!」
比奈多さんは、顔を両手でおおって、すわりこんだ。
「こんな美しい方を、おそろしい野獣に、したくありません!」
なんですとぉ~!?
「セリフ、ちがう!」
「おい、それじゃあ、話が進まねぇじゃねぇか!」
「いいんです!これが、自分の勝手ですから!」
あらら。
「う・・・・・・!」
ジュンブライトが、いきなり頭をかかえた。
ど、どうしたの?
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁ!」
自分でストーリーを進めてるよ!
さっすがぁ!ヴァンパイア界の王子!ステージの軸に、行っちゃったよ。
「まってください、潤様ぁ!」
比奈多さんは、ジュンブライトを追いかけた。
「『え―っ?先輩、どうなっちゃったのぉ~!?真相は、CМの後!』」
テレビじゃありません!
「このナレーションさん、おもしろーい!」
「天然すぎね。」
「いや、ド天然でしょ。」
「アハハハハハ!
お客さんから、笑われてるよ。
「『それから、十年の年月が流れました。とある街に、ベルという、美しい少女がいました。』」
私は、ステージの軸から出てきた。
「春間真莉亜!ベル役は、あたしがもらう!」
わっ!ネルさん!刀を出さないでくださいっ!
てか、セリフがちがう!
「バカ女!あたしが、あんたからベル役を、うばってやるわ!」
ひぇ―っ!二人とも、追いかけないでくださーい!
「こら!真莉亜ちゃんをいじめるなっ!」
ウルフ一郎さんは、まだ出番じゃないから、出ないでくださいっ!
「ど、ど―なってるの?」
「なにもかも、めちゃくちゃだわ。」
「一体、この劇は、どんな展開を迎えるのかしら。」
☆
「人、いっぱい集まってますねぇ。」
「ルクト~!」
「あ、真美江!久しぶりです~!」
「ルクトさんの知り合い?」
「はい。真美江は、わたくしの友達で、真莉亜様のおばあさんなんです。」
「え~!?真莉亜ちゃんの、おばあちゃん!?」
「こいつ、驚きすぎやろ。」
「ひいおばあちゃ―ん!」
「おぉ、道華。元気にしとった?」
「うん!」
「真莉亜のおばあちゃんだけ、道華のこと、知っているみたいね。」
「ねぇ、ギロ。おトイレ行きた―い。」
「トイレ?いいよ。ルクトさん、ソラちゃんをトイレに連れて行きます。」
「はい、かしこまりました。」
「ジュンブライトお兄様の出番、まだですかぁ~?」
「まだよ。プログラム18番だから。」
「じゃあ、ジュースを買って来て、いいですか?」
「いいわよ。はい、お金。」
「じゃあ、行ってきまーす!」
「子供は元気やなぁ。」
「はい。」
「リッちゃん、アイスコーヒー、買って来たよ。」
「ありがとう。」
「大変ですわぁ。ナレーションの子が、かぜでお休みになられたわぁ。どっか、代わりにやってくれる人は、いないかしら?」
「先輩の演技、早く見たいなっ。」
「まだよ。」
「・・・・・・・。」
「どうしたの?ギロ。」
「振り返ればあの日!熱を出していなかったら!劇に出られたのに!」
「過去のことは、忘れなさい。」
「忘れられないよぉ~!」
「もう、人前で泣かないでくれる?」
「そこのあなた。」
「ん?俺?」
「いい声の持ち主ね!ちょうどよかった!ちょっと、こっちへ来てくれない?」
「えっ?ちょっ、ま・・・・・・。」
「い―から早く!」
「リッちゃ~ん!」
「なんのことかしら?」
-放送室ー
「えぇっ!?俺が、ナレーションを?」
「そう。ナレーションの子が、かぜでお休みになって、代理になる人を探していましたの。あなた、やってくれないかしら?」
「い・・・・・・いいけど?」
「やったですわ!これなら、花田中文芸会を、成功させることが、できますわ!」
「俺、野獣・王子様役をやりたかった・・・・・・。」
「これ、台本ですので、本番が始まる前にお呼びしますので、それまでに、練習しといてくださいねっ。」
「わ・・・・・・わかった。」
☆
えぇっ!?ギロさんが、ナレーションを!?
「あぁ。さっき、電話がきた。」
ますます、ハチャメチャになっていきおる。
「真莉亜ちゅわ~ん♡」
「ウルフ一郎さん!」
「あ、馬だ。」
「てめぇ、ぶんなぐるぞ!」
「なぐりたいんなら、やってみな。」
ちょっ、二人とも!ここでけんか、しないでよ!
「うおぉぉぉぉぉぉぉ!」
ウルフ一郎さん、やめて!
って、あれ?
ウルフ一郎さんは、着ぐるみを着ているから、手が、全然、ジュンブライトの顔まで、とどかない。
「ひゃ―っはっはっはっはっは!全然、効かねぇよ!」
「バ、バカにすんなっ!」
「ニヒニヒニヒニヒ。」
ジュンブライト、ウルフ一郎さんをバカにしたら、だめだよ。
「いいじゃねぇか。」
よくありませんっ。
「このかつらをかぶると、あの大物俳優のまねをしたくなるなぁ。」
大物俳優?
「いいですかぁ?人という字は、こー書くんですよぉ。」
武田鉄矢じゃん!
「ガハハハハ~!似てる~!」
ウルフ一郎さん、ウケてます。
「ジュンブライト様・・・・・・。」
「この、バカチンが!」
あのう、そのかつらは、そ―ゆ―ために、かぶってるんじゃないんですけど・・・・・・。
「あ・・・・・・あ・・・・・・・。」
ネルさん、どうしたんですか?
(あのジュンブライト様に、悪口を言われた・・・・・・・。もう、あたしの恋は、終わりだぁぁぁぁぁぁ!)
あのう、ぶっ飛んだかんちがいは、しないでください。
「ネル、どうしたんだ?」
ジュンブライトが、ネルさんに近づこうとすると、ネルさんは、ぱっと、走り出した。
だから、ぶっ飛んだかんちがいは、しないでください。
「あいつ、なにしに来たんだ?」
「さぁ。」
「あれ?ネルは?」
「ネルさんなら、さっき、向こうに行ったよ。」
私は、向こうを指さしながら、教えた。
「比奈多っていう人が、「もうすぐ出番だから、全員、ステージの裏に来い。」って。」
「こりゃあ、大変だぁ!」
「俺様、あいつを呼び戻して来る!」
「気を付けろよな!」
「おめぇに言われたくねぇ!」
ウルフ一郎さんは、向こうへと走り出した。
☆
ひゃ―っ、緊張するよぉ。
「ジュンブライト、緊張してない?」
私が声をかけると、ジュンブライトの返事は、ゼロ。
ジュンブライト?ジュンブライト?
ガタガタふるえてる―っ!
ジュンブライト、大丈夫なの?
「あ、あぁ。大丈夫だ。」
だめだ、こいつ。
練習と思えば、いいんだよっ。
「ア、ア、アドバイス、サンキュ―。」
「しっかりやりなさい!」
私は、ジュンブライトに向けて、ウインクをした。
「おう!」
ジュンブライトは、いつも通りの笑顔に戻った。
「『次は、プログラム18番、2年1組による、『美女と野獣』です。』」
放送部の女子部員が言うと、照明係の健司くんが、ステージにだけ、ライトを照らし出した。
「『む、む、むっ!昔、あ、あ、あるところに、玉子様がいました。』」
ギロさんの方が、よっぽど緊張している!
「まちがえた?」
「玉子様だって!」
「おもしろ―い!」
お客さんが、騒ぎ出したよぉ。
「・・・・・・。」
リリアさんは、顔を真っ赤にしている。
「『あっ、まちがえた。王子様がいました。』」
読み直したよ、この人。
「『王子様は、わがままで、自分勝手な性格でした。アハッ、先輩にそっくり。』」
思ったことを口にするなっ!
「あいつ、なぐりたくなってきたぁ!」
ジュンブライト、怒りをおさえて。
「『そんなある夜、一人のおばあさんが、お城にたずねてきました。』」
ジュンブライトが、ドアを開けると、ライトがジュンブライトを照らし出した。
「お願いです。このバラを差しあげますから、温かい一夜のやどをお恵みください。」
「ふん、バラなんていらないね!うすぎたないやつめ、失せろ!」
バタン!
ジュンブライト!すごーい!緊張しないで、できたじゃん!
「『王子がドアを閉めたあと、おばあさんは、美しい魔女の姿に変わりました。』」
さ、比奈多さん、がんばって!
ところが、比奈多さんはステージの軸から出て来たっきり、立ちつくしている。
どうしたの?まさか、緊張しすぎて、セリフが言えない、とか?
「あぁ!」
比奈多さんは、顔を両手でおおって、すわりこんだ。
「こんな美しい方を、おそろしい野獣に、したくありません!」
なんですとぉ~!?
「セリフ、ちがう!」
「おい、それじゃあ、話が進まねぇじゃねぇか!」
「いいんです!これが、自分の勝手ですから!」
あらら。
「う・・・・・・!」
ジュンブライトが、いきなり頭をかかえた。
ど、どうしたの?
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁ!」
自分でストーリーを進めてるよ!
さっすがぁ!ヴァンパイア界の王子!ステージの軸に、行っちゃったよ。
「まってください、潤様ぁ!」
比奈多さんは、ジュンブライトを追いかけた。
「『え―っ?先輩、どうなっちゃったのぉ~!?真相は、CМの後!』」
テレビじゃありません!
「このナレーションさん、おもしろーい!」
「天然すぎね。」
「いや、ド天然でしょ。」
「アハハハハハ!
お客さんから、笑われてるよ。
「『それから、十年の年月が流れました。とある街に、ベルという、美しい少女がいました。』」
私は、ステージの軸から出てきた。
「春間真莉亜!ベル役は、あたしがもらう!」
わっ!ネルさん!刀を出さないでくださいっ!
てか、セリフがちがう!
「バカ女!あたしが、あんたからベル役を、うばってやるわ!」
ひぇ―っ!二人とも、追いかけないでくださーい!
「こら!真莉亜ちゃんをいじめるなっ!」
ウルフ一郎さんは、まだ出番じゃないから、出ないでくださいっ!
「ど、ど―なってるの?」
「なにもかも、めちゃくちゃだわ。」
「一体、この劇は、どんな展開を迎えるのかしら。」
☆
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

【完結】仰る通り、貴方の子ではありません
ユユ
恋愛
辛い悪阻と難産を経て産まれたのは
私に似た待望の男児だった。
なのに認められず、
不貞の濡れ衣を着せられ、
追い出されてしまった。
実家からも勘当され
息子と2人で生きていくことにした。
* 作り話です
* 暇つぶしにどうぞ
* 4万文字未満
* 完結保証付き
* 少し大人表現あり

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる