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第二十話 「ジュンブライト!暴力をふるうのはやめて!」
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私とジュンブライトは、寝室で肩を組んでいた。
「ジュンブライト。」
「なんだ?」
私は、ほおずりをして、口を開いた。
「・・・・・・大好き。」
「俺も、大好きだぜ、真莉亜。」
ずっと、愛し合おうね。
「あぁ。」
ジュンブライトがほほえみながらうなずいた、その時。
「・・・・・・ゔ・・・・・・!」
ジュンブライトが、私の肩を組むのをやめて、頭をかかえこんだ。
どうしたの?
「・・・・・・ゔ・・・・・・!あぁぁぁぁぁ!」
ジュンブライト!
私はジュンブライトを、背後からぎゅっとだきしめた。
「あぁぁぁぁぁ!」
ジュンブライトがそんなに苦しむの、初めて見た・・・・・・。
「ジュンブライト・・・・・・。」
私は、ジュンブライトをさらにぎゅっとだきしめた。
一体、なにがあったの?教えてよ。
「ゔ・・・・・・ゔぅ・・・・・・。」
ジュンブライトが、私の手をにぎろうとしたけど、私の手をはらった。
・・・・・・え?
ジュンブライトは、私の方を振り返った。
ジュンブライトの表情が、変わってる!
「おめぇ、誰だ?」
え・・・・・・なにねぼけてんの?私だよ。春間真莉亜だよ。あなたの彼女よ。
すると、ジュンブライトは、鼻で「ふっ。」と笑った。
「俺の彼女だと?お前がか?ふざけるなぁ!」
ドッ!
「キャッ!」
私は、ジュンブライトになぐられた。
・・・・・・ジュンブライト、なんで暴力をふるうの?私、なにもしてないのに・・・・・・。
「うるせぇ!この、クソガキがぁ!」
ドッ!
「キャッ!」
私は、ジュンブライトに強くけられて、ボールみたいにコロコロ転がった。
ジュンブライト・・・・・・。
「俺の名前を呼んでいいという許可をもらってねぇお前には、呼ばれたくねぇよ!」
ジュンブライトは、私の髪を強くひっぱって、私を持ち上げた。
「いやぁぁぁぁぁ!やめて、ジュンブライト!お願い、やめて!」
「やっかましいわ!」
ガラッ。
寝室の扉が開いて、光が差しこんで来た。
「ルクトさん!」
「王子!なにをやってるんですか!」
ジュンブライトは、私をぱっと離した。
「うっせぇんだよ、じじい。」
ジュンブライトは、ルクトさんをにらんだ。
「真莉亜になにしたの!」
「いじめただけさ。こいつ、俺の彼女だって、言い張るから。」
ジュンブライトは、寝室を出て行こうとした。
「ジュンブライトお兄様!真莉亜お姉様に謝ってください!」
マドレーヌちゃんが、出て行こうとするジュンブライトを止めた。
「だまれ!」
ドッ!
「キャー!」
マドレーヌちゃんは、ジュンブライトにけられた。
「マドレーヌちゃん!大丈夫かい?」
テレサさんが、マドレーヌちゃんの方にかけよると、ジュンブライトを見た。
「あんた!大事ないとこになにするんだい!」
「テレサ、一緒に悪さしようぜ。そんでまた、ほかの暴力団をやっつけようぜ。」
暴力団・・・・・・?ひょっとして、ジュンブライト、暴力団時代の記憶がよみがえった?
そんなんだ。だから、私のことも忘れてるんだね。
「いやだね。あたしはもう、悪さをしないって、決めたんだから。」
テレサさんは、ジュンブライトに向かって、ニヤリと笑った。
「ああん?お前、それでも幼なじみかよぉ!」
ジュンブライトは、テレサさんをおそいかかろうとした。
「お父さん!やめて!」
「ジュンブライト様!」
道華、クリスさんは、ジュンブライトの体をおさえた。
「だまれ!この、クズどもがぁ!」
ジュンブライトは、道華とクリスさんを投げ飛ばした。
「道華、クリスさん!」
「い、痛いよぉ~。」
私は怒った顔で、ジュンブライトの方を振り向いた。
「ジュンブライト!やめて!こんなことするの、ジュンブライトらしくないよ!目を覚ましてよ!優しかったジュンブライトに戻ってよ!」
「俺は、おめぇが知っている俺じゃねぇ。」
ジュンブライトは、寝室を出て、玄関の方へ歩き、部屋を出た。
「真莉亜、大丈夫?」
「・・・・・・大丈夫じゃないよ。」
私は思わず、泣いてしまった。
☆
私は、ギロさんに手当てをしてもらった。
「これでもう、大丈夫。」
ありがとうございます。
「お父さん、なんでこんなに、暴力をふるったんだろ。」
暴力団時代のころの記憶がよみがえったんだよ。
「全然、ジュンブライト様らしくなかったわっ。」
「う・・・・・・う・・・・・・。」
どうしたの?アキちゃん。
「具合でも悪いの?」
紅葉が、アキちゃんに近づこうとすると、アキちゃんはすくっと立ち上がった。
「嫌ーわれたぁ、嫌われたぁ。バーカ女が嫌われたぁ♪これでジュンブライト様は、あたしのものよ!」
アキちゃんは、歌を歌いながら、私の周りをスキップした。
「アキちゃん!少しは空気読んで!」
「そうよ!あたしだって、こーんなにけがされたんだからぁ!」
「真莉亜お姉ちゃんを見てごらん!悲しい顔をしているよ!」
ソラちゃんが、悲しい目でうつむいている私を、びしっと指さした。
「クリスさん、ソラちゃん。そんなに気にしないで。」
私は、マドレーヌちゃんの方を振り向いた。
「マドレーヌちゃん。暴力団時代のジュンブライトって、どんな人だった?」
私が聞くと、マドレーヌちゃんは、首をひねった。
「わかりません。」
え?マドレーヌちゃん、ジュンブライトのこと、よく知っているのに、わからないの?
「ジュンブライトが暴力団に入ったのは、5年前だったから、マドレーヌは3歳で、なにも覚えてないのよ。」
そうなんだぁ。
「そんなに知りたいのかい?」
はいっ。もっと、もっと、もっと、ジュンブライトのことを知りたいですっ。
「テレサ先輩、どうします?」
「話すしかないねぇ。」
テレサさんは仕方なく、暴力団時代のころのジュンブライトを話始めた。
「ジュンブライトは、組長が認めた、暴力団の一員だったよ。」
組長が認めた、暴力団の一員?
「あぁ。先輩は、組長になりたかったんだ。」
組長になりたかった・・・・・そんなの、ジュンブライトらしくない!
「けど、ジュンブライトは、リリアに暴力団をやめろって言われて、暴力団をやめた。ヒアン様のすすめで、カウンセリングを受けて、その2年後、ヴァンパイア界の王子に復帰して、ヴァンパイア界の大王になることを決意した。」
「リリア、セラお姉様を呼べば、いいんじゃないですか?」
セラさん?誰それ。
「王子がお世話になった、心理カウンセラーの人です。」
「だめよ。セラは今、どこにいるか、わからないし。」
「え―っ?」
マドレーヌちゃん、そんなにジュンブライトを、元のジュンブライトに戻って欲しいんだね。
わかるよ、その気持ち。
「リッちゃん、俺の知り合いに、精神科病院に働いている人がいるんだ。紹介しよっか?」
「ギロ、それはうれしいけど、ことわるわ。」
「そうか・・・・・・。」
ギロさんは、顔をしょんぼりしながら、うつむいた。
「誰かが、ジュンブライトの心理カウンセラーになればいいんじゃない?」
それ、いいね!誰がなるの?
紅葉は、にこりと笑いながら、私の方を振り向いた。
「あなたよ。」
え・・・・・・無理だよ。
あんなに暴力をふるう、ジュンブライトの相手になりたくないよ。
「あなた、ジュンブライトの彼女でしょ?私の心を開いてくれたんだし、大丈夫よ。」
紅葉・・・・・・。
「あたしも手伝うから!ジュンブライト様のためなら、なんでもするわ!」
クリスさんが、私に向かって、ウインクをした。
クリスさん・・・・・。
「あたしも手伝う!」
道華・・・・・・。
「しょうがないわね。バカ女、今回は特別に、協力するから。」
アキちゃん・・・・・・。
「もし、私が真莉亜お姉ちゃんだったら・・・・・絶対に、ジュンブライト様の心を開いてみせる!」
「あんた、そこで妄想して、どうするんだい。あたしも、力をかすよ。」
ソラちゃん、テレサさん・・・・・・。
「王子の優しい心の扉を開いてあげるのが、執事の役目ですからね。」
ルクトさん・・・・・・。
「優しかったジュンブライトお兄様に、戻って欲しいです!そのために、真莉亜お姉様のお手伝いをがんばります!」
マドレーヌちゃん・・・・・・。
「なにかあったら、私に言いなさい。」
リリアさん・・・・・。
「真莉亜ちゃん、一緒にがんばろうねっ。」
ギロさん、みんな・・・・・・。
「ゔ・・・・・・ゔぅ・・・・・・。」
私の目にから、涙があふれて来た。
私、こんなに優しい人達に会えて、よかった・・・・・・。
☆
「ジュンブライト。」
「なんだ?」
私は、ほおずりをして、口を開いた。
「・・・・・・大好き。」
「俺も、大好きだぜ、真莉亜。」
ずっと、愛し合おうね。
「あぁ。」
ジュンブライトがほほえみながらうなずいた、その時。
「・・・・・・ゔ・・・・・・!」
ジュンブライトが、私の肩を組むのをやめて、頭をかかえこんだ。
どうしたの?
「・・・・・・ゔ・・・・・・!あぁぁぁぁぁ!」
ジュンブライト!
私はジュンブライトを、背後からぎゅっとだきしめた。
「あぁぁぁぁぁ!」
ジュンブライトがそんなに苦しむの、初めて見た・・・・・・。
「ジュンブライト・・・・・・。」
私は、ジュンブライトをさらにぎゅっとだきしめた。
一体、なにがあったの?教えてよ。
「ゔ・・・・・・ゔぅ・・・・・・。」
ジュンブライトが、私の手をにぎろうとしたけど、私の手をはらった。
・・・・・・え?
ジュンブライトは、私の方を振り返った。
ジュンブライトの表情が、変わってる!
「おめぇ、誰だ?」
え・・・・・・なにねぼけてんの?私だよ。春間真莉亜だよ。あなたの彼女よ。
すると、ジュンブライトは、鼻で「ふっ。」と笑った。
「俺の彼女だと?お前がか?ふざけるなぁ!」
ドッ!
「キャッ!」
私は、ジュンブライトになぐられた。
・・・・・・ジュンブライト、なんで暴力をふるうの?私、なにもしてないのに・・・・・・。
「うるせぇ!この、クソガキがぁ!」
ドッ!
「キャッ!」
私は、ジュンブライトに強くけられて、ボールみたいにコロコロ転がった。
ジュンブライト・・・・・・。
「俺の名前を呼んでいいという許可をもらってねぇお前には、呼ばれたくねぇよ!」
ジュンブライトは、私の髪を強くひっぱって、私を持ち上げた。
「いやぁぁぁぁぁ!やめて、ジュンブライト!お願い、やめて!」
「やっかましいわ!」
ガラッ。
寝室の扉が開いて、光が差しこんで来た。
「ルクトさん!」
「王子!なにをやってるんですか!」
ジュンブライトは、私をぱっと離した。
「うっせぇんだよ、じじい。」
ジュンブライトは、ルクトさんをにらんだ。
「真莉亜になにしたの!」
「いじめただけさ。こいつ、俺の彼女だって、言い張るから。」
ジュンブライトは、寝室を出て行こうとした。
「ジュンブライトお兄様!真莉亜お姉様に謝ってください!」
マドレーヌちゃんが、出て行こうとするジュンブライトを止めた。
「だまれ!」
ドッ!
「キャー!」
マドレーヌちゃんは、ジュンブライトにけられた。
「マドレーヌちゃん!大丈夫かい?」
テレサさんが、マドレーヌちゃんの方にかけよると、ジュンブライトを見た。
「あんた!大事ないとこになにするんだい!」
「テレサ、一緒に悪さしようぜ。そんでまた、ほかの暴力団をやっつけようぜ。」
暴力団・・・・・・?ひょっとして、ジュンブライト、暴力団時代の記憶がよみがえった?
そんなんだ。だから、私のことも忘れてるんだね。
「いやだね。あたしはもう、悪さをしないって、決めたんだから。」
テレサさんは、ジュンブライトに向かって、ニヤリと笑った。
「ああん?お前、それでも幼なじみかよぉ!」
ジュンブライトは、テレサさんをおそいかかろうとした。
「お父さん!やめて!」
「ジュンブライト様!」
道華、クリスさんは、ジュンブライトの体をおさえた。
「だまれ!この、クズどもがぁ!」
ジュンブライトは、道華とクリスさんを投げ飛ばした。
「道華、クリスさん!」
「い、痛いよぉ~。」
私は怒った顔で、ジュンブライトの方を振り向いた。
「ジュンブライト!やめて!こんなことするの、ジュンブライトらしくないよ!目を覚ましてよ!優しかったジュンブライトに戻ってよ!」
「俺は、おめぇが知っている俺じゃねぇ。」
ジュンブライトは、寝室を出て、玄関の方へ歩き、部屋を出た。
「真莉亜、大丈夫?」
「・・・・・・大丈夫じゃないよ。」
私は思わず、泣いてしまった。
☆
私は、ギロさんに手当てをしてもらった。
「これでもう、大丈夫。」
ありがとうございます。
「お父さん、なんでこんなに、暴力をふるったんだろ。」
暴力団時代のころの記憶がよみがえったんだよ。
「全然、ジュンブライト様らしくなかったわっ。」
「う・・・・・・う・・・・・・。」
どうしたの?アキちゃん。
「具合でも悪いの?」
紅葉が、アキちゃんに近づこうとすると、アキちゃんはすくっと立ち上がった。
「嫌ーわれたぁ、嫌われたぁ。バーカ女が嫌われたぁ♪これでジュンブライト様は、あたしのものよ!」
アキちゃんは、歌を歌いながら、私の周りをスキップした。
「アキちゃん!少しは空気読んで!」
「そうよ!あたしだって、こーんなにけがされたんだからぁ!」
「真莉亜お姉ちゃんを見てごらん!悲しい顔をしているよ!」
ソラちゃんが、悲しい目でうつむいている私を、びしっと指さした。
「クリスさん、ソラちゃん。そんなに気にしないで。」
私は、マドレーヌちゃんの方を振り向いた。
「マドレーヌちゃん。暴力団時代のジュンブライトって、どんな人だった?」
私が聞くと、マドレーヌちゃんは、首をひねった。
「わかりません。」
え?マドレーヌちゃん、ジュンブライトのこと、よく知っているのに、わからないの?
「ジュンブライトが暴力団に入ったのは、5年前だったから、マドレーヌは3歳で、なにも覚えてないのよ。」
そうなんだぁ。
「そんなに知りたいのかい?」
はいっ。もっと、もっと、もっと、ジュンブライトのことを知りたいですっ。
「テレサ先輩、どうします?」
「話すしかないねぇ。」
テレサさんは仕方なく、暴力団時代のころのジュンブライトを話始めた。
「ジュンブライトは、組長が認めた、暴力団の一員だったよ。」
組長が認めた、暴力団の一員?
「あぁ。先輩は、組長になりたかったんだ。」
組長になりたかった・・・・・そんなの、ジュンブライトらしくない!
「けど、ジュンブライトは、リリアに暴力団をやめろって言われて、暴力団をやめた。ヒアン様のすすめで、カウンセリングを受けて、その2年後、ヴァンパイア界の王子に復帰して、ヴァンパイア界の大王になることを決意した。」
「リリア、セラお姉様を呼べば、いいんじゃないですか?」
セラさん?誰それ。
「王子がお世話になった、心理カウンセラーの人です。」
「だめよ。セラは今、どこにいるか、わからないし。」
「え―っ?」
マドレーヌちゃん、そんなにジュンブライトを、元のジュンブライトに戻って欲しいんだね。
わかるよ、その気持ち。
「リッちゃん、俺の知り合いに、精神科病院に働いている人がいるんだ。紹介しよっか?」
「ギロ、それはうれしいけど、ことわるわ。」
「そうか・・・・・・。」
ギロさんは、顔をしょんぼりしながら、うつむいた。
「誰かが、ジュンブライトの心理カウンセラーになればいいんじゃない?」
それ、いいね!誰がなるの?
紅葉は、にこりと笑いながら、私の方を振り向いた。
「あなたよ。」
え・・・・・・無理だよ。
あんなに暴力をふるう、ジュンブライトの相手になりたくないよ。
「あなた、ジュンブライトの彼女でしょ?私の心を開いてくれたんだし、大丈夫よ。」
紅葉・・・・・・。
「あたしも手伝うから!ジュンブライト様のためなら、なんでもするわ!」
クリスさんが、私に向かって、ウインクをした。
クリスさん・・・・・。
「あたしも手伝う!」
道華・・・・・・。
「しょうがないわね。バカ女、今回は特別に、協力するから。」
アキちゃん・・・・・・。
「もし、私が真莉亜お姉ちゃんだったら・・・・・絶対に、ジュンブライト様の心を開いてみせる!」
「あんた、そこで妄想して、どうするんだい。あたしも、力をかすよ。」
ソラちゃん、テレサさん・・・・・・。
「王子の優しい心の扉を開いてあげるのが、執事の役目ですからね。」
ルクトさん・・・・・・。
「優しかったジュンブライトお兄様に、戻って欲しいです!そのために、真莉亜お姉様のお手伝いをがんばります!」
マドレーヌちゃん・・・・・・。
「なにかあったら、私に言いなさい。」
リリアさん・・・・・。
「真莉亜ちゃん、一緒にがんばろうねっ。」
ギロさん、みんな・・・・・・。
「ゔ・・・・・・ゔぅ・・・・・・。」
私の目にから、涙があふれて来た。
私、こんなに優しい人達に会えて、よかった・・・・・・。
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