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第1章
第六十四話 「ネルさんとウルフ一郎さん、マイホーム探しへ!」
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続いて、ヴァンパイア界にある、ごくフツーの一軒家。
「この家は、だいぶ住まわれていませんからねぇ。さっきのより、安いですよ。」
「おい、ネル!ちょっと来てみろ!」
ん?なに?ウルフ一郎。
やってきたのは、寝室。
うわぁ~。天井に丸い窓が付いていて、星空が見える。
寝室から見る景色、きれーい。
「ネル、おいで。」
うん。
あたしは、ウルフ一郎のとなりに、ゆっくりすわった。
「……この景色を眺めながら、お前と一緒に、寝られるな。」
あぁ。
チュッ、チュッ、チュッ……。
あたしたちは、熱いキスをし始めた。
「ネルぅ~、愛してるぞぉ~。」
「あたしも。愛してるぞぉ、ウルフいちろ~う。」
チュッ、チュッ、チュッ……。
「あぁ!ちょっと、お二人さん!やめてください!ここは、まだあなた達の家じゃありません!」
☆
はぁ。
結局、なーんも見つかんなかったなぁ~。
「よし!このまま、二人っきりにならなけりゃいい!」
「お前、なに考えてんだ?」
「あんた達、まだ家が見つかんないのかーい。」
はい。お義母さん、すみません。
「いいよ、いいよ。謝るもんじゃないからぁ。」
お義母さん、優しいところも、あるんだな。
ウルフ一郎に、そっくりだ。
「ところでウルフ一郎、近くの不動産に、ガルルおじさんがいるだろ?」
「あー、俺様達がお世話になった、ガルルおじさんね。」
「そいつに相談してみたら?あいつ、あんたには優しいから、タダで、売ってもらえるよ。」
「おっし!そうすっか!ネル、明日、ガルルおじさんのとこに行くぞ!」
うん!
☆
翌日。
あたし達は、ウルフ一郎のおじさんが働く、不動産へ。
「よぉ、ウルフ一郎!久しぶりだなぁ。元気にしてたか?」
「おう!元気だぜ!」
「姉ちゃんは?元気か?」
「相変わらず、元気にしてるぜ!」
ウルフ一郎が、ニッと笑った。
「あ、紹介するぜ!こいつはガルルおじさん。俺様の母ちゃんの弟だ!」
よ、よろしくお願いします!桜吹雪のネルですっ!
「アハハハハ!ネルちゃん、かわいいねぇ~。俺の嫁に来るか?」
「ちょっ、おじさん!なに変なこと、言ってんだよぉ~。」
「ごめんごめん。ネルちゃん冗談!さぁ、すわってすわって。」
じゃあ、遠慮なく……。
「ネル、大丈夫か?」
「あぁ。」
ふぅ。やっといすにすわれた。
「姉ちゃんから聞いたけど、家を探してるんだって?」
「あぁ。」
「どんな家を?」
「あと2カ月で、子供が生まれるから、家族でしあわせに暮らせる、家が欲しいんだよ。」
「なるほどね……ちょっと、調べてみる!」
ガルルさんは、パソコンの電源を入れて、家を調べ始めた。
「あ、あったぞ!これはどうかな?」
う~ん。
「えっ!?森の中にあんのかよ!」
「かぎ、持ってるけど、これから見に行く?」
☆
「この家は、だいぶ住まわれていませんからねぇ。さっきのより、安いですよ。」
「おい、ネル!ちょっと来てみろ!」
ん?なに?ウルフ一郎。
やってきたのは、寝室。
うわぁ~。天井に丸い窓が付いていて、星空が見える。
寝室から見る景色、きれーい。
「ネル、おいで。」
うん。
あたしは、ウルフ一郎のとなりに、ゆっくりすわった。
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あぁ。
チュッ、チュッ、チュッ……。
あたしたちは、熱いキスをし始めた。
「ネルぅ~、愛してるぞぉ~。」
「あたしも。愛してるぞぉ、ウルフいちろ~う。」
チュッ、チュッ、チュッ……。
「あぁ!ちょっと、お二人さん!やめてください!ここは、まだあなた達の家じゃありません!」
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はぁ。
結局、なーんも見つかんなかったなぁ~。
「よし!このまま、二人っきりにならなけりゃいい!」
「お前、なに考えてんだ?」
「あんた達、まだ家が見つかんないのかーい。」
はい。お義母さん、すみません。
「いいよ、いいよ。謝るもんじゃないからぁ。」
お義母さん、優しいところも、あるんだな。
ウルフ一郎に、そっくりだ。
「ところでウルフ一郎、近くの不動産に、ガルルおじさんがいるだろ?」
「あー、俺様達がお世話になった、ガルルおじさんね。」
「そいつに相談してみたら?あいつ、あんたには優しいから、タダで、売ってもらえるよ。」
「おっし!そうすっか!ネル、明日、ガルルおじさんのとこに行くぞ!」
うん!
☆
翌日。
あたし達は、ウルフ一郎のおじさんが働く、不動産へ。
「よぉ、ウルフ一郎!久しぶりだなぁ。元気にしてたか?」
「おう!元気だぜ!」
「姉ちゃんは?元気か?」
「相変わらず、元気にしてるぜ!」
ウルフ一郎が、ニッと笑った。
「あ、紹介するぜ!こいつはガルルおじさん。俺様の母ちゃんの弟だ!」
よ、よろしくお願いします!桜吹雪のネルですっ!
「アハハハハ!ネルちゃん、かわいいねぇ~。俺の嫁に来るか?」
「ちょっ、おじさん!なに変なこと、言ってんだよぉ~。」
「ごめんごめん。ネルちゃん冗談!さぁ、すわってすわって。」
じゃあ、遠慮なく……。
「ネル、大丈夫か?」
「あぁ。」
ふぅ。やっといすにすわれた。
「姉ちゃんから聞いたけど、家を探してるんだって?」
「あぁ。」
「どんな家を?」
「あと2カ月で、子供が生まれるから、家族でしあわせに暮らせる、家が欲しいんだよ。」
「なるほどね……ちょっと、調べてみる!」
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「あ、あったぞ!これはどうかな?」
う~ん。
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