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第1章
第二話 「真莉亜、子作り宣言?」
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次の日。
「ふぁ~、おはよ~う。」
「ぶー。」
私はほっぺたをふくらましながら、あごをテーブルに乗せていた。
「なんだよぉ。」
「子供つくりたい~。」
「またそれかよぉ。もう、何回目だ。」
「早く子供つくりたい~!ジュンブライト、子作りしよっ。」
「だめだ。」
え―?なんでよぉ。
「お前、まだ16だし、それに、まだガキんちょだから。」
ガキじゃな―い!
子供をつくるのには、年齢は関係ないの!
「あ、そーですか。」
って、紅茶を飲まないでよ!
「ねぇ、子供つくろ~う。私、ちゃんと世話するからぁ。」
「うるさい。もう二度と、その話をするなよ。」
ジュンブライトのいじわる!ぶぅ!
私はほっぺたをふくらました。
「いじわるで悪かったですねぇ、いじわるで!」
ジュンブライトはそう言って、スッと立ち上がり、向こうへ行っちゃった。
もう!本当に知らない!
☆
私はリリアさんから、お部屋に呼び出された。
「いーかげん、あきらめたら?ジュンブライト、ず~っと断ってるし。」
いやだ!あきらめません!
私は顔をぷいっと横に向けた。
「真莉亜、いくらジュンブライトレベルのわがまま言ったって、無理よ。」
私はあきらめません!
「もう・・・・・・。」
「私はつくった方がいいですぅ~。」
マドレーヌちゃん。そうだよね。
「はいっ!」
マドレーヌちゃんは、笑顔でうなずいた。
「真莉亜。どーしても子供が欲しいの?」
はい。
「だったら、根性を見せなさい、根性を。」
リリアさんは、にこりとほほえんだ。
リリアさん・・・・・・。
ぬおう!リリアさ~ん!大好きですぅ~!
私は、リリアさんにだきついた。
「うふふふふ。かわいいわね。」
えへへへへ。
☆
はぁ。
結局、ぜ~んぶ断られちゃった。
やっぱ無理なのかなぁ~?子作り。
私、やっぱあきらめた方がいいよね?
もう、養子をもらおう。
ヒアン様に明日言おう。
すると、ドアがガチャッと開いた。
「ジュンブライト。」
お風呂、早かったねぇ。
「あぁ。お前、まだねてなかったのか?」
うん。
私はこくりとうなずいた。
「そっか。・・・・・・真莉亜。」
なに?ジュンブライト。
「子供のことなんだが・・・・・・。」
!
私はすくっと起き上がった。
「・・・・・・いつか、つくろう。」
ジュンブライト・・・・・・。
「俺も、子供が欲しかったんだ。お前との子供を。」
え・・・・・・。
「じゃあなんで、断ったの?」
「・・・・・・お前を妊娠させたら、お前の両親が怒るんじゃないかなぁ~?って。」
「怒るわけないよ。」
「えっ?」
「お母さんが言ってた。「子供はいつでもつくっていいよ。」って。」
「真莉亜・・・・・・。」
私達は、唇を近づけて・・・・・・。
チュ・・・・・・。
熱いキスをした。
チュッ、チュッ、チュッ、チュッ、チュ・・・・・・。
私達は何回も、熱いキスをした。
「・・・・・・一生、愛し合おうな。」
うん。
私はうなずいた。
ジュンブライト、愛してるよ。
永遠に・・・・・・。
「ふぁ~、おはよ~う。」
「ぶー。」
私はほっぺたをふくらましながら、あごをテーブルに乗せていた。
「なんだよぉ。」
「子供つくりたい~。」
「またそれかよぉ。もう、何回目だ。」
「早く子供つくりたい~!ジュンブライト、子作りしよっ。」
「だめだ。」
え―?なんでよぉ。
「お前、まだ16だし、それに、まだガキんちょだから。」
ガキじゃな―い!
子供をつくるのには、年齢は関係ないの!
「あ、そーですか。」
って、紅茶を飲まないでよ!
「ねぇ、子供つくろ~う。私、ちゃんと世話するからぁ。」
「うるさい。もう二度と、その話をするなよ。」
ジュンブライトのいじわる!ぶぅ!
私はほっぺたをふくらました。
「いじわるで悪かったですねぇ、いじわるで!」
ジュンブライトはそう言って、スッと立ち上がり、向こうへ行っちゃった。
もう!本当に知らない!
☆
私はリリアさんから、お部屋に呼び出された。
「いーかげん、あきらめたら?ジュンブライト、ず~っと断ってるし。」
いやだ!あきらめません!
私は顔をぷいっと横に向けた。
「真莉亜、いくらジュンブライトレベルのわがまま言ったって、無理よ。」
私はあきらめません!
「もう・・・・・・。」
「私はつくった方がいいですぅ~。」
マドレーヌちゃん。そうだよね。
「はいっ!」
マドレーヌちゃんは、笑顔でうなずいた。
「真莉亜。どーしても子供が欲しいの?」
はい。
「だったら、根性を見せなさい、根性を。」
リリアさんは、にこりとほほえんだ。
リリアさん・・・・・・。
ぬおう!リリアさ~ん!大好きですぅ~!
私は、リリアさんにだきついた。
「うふふふふ。かわいいわね。」
えへへへへ。
☆
はぁ。
結局、ぜ~んぶ断られちゃった。
やっぱ無理なのかなぁ~?子作り。
私、やっぱあきらめた方がいいよね?
もう、養子をもらおう。
ヒアン様に明日言おう。
すると、ドアがガチャッと開いた。
「ジュンブライト。」
お風呂、早かったねぇ。
「あぁ。お前、まだねてなかったのか?」
うん。
私はこくりとうなずいた。
「そっか。・・・・・・真莉亜。」
なに?ジュンブライト。
「子供のことなんだが・・・・・・。」
!
私はすくっと起き上がった。
「・・・・・・いつか、つくろう。」
ジュンブライト・・・・・・。
「俺も、子供が欲しかったんだ。お前との子供を。」
え・・・・・・。
「じゃあなんで、断ったの?」
「・・・・・・お前を妊娠させたら、お前の両親が怒るんじゃないかなぁ~?って。」
「怒るわけないよ。」
「えっ?」
「お母さんが言ってた。「子供はいつでもつくっていいよ。」って。」
「真莉亜・・・・・・。」
私達は、唇を近づけて・・・・・・。
チュ・・・・・・。
熱いキスをした。
チュッ、チュッ、チュッ、チュッ、チュ・・・・・・。
私達は何回も、熱いキスをした。
「・・・・・・一生、愛し合おうな。」
うん。
私はうなずいた。
ジュンブライト、愛してるよ。
永遠に・・・・・・。
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