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番外編 結成!分身ジュンブライト・ズ!
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あ、この本、おもしろそー。
ミステリーの本か……。
この本、ずっと読みたかったんだよねぇ~。
「ジャン、この本、おもしろいよ。」
「本当だ。この本、読んでいい?」
「うん、いいよ。」
「やったぁ~。」
あ、リナンとジャンがいる。
「リナン、ジャン。」
声をかけると、二人は目を点にして、口をポカーンと開けて、驚いた。
「ジュンブライト……くん?」
「どうしたんだ。メガネをかけて。」
二人はむっちゃくっちゃ驚いている。
その本、読み終わったら僕に貸してよ。
「ぼ、僕ぅ~?」
そのとたん、二人は後ろを向いて、小さな声でしゃべり始めた。
「なぁ、今日のジュンブライト、おかしくない?」
「えぇ。自分のこと、「僕」って言ってるし。」
「てかさ、ジュンブライトって、マンガにしか興味なかったっけ。」
「確かに、あのジュンブライトくんが図書館に来て本を読むなんて、めずらしいわ。」
「ジュンブライトに、なにかあったにちがいない。」
「えぇ。」
二人とも、どうしたんだい?
「わ!なんでもない、なんでもない!」
「ジャン、図書館の中では、大きな声、出さない!」
「ご、ごめん……。」
じゃあ、また明日。
僕は本を直して、図書館を出た。
「……あやしい。」
☆
ミステリーの本か……。
この本、ずっと読みたかったんだよねぇ~。
「ジャン、この本、おもしろいよ。」
「本当だ。この本、読んでいい?」
「うん、いいよ。」
「やったぁ~。」
あ、リナンとジャンがいる。
「リナン、ジャン。」
声をかけると、二人は目を点にして、口をポカーンと開けて、驚いた。
「ジュンブライト……くん?」
「どうしたんだ。メガネをかけて。」
二人はむっちゃくっちゃ驚いている。
その本、読み終わったら僕に貸してよ。
「ぼ、僕ぅ~?」
そのとたん、二人は後ろを向いて、小さな声でしゃべり始めた。
「なぁ、今日のジュンブライト、おかしくない?」
「えぇ。自分のこと、「僕」って言ってるし。」
「てかさ、ジュンブライトって、マンガにしか興味なかったっけ。」
「確かに、あのジュンブライトくんが図書館に来て本を読むなんて、めずらしいわ。」
「ジュンブライトに、なにかあったにちがいない。」
「えぇ。」
二人とも、どうしたんだい?
「わ!なんでもない、なんでもない!」
「ジャン、図書館の中では、大きな声、出さない!」
「ご、ごめん……。」
じゃあ、また明日。
僕は本を直して、図書館を出た。
「……あやしい。」
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