102 / 138
第四十六話 「真莉亜、脱走する!」
しおりを挟む
もう、夜明けちゃった。
一体、クリスさんはどこに連れて行く気なんだろ。
「♪ルンルンルーン。」
楽しそうに、元気よく歩きながら、クリスさんは、鼻歌を歌っている。
と、突然、クリスさんが止まった。
「ここだよ。」
前を見ると、丸太でできた家で、家のまわりには、きれいなチューリップやバラが咲いていて、えんとつから白いけむりの輪が、もくもくと出てくる。
その、家のドアを、クリスさんが笑顔でガチャっと開けた。
「ただいまぁ。ねぇ、あんたが知っている人を、連れて来たよぉ。」
お、おじゃましまーす。
「真莉亜ちゃん!?」
キッチンの方から、真っ黒のエプロンみたいな服を着ていて、髪型は、京花と一緒で、白髪のおばあさんが、驚いた顔をして、立っている。
このおばあさん、もしかして・・・・・・。
「ルーさん!?」
ルーさんは、「やっぱり!」と言って、私のところまで走った。
「久しぶりだねぇ。もう、会えないかと思ったよぉ。」
私もです。こんな形で会うなんて、とても光栄です。
ガチャ。
え?今、ドアが勝手に、開かなかった?
も・・・・・・もしかして・・・・・・。
「・・・・・・ただいまぁ。」
ギャャャャャャア!
私は急いで、ルーさんの後ろに隠れた。
「どうしたの?真莉亜ちゃん。」
い、今、「・・・・・・ただいまぁ。」っていう声が、聞こえたんですぅ!
しかも、超~不気味な声で!
「真莉亜さん、ごめんなさい。つい、やってしまうくせなんです・・・・・・。」
ひぃぃぃぃぃぃ!
二人の女の子の下半身が、す、透けてるぅ!
「あたしだよ、真莉亜。チーナだよ。覚えとらんと?」
その、長崎弁は・・・・・・。
「千代さん!?」
「うん。」
久しぶりです~!
「真莉亜さん、久しぶりです!元気にしていましたか?」
ゆり子ちゃん!
うわぁ、懐かしの人に会えるなんて、とてもうれしいです!
「真莉亜はかわいかねぇ~。」
な、なんでですか?
「だって、あたしの名前を生きていたころの名前で呼んでるもん。チーナでよかとに。」
そ、そうなんですか・・・・・・。
「久しぶりに会うなんて、思ってもなかったよ。」
私もですっ。
「よかったね!また会えて!」
クリスさんが、私の方に向かって、ウインクをした。
はいっ。もう、涙が出るぐらい、感動しますっ。
グー。
あ・・・・・・。
私、そういえば、お城から脱走してから、なにも食べてない・・・・・・。
「お城から脱走したぁ!?」
「一体、どういうこと?」
「なにがあったと!?」
「まぁまぁ、落ち着いて、あとであたしが説明するから。ルーさん、真莉亜のために、すっごいおいしい料理をつくって!」
「はいはい。わかったから、みんなが手伝ってくれると、助かるねぇ。」
と、ルーさんは私達の方に向かって、にこっと笑った。
☆
「へぇー。そんなことがあったとね。知らんやった。」
私の目には、チーナさんとゆり子ちゃんの姿は見えるけど、コップが浮いていて、こわすぎます。
「人間界も、ほろぼされたんだね。」
ゆり子ちゃん、人間界もって、どういうこと?
「・・・・・・実は、あたし達の村も、ほろぼされたんだ・・・・・・。」
えぇ!?
じゃあ、人間界だけじゃなくて、猫族と、幽霊族の村も、ほろぼされたってこと!?
「うん。」
三人が、とても悲しそうな顔で、うなずいた。
さっきまで、笑顔だったクリスさんが、急に元気がなくなっている。
「に、二年前、あ、あたしのふるさと、猫族が、ほろぼされたんだ・・・・・・。」
クリスさんの目には、涙があふれている。
二年前にほろぼされたの!?
「幽霊族は、あたし達が帰って来た時に、ほろぼされたと。」
そう。
「んじゃあ、なんで隠してたの?言ったら、私達と一緒に、お妃をたおすことができたのに。」
そうしたらクリスさん、下を向いちゃった。
「言おうとしても、言えなかったんだもん・・・・・・。だってあたし、ジュンブライト様のことしか考えてなかったから。あたしのバカバカバカァ!」
自分をせめるのはよくないですよ、クリスさん。
「え?」
私、実は人見知りだったんです。友達と一緒に遊べなくて、仲良しだった子が、私とよく遊んでくれました。けれど、東京に転校することになって、友達ができなくて、自分をせめていました。
けれど、ジュンブライトと出会って、人見知りをこうふくするようになりました。
自分をせめたら、幸運は、やって来ないと、初めてそう思いました。
「自分をせめたら、幸運は、やって来ない?」
そう。
クリスさんは、涙をふきながら、口を動かした。
「あんた、いいことばっかり言うんじゃないよ。感動するんじゃないの。」
クリスさん、もしお妃をたおしたら、一緒に、人間界へ帰りませんか?
「人間界に?でも、猫族はどうするの?あたしがいなくなったら、みんな、悲しむし。」
大丈夫。
私がノア様に、人間界と、猫族と、幽霊族を復活して欲しいって言うから。
「う、うん。」
「さぁ、元気を出して。あんたが大好きな魚の丸焼きをつくったよ。しかも100個、つくったんだからね!」
「ひゃっ、100個~!?」
クリスさん、猫顔にならないでください!
「ニャハハハハーン♡おいしそ~♡」
よだれ、出てるよ!しかも大量に!
「はい、めしあがれ。」
ルーさんが、魚の丸焼きを出すと、クリスさんはボンっと、黒猫になって、魚の丸焼きをむしゃむしゃと、食べ始めた。
トントン、トントン。
「誰なんだろ。こんな早い朝に。」
ボン!
「あたしが出る~!」
一体、誰なんだろ。
ガチャ。
「あ、ジュンブライト様ぁ~♡お久しぶりです~♡」
ジュンブライト?
「おい!お前に会いに来たんじゃねぇ!真莉亜を迎えに来ただけだ!」
本当だ!その声は、ジュンブライトだ!
「真莉亜、迎えに来たぜ。」
その笑顔、やっぱりジュンブライトだ・・・・・・。
「久しぶりだねぇ、ジュンブライトくん。ルクトは・・・・・・。」
ドッ!
「うわぁ!」
ルーさん!
「大丈夫ですか?」
ゆり子ちゃんとチーナさんが、たおれているルーさんのところに駆けつけた。
「大丈夫だよ。」
「おい!なにもしていない人間ば、吹き飛ばすなんて、ゆるさん!」
「ジュンブライト様?」
ジュンブライト、ひどいよ。こんなことをするなんて。
「ひどい?全然、ひどくないぜ。」
「反省しとらんと!?この野郎!」
「チーナちゃん、落ち着いて!」
ゆり子ちゃんが、ジュンブライトをなぐろうとしているチーナさんを、止めた。
「・・・・・・あなた、私の知っている、ジュンブライトじゃない。」
「はぁ?バカ言え。俺は正真正銘、ジュンブライトだ。」
私の知っているジュンブライトは、人に暴力をふらない、優しいジュンブライトよ!
あなたは誰?正体を教えて!
「ふっ、ばれたようね。エストラ・ノカーレ!」
強い風が吹き始めて、ジュンブライトの姿が変わった。
強い風が吹き終わった後、ツインテールで、ニヤニヤ笑っている、真っ黒の服を着た、女の子が立っていた。
あ!
「クレイン!」
「クレインって、誰?」
お妃の娘だよ。
「えぇ!?」
「春間真莉亜、あなたを迎えに来たわよ。」
まさか、私が逃げたの、ばれたの!?
「そう。まんまと逃げやがって!」
クレインの目が、急にキッとなった。
「春間真莉亜!ここであなたを殺してやるわ!」
えぇ!?
「やめてください!」
「うるさい!この、幽霊族の幽霊め!いい?ここで春間真莉亜を殺すから、春間真莉亜が死ぬ瞬間を、黙って見なさい。」
クレイン、私と戦おう。
「真莉亜、本気なの!?」
うん。ちょっと、こわいけどね。
「いいわ。あなたと戦ってあげる。これは、女の子同士の戦いってわけね。うふふふふふ。」
さぁ、始めましょう!
「えぇ。果たして、どっちが死ぬかね。うふふふふふ。」
一体、クリスさんはどこに連れて行く気なんだろ。
「♪ルンルンルーン。」
楽しそうに、元気よく歩きながら、クリスさんは、鼻歌を歌っている。
と、突然、クリスさんが止まった。
「ここだよ。」
前を見ると、丸太でできた家で、家のまわりには、きれいなチューリップやバラが咲いていて、えんとつから白いけむりの輪が、もくもくと出てくる。
その、家のドアを、クリスさんが笑顔でガチャっと開けた。
「ただいまぁ。ねぇ、あんたが知っている人を、連れて来たよぉ。」
お、おじゃましまーす。
「真莉亜ちゃん!?」
キッチンの方から、真っ黒のエプロンみたいな服を着ていて、髪型は、京花と一緒で、白髪のおばあさんが、驚いた顔をして、立っている。
このおばあさん、もしかして・・・・・・。
「ルーさん!?」
ルーさんは、「やっぱり!」と言って、私のところまで走った。
「久しぶりだねぇ。もう、会えないかと思ったよぉ。」
私もです。こんな形で会うなんて、とても光栄です。
ガチャ。
え?今、ドアが勝手に、開かなかった?
も・・・・・・もしかして・・・・・・。
「・・・・・・ただいまぁ。」
ギャャャャャャア!
私は急いで、ルーさんの後ろに隠れた。
「どうしたの?真莉亜ちゃん。」
い、今、「・・・・・・ただいまぁ。」っていう声が、聞こえたんですぅ!
しかも、超~不気味な声で!
「真莉亜さん、ごめんなさい。つい、やってしまうくせなんです・・・・・・。」
ひぃぃぃぃぃぃ!
二人の女の子の下半身が、す、透けてるぅ!
「あたしだよ、真莉亜。チーナだよ。覚えとらんと?」
その、長崎弁は・・・・・・。
「千代さん!?」
「うん。」
久しぶりです~!
「真莉亜さん、久しぶりです!元気にしていましたか?」
ゆり子ちゃん!
うわぁ、懐かしの人に会えるなんて、とてもうれしいです!
「真莉亜はかわいかねぇ~。」
な、なんでですか?
「だって、あたしの名前を生きていたころの名前で呼んでるもん。チーナでよかとに。」
そ、そうなんですか・・・・・・。
「久しぶりに会うなんて、思ってもなかったよ。」
私もですっ。
「よかったね!また会えて!」
クリスさんが、私の方に向かって、ウインクをした。
はいっ。もう、涙が出るぐらい、感動しますっ。
グー。
あ・・・・・・。
私、そういえば、お城から脱走してから、なにも食べてない・・・・・・。
「お城から脱走したぁ!?」
「一体、どういうこと?」
「なにがあったと!?」
「まぁまぁ、落ち着いて、あとであたしが説明するから。ルーさん、真莉亜のために、すっごいおいしい料理をつくって!」
「はいはい。わかったから、みんなが手伝ってくれると、助かるねぇ。」
と、ルーさんは私達の方に向かって、にこっと笑った。
☆
「へぇー。そんなことがあったとね。知らんやった。」
私の目には、チーナさんとゆり子ちゃんの姿は見えるけど、コップが浮いていて、こわすぎます。
「人間界も、ほろぼされたんだね。」
ゆり子ちゃん、人間界もって、どういうこと?
「・・・・・・実は、あたし達の村も、ほろぼされたんだ・・・・・・。」
えぇ!?
じゃあ、人間界だけじゃなくて、猫族と、幽霊族の村も、ほろぼされたってこと!?
「うん。」
三人が、とても悲しそうな顔で、うなずいた。
さっきまで、笑顔だったクリスさんが、急に元気がなくなっている。
「に、二年前、あ、あたしのふるさと、猫族が、ほろぼされたんだ・・・・・・。」
クリスさんの目には、涙があふれている。
二年前にほろぼされたの!?
「幽霊族は、あたし達が帰って来た時に、ほろぼされたと。」
そう。
「んじゃあ、なんで隠してたの?言ったら、私達と一緒に、お妃をたおすことができたのに。」
そうしたらクリスさん、下を向いちゃった。
「言おうとしても、言えなかったんだもん・・・・・・。だってあたし、ジュンブライト様のことしか考えてなかったから。あたしのバカバカバカァ!」
自分をせめるのはよくないですよ、クリスさん。
「え?」
私、実は人見知りだったんです。友達と一緒に遊べなくて、仲良しだった子が、私とよく遊んでくれました。けれど、東京に転校することになって、友達ができなくて、自分をせめていました。
けれど、ジュンブライトと出会って、人見知りをこうふくするようになりました。
自分をせめたら、幸運は、やって来ないと、初めてそう思いました。
「自分をせめたら、幸運は、やって来ない?」
そう。
クリスさんは、涙をふきながら、口を動かした。
「あんた、いいことばっかり言うんじゃないよ。感動するんじゃないの。」
クリスさん、もしお妃をたおしたら、一緒に、人間界へ帰りませんか?
「人間界に?でも、猫族はどうするの?あたしがいなくなったら、みんな、悲しむし。」
大丈夫。
私がノア様に、人間界と、猫族と、幽霊族を復活して欲しいって言うから。
「う、うん。」
「さぁ、元気を出して。あんたが大好きな魚の丸焼きをつくったよ。しかも100個、つくったんだからね!」
「ひゃっ、100個~!?」
クリスさん、猫顔にならないでください!
「ニャハハハハーン♡おいしそ~♡」
よだれ、出てるよ!しかも大量に!
「はい、めしあがれ。」
ルーさんが、魚の丸焼きを出すと、クリスさんはボンっと、黒猫になって、魚の丸焼きをむしゃむしゃと、食べ始めた。
トントン、トントン。
「誰なんだろ。こんな早い朝に。」
ボン!
「あたしが出る~!」
一体、誰なんだろ。
ガチャ。
「あ、ジュンブライト様ぁ~♡お久しぶりです~♡」
ジュンブライト?
「おい!お前に会いに来たんじゃねぇ!真莉亜を迎えに来ただけだ!」
本当だ!その声は、ジュンブライトだ!
「真莉亜、迎えに来たぜ。」
その笑顔、やっぱりジュンブライトだ・・・・・・。
「久しぶりだねぇ、ジュンブライトくん。ルクトは・・・・・・。」
ドッ!
「うわぁ!」
ルーさん!
「大丈夫ですか?」
ゆり子ちゃんとチーナさんが、たおれているルーさんのところに駆けつけた。
「大丈夫だよ。」
「おい!なにもしていない人間ば、吹き飛ばすなんて、ゆるさん!」
「ジュンブライト様?」
ジュンブライト、ひどいよ。こんなことをするなんて。
「ひどい?全然、ひどくないぜ。」
「反省しとらんと!?この野郎!」
「チーナちゃん、落ち着いて!」
ゆり子ちゃんが、ジュンブライトをなぐろうとしているチーナさんを、止めた。
「・・・・・・あなた、私の知っている、ジュンブライトじゃない。」
「はぁ?バカ言え。俺は正真正銘、ジュンブライトだ。」
私の知っているジュンブライトは、人に暴力をふらない、優しいジュンブライトよ!
あなたは誰?正体を教えて!
「ふっ、ばれたようね。エストラ・ノカーレ!」
強い風が吹き始めて、ジュンブライトの姿が変わった。
強い風が吹き終わった後、ツインテールで、ニヤニヤ笑っている、真っ黒の服を着た、女の子が立っていた。
あ!
「クレイン!」
「クレインって、誰?」
お妃の娘だよ。
「えぇ!?」
「春間真莉亜、あなたを迎えに来たわよ。」
まさか、私が逃げたの、ばれたの!?
「そう。まんまと逃げやがって!」
クレインの目が、急にキッとなった。
「春間真莉亜!ここであなたを殺してやるわ!」
えぇ!?
「やめてください!」
「うるさい!この、幽霊族の幽霊め!いい?ここで春間真莉亜を殺すから、春間真莉亜が死ぬ瞬間を、黙って見なさい。」
クレイン、私と戦おう。
「真莉亜、本気なの!?」
うん。ちょっと、こわいけどね。
「いいわ。あなたと戦ってあげる。これは、女の子同士の戦いってわけね。うふふふふふ。」
さぁ、始めましょう!
「えぇ。果たして、どっちが死ぬかね。うふふふふふ。」
0
お気に入りに追加
7
あなたにおすすめの小説
社長の奴隷
星野しずく
恋愛
セクシー系の商品を販売するネットショップを経営する若手イケメン社長、茂手木寛成のもとで、大のイケメン好き藤巻美緒は仕事と称して、毎日エッチな人体実験をされていた。そんな二人だけの空間にある日、こちらもイケメン大学生である信楽誠之助がアルバイトとして入社する。ただでさえ異常な空間だった社内は、信楽が入ったことでさらに混乱を極めていくことに・・・。(途中、ごくごく軽いBL要素が入ります。念のため)
隣の人妻としているいけないこと
ヘロディア
恋愛
主人公は、隣人である人妻と浮気している。単なる隣人に過ぎなかったのが、いつからか惹かれ、見事に関係を築いてしまったのだ。
そして、人妻と付き合うスリル、その妖艶な容姿を自分のものにした優越感を得て、彼が自惚れるには十分だった。
しかし、そんな日々もいつかは終わる。ある日、ホテルで彼女と二人きりで行為を進める中、主人公は彼女の着物にGPSを発見する。
彼女の夫がしかけたものと思われ…
欲しいというなら、あげましょう。婚約破棄したら返品は受け付けません。
キョウキョウ
恋愛
侯爵令嬢のヴィオラは、人の欲しがるものを惜しみなく与える癖があった。妹のリリアンに人形をねだられれば快く差し出し、友人が欲しがる小物も迷わず送った。
「自分より強く欲しいと願う人がいるなら、譲るべき」それが彼女の信念だった。
そんなヴィオラは、突然の婚約破棄が告げられる。婚約者である公爵家の御曹司ルーカスは、ヴィオラを「無能」呼ばわりし、妹のリリアンを新たな婚約者に選ぶ。
幼い頃から妹に欲しがられるものを全て与え続けてきたヴィオラだったが、まさか婚約者まで奪われるとは思ってもみなかった。
婚約相手がいなくなったヴィオラに、縁談の話が舞い込む。その相手とは、若手貴族当主のジェイミーという男。
先日ヴィオラに窮地を救ってもらった彼は、恩返しがしたいと申し出るのだった。ヴィオラの「贈り物」があったからこそ、絶体絶命のピンチを脱することができたのだと。
※設定ゆるめ、ご都合主義の作品です。
※カクヨムにも掲載中です。
お見合い相手は極道の天使様!?
愛月花音
恋愛
恋愛小説大賞にエントリー中。
勝ち気で手の早い性格が災いしてなかなか彼氏がいない歴数年。
そんな私にお見合い相手の話がきた。
見た目は、ドストライクな
クールビューティーなイケメン。
だが相手は、ヤクザの若頭だった。
騙された……そう思った。
しかし彼は、若頭なのに
極道の天使という異名を持っており……?
彼を知れば知るほど甘く胸キュンなギャップにハマっていく。
勝ち気なお嬢様&英語教師。
椎名上紗(24)
《しいな かずさ》
&
極道の天使&若頭
鬼龍院葵(26歳)
《きりゅういん あおい》
勝ち気女性教師&極道の天使の
甘キュンラブストーリー。
表紙は、素敵な絵師様。
紺野遥様です!
2022年12月18日エタニティ
投稿恋愛小説人気ランキング過去最高3位。
誤字、脱字あったら申し訳ないありません。
見つけ次第、修正します。
公開日・2022年11月29日。
分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活
SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。
クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。
これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる