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第二十八話 「ピーターパンが、ゆうかいされた!?」
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もう少し夏休みですけど、いそがしいです。
夏休みの宿題もだされて、いろいろ大変だし、5、6校時目は大掃除をするのにも、大変です。
「いいか、みんな!夏休みの宿題、必ずするんだぞー!と・く・に!始業式の次の日は、実力テストがあるから、テスト範囲のとこも、ちゃーんと、するんだぞ!わかったか?」
「はーい。」
みんなの返事、小さいです。
「もししなかったら、テスト当日、後悔するぞぉ。」
わかってます、それくらい。
ペラ。
あれ?なにか、紙がおいてあるぞ。
一枚の紙を広げて見ると・・・・・・。
『真莉亜様へ ピーターパンが、ゆうかいされた ティンカーベルより』
「えぇ!?」
私は思わず、驚いて、立ってしまった。
「どうしたんだ、春間。そんなに驚いて。」
「あ・・・・・・はい。ちょっと、なにも驚くことなかったのに、驚いて、立ってしまって・・・・・・。」
うわぁ。みんな、クスクス笑ってるし。
「そうか。じゃあ、すわれ。」
私は先生が言った通りにすわった。
はずかしいです、そんなに笑われるの、超~、はずかしいです。
けれど、ティンカーベルからの手紙、ちょっと不思議だなぁ。
だって、ピーターパンがゆうかいされたって、なんか、気になるもん。
☆
下校の時、私はジュンブライトに手紙を見せた。
そうしたらジュンブライトは、わかったように、うなずいた。
「へぇー。ピーターパンが、ゆうかいされたのね。で、誰がピーターパンを?」
「それが、あまりくわしくは・・・・・・。」
「フック船長よ。」
ん?どっかで、女の人の声が聞こえる。
どこにもいないけど・・・・・・。
「ここよ。」
「うわぁ!」
現れたのは、ショートヘアーでリボンを付けていて、ジュンブライト達のような、とんがった耳をしていて、みどりのドレスと、首にはリボンを付けていて、羽がある女の子。
もしかして・・・・・・。
「ティンカーベルさん?」
「そうよ。」
ティンカーベルさんったら、えらそうに仁王立ちしてるし。
「あたしが、手紙、書いたのよ。」
そりゃ、わかってますけど。なんでピーターパンが、フック船長にゆうかいされたの?
「それは知らないわよ。だーかーら、真莉亜さん、あなたに助けを求めたのよ!」
私に!?
「まぁまぁ。おこらないで、話をしよう。」
そうだよ!ジュンブライトの、言う通りです!
「・・・・・わかりました、ジュンブライト様。」
ティンカーベルさんは、深呼吸をしおわってから、話した。
結局、話が長かったので、まとめてみると・・・・・・。
一、ピーターパンさんとティンカーベルさんは、石探しをしていた。
一、ピーターパンさんは、「向こうを探してくる。」っと言って、向こうへと向かった。
一、で、ピーターパンさんがなかなか、帰って来ないので、ティンカーベルさんは、向こうに行こうとしたその時。フック船長から、手紙が来た。
一、その手紙の内容はなんと、ピーターパンさんをゆうかいした、ゆうかい状だったと!
「なるほど~。」
ジュンブライトが、納得したかのように、制服を脱ぎ捨てた。
そうして、ジュンブライトは、かっこづけて、名探偵の帽子をかぶった。
「名探偵ホームズ!」
そうそう!名探偵ホームズとは、あの名作の登場人物を犬に置きかえた、昔のアニメ。で、かんとくはあの、宮崎駿。ヴァンパイア♡ラブの作者の好きな人は、なんと、ホームズだとか。って、いう情報、いらないか。
でも今は、『О〇EP〇CE』の、サ〇ジとエ〇スが好きって、言ってたよね・・・・・・って、そういう情報も、いらんわっ!
「私は、ホームズではない。」
ジュンブライト、かっこづけて「俺」じゃなくて、「私」って言っているし。
「んじゃあ、誰なのよ。」
「私の名は、シャーロックジュンブライト。私立探偵です!」
敬語だし!
「キャー!ホームズいや、ジュンブライト様、かっこいいですぅ!」
ティンカーベルさん、さっきまでえらそうにしていた顔が、急に、笑顔になってるし。
「で、犯人は誰なの?ピーターパンをゆうかいしたの。」
「もしかして、この中に犯人、いるんですか?」
「王女様、そんなこと、ないですよ。」
うわぁ!ルクトさん、リリアさん、マドレーヌちゃん!どうして、ここに!?
「石のにおいが、したのよ。」
そっか!リリアさん、石のにおいが、わかるんだった!
「ふ。犯人は、この中じゃありません。」
まあた、かっこづけちゃって。
「私に、ついてきてください。あと、リリアは先頭に。」
「わ・・・・・・わかったわ!」
リリアさんはそう言って、先頭に立った。
これから、どうなるんだろ。
☆
夏休みの宿題もだされて、いろいろ大変だし、5、6校時目は大掃除をするのにも、大変です。
「いいか、みんな!夏休みの宿題、必ずするんだぞー!と・く・に!始業式の次の日は、実力テストがあるから、テスト範囲のとこも、ちゃーんと、するんだぞ!わかったか?」
「はーい。」
みんなの返事、小さいです。
「もししなかったら、テスト当日、後悔するぞぉ。」
わかってます、それくらい。
ペラ。
あれ?なにか、紙がおいてあるぞ。
一枚の紙を広げて見ると・・・・・・。
『真莉亜様へ ピーターパンが、ゆうかいされた ティンカーベルより』
「えぇ!?」
私は思わず、驚いて、立ってしまった。
「どうしたんだ、春間。そんなに驚いて。」
「あ・・・・・・はい。ちょっと、なにも驚くことなかったのに、驚いて、立ってしまって・・・・・・。」
うわぁ。みんな、クスクス笑ってるし。
「そうか。じゃあ、すわれ。」
私は先生が言った通りにすわった。
はずかしいです、そんなに笑われるの、超~、はずかしいです。
けれど、ティンカーベルからの手紙、ちょっと不思議だなぁ。
だって、ピーターパンがゆうかいされたって、なんか、気になるもん。
☆
下校の時、私はジュンブライトに手紙を見せた。
そうしたらジュンブライトは、わかったように、うなずいた。
「へぇー。ピーターパンが、ゆうかいされたのね。で、誰がピーターパンを?」
「それが、あまりくわしくは・・・・・・。」
「フック船長よ。」
ん?どっかで、女の人の声が聞こえる。
どこにもいないけど・・・・・・。
「ここよ。」
「うわぁ!」
現れたのは、ショートヘアーでリボンを付けていて、ジュンブライト達のような、とんがった耳をしていて、みどりのドレスと、首にはリボンを付けていて、羽がある女の子。
もしかして・・・・・・。
「ティンカーベルさん?」
「そうよ。」
ティンカーベルさんったら、えらそうに仁王立ちしてるし。
「あたしが、手紙、書いたのよ。」
そりゃ、わかってますけど。なんでピーターパンが、フック船長にゆうかいされたの?
「それは知らないわよ。だーかーら、真莉亜さん、あなたに助けを求めたのよ!」
私に!?
「まぁまぁ。おこらないで、話をしよう。」
そうだよ!ジュンブライトの、言う通りです!
「・・・・・わかりました、ジュンブライト様。」
ティンカーベルさんは、深呼吸をしおわってから、話した。
結局、話が長かったので、まとめてみると・・・・・・。
一、ピーターパンさんとティンカーベルさんは、石探しをしていた。
一、ピーターパンさんは、「向こうを探してくる。」っと言って、向こうへと向かった。
一、で、ピーターパンさんがなかなか、帰って来ないので、ティンカーベルさんは、向こうに行こうとしたその時。フック船長から、手紙が来た。
一、その手紙の内容はなんと、ピーターパンさんをゆうかいした、ゆうかい状だったと!
「なるほど~。」
ジュンブライトが、納得したかのように、制服を脱ぎ捨てた。
そうして、ジュンブライトは、かっこづけて、名探偵の帽子をかぶった。
「名探偵ホームズ!」
そうそう!名探偵ホームズとは、あの名作の登場人物を犬に置きかえた、昔のアニメ。で、かんとくはあの、宮崎駿。ヴァンパイア♡ラブの作者の好きな人は、なんと、ホームズだとか。って、いう情報、いらないか。
でも今は、『О〇EP〇CE』の、サ〇ジとエ〇スが好きって、言ってたよね・・・・・・って、そういう情報も、いらんわっ!
「私は、ホームズではない。」
ジュンブライト、かっこづけて「俺」じゃなくて、「私」って言っているし。
「んじゃあ、誰なのよ。」
「私の名は、シャーロックジュンブライト。私立探偵です!」
敬語だし!
「キャー!ホームズいや、ジュンブライト様、かっこいいですぅ!」
ティンカーベルさん、さっきまでえらそうにしていた顔が、急に、笑顔になってるし。
「で、犯人は誰なの?ピーターパンをゆうかいしたの。」
「もしかして、この中に犯人、いるんですか?」
「王女様、そんなこと、ないですよ。」
うわぁ!ルクトさん、リリアさん、マドレーヌちゃん!どうして、ここに!?
「石のにおいが、したのよ。」
そっか!リリアさん、石のにおいが、わかるんだった!
「ふ。犯人は、この中じゃありません。」
まあた、かっこづけちゃって。
「私に、ついてきてください。あと、リリアは先頭に。」
「わ・・・・・・わかったわ!」
リリアさんはそう言って、先頭に立った。
これから、どうなるんだろ。
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