ヴァンパイア♡ラブ

第六話 「お妃の秘密」

私は、白雪姫の本を買って、本を読んだ。

『ある日、王様が新しいお妃と結婚しました。なんと、そのお妃は、悪い魔女だったのです。』

えぇ～！？魔女だったの～！？

「あたり前だろ。」

その流行語ノミネート大賞予定の言葉を言っているのは……。

「ジュンブライト！」

って、なんで私のマンガ、『なかよし』を読んでいるの！？

「別にいいじゃん。」

よくなーい！

「うわぁー。この本、おもしろいですね。」

一人ですわって、少女マンガコミックスを読んでいるのは……。
ルクトさん、

「人間界って、こんなに、おもしろい本があるんですね。」

と、感心。

「ルクトさん、お妃って、本当に魔女なのですか？」

私が聞いた。

「えぇ。わたくしがお話します。」

ルクトさんは厚い本を取り出した。

ー2000年前、魔女が現れたのは、その時でした。魔女は人間の欲望、悔しみの二つの力を持って生まれました。魔女は人間に変装するなどの力を持っていて、今はヴァンパイア界とおとぎの国から遠く離れたところに魔女はたくさんいます。ー

なるほど。私、お妃がやっていること、全部悪いと思う。
だから、ジュンブライト、ルクトさん、一緒にお妃をたおそう。

「おう！真莉亜！」

「はい。」

私達の目的は、まだ始まったばかりだ。


                                 ☆


「白雪姫と真莉亜、覚えとけ！必ず私が、お前達を絶対に殺してやる！！」