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13 「もう、ないちゃう…」
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髪をかける際に雪さんの指が耳に触れ、びくついた私はフォークの持った手元が狂った
その振動がフォークに伝わり、スクランブルエッグが落下してしまう
「っお、わりぃ、大丈夫か?」
ティッシュを取り、ケチャップを拭く
「ちょ、雪さんっ!自分で拭けますっ」
クランブルエッグはフォークから太ももへとまっすぐに落ち、ケチャップがついてしまった
左手で太ももを軽く押さえ反対の右手にはティッシュを持ち、太ももについたケチャップを優しく撫でるように拭き取る
内側まで垂れ流れそれを追うように雪さんの手が動く
「早く拭いた方がいいだろ」
「あのっ、でも…」
ケチャップを拭くために体育座りの体勢だった私の脚を少し持ち上げる
その反動で体勢を維持できなくなり床に倒れてしまう
脚の付け根辺りまで流れてしまったケチャップを拭くため手を付けねの方へと移動させる
「っ!…、っううん…」
ただただ恥ずかしくて目を瞑ることしかできず抵抗ができない中、拭いている本人は至って真剣な様子
さらにグイッ、っと脚を持ち上げられ、無理!と赤くなった顔を両手で隠す
「っ!お前ぱんつ…」
「っちょ、何してるんですか⁉」
急に姿を出したクロさんの言葉で雪さんの動きが止まる
私の姿を再度確認し、自分が何をしてたかを認知すると掴んだままの脚を離し顔を赤らめながら両手を左右に揺らしながら慌てる
「っち、違う違う、別に変な気起こしたんじゃなくて、俺拭こうと…」
何度も私に謝ってくる雪さんになにも言えずにいると、クロさんの天誅が雪さんに降りる
「だから違うんだよぉーーー」
頭を押さえながらうなだれる雪さんを無視してクロさんは私に紙袋を渡してくる
「洋服は乾いたのですが昨日の件もありましたし、目立ってしまうと思うので僭越ながら洋服を用意させていただきました。」
「ありがとうございます。それで急にいなくなったんですね。」
「すいません。まさか主が朝からケダモノになるとは思わなかったもので。」
「だからぁー、拭こうとしただけぇだってぇー」
「言い訳はいいから、着替えてください。間違っても覗こうだなんて考えないように、ドアの前で見張ってますから。」
「もう、ないちゃう…」
しょんばりと自室へ向かう雪さんを見届けると、下着ですと昨日の洋服と一緒に私に渡す
「ありがとう」
貸してもらった部屋で着替えをする
ドアを閉めた瞬間その場に座り込む
「…っ、…。」
(やばかったやばかった…、…)
先ほどの出来事を思い出しッポ、顔が赤くなる
(せ、雪さんの…手が、太ももに…)
自分の太ももを見て自分の手よりも大きく少し骨ばった手を思い出す
勢いこそあったものの、拭く手は優しく少しくすぐったいぐらいだった
(驚いたけど、嫌じゃ…なかった…)
むしろもっと触れて欲しいとすら思っていた
「私、どうしちゃったんだろう…」
「もっと、しゃきっとしてください。」
「朝から殴られて、しゃきっともへったくれもねぇわ」
「欲情してるんですか?」
「やめろ!そのダイレクトな聞き方」
「お待たせしました。」
「サイズの方大丈夫でしたか?」
「はい、ぴったりでした。」
「…。服…」
その振動がフォークに伝わり、スクランブルエッグが落下してしまう
「っお、わりぃ、大丈夫か?」
ティッシュを取り、ケチャップを拭く
「ちょ、雪さんっ!自分で拭けますっ」
クランブルエッグはフォークから太ももへとまっすぐに落ち、ケチャップがついてしまった
左手で太ももを軽く押さえ反対の右手にはティッシュを持ち、太ももについたケチャップを優しく撫でるように拭き取る
内側まで垂れ流れそれを追うように雪さんの手が動く
「早く拭いた方がいいだろ」
「あのっ、でも…」
ケチャップを拭くために体育座りの体勢だった私の脚を少し持ち上げる
その反動で体勢を維持できなくなり床に倒れてしまう
脚の付け根辺りまで流れてしまったケチャップを拭くため手を付けねの方へと移動させる
「っ!…、っううん…」
ただただ恥ずかしくて目を瞑ることしかできず抵抗ができない中、拭いている本人は至って真剣な様子
さらにグイッ、っと脚を持ち上げられ、無理!と赤くなった顔を両手で隠す
「っ!お前ぱんつ…」
「っちょ、何してるんですか⁉」
急に姿を出したクロさんの言葉で雪さんの動きが止まる
私の姿を再度確認し、自分が何をしてたかを認知すると掴んだままの脚を離し顔を赤らめながら両手を左右に揺らしながら慌てる
「っち、違う違う、別に変な気起こしたんじゃなくて、俺拭こうと…」
何度も私に謝ってくる雪さんになにも言えずにいると、クロさんの天誅が雪さんに降りる
「だから違うんだよぉーーー」
頭を押さえながらうなだれる雪さんを無視してクロさんは私に紙袋を渡してくる
「洋服は乾いたのですが昨日の件もありましたし、目立ってしまうと思うので僭越ながら洋服を用意させていただきました。」
「ありがとうございます。それで急にいなくなったんですね。」
「すいません。まさか主が朝からケダモノになるとは思わなかったもので。」
「だからぁー、拭こうとしただけぇだってぇー」
「言い訳はいいから、着替えてください。間違っても覗こうだなんて考えないように、ドアの前で見張ってますから。」
「もう、ないちゃう…」
しょんばりと自室へ向かう雪さんを見届けると、下着ですと昨日の洋服と一緒に私に渡す
「ありがとう」
貸してもらった部屋で着替えをする
ドアを閉めた瞬間その場に座り込む
「…っ、…。」
(やばかったやばかった…、…)
先ほどの出来事を思い出しッポ、顔が赤くなる
(せ、雪さんの…手が、太ももに…)
自分の太ももを見て自分の手よりも大きく少し骨ばった手を思い出す
勢いこそあったものの、拭く手は優しく少しくすぐったいぐらいだった
(驚いたけど、嫌じゃ…なかった…)
むしろもっと触れて欲しいとすら思っていた
「私、どうしちゃったんだろう…」
「もっと、しゃきっとしてください。」
「朝から殴られて、しゃきっともへったくれもねぇわ」
「欲情してるんですか?」
「やめろ!そのダイレクトな聞き方」
「お待たせしました。」
「サイズの方大丈夫でしたか?」
「はい、ぴったりでした。」
「…。服…」
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