6 / 13
炎の大学生。何故火属性か。どうしてって映えるからだよ
しおりを挟む
晶、氷属性になる。纏う空気が氷点下になる。蜜蜂がブンブン渦を巻き、冷たい風が吹く。霜の降りた枯葉が舞う。
功「モキュ!? 俺、童貞だし! あり得ないって!! __て、どうして、こんなとこでハズかしいコト晒さなくちゃなんナイの!? なんの羞恥プレイ??」
晶が、思わず口走る。
「陸!! __俺たち結婚するから!!」
陸と功が、晶を見る。二人が、ハモる。
「は?」
晶、暴走が止まらなくなる。
「俺と功は、結婚すんの!! だから、お前の全くの勘違いだよ!! バァカ!! 無駄なイケメン!! どんだけ足長いんだよ。スタイル良すぎ!! 差ァつけてんじゃねえぞ!! __あー、ムカつく。いっぺん痛い目に遭ってみろ!!」
功「あの。晶。個人的口撃が多いよ? __てか、ヨイショしてね?」
犬が、子ども二人を咥えて小屋から出てくる。剣を抜こうとする佐々木 功を晶が制する。陸が連れて来た新入りエースが、まだ新しい剣を抜く。オレンジの炎を燃やす。ダッシュして小屋ごと一刀に切る。小屋は半壊で、Hが森の奥へ逃げ出す。晶の置いていった一年が、何もできずにオロオロする。魔陣がオレンジの炎を跳ね返す。ヤべ、逃げろと、新入り二人が逃げ出す。
晶が、功を放す。
「功くん、今だ!!」
「オッケ。暴れたくてうずうずしてましたっ!!」
佐々木 功が剣を抜き、青い炎に包まれる。ジャンプして一刀両断魔陣を切り裂き、Hを追いつめる。晶が犬を連れてHの逃げ場を塞ぐ。陸が、Hを捕まえて警察を呼んだ。警察が、Hを連れて行く。功が、炎の剣を空中で振って消し鞘にカチャと引っ掛け、スッとおさめる。晶はホッとしてへたり込む。もう少し。もう平気。弱い自分なんか見せたくない。
晶は、そろそろと小屋の側を通った。小屋が全壊。煙の匂いが立ち込める。
晶「コワー。跡形もないな」功が、煤で汚れた顔で晶をみる。
「フー。ワンちゃんと晶のおかげ」
「でしょ、でしょ。もっと褒めて」晶が、調子に乗る。
「よしよし」功が、晶の頭をポンポンする。
「チュウしよ?」
「するか!!」
後ろから陸がくる。
「二人とも、すまなかった。戻って来てくれないか」
晶「ハァ__? 誰が戻るか!! バァカ!! アぁホ!! タあコ!!」
功が、呆れたように晶をみる。
「あのね。晶。追放されたの俺なんだけど」陸の子供二人が、佐々木 功のところへ来る。
勇気(男子)「お兄ちゃん、ありがとー♡」
未来(女子)「大好き__♡」
功くん、子供好き。かわいくて二人に癒される。晶は5歳くらいかなと考える。え。陸が23歳だから。ええー!? 18の時の子? 俺じゃん。今じゃん。はー。リア充は違うねえ、とぼんやり考える。
近未来では、女子高生が妊娠したら本人が産みたい場合、高校は授業料さえ払えば補習を受けて卒業出来る。
「フフ。どういたしまして。もうお父さんから離れたらダメだよ。お父さんは、二人のことすっごく大切に思ってるからね」
「うん。パパ__」二人が陸にまとわりつく。
陸と子どもたちから遅れて歩く、功と晶。晶は、ホッとしたのか、薬が効いてきたのか頭がボーッとしてくる。疲れたよ。主人公2は、普通の人です。はやく一人になって休みたい。
©️ 石川 直生 2021.
功「モキュ!? 俺、童貞だし! あり得ないって!! __て、どうして、こんなとこでハズかしいコト晒さなくちゃなんナイの!? なんの羞恥プレイ??」
晶が、思わず口走る。
「陸!! __俺たち結婚するから!!」
陸と功が、晶を見る。二人が、ハモる。
「は?」
晶、暴走が止まらなくなる。
「俺と功は、結婚すんの!! だから、お前の全くの勘違いだよ!! バァカ!! 無駄なイケメン!! どんだけ足長いんだよ。スタイル良すぎ!! 差ァつけてんじゃねえぞ!! __あー、ムカつく。いっぺん痛い目に遭ってみろ!!」
功「あの。晶。個人的口撃が多いよ? __てか、ヨイショしてね?」
犬が、子ども二人を咥えて小屋から出てくる。剣を抜こうとする佐々木 功を晶が制する。陸が連れて来た新入りエースが、まだ新しい剣を抜く。オレンジの炎を燃やす。ダッシュして小屋ごと一刀に切る。小屋は半壊で、Hが森の奥へ逃げ出す。晶の置いていった一年が、何もできずにオロオロする。魔陣がオレンジの炎を跳ね返す。ヤべ、逃げろと、新入り二人が逃げ出す。
晶が、功を放す。
「功くん、今だ!!」
「オッケ。暴れたくてうずうずしてましたっ!!」
佐々木 功が剣を抜き、青い炎に包まれる。ジャンプして一刀両断魔陣を切り裂き、Hを追いつめる。晶が犬を連れてHの逃げ場を塞ぐ。陸が、Hを捕まえて警察を呼んだ。警察が、Hを連れて行く。功が、炎の剣を空中で振って消し鞘にカチャと引っ掛け、スッとおさめる。晶はホッとしてへたり込む。もう少し。もう平気。弱い自分なんか見せたくない。
晶は、そろそろと小屋の側を通った。小屋が全壊。煙の匂いが立ち込める。
晶「コワー。跡形もないな」功が、煤で汚れた顔で晶をみる。
「フー。ワンちゃんと晶のおかげ」
「でしょ、でしょ。もっと褒めて」晶が、調子に乗る。
「よしよし」功が、晶の頭をポンポンする。
「チュウしよ?」
「するか!!」
後ろから陸がくる。
「二人とも、すまなかった。戻って来てくれないか」
晶「ハァ__? 誰が戻るか!! バァカ!! アぁホ!! タあコ!!」
功が、呆れたように晶をみる。
「あのね。晶。追放されたの俺なんだけど」陸の子供二人が、佐々木 功のところへ来る。
勇気(男子)「お兄ちゃん、ありがとー♡」
未来(女子)「大好き__♡」
功くん、子供好き。かわいくて二人に癒される。晶は5歳くらいかなと考える。え。陸が23歳だから。ええー!? 18の時の子? 俺じゃん。今じゃん。はー。リア充は違うねえ、とぼんやり考える。
近未来では、女子高生が妊娠したら本人が産みたい場合、高校は授業料さえ払えば補習を受けて卒業出来る。
「フフ。どういたしまして。もうお父さんから離れたらダメだよ。お父さんは、二人のことすっごく大切に思ってるからね」
「うん。パパ__」二人が陸にまとわりつく。
陸と子どもたちから遅れて歩く、功と晶。晶は、ホッとしたのか、薬が効いてきたのか頭がボーッとしてくる。疲れたよ。主人公2は、普通の人です。はやく一人になって休みたい。
©️ 石川 直生 2021.
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
11
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる