こちらを無意識に尊死させようとしてくる東都詩音

 バイト禁止の学校なのにアルバイトに励む千田陽《せんだよう》はある日、クラスメイトの東都詩音《とうとしおん》にバイトをしているのがバレてしまう。

 黙っておいて欲しいと願う陽に対し、誰にも言わないと言う詩音だったが、「口ではなんとでも言えるね。私に考えがある」と言い放った。

 詩音の考えとは、陽のアルバイト先で一緒に働くことであった。

 自分もバイトをすることにより、陽へ秘密を守る証明になるという考えであった。

 この出会いから、陽と詩音の尊い高校生活が始まる。
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