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第28話 解放②
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「ぐうう……!」
デップは刺された右腕を抑え、後ずさる。
「確かに魔法の練習はしてらっしゃいましたが。
こんな風に活かしてくるとは……!」
視界を取り戻したジョージが感心したようにそういう。
「褒めてくれてどうも」
ただ……今のでもう閃光は打ち止めだ。
「『回復』」
中途半端にMPを残すのも嫌なので、低級回復魔法を唱えて傷を癒した。
痛みがじんわりと引いていく……よし、まだ戦える。
「すいません……ジョージさん……」
「今のは私のミスでもあります、必要以上に気を落とさないよう」
「はぁ……ゲホッ……! これで二対一じゃなくなるよな?」
僕の言葉に対し、ジョージは余裕を崩さず返してきた。
「そうですね……ですが、坊ちゃんも先程の攻防でかなりダメージを負ったはずです。
勝敗の行方はまだ分かりませんよ」
「……ふん」
ジョージの言う通りかもしれない。
『回復』程度では傷の痛みをひかせるのが精一杯のようで、さっきより体に力が入らなくなっている。
「デップ君は下がっていなさい。
あのナイフには麻痺効果が有りますから、
しばらくしたら動けなくなるでしょうから」
「……はい」
デップは袖に血を滲ませながら壁によりかかり、座り込んだ。
「さあ、続きをしましょうか」
ジョージがナイフを構えて向かって来る。
真っ向勝負だ。
「はっ!」
僕は全力で駆け出し、ジョージに切り掛かる。
「セイッ!」
「なっ!」
しかしそれは簡単に受け流されてしまった。
僕は勢いを利用され、
バランスを崩しながら誰も居ない前へと進まされてしまう。
「隙だらけですよ!」
ジョージは背後から僕を攻撃しようとしているようだ。
「……くっ!」
カァン!
「……今のを防ぎますか……!」
僕は背面にナイフを構え、ジョージの追撃を防ぐ。
……我ながら良く対応出来たものだ。
「オラァ!」
逆の手に持った棍棒で振り向き様の反撃。
「分かりやすいですね!」
ジョージは屈んでこれを躱した。
なら、まだだ!
「そらぁ!」
屈んだ彼をサッカーボールのように蹴り上げる。
ゴッ!
「グッ……」
鈍い手応えが足に響く。
どこを蹴れたのかは分からないが、ようやく有効打を与えられた。
ジョージは二、三歩後ずさる。
「うおおお!」
体勢を立て直される前に、勝負を決めてしまおう。
僕は雄叫びを挙げて突進する。
「『魔縄』!」
ビュルル!
「見切った!」
ジョージが距離を詰められまいと縄を伸ばしてくるが、
その魔法はもういい加減見飽きている。
予想通りの軌道で飛んできた縄を右に躱した。
「セイヤッ!」
「見切っているのは……こちらも同じですよ!」
棍棒による刺突を繰り出したが、半身に躱された。
「フッ!」
ゴンッ!
「痛い!」
ヒュウウ……!
そしてカウンターに腕を捕まれて、棍棒を握る右手に膝蹴りを叩き込まれた。
棍棒が吹き飛ばされてしまう。
「くうう……!」
僕は地面を転がって、回転の勢いを利用してジョージの掴みから抜け出した。
棍棒は……駄目だ遠すぎる。
拾いにいける距離じゃない。
「ハアア!」
ジョージは体勢の崩れた僕目掛けて、
警棒を大きく振りかぶる。防ぐしかない。
「……フッ!」
カアン! ヒュウウ……カランカラン。
「なっ……フェイントかよ!」
振り下ろしだと思いんこんで構えたのを利用された。
ジョージは攻撃の軌道を変えて、僕のナイフを下から
叩いて吹き飛ばしたのだ。
「セイッ!」
ボクッ。
「グハッ……!」
武器を無くした僕に容赦なく警棒が打ち付けられた。
殴られた胸を抑えて膝を着く。
クソッ……胸を殴られたせいか息が……
「これで武器は無くなりました。そろそろ諦めたらどうです?」
「……嫌に決まってるだろ」
僕はそれでもジョージを睨みつける。
「牙を抜かれ、爪を剥がされてもまだ抗うおつもりで?」
「お生憎様」
屈服して……たまるか!
「この野郎が!」
僕は大きく腰を捻り、回し蹴りをしようとした。
「読んでいると言ったのをお忘れで!?」
……忘れてないさ。
読んで来るのを、読んだんだから。
「シャアア!」
「ガッ……!? な……」
蹴りはフェイント。
僕は渾身の右アッパーカットでジョージの顎を貫いた。
「……拳が痛いな。やっぱり慣れない事はするもんじゃない」
僕はそう言いながら構え直し、改めて隙だらけになったジョージを狙う。
「喰らえよ!」
一歩踏み込み、左足を軸にして体を廻す。
遠心力と僕の力、両方を足裏にのせて……ジョージの腹部に蹴り込んだ。
ドゴォ!
「うごはぁ!」
「ジョージさん!」
ドサッ!
ジョージは勢い良く後ろに吹き飛ばされ、仰向けに地面に落ちた。
やっぱ、僕は蹴り技の方が向いてるな。
「……なるほど……どんな時だろうが……最後の最後まで……抗う。
……手負いの獣のような強さを持つようになったのですね……」
流石にかなりのダメージを負ったようで、ジョージは起き上がらない。
「ああ……そういう事だよ……僕の勝ちだ」
「そして僕等の負けって事ですね。文句無く……」
デップがガックリと項垂れた。
「じゃあな……多分もう会うことは無いけど」
僕は武器を回収し、息も絶え絶えにその場を去ろうとした。
「お待ちください……最後に一つだけ……」
「……一応聞いてやるよ」
「貴方は確かに強い。ですが……まだまだ甘い」
「どういう……意味だよ?」
「今の戦いも先程のホルシド教の時も……貴方には殺意が無かった。
だから……こんな風に、無駄に、手間取った。
初めから殺す気で来ていれば、私達程度余裕だったでしょうに」
そりゃあ……殺さないで済むならその方がいいだろ。
人を殺しちゃいけないってのは常識だ。
「貴方より長くこの世界を見た者として断言しますが……
この世界には殺しをなんとも思わない連中なんて幾らでもいます。
そういう人間になれとは言いません。
ですが、そういう奴らに出会った時……殺し返す覚悟が無ければ、
貴方は将来大切なものを、もしかしたら自身の命だって落としかねません」
「それは、嫌な話だ」
「私なりに本気で坊ちゃんの身を案じての言葉です。
願わくば……貴方がそんな覚悟をする日が来ないよう祈ります」
「……僕はお前らと二度と会わないよう祈るよ。じゃあな」
「ええ、さようなら。ご達者で」
僕は別れを告げ、本来の目的である屋敷へと向かった。
*
ジョージ達との激戦を制し、ようやくアローンの身内周りの問題は一旦解決しそうです。
そして、着々とアローンの覚醒フラグも積み重なっていますね。
次回からいよいよ、19話でのアシュリーとの約束を果たす為の一章ラストスパートが始まります。
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デップは刺された右腕を抑え、後ずさる。
「確かに魔法の練習はしてらっしゃいましたが。
こんな風に活かしてくるとは……!」
視界を取り戻したジョージが感心したようにそういう。
「褒めてくれてどうも」
ただ……今のでもう閃光は打ち止めだ。
「『回復』」
中途半端にMPを残すのも嫌なので、低級回復魔法を唱えて傷を癒した。
痛みがじんわりと引いていく……よし、まだ戦える。
「すいません……ジョージさん……」
「今のは私のミスでもあります、必要以上に気を落とさないよう」
「はぁ……ゲホッ……! これで二対一じゃなくなるよな?」
僕の言葉に対し、ジョージは余裕を崩さず返してきた。
「そうですね……ですが、坊ちゃんも先程の攻防でかなりダメージを負ったはずです。
勝敗の行方はまだ分かりませんよ」
「……ふん」
ジョージの言う通りかもしれない。
『回復』程度では傷の痛みをひかせるのが精一杯のようで、さっきより体に力が入らなくなっている。
「デップ君は下がっていなさい。
あのナイフには麻痺効果が有りますから、
しばらくしたら動けなくなるでしょうから」
「……はい」
デップは袖に血を滲ませながら壁によりかかり、座り込んだ。
「さあ、続きをしましょうか」
ジョージがナイフを構えて向かって来る。
真っ向勝負だ。
「はっ!」
僕は全力で駆け出し、ジョージに切り掛かる。
「セイッ!」
「なっ!」
しかしそれは簡単に受け流されてしまった。
僕は勢いを利用され、
バランスを崩しながら誰も居ない前へと進まされてしまう。
「隙だらけですよ!」
ジョージは背後から僕を攻撃しようとしているようだ。
「……くっ!」
カァン!
「……今のを防ぎますか……!」
僕は背面にナイフを構え、ジョージの追撃を防ぐ。
……我ながら良く対応出来たものだ。
「オラァ!」
逆の手に持った棍棒で振り向き様の反撃。
「分かりやすいですね!」
ジョージは屈んでこれを躱した。
なら、まだだ!
「そらぁ!」
屈んだ彼をサッカーボールのように蹴り上げる。
ゴッ!
「グッ……」
鈍い手応えが足に響く。
どこを蹴れたのかは分からないが、ようやく有効打を与えられた。
ジョージは二、三歩後ずさる。
「うおおお!」
体勢を立て直される前に、勝負を決めてしまおう。
僕は雄叫びを挙げて突進する。
「『魔縄』!」
ビュルル!
「見切った!」
ジョージが距離を詰められまいと縄を伸ばしてくるが、
その魔法はもういい加減見飽きている。
予想通りの軌道で飛んできた縄を右に躱した。
「セイヤッ!」
「見切っているのは……こちらも同じですよ!」
棍棒による刺突を繰り出したが、半身に躱された。
「フッ!」
ゴンッ!
「痛い!」
ヒュウウ……!
そしてカウンターに腕を捕まれて、棍棒を握る右手に膝蹴りを叩き込まれた。
棍棒が吹き飛ばされてしまう。
「くうう……!」
僕は地面を転がって、回転の勢いを利用してジョージの掴みから抜け出した。
棍棒は……駄目だ遠すぎる。
拾いにいける距離じゃない。
「ハアア!」
ジョージは体勢の崩れた僕目掛けて、
警棒を大きく振りかぶる。防ぐしかない。
「……フッ!」
カアン! ヒュウウ……カランカラン。
「なっ……フェイントかよ!」
振り下ろしだと思いんこんで構えたのを利用された。
ジョージは攻撃の軌道を変えて、僕のナイフを下から
叩いて吹き飛ばしたのだ。
「セイッ!」
ボクッ。
「グハッ……!」
武器を無くした僕に容赦なく警棒が打ち付けられた。
殴られた胸を抑えて膝を着く。
クソッ……胸を殴られたせいか息が……
「これで武器は無くなりました。そろそろ諦めたらどうです?」
「……嫌に決まってるだろ」
僕はそれでもジョージを睨みつける。
「牙を抜かれ、爪を剥がされてもまだ抗うおつもりで?」
「お生憎様」
屈服して……たまるか!
「この野郎が!」
僕は大きく腰を捻り、回し蹴りをしようとした。
「読んでいると言ったのをお忘れで!?」
……忘れてないさ。
読んで来るのを、読んだんだから。
「シャアア!」
「ガッ……!? な……」
蹴りはフェイント。
僕は渾身の右アッパーカットでジョージの顎を貫いた。
「……拳が痛いな。やっぱり慣れない事はするもんじゃない」
僕はそう言いながら構え直し、改めて隙だらけになったジョージを狙う。
「喰らえよ!」
一歩踏み込み、左足を軸にして体を廻す。
遠心力と僕の力、両方を足裏にのせて……ジョージの腹部に蹴り込んだ。
ドゴォ!
「うごはぁ!」
「ジョージさん!」
ドサッ!
ジョージは勢い良く後ろに吹き飛ばされ、仰向けに地面に落ちた。
やっぱ、僕は蹴り技の方が向いてるな。
「……なるほど……どんな時だろうが……最後の最後まで……抗う。
……手負いの獣のような強さを持つようになったのですね……」
流石にかなりのダメージを負ったようで、ジョージは起き上がらない。
「ああ……そういう事だよ……僕の勝ちだ」
「そして僕等の負けって事ですね。文句無く……」
デップがガックリと項垂れた。
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僕は武器を回収し、息も絶え絶えにその場を去ろうとした。
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「どういう……意味だよ?」
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初めから殺す気で来ていれば、私達程度余裕だったでしょうに」
そりゃあ……殺さないで済むならその方がいいだろ。
人を殺しちゃいけないってのは常識だ。
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この世界には殺しをなんとも思わない連中なんて幾らでもいます。
そういう人間になれとは言いません。
ですが、そういう奴らに出会った時……殺し返す覚悟が無ければ、
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「それは、嫌な話だ」
「私なりに本気で坊ちゃんの身を案じての言葉です。
願わくば……貴方がそんな覚悟をする日が来ないよう祈ります」
「……僕はお前らと二度と会わないよう祈るよ。じゃあな」
「ええ、さようなら。ご達者で」
僕は別れを告げ、本来の目的である屋敷へと向かった。
*
ジョージ達との激戦を制し、ようやくアローンの身内周りの問題は一旦解決しそうです。
そして、着々とアローンの覚醒フラグも積み重なっていますね。
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