【BL】【R18】金がないのでヴァンパイアに血と体を売ってる人間の話

ペーパーナイフ

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7 自分で挿れてみてよ ※

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彼は俺をベッドに寝かせ、服を脱がせたあと首にキスを落とした。

「まっまって!」

「んー?」

「跡つけるのはだめ…」
これからはお屋敷にもいかないといけないからロウに見られたらかなり恥ずかしい。
目立つところにつけられるのは困るんだ。

「そっか…わかった。なら」

ルークは俺の耳もとに唇を寄せた。

「見えないところならいい?」
そして低く呟く。

彼の声だけで体がつい反応してしまう。

「う、うん…」

俺が頷くと彼はチュッと音を立て、お腹に赤い跡をつけた。
そのまま足を広げさせると太ももの裏にもキスマークを。そして足の付根までゆっくりと舌を這わせた。

「そんなところっ」

「ここ、ノイスは気づいてないかもしれないけどホクロあるんだよ」
そう言って息を吹きかけると肌をきつく吸い上げた。

「ひっ」

「ここならバレないよね」
ルークは俺に覆いかぶさり口づけをする。
くちゅりと舌を唇の間に差し込んだ。

「ふっ…っっ」
ぬるぬるした温かい舌がぐちゅぐちゅと音をたてる。

「舌気持ちいい?いつもキスするとき目がとろんとするね」

「んぅ…気持ちいい」
彼は多分すごくキスが上手いんだと思う。すぐに頭がボーッとしてくる。

「かわいい」
舌で歯茎や頬の裏をなぞられるのは好きだった。

しばらく二人で舌を舐め合う。

すると彼が後ろの穴にローションを垂らし、指を出したり挿れたりし始めた。
長い指が中を激しくかきまわす。
ぐちゅぐちゅと音がなると腰がびくっと揺れた。
指を曲げたり伸ばしたり…。
指を二本に増やして中を広げるようにされるともっと欲しくてたまらなくなる。

「ルーク…はやくちんぽほしい」

「ん…今日は自分で挿れてみようか」

「自分で?」

「そう」

ルークはぐるりと体勢を入れ替え、俺は彼にまたがるようにして座った。
彼のペニスはもう大きく硬くなってギンギンに勃起している。

ごくり。それを見て唾液を飲み込んだ。
これで中の奥をぐりぐりされるのが、どれだけ気持ちいいか知っている。

俺はゆっくりと腰を上げちんぽを穴に押し当てた。彼のそれは先から透明な液がでてヌルヌルしている。だから入口をこするたびにくちゅくちゅとえっちな音がした。

先の方がつぷっとはいる。
ゆっくりと腰を落としていたのに、ローションのせいでつい根本まで一気に入ってしまった。

「あんっ!!」
やばい…っ。太くて大きいちんぽが一気に刺さって目の前がチカチカする。

俺は快感で大きく腰をそらした。
「きもちいぃ…っ。っんぁっ…あんっ」

「必死に…腰振って…そんなにいいの?」

「気持ちいいっおちんぽっ うぁぁっ」
腰を小刻みに揺らすとぐりぐりと奥の良いところにあたった。

ルークは呼吸を乱しながら下から腰を打ち付ける。

「ううっ…っ」

彼の首は少し汗ばんでいて、俺を見つめる瞳には熱がこもっている。

そして俺の乳首を指先で摘み軽く引っ張った。
「あっぁぁぁっそれだめぇ…っ」

そして俺の反応を楽しむようにこね回す。

「ここ…つねると中すごい締まるね」

「うっ…っぁはぁ…はぁ」

「中で僕のちんぽがぎゅうぎゅう締め付けられてる。そんなに強くしたらでる…っから」

「そんなこと言われても気持ちよくて…っあぁっ」

「腰そらすのすっごいえろい…ノイスそろそろ出すよ?いい…?」

「うぅ…だしてぇなか中にちょーだいルークの…中に…っ」
俺は強請るように腰を振った。

「いぐっ…っ」

「ぅあ…いくいく」

びゅくびゅぐと俺の中で温かいものがたくさんでいる。

「はぁ。はぁ…はぁ」

「まだでてる…っ」

「さっき…はぁ…僕が飲んだ薬なんだけどさ」

「ん…」
こうしている間にも長い射精が続いている。

「精液増やす効果にした…から」

「まってぇもう入らない…」
はいりきらないほどの白濁が中を圧迫している。

彼がじゅぼっとちんぽを引き抜くと洪水のように白濁が穴から溢れ出た。

「すごい量…」

彼が俺の乳首をつねると中がきゅんきゅんして、なおたくさんの精液が足を伝う。

ルークはまた少し硬くなったちんぽを穴に突き刺すと精液を押し込むように中にこすりつけた。

「あぅ…気持ちいい」

「こぼさないで。中、俺のでいっぱいにしないと」 
いつもは一人称僕なのに…。
彼は俺を自身の下に組み敷くとまたピストンを始めた。

「まって…まだいったばっか」

「待たないよ。今日は朝まで逃さない。ノイスの中に俺の精子いっぱいぶちこむから」

それから俺たちは吸血するのも忘れて朝まで抱き合った。
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