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21 お勉強会※
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今日は夏休みの最終日。俺は会長の部屋で机に齧りついていた。
やばい。明日課題提出なのに全然終わらない…。
いや、やろうとは思ったんだよ?でも夏休み色々ありすぎてそれどころじゃなかったと言うか…。
主に会長とイチャイチャしてたら夏休みが終わってしまったなんて絶対に言えない。
ヒーヒー言いながら課題と格闘する俺とは対照的に、会長は優雅に机でティータイムをしている。くそぉ。
αクラスの方が課題も多くて大変だと聞くのに…。
数学のドリルに苦戦していると後から会長がそっと抱きしめてきた。
「ナギ」
「今はごめん!課題中だから」
「ほぅ」
キリが興味深そうにドリルを覗き込む。
「まだ宿題終わってなかったのか」
優秀α様は夏休み前半で課題は全て片付けたようだ。
「難しくて…」
「俺が見てやる」
彼はそう言って俺の横に椅子を持ってきた。え!あの頭がいいことで有名な生徒会長様が課題を見てくれるのか。
彼はノートをペラペラ開くと俺が解けない問題をスラスラ解いていく。そして解説もとてもわかり易い。
ドリル付属の回答を見ても全くちんぷんかんぷんだったのに彼に説明してもらうだけでどんどん解けた。会長の教え方は文句なしだ。
あることを除いて。
「違う。ここの式が間違ってる。ナギ、次はこっちだ」
「う、ぅぅぅ…っ。そんな大きいの入らないっ…」
彼は俺の尻から玩具をずぷりと引き抜くと、ひと回り大きいカラフルな棒をゆっくり挿し込んだ。
「早く座って」
「…あんっっ」
椅子に座ると玩具が勢いよく奥まで突き刺さる。
はぁ、はぁ…。
「こんな玩具で発情してるのか。すごい濡れてるけど」
「うぅ…」
「俺のちんぽよりこんなただの棒のほうがいいのか?」
「ちがっ…」
「なら挿れていい?」
「だめぇ…」
「なんで?」
「宿題…やらないと…」
ここで頷いたらたぶん朝まで離してもらえない。
俺は息を乱しながらペンを握った。
「へぇ。じゃあ早く終わらせないとな」
「うぐ…っ」
玩具を入れながら宿題をやる。それだけなのに俺はひどく興奮していた。
椅子はびちゃびちゃだし、さっきから腰が揺れている。
「歯型浮かび上がってきた」
会長はうっとりとうなじに指を這わせると俺の肩を抱いた。
「宿題終わるまではこれで勘弁してあげるから早く終わらせろ」
そして俺のちんぽの先をぐりぐりと指で刺激する。
「ふっ…ぁ…それだめぇ…」
「次また間違えたら…玩具もっと大きいのに変えるからな」
「む、むりぃ…っ」
「ほら、ナギ答え教えて」
夏休み中彼の声を、匂いを、形を覚えた俺の体は彼に囁かれるだけでいきそうになった。
やばい。明日課題提出なのに全然終わらない…。
いや、やろうとは思ったんだよ?でも夏休み色々ありすぎてそれどころじゃなかったと言うか…。
主に会長とイチャイチャしてたら夏休みが終わってしまったなんて絶対に言えない。
ヒーヒー言いながら課題と格闘する俺とは対照的に、会長は優雅に机でティータイムをしている。くそぉ。
αクラスの方が課題も多くて大変だと聞くのに…。
数学のドリルに苦戦していると後から会長がそっと抱きしめてきた。
「ナギ」
「今はごめん!課題中だから」
「ほぅ」
キリが興味深そうにドリルを覗き込む。
「まだ宿題終わってなかったのか」
優秀α様は夏休み前半で課題は全て片付けたようだ。
「難しくて…」
「俺が見てやる」
彼はそう言って俺の横に椅子を持ってきた。え!あの頭がいいことで有名な生徒会長様が課題を見てくれるのか。
彼はノートをペラペラ開くと俺が解けない問題をスラスラ解いていく。そして解説もとてもわかり易い。
ドリル付属の回答を見ても全くちんぷんかんぷんだったのに彼に説明してもらうだけでどんどん解けた。会長の教え方は文句なしだ。
あることを除いて。
「違う。ここの式が間違ってる。ナギ、次はこっちだ」
「う、ぅぅぅ…っ。そんな大きいの入らないっ…」
彼は俺の尻から玩具をずぷりと引き抜くと、ひと回り大きいカラフルな棒をゆっくり挿し込んだ。
「早く座って」
「…あんっっ」
椅子に座ると玩具が勢いよく奥まで突き刺さる。
はぁ、はぁ…。
「こんな玩具で発情してるのか。すごい濡れてるけど」
「うぅ…」
「俺のちんぽよりこんなただの棒のほうがいいのか?」
「ちがっ…」
「なら挿れていい?」
「だめぇ…」
「なんで?」
「宿題…やらないと…」
ここで頷いたらたぶん朝まで離してもらえない。
俺は息を乱しながらペンを握った。
「へぇ。じゃあ早く終わらせないとな」
「うぐ…っ」
玩具を入れながら宿題をやる。それだけなのに俺はひどく興奮していた。
椅子はびちゃびちゃだし、さっきから腰が揺れている。
「歯型浮かび上がってきた」
会長はうっとりとうなじに指を這わせると俺の肩を抱いた。
「宿題終わるまではこれで勘弁してあげるから早く終わらせろ」
そして俺のちんぽの先をぐりぐりと指で刺激する。
「ふっ…ぁ…それだめぇ…」
「次また間違えたら…玩具もっと大きいのに変えるからな」
「む、むりぃ…っ」
「ほら、ナギ答え教えて」
夏休み中彼の声を、匂いを、形を覚えた俺の体は彼に囁かれるだけでいきそうになった。
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