【R18】【Bl】魔力のない俺は今日もイケメン絶倫幼馴染から魔力をもらいます

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12 昨日の続きを※

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その時ドアの向こうで女子生徒の声が聞こえた。

「わっ理科室開いてないんだけど」
「先生鍵ぐらいあけとけよなぁ」
「いいよ職員室とりいこ」
「まじめんどいぃぃ」


「柚木!もうすぐ人くる!帰ろ!」
俺は慌てて立ち上がった。
もうすぐ休み時間が終わるのだ。







やばいやばい気持ち良すぎた…。そして魔力もかなり補充されていた。軽く一日持つぐらいには。
俺は昨日のことばかり考えていた。
流されていたけどあれって完全にセッ…。
いや、男同士だし違……わないよなぁ…
なんで柚木はあんなことしたんだ。

うわぁどうしよう。彼とそういうことをすることに抵抗感がない自分に戸惑う。

「柚木に合わせる顔がない…」


こんなことを一日中考えていたら一睡もできなかった。
だから俺は放課後教室でうっかり爆睡してしまった。

「んぁっ。」

目が覚めると時刻は16時ごろ。
当然教室には誰もいなかった。
誰もいない教室でぐっと伸びをする。
よく寝た。

「やっと起きた」

後ろから声がしてバッと振り返るとそこには柚木がいた。柚木は後ろの席に座って頬杖をついていた。

「柚木いたのか」

「冬のこと待ってた」

「ごめん今支度するわ はやく帰ろう」
寝ぼけた頭で俺がガタンと席を立つと彼も席を立つ。

そして俺の後ろにピッタリとくっついてきた。

「?」 

「昨日の続きしたい」

柚木は俺の首に頭を擦り付けている。

「え…っっあ…っき、きのうの…」
顔がぽっと赤くなった。お、思い出した!せっかく忘れていたのにっ。

「ねぇ…だめ?」
彼が甘えるようにこちらを見つめる。
間近で見ても毛穴一つない整ったきれいな顔だった。

「…っ」
なんて返事をすればいいのかわからず固まっていると彼がベルトに手をかけ始めた。

「ゆ、ずき…ちょっと…」

「だめだね‥冬と関わるとどんどん欲が出る」

「欲?」

「ずっと冬に触りたくて仕方なかったんだ」
「ねぇ、昨日拒絶されなかったってことは俺、期待してもいい…?」
彼は熱っぽい瞳で俺を見つめた。

き、期待…って。えっと柚木は仲のいい幼馴染で…魔力くれて…でもキスしたりその他色々してて…。

どうして気づかなかったのか。よくよく考えれば俺たちはもうとっくに友達の域をこえていた。
これはセフレってやつなのか…?いや、でも柚木は俺のこと好きってこと?やばい頭がぐるぐるしてきた。

俺が困惑していると柚木が不安そうな表情をする。
「冬、難しいことは何も考えなくていいから気持ちいいことしよ…?魔力たくさんあげるから」

「まりょく…」
そうだ。これは魔力譲渡で…。

「俺、冬を抱きたい…」
彼が少し苦しそうに言う。その言葉になぜか心臓が軽くはねた。

彼は俺を教室の窓際まで誘導した。窓の外を眺める形で俺に手すりを掴ませると後ろから抱きつくように密着した。

腰に手を回し手際よく俺のズボンを降ろす。
そして手のひらにローションを垂らすと俺の穴に塗りたくった。

「昨日慣らしたからはいるかな…」

「い、いや、…そんな…っむりだっ…って」

「大丈夫ゆっくりいれるから…っ力抜いて」

「はぁ…あっあぁぁ」

「ほらみて先の方…はいった…っ きっつい」

「…あっっ」
彼がゆっくりと後ろから腰を押し付ける。
やばい教室で…こんな…。
じわじと柚木のちんぽが奥へ奥へはいっていく。

「ゆ…ずき…ぬいて…苦しい」

「ふゆ、奥まではい…った はぁ…やっと繋がれた ふゆっ」

彼はギュッと後ろから俺を抱きしめた。


「見て外で野球部が部活やってる もしもこっちみたら冬の感じてる顔見られちゃうね」
彼は耳元でそう言いながら何度も出し入れする。

「ふ、あっあっ…や、やらぁ…っ」

「冬…」
彼はうっとりと名前を呼ぶと頬にキスを落とした。

「ゆずき…」

「冬の中熱くてとろとろしてる すごい締め付けてくるけど俺の精子そんなにほしいの?」

「ん…っっ…っはぁ…」
だめだ柚木の太くて硬いちんぽが奥をぐりゅぐりゅしてる…。気持ち良すぎて頭バカになる…。
魔力なくてもこんなにいいなんて…。

「このまま…中に魔力たくさんあげる」

「んんっ」

その時ガラリと勢いよく教室のドアが開いた。
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