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連れて行かれた先は草原だった。
小さな草原。そこだけ木が生えておらずめいいっぱい陽の光が差し込んでいる。

体がとても熱い…。早く早く触りたい…っ。
胸も下半身もじんじんしてきた。
彼は私を優しく芝生の上に降ろすと上から見下ろした。

涙目で彼に視線を送る。

「すごい欲しそうな目してる」

彼は私の服に手をかけると一つずつボタンを外していった。

どんどん服を脱がされてしまう。抵抗するが体にうまく力が入らない。
こんな森の中とはいえ外で…。
誰か来たらどうしよう。

「どうぞ 触りたいでしょ触っていいよ」
下着一枚になった私に彼がかがんで視線をあわせて言った。
真っ赤な瞳と目が合う。

そんなこと言われても…。
なんか胸がムズムズするし下もじんじんする。
どうしていいのかわからない。
目をうるませクロを見つめるが彼は黙ってこちらを観察するだけで何もしてくれなかった。

恐る恐る下着の上から胸の尖りをゆっくりとなでる。するとビリッとした感覚が体を駆け抜けていく。

もっともっと…触りたい。
はじめは触れるだけのものがだんだん強く触れるようになってゆく。

「ふっ…あっ…あっ…」
きもちい きもちいい


夢中になって胸をいじる私を王子が冷たい目で見る。
そんな視線が気にならないほど乳首は敏感で…
「ぅぅ…きもちぃ…」

「へぇ、キイロはおっぱいだけでそんなに感じるんだ あいつに開発されたの?」



あいつってだれ…?。



「ムカつく」
少し苛立ったクロは立ち上がり私の下半身をパンツの上から靴先でぐりぐりと刺激してきた。

「ぁ…んんん」
少し尖った固い革靴が敏感なところを強く刺激する。あまりの刺激に耐えきれず、どんどん下着にシミが広がっていく。

「はぁ、はぁ あ…くろ…ごめ…ん」
彼の靴も濡らしてしまった。


「へぇ靴先でつつかれたぐらいでこんなに染みつくって キイロはえっちだね」


彼はそう言うとキスをしてくる。
くちゅくちゅと舌が口内を蹂躙する。
口から溢れた唾液が口の端を伝った。

そして彼も芝生の上に腰を下ろし、クロの膝の上に私を座らせた。向き合うように座る。
クロが下着を外し、私の胸を直接舌で舐める。舌はすこしザラザラしていてぬるぬるしていて…。

「乳首真っ赤…どんどん固くなっていくね」
クロは私の乳首に歯を立てた。

「ひっっ…いだっっ…。」
「痛くないでしょ 気持ちいいでしょ さっきから腰びくびくしてるよ」
ううっ…。
 
「俺の上で必死に腰振ってキイロはえっちだね」
彼が耳元で囁く。いつかのように彼が耳に舌を這わせる。

「本当は俺だけが知っていればよかったのにお前が逃げるから」
王子様は私の耳たぶを強く噛んだ。




「外でするの"は"はじめてだよな」

そう言うと彼は私の口に指を突っ込んできた。

「ん…むっ 」

「なめろ 俺の指美味しい?」

「んんん、…っ。」

彼は口から引き抜くと、唾液を絡ませた指をパンツの染みになんどもこすりつける。

「まって…そんなとこ…」
触らないで…っ。

「ここ、クリって言って、キイロの気持ちいいところだよ」
指がパンツの脇から侵入し私の中に直接触れた。
指が、あるところをかすめると甘い刺激が腰からビリっと体中を駆け抜ける。

「ん…っくろっぉ」

彼は器用に私の下着を脱がせると、また自身の上に跨がせた。

今度は指をもっともっと奥に押し進めてゆく。
「キイロのなか熱い とろとろしてる」
中で指が動くたびぐちゅぐちゅと水音がした。

反対の指で前のビリビリするところをなんども撫でてくる。

「指じゃ奥まで届かないな ねぇ、奥までぐりゅぐりゅされたらきっともっと気持ちいいよ ねぇ?キイロ?」

彼が私の顔を覗き込む。軽く頬にキスを落とした。

「…っクロ…なんかへん…」
なんか、体中あつくてびりびりして…。

「変じゃないよ」

彼は私の中から指を引き抜く。
そして今度はズボンの前を緩めると彼の大きなペニスを取り出した。
お、大きい…。

バキバキに勃ったそれを私の下半身にぴとりと押し当ててくる。

「ひっ…」

「キイロは…本当は俺ので…かき混ぜられたいんだよ」 

「やっやめ…」

「こうやって浅いところをこすったり」

ヌルヌルしたクロのペニスが穴の入り口にぐるぐるこすりつけられる。
やばい…入っちゃう…っ。

「奥までつっこんで深いところをぐりぐりしたり」 

今度はお尻の割れ目にそってゆっくり硬いものが上下していく。

「それで、キイロの一番奥に熱い精液たくさんぶっかけてやるよ」
 
そう耳元で囁いた。
頭がくらくらしてきた。
彼が据わった目で私をじっと見つめる。

「ほら見て、俺のこことキイロのここキスしてるみたい」
彼の硬いものがくちゅくちゅと当たったり離れたりする。きもちいぃ。

「いつもみたいに舌入れよっか」 
まってそんなのはいら…っっ。

そう言うと彼は大きくて硬いそれを私の中に勢いよく突き刺した。

「ひゃっ っあああっっ」


めのまえがちかちかする。
は、はいっちゃった…。おおきぃの…っ。


「はぁっ…キイロのなかトロトロ…熱くて俺のちんぽきゅうきゅうしてる そんなに締め付けるなよ」

「あ、あ、っっっ…」

彼が勢いよくペニスを引き抜く。そして突き刺す。また抜いて…さして…奥をグリュグリュされて…。

「あっっあっあっ… くろっ ハァハァ…きっもちいあ ああ」

じんじんしている中をこすられるととても気持ちよくて…。
どうしよう…。クロとこんなこと…。


彼は私をぐるりと反転させうつ伏せにすると後ろからまたゆっくり腰をふった。

「外で、しかも、こんな… 地面の上で…動物みたいにいかされるのはどう? ねぇキイロ」

私が逃げようとすると後ろからのしかかられる。
「逃がさない ぜってぇ中に出すから」

「今度こそ俺のものにして」
ずちゃずちゃ彼のものが出たり入ったりする。

「ここ、俺のでいっぱいにして」
彼は指でお腹をぐるぐるなぞる。

「俺以外じゃ感じられないようにする」
がぶりと首を噛まれた。

「ひゃう…っっ」

「どう?気持ちいい?気持ちいいっていえよ いえたらごほうびあげる」

「…っっ んぁ…っ」
彼がスピードをあげる。

「ほら言え」

「き、もちいぃ くろぉ…」

「よくできました どうぞたくさん飲んで」
その瞬間びゅるっと勢いよく中に熱いものが広がる。

「あ…あっつぃ…っっ」

「きゅうきゅう締め付けて…っ そんなに俺の精子がほしいのかよ」

「キイロ…ほらキス」


ん…。ふぅっ…。出されてる。お腹のなかでクロのがびゅくびゅく動いて…っ。たくさんでてる…っ。
きもちいいっ。


「俺 お前のこと探してた。ずっと…こんな森の中にいるなんて知らなかった。一目惚れしたんだ 初恋なんだ お前が欲しい 今度は絶対逃がさない 孕ませてもうどこにもいけないように」 

「首輪をつけて部屋に閉じ込めてやる」

 『俺、キイロを閉じ込めたい』

昔の彼のセリフが頭をよぎる。
そこでぷつりと意識が途絶えた。








気を失うキイロを、王子が丁寧に服を着せお姫様抱っこして歩く。

王子様は手配した馬車でキイロを城まで連れて帰ったのだった。
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