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J・J
花嫁の秘密
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三日もするなんて、とリヒトは言うが。
俺の方は、まだまだし足りなかった。
せめてあと一週間くらいは蜜月を味わいたかったのだが。
リヒトは真面目で働き者なので、翌朝には寝台を飛び出し、診療所に行ってしまったのだった。
そこもリヒトの魅力なので否定はしないが。少々寂しい。
「あまりしつこくすると、ツガイに嫌われるぞ?」
ロイはにやにや笑いながら言った。
わざわざ診療所に嫌味を言いに来たのだろうか。
昼休みだからと言って、暇なわけでもないだろうに。アンリが胃痛で倒れるぞ。
「嫌がるどころか積極的だったが? そろそろロイもツガイのいる生活の素晴らしさを知るべきだな。全てが輝いて見える」
愛しいツガイを抱き締めながら、ロイを見ると。
肩を揺らして笑っている。
そんなに俺がツガイにメロメロなのが面白いのだろうか。
†‡†‡†
「もう、人前でくっつきすぎ!」
俺の腕の中でじたばたしているリヒトが可愛すぎて、思わず口付けたくなった。
恥ずかしがるので我慢したが。
「ツガイを得たばかりの獣人は、みんなこんなものだ。諦めるんだな」
ロイは楽しそうに笑いながら城に帰った。
何をしにわざわざここに来たのか、と思っていたら。
すぐに戻ってきて、扉から顔を出した。
「ああ、そうだった。メルがクロエに内密の相談がある、二人だけで話がしたいと言っていたのだった。空いた時間で構わんそうだ。……確かに伝えたぞ」
「王様が使いっ走りってどうなの……」
リヒトは呆れたように城へ戻るロイを見送った。
「ロイだからな。伝言ついでに新婚の俺をからかって、リヒトの顔が見たかったのだろう」
全く。
貴重な昼休みを潰された。二人っきりで居たいという気持ちを察しろ。
ヒトであるルイとベルナールですら、察して外で飯を食っていると言うのに。
†‡†‡†
午後の診察が終わり、城に向かう。
ルイとベルナールは、城の食堂で夕食を摂るらしい。
終わったら適当に戻るように伝えておく。
メイベルはリヒトと二人きりで話をしたいというので、俺は部屋には入れない。
名残惜しくて、ぎゅっと抱き締める。
「どのくらい掛かるかわからないし、食堂で待ってて」
「……メイベルなら襲われる心配はないし、大丈夫だろう」
まだ離したくなかったが、仕方がない。
そう言って自分の気持ちを落ち着かせ。
渋々リヒトから手を離した。
リヒトが入って行った扉を、名残惜しく見詰めてしまう。
「食堂か客間でお休みになっては? お茶をお運びしますが」
見張りの兵に言われたが。
「何もないとは思うが。新婚のツガイだ。少しでも近くに居たい」
と告げると、納得したようだ。
結ばれたばかりのツガイは通常、最低三か月か、相手が孕むまでは傍を離れないものである。
リヒトは孕まないので、もっとこの腕に抱いていたかった。
しかし、リヒトは異世界人であり、ヒトである。
獣人の習慣や感覚を理解していないのだ。
それは性質上仕方がないので、俺が我慢するしかない。
リヒトはヒトの身でありながら、充分俺を受け入れてくれているのだから。
しばらくして。
メイベルの感情が乱れたにおいがした。
見張りもそれに気付き、心配そうな視線を扉へ向ける。
「リヒトがついている。安心しろ」
「そうですね。我が国が誇るボン・メドゥサンですからね……」
むしろ、落ち着くべきは俺か。
つい、廊下をうろうろと歩き回ってしまう。
見張りの兵は、笑っていいものか困惑していた。
メイベルの感情が落ち着いてからしばらく経ち。
リヒトが部屋から出て来た。
「リヒト!」
足早に寄る俺を見て、リヒトが微笑む。
「もう用は済んだな?」
頷くリヒトを。
攫うように、城から連れ帰った。
†‡†‡†
「狼犬のにおいがする」
リヒトのいい匂いに、異質な匂いが混じっている。
相手が無害とわかっていても、思わず不愉快になるのは獣人の生まれながらの性質である。
同じ部屋に居ただけでは、こんなに染みつかないだろう。
抱き着かれたにしても、数分は必要だ。
「そんなにおいが移るほど、何の話をしていたんだ?」
リヒトは俺を見て、強い意志で告げた。
「駄目。いくらツガイでも教えられない。花嫁同士の秘密だって約束したし」
花嫁同士の秘密。
つまり。
メイベルは、来年嫁に行く悩みや不安をリヒトに打ち明けたのだろう。
そしてリヒトは、メイベルを安心させたのだ。
先に花嫁になった先輩として。
何を話したのか、気にならないでもないが。
それを聞いて、メイベルが安心したのは間違いない。
「……そうか、秘密か」
確かにそれなら、俺が聞いてはいけない話である。
素直に引いた俺を、リヒトは不思議そうに見た。
何故、大切なツガイに秘密にされても嫉妬しないかと問うか?
恐らく、無意識に言ったのだろうが。
自分が俺の花嫁だと認識しているリヒトが可愛くて、嬉しいからに決まっている。
†‡†‡†
家に戻り。
真っ先にドゥシュを浴び、身体に染み付いた余計な匂いを流してもらう。
裸身にペニョワールを羽織っただけのリヒトは、寝台に腰掛けて。
俺の方に手を出した。
「ジャン、ちょっと左手貸して」
左手?
出された手のひらに、そっと手を乗せた。
リヒトは俺の手をじっと見て。
小指を口に含むと。
指の根元に噛みついてきた。
左手の、小指に。
これは。
獣人が、ヒトをツガイにする時にする儀式だ。
お互いの愛を確かめるために、獣人同士でする場合もまれにあるが。
メイベルから聞いたのか?
それで、俺に?
「……リヒト。今のは、意味をわかっていて噛んだんだと。受け取っていいのか?」
「うん。僕が噛んでも意味はないかもしれないけど……」
恥じらうリヒトを、抱き締めたくなった。
「いや、意味はある。痕は残らなくとも、俺の心に深く刻まれた」
リヒトが微笑む。
そして、俺自身も笑っていたことに気付いた。
幸福で、笑うことがあるということを。
リヒトが教えてくれたのだ。
リヒトは俺の手を握り。
少し恥ずかしそうに、微笑みながら言った。
ここに召喚されて来て良かった、ここに来て自分はやっと、誰かと触れ合う心地よさ。
愛し、愛される喜びを知ったのだと。
薬は趣味で学んでいたが。ここで役立てて、大勢の人を助けることが出来て嬉しい。
仕事も楽しいし。
向こうに居た時よりも充実した日々を送っていて。
召喚場所を失敗したデュランに、感謝すらしているのだと。
一番最初に俺と出逢ったことを、嬉しく思っている。
そう言って、笑ったのだ。
「ジャンが僕のツガイで良かった。大好きだよ」
俺の方は、まだまだし足りなかった。
せめてあと一週間くらいは蜜月を味わいたかったのだが。
リヒトは真面目で働き者なので、翌朝には寝台を飛び出し、診療所に行ってしまったのだった。
そこもリヒトの魅力なので否定はしないが。少々寂しい。
「あまりしつこくすると、ツガイに嫌われるぞ?」
ロイはにやにや笑いながら言った。
わざわざ診療所に嫌味を言いに来たのだろうか。
昼休みだからと言って、暇なわけでもないだろうに。アンリが胃痛で倒れるぞ。
「嫌がるどころか積極的だったが? そろそろロイもツガイのいる生活の素晴らしさを知るべきだな。全てが輝いて見える」
愛しいツガイを抱き締めながら、ロイを見ると。
肩を揺らして笑っている。
そんなに俺がツガイにメロメロなのが面白いのだろうか。
†‡†‡†
「もう、人前でくっつきすぎ!」
俺の腕の中でじたばたしているリヒトが可愛すぎて、思わず口付けたくなった。
恥ずかしがるので我慢したが。
「ツガイを得たばかりの獣人は、みんなこんなものだ。諦めるんだな」
ロイは楽しそうに笑いながら城に帰った。
何をしにわざわざここに来たのか、と思っていたら。
すぐに戻ってきて、扉から顔を出した。
「ああ、そうだった。メルがクロエに内密の相談がある、二人だけで話がしたいと言っていたのだった。空いた時間で構わんそうだ。……確かに伝えたぞ」
「王様が使いっ走りってどうなの……」
リヒトは呆れたように城へ戻るロイを見送った。
「ロイだからな。伝言ついでに新婚の俺をからかって、リヒトの顔が見たかったのだろう」
全く。
貴重な昼休みを潰された。二人っきりで居たいという気持ちを察しろ。
ヒトであるルイとベルナールですら、察して外で飯を食っていると言うのに。
†‡†‡†
午後の診察が終わり、城に向かう。
ルイとベルナールは、城の食堂で夕食を摂るらしい。
終わったら適当に戻るように伝えておく。
メイベルはリヒトと二人きりで話をしたいというので、俺は部屋には入れない。
名残惜しくて、ぎゅっと抱き締める。
「どのくらい掛かるかわからないし、食堂で待ってて」
「……メイベルなら襲われる心配はないし、大丈夫だろう」
まだ離したくなかったが、仕方がない。
そう言って自分の気持ちを落ち着かせ。
渋々リヒトから手を離した。
リヒトが入って行った扉を、名残惜しく見詰めてしまう。
「食堂か客間でお休みになっては? お茶をお運びしますが」
見張りの兵に言われたが。
「何もないとは思うが。新婚のツガイだ。少しでも近くに居たい」
と告げると、納得したようだ。
結ばれたばかりのツガイは通常、最低三か月か、相手が孕むまでは傍を離れないものである。
リヒトは孕まないので、もっとこの腕に抱いていたかった。
しかし、リヒトは異世界人であり、ヒトである。
獣人の習慣や感覚を理解していないのだ。
それは性質上仕方がないので、俺が我慢するしかない。
リヒトはヒトの身でありながら、充分俺を受け入れてくれているのだから。
しばらくして。
メイベルの感情が乱れたにおいがした。
見張りもそれに気付き、心配そうな視線を扉へ向ける。
「リヒトがついている。安心しろ」
「そうですね。我が国が誇るボン・メドゥサンですからね……」
むしろ、落ち着くべきは俺か。
つい、廊下をうろうろと歩き回ってしまう。
見張りの兵は、笑っていいものか困惑していた。
メイベルの感情が落ち着いてからしばらく経ち。
リヒトが部屋から出て来た。
「リヒト!」
足早に寄る俺を見て、リヒトが微笑む。
「もう用は済んだな?」
頷くリヒトを。
攫うように、城から連れ帰った。
†‡†‡†
「狼犬のにおいがする」
リヒトのいい匂いに、異質な匂いが混じっている。
相手が無害とわかっていても、思わず不愉快になるのは獣人の生まれながらの性質である。
同じ部屋に居ただけでは、こんなに染みつかないだろう。
抱き着かれたにしても、数分は必要だ。
「そんなにおいが移るほど、何の話をしていたんだ?」
リヒトは俺を見て、強い意志で告げた。
「駄目。いくらツガイでも教えられない。花嫁同士の秘密だって約束したし」
花嫁同士の秘密。
つまり。
メイベルは、来年嫁に行く悩みや不安をリヒトに打ち明けたのだろう。
そしてリヒトは、メイベルを安心させたのだ。
先に花嫁になった先輩として。
何を話したのか、気にならないでもないが。
それを聞いて、メイベルが安心したのは間違いない。
「……そうか、秘密か」
確かにそれなら、俺が聞いてはいけない話である。
素直に引いた俺を、リヒトは不思議そうに見た。
何故、大切なツガイに秘密にされても嫉妬しないかと問うか?
恐らく、無意識に言ったのだろうが。
自分が俺の花嫁だと認識しているリヒトが可愛くて、嬉しいからに決まっている。
†‡†‡†
家に戻り。
真っ先にドゥシュを浴び、身体に染み付いた余計な匂いを流してもらう。
裸身にペニョワールを羽織っただけのリヒトは、寝台に腰掛けて。
俺の方に手を出した。
「ジャン、ちょっと左手貸して」
左手?
出された手のひらに、そっと手を乗せた。
リヒトは俺の手をじっと見て。
小指を口に含むと。
指の根元に噛みついてきた。
左手の、小指に。
これは。
獣人が、ヒトをツガイにする時にする儀式だ。
お互いの愛を確かめるために、獣人同士でする場合もまれにあるが。
メイベルから聞いたのか?
それで、俺に?
「……リヒト。今のは、意味をわかっていて噛んだんだと。受け取っていいのか?」
「うん。僕が噛んでも意味はないかもしれないけど……」
恥じらうリヒトを、抱き締めたくなった。
「いや、意味はある。痕は残らなくとも、俺の心に深く刻まれた」
リヒトが微笑む。
そして、俺自身も笑っていたことに気付いた。
幸福で、笑うことがあるということを。
リヒトが教えてくれたのだ。
リヒトは俺の手を握り。
少し恥ずかしそうに、微笑みながら言った。
ここに召喚されて来て良かった、ここに来て自分はやっと、誰かと触れ合う心地よさ。
愛し、愛される喜びを知ったのだと。
薬は趣味で学んでいたが。ここで役立てて、大勢の人を助けることが出来て嬉しい。
仕事も楽しいし。
向こうに居た時よりも充実した日々を送っていて。
召喚場所を失敗したデュランに、感謝すらしているのだと。
一番最初に俺と出逢ったことを、嬉しく思っている。
そう言って、笑ったのだ。
「ジャンが僕のツガイで良かった。大好きだよ」
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