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Ⅰ
異世界で、偉い人から話を聞く
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広い荒野を抜けると、ちらほらと畑や民家が増えてきた。
この世界というか、この地域での建物は、主に木材で出来ているようだ。
道路は土だが、まっすぐ綺麗にならされている。あまりにも均等に整い過ぎているので、魔法でも使ったのだろうか、と思ったくらいだ。
それにしても、この距離の道路を均一に舗装するのは苦労しそうだ。よほどこの国の管理体制が整っているのだろう。国土交通省というか、専門の整備係がいるんだろう。
こうして、騎士たちが見回りしてくれているようだし。
これから自分が住むだろう国の治安が良さそうで、安心した。
*****
まっすぐな道を一時間半ほど走って、俺が連れて行かれたのは。
城下町、というのだろうか?
高い城壁に囲まれた、大きめの街だった。
城壁の正門らしき所にで門番をしていた兵たちからは最敬礼で迎えられ。
両脇には石造りの建物が並んでいる石畳の大通りを抜けた先には、これまた石造りの立派な城があった。イメージ的にドイツとかにありそうな、頑健な城だ。冬とか寒そう。
城門の前で。
後ろからひょい、と抱き上げられて、地面に降ろされた。
オズワルドとオーソンは、ウィリアムの馬を挟むように導きながら、厩へ行ってしまった。
一人にしないで……、という気持ちで二人を見送っていたら。
ウィリアムが、慰めるように俺の肩をぽん、と叩いた。
自分がいるから心配するな、という意味だろうが。
ほら、一緒にいて落ち着く顔ってあるじゃないか。
ウィリアムはあまりに顔が整い過ぎてるから、こうして傍に居ると、何だか落ち着かない気持ちになってくる。ドキドキするというか。
ウィリアムと二人、兵士に案内されて。
城の、応接間っぽい部屋に通される。
そこで、エルマー・キンバリー=ウッドローと名乗る小太りのおっさんを紹介された。
身分は公爵だそうだ。
見るからに高価そうなフリルのシャツに刺繍の入った上着。口ひげが立派だ。
現在、この国の王様は外遊中で不在なので。
ウッドローという領地を長年治めているこの経験豊富な公爵が国王代理を務めているという。
そして俺は、”神の使い”だから当然の如く、国賓扱いなんだそうだ。
ひええ。
そんな大事にしないで欲しい。国の片隅でひっそりと農業とかできればそれで充分だから!
*****
この国のことはキンバリー公爵が説明してくれるというので。
まずはこの城の名前を訊いてみた。
この国がキングスレイという名だというのは、さっき聞いた。
で、ここはその中心地である、ロチェスター。
ならロチェスター城というのかと思ったが、残念ながら、この城には名前がついてないそうだ。ただの王城。
まあ江戸城や姫路城とかも、当時、地元の人からはそんな名称では呼ばれなかったみたいだし。そんなものか。
最初に俺がいたのは、リズリーという名の、僻地というか、この国の外れで。
かつては大きく豊かな森があった場所だそうだ。
そして、リズリーの森では、数年前に魔物が異常発生して。
この国の兵隊だけじゃなく、国内外から冒険者や傭兵まで集め、多数の死傷者も出しながらもどうにか魔物を討伐したものの、魔物の呪われた血で草木が枯れてしまい、一帯が荒野になったという。
呪いのせいで、この先百年ほどは草木も育たない状態らしい。
で。
ウィリアム一行は、討ち漏らしの魔物がいないか巡回していた時、荒野でぼんやり佇む俺を発見したわけだ。
それが”神の使い”だったので、大慌てでこの城に連れて来たんだ。
この国では、名字……姓があるのは貴族階級と一部の大商人だけだという。国王や領主になると更に名前、姓の後に治めている地名がつくそうだ。
なるほど、だから公爵はエルマー・キンバリー=ウッドローって名乗ったのか。
そして、クレーバーンという姓は、歴史上で何度か現れ、国に繁栄をもたらした神の使いが名乗った姓で。
この姓を名乗る者が現れたら、国を挙げて大切に保護するように、と伝わっているそうだ。
……じゃあ神様は、この世界で俺が権力者から手厚く保護されるように、この姓を名乗れって言ったのか?
過保護過ぎない?
「とりあえず、客室を用意させましょう。その間に工事を……」
「ああ、住まわせるにはどの部屋がいいかな。日当たりの良さそうな部屋が……、」
ぼんやりしていたら、公爵とウイリアムの間で何やら話が進んでいた。
いや、部屋とかわざわざ用意してくれなくていいから!
「ちょ、ちょっと待った!」
*****
見た目、子供の姿なせいか。
危うくお城でそのまま手厚く保護されてしまいそうになっていた。
とりあえず、神様からいただいた能力で、あの荒れた土地を蘇らせて。
そこで畑とか、ちょっとした酪農をさせてもらいながら暮らしたいのだと伝えた。
「そうですか……、」
城には住まないと聞いた公爵は、見るからに残念そうにうなだれた。ウィリアムも。
「しかし、今日はここに泊って行かれると良い。慣れない馬に乗って、さぞお疲れだろうし」
今からまたリズリーへ、もうひと往復させるのも可哀想だし。
その申し出は、ありがたく受けることにした。
「そうですね。では今のうちに、土地の権利書なども用意させましょう」
公爵が手を叩くと、使用人らしき人が来た。
リズリー一帯の土地の権利を俺に委任する、という書類を作ってくれるという。
あれ?
なんか、また話が大事になってきたような気がするんだけど……。
この世界というか、この地域での建物は、主に木材で出来ているようだ。
道路は土だが、まっすぐ綺麗にならされている。あまりにも均等に整い過ぎているので、魔法でも使ったのだろうか、と思ったくらいだ。
それにしても、この距離の道路を均一に舗装するのは苦労しそうだ。よほどこの国の管理体制が整っているのだろう。国土交通省というか、専門の整備係がいるんだろう。
こうして、騎士たちが見回りしてくれているようだし。
これから自分が住むだろう国の治安が良さそうで、安心した。
*****
まっすぐな道を一時間半ほど走って、俺が連れて行かれたのは。
城下町、というのだろうか?
高い城壁に囲まれた、大きめの街だった。
城壁の正門らしき所にで門番をしていた兵たちからは最敬礼で迎えられ。
両脇には石造りの建物が並んでいる石畳の大通りを抜けた先には、これまた石造りの立派な城があった。イメージ的にドイツとかにありそうな、頑健な城だ。冬とか寒そう。
城門の前で。
後ろからひょい、と抱き上げられて、地面に降ろされた。
オズワルドとオーソンは、ウィリアムの馬を挟むように導きながら、厩へ行ってしまった。
一人にしないで……、という気持ちで二人を見送っていたら。
ウィリアムが、慰めるように俺の肩をぽん、と叩いた。
自分がいるから心配するな、という意味だろうが。
ほら、一緒にいて落ち着く顔ってあるじゃないか。
ウィリアムはあまりに顔が整い過ぎてるから、こうして傍に居ると、何だか落ち着かない気持ちになってくる。ドキドキするというか。
ウィリアムと二人、兵士に案内されて。
城の、応接間っぽい部屋に通される。
そこで、エルマー・キンバリー=ウッドローと名乗る小太りのおっさんを紹介された。
身分は公爵だそうだ。
見るからに高価そうなフリルのシャツに刺繍の入った上着。口ひげが立派だ。
現在、この国の王様は外遊中で不在なので。
ウッドローという領地を長年治めているこの経験豊富な公爵が国王代理を務めているという。
そして俺は、”神の使い”だから当然の如く、国賓扱いなんだそうだ。
ひええ。
そんな大事にしないで欲しい。国の片隅でひっそりと農業とかできればそれで充分だから!
*****
この国のことはキンバリー公爵が説明してくれるというので。
まずはこの城の名前を訊いてみた。
この国がキングスレイという名だというのは、さっき聞いた。
で、ここはその中心地である、ロチェスター。
ならロチェスター城というのかと思ったが、残念ながら、この城には名前がついてないそうだ。ただの王城。
まあ江戸城や姫路城とかも、当時、地元の人からはそんな名称では呼ばれなかったみたいだし。そんなものか。
最初に俺がいたのは、リズリーという名の、僻地というか、この国の外れで。
かつては大きく豊かな森があった場所だそうだ。
そして、リズリーの森では、数年前に魔物が異常発生して。
この国の兵隊だけじゃなく、国内外から冒険者や傭兵まで集め、多数の死傷者も出しながらもどうにか魔物を討伐したものの、魔物の呪われた血で草木が枯れてしまい、一帯が荒野になったという。
呪いのせいで、この先百年ほどは草木も育たない状態らしい。
で。
ウィリアム一行は、討ち漏らしの魔物がいないか巡回していた時、荒野でぼんやり佇む俺を発見したわけだ。
それが”神の使い”だったので、大慌てでこの城に連れて来たんだ。
この国では、名字……姓があるのは貴族階級と一部の大商人だけだという。国王や領主になると更に名前、姓の後に治めている地名がつくそうだ。
なるほど、だから公爵はエルマー・キンバリー=ウッドローって名乗ったのか。
そして、クレーバーンという姓は、歴史上で何度か現れ、国に繁栄をもたらした神の使いが名乗った姓で。
この姓を名乗る者が現れたら、国を挙げて大切に保護するように、と伝わっているそうだ。
……じゃあ神様は、この世界で俺が権力者から手厚く保護されるように、この姓を名乗れって言ったのか?
過保護過ぎない?
「とりあえず、客室を用意させましょう。その間に工事を……」
「ああ、住まわせるにはどの部屋がいいかな。日当たりの良さそうな部屋が……、」
ぼんやりしていたら、公爵とウイリアムの間で何やら話が進んでいた。
いや、部屋とかわざわざ用意してくれなくていいから!
「ちょ、ちょっと待った!」
*****
見た目、子供の姿なせいか。
危うくお城でそのまま手厚く保護されてしまいそうになっていた。
とりあえず、神様からいただいた能力で、あの荒れた土地を蘇らせて。
そこで畑とか、ちょっとした酪農をさせてもらいながら暮らしたいのだと伝えた。
「そうですか……、」
城には住まないと聞いた公爵は、見るからに残念そうにうなだれた。ウィリアムも。
「しかし、今日はここに泊って行かれると良い。慣れない馬に乗って、さぞお疲れだろうし」
今からまたリズリーへ、もうひと往復させるのも可哀想だし。
その申し出は、ありがたく受けることにした。
「そうですね。では今のうちに、土地の権利書なども用意させましょう」
公爵が手を叩くと、使用人らしき人が来た。
リズリー一帯の土地の権利を俺に委任する、という書類を作ってくれるという。
あれ?
なんか、また話が大事になってきたような気がするんだけど……。
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