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大和撫子、砂漠の王子に攫われる
それから一週間。
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結婚式を挙げた日から、一週間。
ずっと、寝室から出してもらえなかった。
ほぼベッドの上で過ごした。
犯されている間もそれ以外も、王子の腕の中から逃れることは出来なかった。
行けたのは、風呂やトイレくらいか?
合間に、何か食べさせられたりしていたのは覚えている。
そして。
初めての夜からちょうど一週間経った日の朝。
王子は、残念ながら今日から仕事に出なければならないのだと世にも悲愴な顔で言った。
一週間しか休みが取れなかった、と言われて初めて、一週間もこの絶倫王子に抱かれていたことを知った。
自分の休暇を目一杯使って、俺を抱くのに専念していたわけだ。
しかもまだ物足りないとか、どれだけだよ。
変態絶倫王子め。
†††
うう。
あちこちギシギシいってる。下半身がだるい……。
胸は弄られすぎて腫れてるし。
王子が我が物顔で出入りしてたところも、おそらく腫れてるだろう。ジンジンしてる。
こうして横になって見える範囲にはキスマークが散っていて。それが消えかけてるの、痣みたいになってる。
その上から更に吸い付くもんだから、凄いことになってるな……。
ノックの音がして。
「雪哉様。お加減はいかがでしょうか。朝食の用意が整っていますが……」
シャオフーの声がした。
せっかく用意してくれたのに悪いけど、食欲はない。
っていうか起き上がるどころか、手を動かすのもかったるい。
「……いい、いらない、」
うわ、声が枯れちゃってる。
「失礼します、」
ナツメの蜂蜜を溶かしたという紅茶と、カットされた果物をトレイに載せ、入って来た。
「少しは何か、召し上がったほうがよろしいかと」
紅茶とフルーツか。
それくらいなら、大丈夫かも。ありがたい。
「……ありがとう」
「!」
軋む身体をどうにか起こしたら、ぎょっとされた。
……ああ、あちこち大変なことになってるんだった。
おかしなものを見せてしまって申し訳ない。
パジャマ代わりに用意されてたようだけど、一週間、とうとう袖を通すことがなかった浴衣を羽織る。
「淫獣のような王子で、まことに申し訳ありません……」
シャオフーは心底申し訳なさそうに頭を下げた。
淫獣って……。
いやその通りだけど。
乱暴な真似はされなかったものの、とにかくしつこくてまいった。
終わっても、ずっと身体を弄り回されるし。
回復したらすぐ挿入されるし。
気持ち良すぎて、抵抗できなかった……。
†††
「後できつく説教しておきますので、嫌わないであげてくださいね?」
……どういう立ち位置なんだろうか。
その握り拳は、まさか王子様にゲンコツ落とすつもりか?
「どうせ逆らえないんだし。好きも嫌いもないよ。俺の気持ちなんてどうでもいいんじゃないの?」
つい嫌味を言ってしまう。
「……え?」
シャオフーは驚いたように目を瞬かせている。
「10年前、殿下と結婚の約束を交わし、劇的な再会の後、承諾なされたのでは?」
ん?
側近も知らなかったのか?
「いや、落雷のショックで王子と会った記憶は失ってるし。求婚は断ったけど、いうこときかないと輸出と茶道の本家への寄付取りやめるって脅されて、無理矢理連れ去られたんだけど」
「والله?!……失礼、わたくしが聞いていた話とはかなり違うので、少々、いえかなり動揺しております」
シャオフーは真剣に、頭痛をこらえるような面持ちで言った。
「……実のところ、貴方の身元は、10年前にわかっていたのです……」
「へ?」
それって。
どういうこと!?
†††
あのブレスレットには、GPSがついていたという。
まあそりゃそうか。国宝だもんな。
国王が内密の商談で日本に行くと聞き。
本物のヤマトナデシコが見たい! とワガママを言って王子が着いてきた。
護衛が茶会の様子を覗かせたが。
ヤマトナデシコがいない! BBAばっかじゃねえか! とばかりに憤慨してホテルを飛び出したとか。
GPSがあるので、王子の位置を確認して。
駅前にしばらくいたと思ったら、まっすぐホテルのロビーに戻ってたので、迎えに行った。
しかし、王子は目の前にいるのに、何故かGPSが移動している。
どういうことかと尋ねたら。
王子が言うには理想のヤマトナデシコに出会い、将来結婚する約束をし、ブレスレットを渡してしまったという。
調査班は頑張って調べた。
幸い、国宝は売り払われたりせず。すぐに持ち主も判明した。ついでにヤマトナデシコが男だったことも発覚したが。
これも社会勉強、と王子には教えなかった。
しばらくして。
位置情報がロストしたので、大慌てで調べたら。
事故にあってショートしたようだ、との報告が入った。
ああ、俺が落雷事故で入院したことを知ったのか。
俺の治療に、何故か日本で一番腕がいいという医者が派遣されたらしいけど。もしかして、この人が手をまわしてくれたのかな?
それからも、日本には調査員を送り込んで、定期的に俺の監視・報告をしていたそうだ。
だから俺の住んでいるアパートも知ってたんだ。
国宝だもんな。
って。
言ってくれれば素直に返却したと思うんだけど。
何かあれば回収すれば良いだけだと思っていたので、時期を見ていたそうだ。
†††
「殿下には、例のヤマトナデシコは由緒ある茶道の流派の関係者らしい、ということだけ伝え、雪哉様の身元と事故の情報はあえて伝えませんでした。家出してストーキングする可能性が高かったので」
王子は何も知らなかったんだ。
……それは良かった。
さすがに、落雷の話を聞いてショックを受けた様子まで演技だったら、何も信じられなくなるわ。
で、王子が18歳になる少し前。
シャオフーは俺とそっくりに育った美雪の振袖姿の写真を入手し。これがお探しの方ですか? と王子に見せたらしい。
やはり、第一王子が男性と結婚というのは反対だったのかな?
同じ顔なら騙されて、いけるんじゃないかと考えたという。
でも、王子は写真を一瞥しただけで、これは良く似た別人だ、と興味なさげに言い切った。
10年の時が経過していることは承知である。もし相手がどんな風に変わっていようが、自分の気持ちは変わらない。
初恋のヤマトナデシコ以外はどうでもいい、と王子が言うので。
シャオフーはそれならば、と一芝居打つことにした。
終わった後に例のヤマトナデシコに会わせてやるから仕事しろ、と。
王子が寄付をしていた茶道総本家での茶会へ参加するよう王子を説得して。
美雪に協力を頼み、茶会を欠席してもらい、身代わりに振袖を着た俺を寄越してみて、王子を試す計画を。
†††
「え、美雪のあの怪我、嘘だったの!?」
それは酷い。
心配したのに!
「いえ、嘘の予定でしたが、本当に怪我をされてしまったのです。結婚式にお呼びした際、嘘をついた罰が当たった、と仰ってましたよ」
運命の出逢いから10年後。
立派に育った素敵な王子様と再会して。
着飾った大勢の女性の中から選ばれ。
見事、花嫁として迎えられる。
という『夢のようなシンデレラストーリー計画』は美雪の発案だったそうだ。
そんなトンデモサプライズはいらない……。
俺、男だし。
嬉しくないし。
指輪やウエディングドレスがやけにピッタリだったのも、母さんや美雪たちから事前に情報を入手していたからだった。
そういえば、指輪のサイズとか、何かの雑談で話したような……。
頭が痛い……。
もう誰も信じられない……。
ずっと、寝室から出してもらえなかった。
ほぼベッドの上で過ごした。
犯されている間もそれ以外も、王子の腕の中から逃れることは出来なかった。
行けたのは、風呂やトイレくらいか?
合間に、何か食べさせられたりしていたのは覚えている。
そして。
初めての夜からちょうど一週間経った日の朝。
王子は、残念ながら今日から仕事に出なければならないのだと世にも悲愴な顔で言った。
一週間しか休みが取れなかった、と言われて初めて、一週間もこの絶倫王子に抱かれていたことを知った。
自分の休暇を目一杯使って、俺を抱くのに専念していたわけだ。
しかもまだ物足りないとか、どれだけだよ。
変態絶倫王子め。
†††
うう。
あちこちギシギシいってる。下半身がだるい……。
胸は弄られすぎて腫れてるし。
王子が我が物顔で出入りしてたところも、おそらく腫れてるだろう。ジンジンしてる。
こうして横になって見える範囲にはキスマークが散っていて。それが消えかけてるの、痣みたいになってる。
その上から更に吸い付くもんだから、凄いことになってるな……。
ノックの音がして。
「雪哉様。お加減はいかがでしょうか。朝食の用意が整っていますが……」
シャオフーの声がした。
せっかく用意してくれたのに悪いけど、食欲はない。
っていうか起き上がるどころか、手を動かすのもかったるい。
「……いい、いらない、」
うわ、声が枯れちゃってる。
「失礼します、」
ナツメの蜂蜜を溶かしたという紅茶と、カットされた果物をトレイに載せ、入って来た。
「少しは何か、召し上がったほうがよろしいかと」
紅茶とフルーツか。
それくらいなら、大丈夫かも。ありがたい。
「……ありがとう」
「!」
軋む身体をどうにか起こしたら、ぎょっとされた。
……ああ、あちこち大変なことになってるんだった。
おかしなものを見せてしまって申し訳ない。
パジャマ代わりに用意されてたようだけど、一週間、とうとう袖を通すことがなかった浴衣を羽織る。
「淫獣のような王子で、まことに申し訳ありません……」
シャオフーは心底申し訳なさそうに頭を下げた。
淫獣って……。
いやその通りだけど。
乱暴な真似はされなかったものの、とにかくしつこくてまいった。
終わっても、ずっと身体を弄り回されるし。
回復したらすぐ挿入されるし。
気持ち良すぎて、抵抗できなかった……。
†††
「後できつく説教しておきますので、嫌わないであげてくださいね?」
……どういう立ち位置なんだろうか。
その握り拳は、まさか王子様にゲンコツ落とすつもりか?
「どうせ逆らえないんだし。好きも嫌いもないよ。俺の気持ちなんてどうでもいいんじゃないの?」
つい嫌味を言ってしまう。
「……え?」
シャオフーは驚いたように目を瞬かせている。
「10年前、殿下と結婚の約束を交わし、劇的な再会の後、承諾なされたのでは?」
ん?
側近も知らなかったのか?
「いや、落雷のショックで王子と会った記憶は失ってるし。求婚は断ったけど、いうこときかないと輸出と茶道の本家への寄付取りやめるって脅されて、無理矢理連れ去られたんだけど」
「والله?!……失礼、わたくしが聞いていた話とはかなり違うので、少々、いえかなり動揺しております」
シャオフーは真剣に、頭痛をこらえるような面持ちで言った。
「……実のところ、貴方の身元は、10年前にわかっていたのです……」
「へ?」
それって。
どういうこと!?
†††
あのブレスレットには、GPSがついていたという。
まあそりゃそうか。国宝だもんな。
国王が内密の商談で日本に行くと聞き。
本物のヤマトナデシコが見たい! とワガママを言って王子が着いてきた。
護衛が茶会の様子を覗かせたが。
ヤマトナデシコがいない! BBAばっかじゃねえか! とばかりに憤慨してホテルを飛び出したとか。
GPSがあるので、王子の位置を確認して。
駅前にしばらくいたと思ったら、まっすぐホテルのロビーに戻ってたので、迎えに行った。
しかし、王子は目の前にいるのに、何故かGPSが移動している。
どういうことかと尋ねたら。
王子が言うには理想のヤマトナデシコに出会い、将来結婚する約束をし、ブレスレットを渡してしまったという。
調査班は頑張って調べた。
幸い、国宝は売り払われたりせず。すぐに持ち主も判明した。ついでにヤマトナデシコが男だったことも発覚したが。
これも社会勉強、と王子には教えなかった。
しばらくして。
位置情報がロストしたので、大慌てで調べたら。
事故にあってショートしたようだ、との報告が入った。
ああ、俺が落雷事故で入院したことを知ったのか。
俺の治療に、何故か日本で一番腕がいいという医者が派遣されたらしいけど。もしかして、この人が手をまわしてくれたのかな?
それからも、日本には調査員を送り込んで、定期的に俺の監視・報告をしていたそうだ。
だから俺の住んでいるアパートも知ってたんだ。
国宝だもんな。
って。
言ってくれれば素直に返却したと思うんだけど。
何かあれば回収すれば良いだけだと思っていたので、時期を見ていたそうだ。
†††
「殿下には、例のヤマトナデシコは由緒ある茶道の流派の関係者らしい、ということだけ伝え、雪哉様の身元と事故の情報はあえて伝えませんでした。家出してストーキングする可能性が高かったので」
王子は何も知らなかったんだ。
……それは良かった。
さすがに、落雷の話を聞いてショックを受けた様子まで演技だったら、何も信じられなくなるわ。
で、王子が18歳になる少し前。
シャオフーは俺とそっくりに育った美雪の振袖姿の写真を入手し。これがお探しの方ですか? と王子に見せたらしい。
やはり、第一王子が男性と結婚というのは反対だったのかな?
同じ顔なら騙されて、いけるんじゃないかと考えたという。
でも、王子は写真を一瞥しただけで、これは良く似た別人だ、と興味なさげに言い切った。
10年の時が経過していることは承知である。もし相手がどんな風に変わっていようが、自分の気持ちは変わらない。
初恋のヤマトナデシコ以外はどうでもいい、と王子が言うので。
シャオフーはそれならば、と一芝居打つことにした。
終わった後に例のヤマトナデシコに会わせてやるから仕事しろ、と。
王子が寄付をしていた茶道総本家での茶会へ参加するよう王子を説得して。
美雪に協力を頼み、茶会を欠席してもらい、身代わりに振袖を着た俺を寄越してみて、王子を試す計画を。
†††
「え、美雪のあの怪我、嘘だったの!?」
それは酷い。
心配したのに!
「いえ、嘘の予定でしたが、本当に怪我をされてしまったのです。結婚式にお呼びした際、嘘をついた罰が当たった、と仰ってましたよ」
運命の出逢いから10年後。
立派に育った素敵な王子様と再会して。
着飾った大勢の女性の中から選ばれ。
見事、花嫁として迎えられる。
という『夢のようなシンデレラストーリー計画』は美雪の発案だったそうだ。
そんなトンデモサプライズはいらない……。
俺、男だし。
嬉しくないし。
指輪やウエディングドレスがやけにピッタリだったのも、母さんや美雪たちから事前に情報を入手していたからだった。
そういえば、指輪のサイズとか、何かの雑談で話したような……。
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