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アレックス
愛しい伴侶
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香油をたっぷり使い、後孔を慣らす。
ユキミは身体が小さくて。
そこも、俺のを受け入れるには、狭すぎる。
しっぽと一緒に後ろを弄ってやると、子猫のように可愛くにゃあにゃあと鳴く。
思わず、ごくりと生唾を呑み込んだ。
媚態に煽られ、早くひとつになりたくて、気は逸るが。
大事なツガイを傷付けたくない。
怖がらせたくはない。
はじめてを、いい思い出にしてやりたい。
とろとろに蕩かして。
もっと、何度でもしたいと思って欲しい。
かなり多めに香油を使ったせいか、抜き差ししていると、くぷくぷとそれが溢れてきそうだ。
熱くて。中はやわらかで。入口は狭い。
ここに、早く俺を入れて。ひとつに繋がりたい。
「ん、あぁ、あっ、にゃ、にゃあん、」
中を慣らす行為に、愛らしく鳴いて。
感じている。
ああ。
可愛い俺のにゃんこ。
愛おしくて、どうにかなりそうだ。
*****
「も、いいから、」
ユキミは自ら腰を突き出して、しっぽを上げてみせた。
濡れた蕾が、俺に散らされるのを待って、ひくひくと誘っているように見える。
「ユキミ、」
欲しいと。
言ってくれるのか。
腰を掴んで。
熱い孔に、挿入する。
「うみゃっ!?」
びくりと身を震わせたが。嫌ではないようだ。
少しずつ、穿っていく。
狭い孔を、その中を、俺で拡げていって。
俺以外誰も知らない場所を、拓いてゆく。
「うあ、あ、にゃ、ああ、」
軽く突くたびに、愛らしい声で鳴いている。
もっと、鳴かせたくなる。
ああ。
「……愛してる。ユキミ。俺の、俺だけの可愛いにゃんこ……」
囁いたら。
きゅっ、と締め付けられた。
そうか。
ユキミも、俺を愛してくれるのか。
「ふぁ、あん、にゃ、ああっ、」
可愛い声。もっと鳴かせたくなってしまう。
腰を掴んで。
ぐいぐい突き上げてやる。
筒の、中ほど辺りを擦られるのが、悦いようだ。
衝動的に、一気に奥まで突き入れてしまいたくなるが。
まだ、奥までは、挿れない。
はじめてなのに、愛しいツガイを怖い目に遭わせるわけにいかない。
異世界人にとって、俺の性器はおぞましいものに違いない。
異世界人でなくとも、自分でも。異様だと思う形状になるからだ。
まるで、犬のようだと思う。
*****
「ひゃぅ、ああっ、あん、にゃ、ああっ、ふみゃ、」
鳴きながら、腰を揺すって。
もっと、とおねだりされて。理性がぶち切れそうだ。
求められて嬉しいのに。困ってしまう。
ああもう。
何でこんなに可愛いんだ!
きゅうきゅう締め付けられて。
根元が、膨らんでいく。
精液を、そこにいっぱい蓄えているのがわかる。
先走りというか、薄い精が大量に出ている。
動くと、ぐぷっ、と音がする。
中に出したのが、今にも溢れそうだ。
「ふぁ、ああ、」
ユキミは、ふるふると震えている。
中に出されて、気持ち悪いのか?
もうしばらく、このままでいたいが。
引き抜こうとすると。
「抜いちゃ、やだぁ、」
ユキミは自分から腰を上げた。
えっ?
抜いちゃやだ、と言ったか?
いや、しかし。
「……っ、こうなると、出し切るまで長いから、」
精液を出し切るまで、瘤状のものは治まらない。
挿入したまま大きくなると、抜けなくなってしまう。
はじめてなのに、それは。
辛いだろう。
ユキミは身体をひねって。
俺の歪な形状になっている性器を見た。
それなのに。
「いいから。ぜんぶ、出すまで、入れてて……?」
快楽に蕩けた顔で、そう言って。
俺のものに、可愛い尻を押し付けるようにして、腰を揺らした。
長い尾は、俺の腕に絡み付いている。
まるで、離したくない、というように。
ああ。
「ユキミ……、」
俺の、生涯唯一の伴侶。
愛している。
再び、貫いて。
奥に放った。
*****
昼間はスウェーンに邪魔をされ。
その後は、異世界からついてきたオマケのごたごたで時間を食ったが。
とうとう、俺のツガイと。心身共に結ばれることができた。
異世界人にはおぞましいものであろう俺の性器も、受け入れてくれた。
大量の精も、全部、熱く心地よい筒の中で受け取ってくれた。
閨でのユキミは、素晴らしかった。
そして。
とてつもなく色っぽく、可愛かった。
俺の可愛い三毛にゃんこ。生涯大切にする。
しかも、癒しの力も持っていた。
かなり貴重な力だ。
医療魔法を使う者でも、詠唱なしに一瞬で広範囲の傷を治すのは、相当な高位法師でも難しいだろう。
癒しだけではなく、他の力も持っていそうだ。
一番強く出ているのは三毛猫だが。
ユキミには、相当な数の守護獣がついている気配がする。
オマケ……サノの守護獣を引き出せたのも、サノの犬と縁があったユキミがいたからでもある。
ヒゲだけでも出せるのは、わりと力が強い方だ。
鍛えれば、スウェーン並みにまで化けるかもしれない。
サノはユキミに惚れているし。
とっとと追い出したかったのだが。
従者候補に決まり、スウェーンと同室だったからか。
朝には憔悴した様子だった。
一晩中、ユキミの上げる悩ましい声を聞いてしまったのだろう。
従者の部屋は、主人の部屋の隣にあるものだ。
通常、壁は手を叩く音が聞こえる程度の厚さしかないのである。
失恋確実だな。
ユキミは俺のツガイだ。諦めてもらうしかない。
それと、スウェーンの実家での従者修行、頑張れ……。
生きて帰って来れるといいな。
ユキミは身体が小さくて。
そこも、俺のを受け入れるには、狭すぎる。
しっぽと一緒に後ろを弄ってやると、子猫のように可愛くにゃあにゃあと鳴く。
思わず、ごくりと生唾を呑み込んだ。
媚態に煽られ、早くひとつになりたくて、気は逸るが。
大事なツガイを傷付けたくない。
怖がらせたくはない。
はじめてを、いい思い出にしてやりたい。
とろとろに蕩かして。
もっと、何度でもしたいと思って欲しい。
かなり多めに香油を使ったせいか、抜き差ししていると、くぷくぷとそれが溢れてきそうだ。
熱くて。中はやわらかで。入口は狭い。
ここに、早く俺を入れて。ひとつに繋がりたい。
「ん、あぁ、あっ、にゃ、にゃあん、」
中を慣らす行為に、愛らしく鳴いて。
感じている。
ああ。
可愛い俺のにゃんこ。
愛おしくて、どうにかなりそうだ。
*****
「も、いいから、」
ユキミは自ら腰を突き出して、しっぽを上げてみせた。
濡れた蕾が、俺に散らされるのを待って、ひくひくと誘っているように見える。
「ユキミ、」
欲しいと。
言ってくれるのか。
腰を掴んで。
熱い孔に、挿入する。
「うみゃっ!?」
びくりと身を震わせたが。嫌ではないようだ。
少しずつ、穿っていく。
狭い孔を、その中を、俺で拡げていって。
俺以外誰も知らない場所を、拓いてゆく。
「うあ、あ、にゃ、ああ、」
軽く突くたびに、愛らしい声で鳴いている。
もっと、鳴かせたくなる。
ああ。
「……愛してる。ユキミ。俺の、俺だけの可愛いにゃんこ……」
囁いたら。
きゅっ、と締め付けられた。
そうか。
ユキミも、俺を愛してくれるのか。
「ふぁ、あん、にゃ、ああっ、」
可愛い声。もっと鳴かせたくなってしまう。
腰を掴んで。
ぐいぐい突き上げてやる。
筒の、中ほど辺りを擦られるのが、悦いようだ。
衝動的に、一気に奥まで突き入れてしまいたくなるが。
まだ、奥までは、挿れない。
はじめてなのに、愛しいツガイを怖い目に遭わせるわけにいかない。
異世界人にとって、俺の性器はおぞましいものに違いない。
異世界人でなくとも、自分でも。異様だと思う形状になるからだ。
まるで、犬のようだと思う。
*****
「ひゃぅ、ああっ、あん、にゃ、ああっ、ふみゃ、」
鳴きながら、腰を揺すって。
もっと、とおねだりされて。理性がぶち切れそうだ。
求められて嬉しいのに。困ってしまう。
ああもう。
何でこんなに可愛いんだ!
きゅうきゅう締め付けられて。
根元が、膨らんでいく。
精液を、そこにいっぱい蓄えているのがわかる。
先走りというか、薄い精が大量に出ている。
動くと、ぐぷっ、と音がする。
中に出したのが、今にも溢れそうだ。
「ふぁ、ああ、」
ユキミは、ふるふると震えている。
中に出されて、気持ち悪いのか?
もうしばらく、このままでいたいが。
引き抜こうとすると。
「抜いちゃ、やだぁ、」
ユキミは自分から腰を上げた。
えっ?
抜いちゃやだ、と言ったか?
いや、しかし。
「……っ、こうなると、出し切るまで長いから、」
精液を出し切るまで、瘤状のものは治まらない。
挿入したまま大きくなると、抜けなくなってしまう。
はじめてなのに、それは。
辛いだろう。
ユキミは身体をひねって。
俺の歪な形状になっている性器を見た。
それなのに。
「いいから。ぜんぶ、出すまで、入れてて……?」
快楽に蕩けた顔で、そう言って。
俺のものに、可愛い尻を押し付けるようにして、腰を揺らした。
長い尾は、俺の腕に絡み付いている。
まるで、離したくない、というように。
ああ。
「ユキミ……、」
俺の、生涯唯一の伴侶。
愛している。
再び、貫いて。
奥に放った。
*****
昼間はスウェーンに邪魔をされ。
その後は、異世界からついてきたオマケのごたごたで時間を食ったが。
とうとう、俺のツガイと。心身共に結ばれることができた。
異世界人にはおぞましいものであろう俺の性器も、受け入れてくれた。
大量の精も、全部、熱く心地よい筒の中で受け取ってくれた。
閨でのユキミは、素晴らしかった。
そして。
とてつもなく色っぽく、可愛かった。
俺の可愛い三毛にゃんこ。生涯大切にする。
しかも、癒しの力も持っていた。
かなり貴重な力だ。
医療魔法を使う者でも、詠唱なしに一瞬で広範囲の傷を治すのは、相当な高位法師でも難しいだろう。
癒しだけではなく、他の力も持っていそうだ。
一番強く出ているのは三毛猫だが。
ユキミには、相当な数の守護獣がついている気配がする。
オマケ……サノの守護獣を引き出せたのも、サノの犬と縁があったユキミがいたからでもある。
ヒゲだけでも出せるのは、わりと力が強い方だ。
鍛えれば、スウェーン並みにまで化けるかもしれない。
サノはユキミに惚れているし。
とっとと追い出したかったのだが。
従者候補に決まり、スウェーンと同室だったからか。
朝には憔悴した様子だった。
一晩中、ユキミの上げる悩ましい声を聞いてしまったのだろう。
従者の部屋は、主人の部屋の隣にあるものだ。
通常、壁は手を叩く音が聞こえる程度の厚さしかないのである。
失恋確実だな。
ユキミは俺のツガイだ。諦めてもらうしかない。
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