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幸見
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不謹慎だろうけど、何だかわくわくしてきた。
怖いもの見たさというか、好奇心かな?
あ。でも、俺もある意味最強みたいに言われたな。
あ、ひょっとして、そっち系だったりするのかも。
小熊って可愛いもんな。ぬいぐるみみたいで。
パンダとかも、クマが白黒模様なだけだっていうのに、めちゃくちゃ人気あるし。
あれ、真っ白にしてみるとけっこうマヌケな顔なんだよね……。
俺はレッサーパンダの方が好きだな。しっぽ、もふもふだし。
威嚇のポーズ、すごいかわいいから。
「ヒグマって、かわいい小熊だった?」
実際にボスを見たっていうジャスパーに聞いてみる。
『いや、ティグリスよりでかい、かわいくない、大きなクマだった』
なんだ……。
そっち系の最強じゃなかったか。
『心配するな。ユキミが世界で一番可愛い』
いや、別にそんな心配はしてないよ、アレックス……。
見上げたら、にこーっと笑った。
ああ、俺、この人のこと大好きだな、と思う。
ツガイだからかな?
「えへへ、」
アレックスの腕にすりすりする。
『俺もかわいいツガイが欲しい……』
ジャスパーのぼやきが聞こえた。
*****
『ようこそいらっしゃい。シルヴェスター王国騎士団の皆様方』
目的地付近に着いたら、声が聞こえた。
誰もいないのに。
『”シルフの伝言”という風魔法だよ』
イアソンが教えてくれた。
人が来たら発動するように仕掛けてあったものらしい。
『仲間の多くを失い、こちらは大損害です。平和的に話し合いをしたいので、この先の建物へ来て欲しいのですが』
これは。
あからさまな。
「罠だね!」
『そこをあえて行くのが男だよね』
イアソン。
楽しそうだな。
『昨日過信して致命傷喰らったばかりだろうが……』
『精霊系の攻撃魔法なら無効化できるだろうが、警戒はしような?』
アレックスとジャスパーにたしなめられてる。
しばらく行ったら。
丸太で組まれた、大きな平屋建ての家があった。
馬を降りて。
『火薬のにおいも、爆弾のにおいもしないな』
先を行くアレックスとジャスパーが危険物の有無を確認してる。
犬コンビ……。
『罠などありませんよ。どうぞお入りください』
家の中から、顔が羊の人が出てきた。
毛が黒くて、角が大きくて、全体的にもこもこしてる。
羊って、なんか目が怖いよな……。瞳孔が横で。
って、あれ? 目、真っ黒だ。
*****
小屋の中は広かった。
大きな絨毯が敷いてあって、あまり物は置いてない。
広間かな? そこに、よれよれの魔法使いっぽいローブを着た人たちが十数人いて。
大人しく座って、こちらの様子を伺っている。
敵意はなさそう。
というか、何か、怯えられてる……?
『わたしの名はオウィス。領主をしておりました』
オウィスは一礼した。
『領主が何故、”ケモノ”に?』
オウィスに聞いたのは、アーノルドだ。
『脅されて、入らされたのです。強い獣を求めていたようで。従わなければ、死を選べと言われてね』
耳をぴくりと動かして。
『そこの特級魔術師のあなた……最近仲間入りした、ジャッカルでは? 偽装で潜入していたのでしたか……さすが特級ですね』
うっかり捕まっていたジャスパーは、得意げな顔をしてみせた。
そういうことにしておくのかな、と思ったら。
『いや、本当に捕まって、グレゴリーの手で”ケモノ”にされた。だが、元に戻してもらったのだ。……元に戻る方法を知りたくないか?』
ローブの集団がざわついた。
アレックスが人間の姿に戻りたい、という人を選別して。
外に出てるように言った。
『イアソン、ユキミを頼む。一緒に外のやつらを戻してやって欲しい』
え、俺も外に出るの?
説得は?
*****
『討伐とかに慣れてくると。だいたい、匂いというか。……わかってくるんだよね。この人、何人くらい人を殺してるな、っていうの』
イアソンが呟いた。
『騎士団は、国を護るためなら、何でもするんだよ。王の命令なら、女子供がいる村でも、焼き払ったりしなくちゃいけない』
アレックスたちが残った家を見て。
『ぼくたちは、そういうものだよ。正義の味方じゃない』
ああ。
領主や、中に残っている人たちは、罪人なのか。
投獄では済まない、即、処刑しなくてはいけないようなレベルの。
何だっけ。
一人を殺せば殺人者だが、百万人を殺せば英雄、だっけ?
古い映画のセリフじゃないけど。
戦争とか、そういう使命によるものは、人殺しとは違うんじゃないかな。
個人の罪の意識に多少差があっても。
もちろん、他に強盗とか、過剰に拷問とかしたら、そいつも罪人だとカウントするべきだ。
自分勝手な欲望で人を傷付ける人は、相応の罰を受けるべきだと俺は思う。
罪を許すのは、優しさじゃない。
罪人を許してあげる優しい自分が好きなだけだ。
それを誰が裁くかっていうのは、難しいことだと思う。
国や人、時代によって倫理観は違う。
正当防衛とか、情状酌量とかの問題もあるし。
でも、ここは。
精霊や神が、現実として存在している異世界だ。
どうしようもない間違いをおかせば、最後には、神様が裁いてくれることだろう。
俺は、そのために召喚されてきたんだよな?
*****
「大丈夫だよ。俺だって、別に清廉潔白ってわけじゃないし」
回りくどく言わなくても。傷付いたりしないのに。
『え?』
「直接じゃないけど。何人か、死なせてるし」
俺が精霊にお願いして、土石流で潰しちゃった人たち。
もしかしたら、改心可能な人もいたかもしれなかったのに。
『でも、それは、』
「……じゃあ、元の姿に戻すよ~」
外に出てた人たちに言って。
守護獣を元の姿に戻るよう、祈ると。
全員、人の姿になった。
『ありがとう!』
『一生このままかと』
『感謝します』
涙ながらに感謝された。
ヒグマに捕まって、”ケモノ”にされた魔術師や、魔法師たちだった。
隣国の人もいたようだ。
怖いもの見たさというか、好奇心かな?
あ。でも、俺もある意味最強みたいに言われたな。
あ、ひょっとして、そっち系だったりするのかも。
小熊って可愛いもんな。ぬいぐるみみたいで。
パンダとかも、クマが白黒模様なだけだっていうのに、めちゃくちゃ人気あるし。
あれ、真っ白にしてみるとけっこうマヌケな顔なんだよね……。
俺はレッサーパンダの方が好きだな。しっぽ、もふもふだし。
威嚇のポーズ、すごいかわいいから。
「ヒグマって、かわいい小熊だった?」
実際にボスを見たっていうジャスパーに聞いてみる。
『いや、ティグリスよりでかい、かわいくない、大きなクマだった』
なんだ……。
そっち系の最強じゃなかったか。
『心配するな。ユキミが世界で一番可愛い』
いや、別にそんな心配はしてないよ、アレックス……。
見上げたら、にこーっと笑った。
ああ、俺、この人のこと大好きだな、と思う。
ツガイだからかな?
「えへへ、」
アレックスの腕にすりすりする。
『俺もかわいいツガイが欲しい……』
ジャスパーのぼやきが聞こえた。
*****
『ようこそいらっしゃい。シルヴェスター王国騎士団の皆様方』
目的地付近に着いたら、声が聞こえた。
誰もいないのに。
『”シルフの伝言”という風魔法だよ』
イアソンが教えてくれた。
人が来たら発動するように仕掛けてあったものらしい。
『仲間の多くを失い、こちらは大損害です。平和的に話し合いをしたいので、この先の建物へ来て欲しいのですが』
これは。
あからさまな。
「罠だね!」
『そこをあえて行くのが男だよね』
イアソン。
楽しそうだな。
『昨日過信して致命傷喰らったばかりだろうが……』
『精霊系の攻撃魔法なら無効化できるだろうが、警戒はしような?』
アレックスとジャスパーにたしなめられてる。
しばらく行ったら。
丸太で組まれた、大きな平屋建ての家があった。
馬を降りて。
『火薬のにおいも、爆弾のにおいもしないな』
先を行くアレックスとジャスパーが危険物の有無を確認してる。
犬コンビ……。
『罠などありませんよ。どうぞお入りください』
家の中から、顔が羊の人が出てきた。
毛が黒くて、角が大きくて、全体的にもこもこしてる。
羊って、なんか目が怖いよな……。瞳孔が横で。
って、あれ? 目、真っ黒だ。
*****
小屋の中は広かった。
大きな絨毯が敷いてあって、あまり物は置いてない。
広間かな? そこに、よれよれの魔法使いっぽいローブを着た人たちが十数人いて。
大人しく座って、こちらの様子を伺っている。
敵意はなさそう。
というか、何か、怯えられてる……?
『わたしの名はオウィス。領主をしておりました』
オウィスは一礼した。
『領主が何故、”ケモノ”に?』
オウィスに聞いたのは、アーノルドだ。
『脅されて、入らされたのです。強い獣を求めていたようで。従わなければ、死を選べと言われてね』
耳をぴくりと動かして。
『そこの特級魔術師のあなた……最近仲間入りした、ジャッカルでは? 偽装で潜入していたのでしたか……さすが特級ですね』
うっかり捕まっていたジャスパーは、得意げな顔をしてみせた。
そういうことにしておくのかな、と思ったら。
『いや、本当に捕まって、グレゴリーの手で”ケモノ”にされた。だが、元に戻してもらったのだ。……元に戻る方法を知りたくないか?』
ローブの集団がざわついた。
アレックスが人間の姿に戻りたい、という人を選別して。
外に出てるように言った。
『イアソン、ユキミを頼む。一緒に外のやつらを戻してやって欲しい』
え、俺も外に出るの?
説得は?
*****
『討伐とかに慣れてくると。だいたい、匂いというか。……わかってくるんだよね。この人、何人くらい人を殺してるな、っていうの』
イアソンが呟いた。
『騎士団は、国を護るためなら、何でもするんだよ。王の命令なら、女子供がいる村でも、焼き払ったりしなくちゃいけない』
アレックスたちが残った家を見て。
『ぼくたちは、そういうものだよ。正義の味方じゃない』
ああ。
領主や、中に残っている人たちは、罪人なのか。
投獄では済まない、即、処刑しなくてはいけないようなレベルの。
何だっけ。
一人を殺せば殺人者だが、百万人を殺せば英雄、だっけ?
古い映画のセリフじゃないけど。
戦争とか、そういう使命によるものは、人殺しとは違うんじゃないかな。
個人の罪の意識に多少差があっても。
もちろん、他に強盗とか、過剰に拷問とかしたら、そいつも罪人だとカウントするべきだ。
自分勝手な欲望で人を傷付ける人は、相応の罰を受けるべきだと俺は思う。
罪を許すのは、優しさじゃない。
罪人を許してあげる優しい自分が好きなだけだ。
それを誰が裁くかっていうのは、難しいことだと思う。
国や人、時代によって倫理観は違う。
正当防衛とか、情状酌量とかの問題もあるし。
でも、ここは。
精霊や神が、現実として存在している異世界だ。
どうしようもない間違いをおかせば、最後には、神様が裁いてくれることだろう。
俺は、そのために召喚されてきたんだよな?
*****
「大丈夫だよ。俺だって、別に清廉潔白ってわけじゃないし」
回りくどく言わなくても。傷付いたりしないのに。
『え?』
「直接じゃないけど。何人か、死なせてるし」
俺が精霊にお願いして、土石流で潰しちゃった人たち。
もしかしたら、改心可能な人もいたかもしれなかったのに。
『でも、それは、』
「……じゃあ、元の姿に戻すよ~」
外に出てた人たちに言って。
守護獣を元の姿に戻るよう、祈ると。
全員、人の姿になった。
『ありがとう!』
『一生このままかと』
『感謝します』
涙ながらに感謝された。
ヒグマに捕まって、”ケモノ”にされた魔術師や、魔法師たちだった。
隣国の人もいたようだ。
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