長身美形なイタリアマフィアになってた、美少女みたいに小さくて可愛かった幼馴染から売り専と間違われて監禁Ｈされた上に求婚されてしまいました。

一応、初夜って言うのかな？

用・事・を済ませて。

慌てて更衣室へ向かった。
シンプルになったドレスに、”なるべく汚さないでね！”ってメッセージが。

ちゃんと脱ぐし！


……しまった。
ミケーレはもう帰っちゃったから、コルセットが着けられない。

なくても着れるかなあ、とドレスの前で逡巡していたら。


『お手伝いします』
東郷さんがコルセットを手に、準備してた。

ミケーレに帰り際、着付けの手伝いを頼まれてたらしい。
申し訳ない……。


＊*＊*＊


コルセットを締めてもらって。

どうにかドレスを身に着けた。
メイクもエクステもない、素のままだけど。みっともなくないかな。

『おかしくない？　大丈夫？』

『大変可愛らしい花嫁ですよ。では、急ぎましょうか。花婿殿がイライラして来ているそうです』
耳のインカムを指差して言った。

ボディガードって任務上、ロレンツォや他のボディガード達と連絡を取り合ってるんだって。


『すぐ行くって伝えて！』
『了解、……こちらＴＧ、ＡＤへ』

無線かなんかで話しつつ、ドレスの裾を持って走る僕の後を追ってきてる。
大変だなあ、ボディガードって。


連絡がついたようで。
ロレンツォがドアを開けてくれた。

ロレンツォと東郷さんにありがとう、ってお礼を言って。


『お待たせ、着替えてきちゃった』
ドレスの裾を持って、ポーズをとってみる。


『奏太……、ああ、そうだね。結・婚・式・の・夜・のお約束か』

崇は、嬉しそうに笑った。
まだ人目があるし、恥ずかしいけど。


崇が幸せそうだから、僕も嬉しい。


＊*＊*＊


ドレス姿の僕を抱き上げた状態で、本館まで歩いて行く。


お屋敷に入ってからでいいって言ったのに。
よっぽど嬉しかったみたい。

片づけをしている人たちにも、おめでとう、ってお祝いされながら屋敷に戻った。
迎えてくれたお屋敷付きの人たちも祝ってくれて。


崇の部屋じゃなく、僕の部屋に向かう。

『ロレンツォ、東郷。今日はご苦労だった。……ありがとう』
部屋の前で、二人にお礼を言った。


部屋に入って。
ベッドへ急ぐ崇に訊いてみる。

『髪と化粧はしてないけど……Mi stどa beneう？　おかしくない？』

東郷さんにも聞いてみたけど。
警護対象だから、気を遣っておかしくないって言ってくれたのかもしれないし。

『とても愛らしい。全く違和感が無いのは我ながらBravoブラーヴォだ』
服のデザイン的に、男でも似合ってるのかな？　ならいいけど。


そっと、ベッドに寝かされて。
チュッ、と額や頬、唇に軽くキスをされた。

『では、私へのregaloプレゼントを紐解こうか？』
背中のジッパーを下げられて。

コルセットの紐を、丁寧に解いていく。


まるでプレゼントのリボンを紐解くみたいだ、って。
そうだね、下着も紐だしね。


＊*＊*＊


『痕をつけるが。いいね？』
獣の目で。


それでも確認してくれるんだ。
つけたら絶交、とか言ったからかな？

駄目だって言ったのは、エステに通うからだってば。
それももう終わったし。

いいよ、って言ったら。
あちこちキスされながら、脱がされて。


『どこもかしこも、すべすべだ。今日のために、我慢した甲斐もあったか。……次からは、私が手入れしよう。もう、誰にもこの肌を見せたくないし、触れさせたくない』
崇が僕に、エステみたいなマッサージするの？

『うん。僕の全部、崇が独り占めして？』


たまらない、という感じにキスをされて。
気付けば、Ｔバッグの紐パンと、ガーターストッキングだけの姿にされていた。

崇の股間が、スラックスの上からわかるくらい、張り詰めてるのがわかる。
こんな薄い身体に、そんなに興奮するんだって、改めて不思議に思うけど。


それは僕の身体に欲情してるんじゃなくて。
僕が好きで、抱きたいからこうなってるんだよね。

それが、とても嬉しい。


『ええと。……さっき、中、洗ったから』

『え？』
『ウエディングドレスに着替えるのに手間取ってたんじゃなくて。遅くなったの、お腹の中、綺麗にしてたせいだから！』

さすがに、それ以上具体的には言えない。


『いいの？』

今日は中に出してもいいのかと囁かれて。
こくこく頷いてみせる。

察しがよくてありがたい。


＊*＊*＊


ローションをたっぷり使って、じっくり慣らされて。

いい？　って訊かれたので、頷いてみせる。
恥ずかしいから、一々確認しないでって言いたいけど。

無理強いはしたくないようだし。


正面から挿入しようとする崇に、ちょっと待って、って言って。

『今日は、後ろから、して欲しい』

崇は躊躇してるけど。
崇の手を取って。

『僕も、この手が誰だか目を瞑っててもわかるし。……崇ももう、間違えたりはしないでしょ？』

『奏太は、嫌じゃないのか？』
『何で？　僕は最初から、好きな人に抱かれたんだよ？　なのに、嫌なことなんかないよ？』


『……奏太、』
心から愛おしそうに、キスをされて。


紐の下着は解かれて。
ガーターストッキングだけの姿とか、恥ずかしいけど。

自分からうつ伏せになって、そろそろと腰を上げた。

その腰を、掴まれて。
もっと上へ、引き上げられる。


熱いのがあてがわれて。
それを少々荒々しく、ぐっ、と押し付けられた。


＊*＊*＊


「ん、」
ずぶずぶと、内臓を押し分けて入ってくるこの感覚には、未だに慣れないけど。


『……っ、きつい、』
色気のある声に。

つい、中にいる崇をきゅっと締め付けてしまうのがわかる。


「は、……あ、」

太い部分が、ごり、って悦い場所を擦り上げて。
もっと奥へ進んでいく。


『腰、揺れてる。……気持ちいい？』
「いい、……Molto beneすごくいい、何で？　まだ、入ってるだけなのに、」

もっと奥に欲しい、って。
腰が、勝手に動いてしまう。

『ああ、私が、奏太をそういう身体にしたんだ。……もっと、欲しがって、求めてくれ』


「ああっ、」

崇の腰骨がお尻に当たる感覚で。
根元まで入ったのがわかる。

『全部入れられただけで達くほど、気持ちいい？』
崇の手が、僕の胸と股間に回って。

「や、一緒にしちゃ、や、」
乳首を捏ねながら、股間を弄られて。


『どうして？　一緒にしたら、気持ち良くない？』
「よすぎて、またいっちゃうから、やぁ、」

『何度でも達きなさい。これが欲しくて、夜も一人では寝られなくなるような、いやらしい身体になればいい』

胸と股間を弄られながら、浅く、小刻みに腰を動かされて。
それだけでも、頭がおかしくなりそうなほど、気持ちいいのに。


「ぁう、……た、崇、もっと、」

『ん？　もっと、どうして欲しい？　イタリア語で言いなさい』
甘く、それでいて少し意地悪な響きのある声。


「capezzoloおっぱいと、peneこっちは、も……、Va beneいい。だから、……崇の、Grossoおっき peneいので、Nel rettoおなかのなか、いっぱい、Si prega掻き di mesc混ぜolareて……、Dammiちょうだい？」

ごくり、と喉を鳴らす音がして。


崇は僕のお願いをきいてくれた。