眼鏡オタクが脱オタ目指してアイドルキャラを演じていたら忠実な下僕が出来ました?

篠崎笙

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永遠ならスーツも似合うが。
花嫁のドレスも似合うに決まっている。

「そういえば、日本では教会の通路をバージンロードと言うが、それは和製英語で日本だけだから、花嫁はバージンじゃなくても大丈夫だから。安心して歩いて欲しい」

少し開いた口に、誘われるようにキスをする。
「んく、」


ああ、そういえば。
これが二人の初めてのキスだった。

もっとロマンティックな演出をしてあげればよかったが。
プロポーズの後に初めてのキス、というのもいいかもしれない。


*****


「んん、」
永遠は私の胸に、猫が爪を立てるようにして、しがみついている。

可愛い永遠。
可愛すぎて。また、したくなってしまう。

永遠の可愛いお尻を撫でて。
その滑らかな感触を愉しみつつ、狭間に指を這わせる。

ナカはまだ柔らかく、指はすんなり入った。


「……っは、はぁ、」
唇を離すと、大きく深呼吸をした。

キスに慣れていない永遠は、キスをする時の呼吸の仕方もわからないようだ。可愛い。


「……凄い。ついさっきまでは慎ましく固く閉ざしていたが、蕩けるようにやわらかくなってる……それなのに、吸い付かれるようで……」

そこがどうなっているのか教えながら、ぐちゅぐちゅと、わざといやらしい音を立てて指を抜き差ししてやる。
そうすると、永遠は恥じらって。更に感じるのだ。

「ひ、……あ、あ、」

指でも、感じているようだが。
その視線は、指だけの刺激じゃ物足りない、と言っていた。

もう、その先の快楽を知ってしまったからだろう。


「気持ち良い? でも、もう、指だけじゃ足りないだろう? すぐに永遠の大好きなを挿れて、可愛がってあげるよ」

最初はバックからの方が楽だというので、顔を見ながらするのを我慢したが。
この様子なら、正常位でも大丈夫だろう。

順応性の高い、えっちな身体だ。


*****


永遠の膝裏を抱え上げた。
こうすると、薄いピンクの可愛い乳首も。精液に濡れた永遠の愛らしい性器も。私を受け入れてくれたピンク色の粘膜も良く見える。

永遠にも、二人が繋がっているところが良く見えるように。足を大きく開かせてやる。

「や、……ああっ!?」
永遠は目を見開いて。自分の中に入っていく、私の性器を見ている。

抵抗はない。
もう、すんなり受け入れてくれる。うねうねと、飲み込むように中がうねって。最高に気持ち良い。

「永遠、永遠。可愛い。一生、大切にするから」
愛おしさのあまり、顔中にキスをする。

首に。胸に。
自分のものだというを刻んでいく。

誰にもやらない。触れさせたくない。
この手も。桜貝みたいな爪も。しゃぶりつきたくなるほど可愛い乳首も。

みんな、私だけのものだ。


これが愛している、という感情なのだと。
改めて、実感した。


「ひゃぅ、あ、やっ、もう、」

ベッドに座っている状態で。
永遠を膝に乗せて、正面から突き上げた。

わざと乱暴に揺すると、肩にぎゅっとしがみついてくるのも可愛い。


「やあ、奥ぅ、こわいよ、」
いやいやと、力なく首を横に振っているのも愛おしい。

この体位だと、より深く受け入れることになるのが怖いようだ。

だが、快楽には勝てないようで。
初めのうちは、腰を浮かそうとしていた足腰から段々と力が抜けて。

美味そうに受け入れてくれているのがわかる。


もっと気持ち良くしてやりたい。
一度きりの過ちではなく。永遠からも求められたい。何度でもしたいと思ってもらわなければ。


*****


身体が浮かないように、しっかりと腰を掴んで。
下から突き上げるように、腰を動かしてやる。


「や、やらぁ、も、揺すんなってぇ、」
腰を掴んでいる手を、ぺちぺちと叩かれる。

そんな、快楽に蕩けた声で可愛く言われても。
もっとして、と。誘っているようにしか聞こえないというのに。


「あーもう、俺の嫁がエロカワすぎてどうにかなりそう」

本能剥き出し状態になると、言語レベルが小学生以下になるようだ。
オーバーヒートした理性と共に、語彙も死ぬ。

もうどうでもいいから、本能のまま、目の前の可愛いのを思うさま貪り、食い尽くしたくなる。
ドロドロのグチョグチョになるまで、精液を注ぎ込みたい。溢れるほど。

英語なんかじゃ永遠のこのエロかわいさを表せはしない。


潤んだ瞳。
もはや可愛い鳴き声を上げるだけになった唇。

こんな快楽に蕩けたエロ可愛い顔、誰にも見せたくない。
俺だけのものだ。

弄りまわした乳首は薄桃色から赤く熟れ、ツンと尖っていて。

あちこちにつけたキスマークの目立つ、色白の肌。

抵抗をやめて、きゅっと俺の腕を掴んでいる手も。

先端から薄くなってしまった精液を垂れ流しにしている、形の良いペニスも。
腰を挟むようにしている、白い太股も。


もう、何もかもエロかわいい。
最高過ぎる。

抱いているこっちもメチャクチャ気持ち良いのに。
その上、目でも愉しめるのだ。

この喜びを表現できる言葉があるのならば、教えて欲しい。


ああ、これがファンクラブの連中が言っていた”尊み”というやつだろうか。
今、改めて理解した。

崇拝したい。


永遠は、神以上に尊い存在だ。
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