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エピローグ
覚悟
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「ん、」
指の数を少しずつ増やされ。
中を拡げられながら、首や胸にキスをされる。
男の胸だというのに。
吸い付かれて、摘ままれて。ぞくぞくするほど感じてしまう。
胸だけでもこれほど感じるなど、知らなかった。
全身を弄り回され。あらゆる場所にキスをされ、舌を這わされるのに快感を覚える。
性指南役を一度だけで退けてからは、自分の手で、性器のみの刺激で処理していたが。
他人の手は、これほど心地好いものなのか。
いや、相手がリカルドだからか?
*****
「もういい? 早く穂波の中に入りたい」
リカルドは、香油を自分の性器にも塗りたくっている。
この媚薬は粘膜吸収されるらしいが。お互いに媚薬を使用するのか?
初めての時のように。
初めてで、体格差もかなりあるというのに。異世界人であるリカルドの異様な性器を受け入れ、何度も達した。
腹を突き破られそうになるほど、奥にまで入ってきて。腹の奥に熱い飛沫を感じた。
激しい行為に痛みを感じなかったのは、媚薬のおかげでもあったのだろうか?
昼も夜も、リカルドの性器を入れたまま過ごした。
入っていないことに違和感を覚えるほど。
突起物の多い性器は、ただ入っているだけでも気持ち良いが、入れた状態で腰を揺さぶられるのも、激しく抜き差しされるのも気持ち良かった。
あの快楽を思い出したら、たまらなくなった。
「もういい。早く挿れてくれ。痛くてもいいから、」
恥じらいもなく、リカルドに挿入をねだった。
欲しがっているのは、リカルドだけではないことを教えるためにも。
「ふふ、初夜だというのに、もう欲しい? 私の花嫁は淫らで、この上なく愛らしいな……」
そう言って。
足を抱え上げられ。
待ち望んでいた熱い塊が、入って来た。
「ああっ、」
ずぶり、と。拳のような先端を挿入された衝撃で、私の性器から精液が飛び散った。
「ふふ、先端を挿れただけで達してしまうなんて、本当に淫らな花嫁だ」
リカルドは艶然と微笑んだ。
彼の立派な腹筋を汚す白濁に、ぞくぞくする。
私が出したものがとろりと垂れ、下生えまで濡らしているのだ。
リカルドの、この雄々しい身体も、頬をくすぐる美しい銀髪も。力強い腕も。
何もかも、私のものになったのだ。
それが、この上なく嬉しい。
*****
「私のものだ……」
ちょうど、同じことを考えていたようだ。
熱を孕んだ目で。
彼の性器を受け入れ、ぽこりと膨らんでいる腹を見下ろしている。
「ん、」
腹の中で、また大きくなった。
「……くっ、」
大量の精液が、中にぶちまけられる感覚。
リカルドは一度射精しても、萎えずに続行する。信じられないほど大量の精を溜め込んでいるのだ。
「後ろと前、どちらが感じる?」
二回目は獣のような体位で、後ろから滅茶苦茶に突き上げられる。
「あう、ど、どっちも、いい、」
「ん、いい子だ。ご褒美に、いっぱい可愛がってあげるからね」
ちゅっ、と首筋にキスされる。
「あ、ひぁ、あん、」
大きな手で、しっかりと腰を掴まれ。激しく突き上げられる。
凶器のような形状の灼熱の肉棒が、肉を割り開き、胃を押し上げるように挿入され。
抜ける寸前まで腰を引かれると、肉を掻き出されるような、排泄感に似た背徳的な快楽を覚える。
「あぅ、ああっ、」
中に出された精液が、ぐちゅぐちゅといやらしい音を立てるのにも煽られてしまう。
「ああ、凄い。穂波のナカ、美味しそうに私を食んでくれてるね。一滴残らず搾り取られてしまいそうだ……」
リカルドの腕に手を絡めて。
下腹に力を入れてやる。
「リカルドの、ぜんぶ。中に、寄越せ……、」
それは長い夜の始まりで。
淫らで、幸せな夜の始まりでもあった。
*****
「……この世界、怪物もいるんだな」
臣下が言っていた。
たとえ怪物の襲撃があっても食い止めると。
「ああ。城にまで攻め込まれることは滅多にないが。辺境の村が襲われることはある」
一応、書物にも記述があったが。
本当にいるのか……。リカルドが儀式で倒したような生き物だろうか?
私が怯えたのかと思ったのか。
ぎゅう、と抱き締められ。額に、頬に。キスを落とされる。
「安心しなさい。この先何があろうと、私が穂波を護るから」
リカルドの腕に抱かれ、胸の鼓動を聞いていると、この上なく安心する。
このまま守護され、全てを委ね、甘えてしまいたくなるが。
国王という役職は、清廉潔白なだけではやっていけないことなどわかっている。
私も社長として会社を守るために他者に冷酷な決断を下したこともあった。
守られるだけではなく。困難には、共に立ち向かいたい。
リカルドがどんな顔を見せようと。清濁併せて全て飲み込んでやるから。
私のキャパシティーを舐めるなよ? 大企業の社長の器というものを見せてやろうではないか。
何度も腹の奥を突き上げられて。熱い精を中に腹いっぱいに出されて。
そうされないと物足りなく感じる身体にされたのだから。
その責任は、一生をかけて取ってもらわないとな。
もちろん私も、一生をかけてリカルドを支えていくつもりである。
愛する人のいる、この異世界で。
おわり
指の数を少しずつ増やされ。
中を拡げられながら、首や胸にキスをされる。
男の胸だというのに。
吸い付かれて、摘ままれて。ぞくぞくするほど感じてしまう。
胸だけでもこれほど感じるなど、知らなかった。
全身を弄り回され。あらゆる場所にキスをされ、舌を這わされるのに快感を覚える。
性指南役を一度だけで退けてからは、自分の手で、性器のみの刺激で処理していたが。
他人の手は、これほど心地好いものなのか。
いや、相手がリカルドだからか?
*****
「もういい? 早く穂波の中に入りたい」
リカルドは、香油を自分の性器にも塗りたくっている。
この媚薬は粘膜吸収されるらしいが。お互いに媚薬を使用するのか?
初めての時のように。
初めてで、体格差もかなりあるというのに。異世界人であるリカルドの異様な性器を受け入れ、何度も達した。
腹を突き破られそうになるほど、奥にまで入ってきて。腹の奥に熱い飛沫を感じた。
激しい行為に痛みを感じなかったのは、媚薬のおかげでもあったのだろうか?
昼も夜も、リカルドの性器を入れたまま過ごした。
入っていないことに違和感を覚えるほど。
突起物の多い性器は、ただ入っているだけでも気持ち良いが、入れた状態で腰を揺さぶられるのも、激しく抜き差しされるのも気持ち良かった。
あの快楽を思い出したら、たまらなくなった。
「もういい。早く挿れてくれ。痛くてもいいから、」
恥じらいもなく、リカルドに挿入をねだった。
欲しがっているのは、リカルドだけではないことを教えるためにも。
「ふふ、初夜だというのに、もう欲しい? 私の花嫁は淫らで、この上なく愛らしいな……」
そう言って。
足を抱え上げられ。
待ち望んでいた熱い塊が、入って来た。
「ああっ、」
ずぶり、と。拳のような先端を挿入された衝撃で、私の性器から精液が飛び散った。
「ふふ、先端を挿れただけで達してしまうなんて、本当に淫らな花嫁だ」
リカルドは艶然と微笑んだ。
彼の立派な腹筋を汚す白濁に、ぞくぞくする。
私が出したものがとろりと垂れ、下生えまで濡らしているのだ。
リカルドの、この雄々しい身体も、頬をくすぐる美しい銀髪も。力強い腕も。
何もかも、私のものになったのだ。
それが、この上なく嬉しい。
*****
「私のものだ……」
ちょうど、同じことを考えていたようだ。
熱を孕んだ目で。
彼の性器を受け入れ、ぽこりと膨らんでいる腹を見下ろしている。
「ん、」
腹の中で、また大きくなった。
「……くっ、」
大量の精液が、中にぶちまけられる感覚。
リカルドは一度射精しても、萎えずに続行する。信じられないほど大量の精を溜め込んでいるのだ。
「後ろと前、どちらが感じる?」
二回目は獣のような体位で、後ろから滅茶苦茶に突き上げられる。
「あう、ど、どっちも、いい、」
「ん、いい子だ。ご褒美に、いっぱい可愛がってあげるからね」
ちゅっ、と首筋にキスされる。
「あ、ひぁ、あん、」
大きな手で、しっかりと腰を掴まれ。激しく突き上げられる。
凶器のような形状の灼熱の肉棒が、肉を割り開き、胃を押し上げるように挿入され。
抜ける寸前まで腰を引かれると、肉を掻き出されるような、排泄感に似た背徳的な快楽を覚える。
「あぅ、ああっ、」
中に出された精液が、ぐちゅぐちゅといやらしい音を立てるのにも煽られてしまう。
「ああ、凄い。穂波のナカ、美味しそうに私を食んでくれてるね。一滴残らず搾り取られてしまいそうだ……」
リカルドの腕に手を絡めて。
下腹に力を入れてやる。
「リカルドの、ぜんぶ。中に、寄越せ……、」
それは長い夜の始まりで。
淫らで、幸せな夜の始まりでもあった。
*****
「……この世界、怪物もいるんだな」
臣下が言っていた。
たとえ怪物の襲撃があっても食い止めると。
「ああ。城にまで攻め込まれることは滅多にないが。辺境の村が襲われることはある」
一応、書物にも記述があったが。
本当にいるのか……。リカルドが儀式で倒したような生き物だろうか?
私が怯えたのかと思ったのか。
ぎゅう、と抱き締められ。額に、頬に。キスを落とされる。
「安心しなさい。この先何があろうと、私が穂波を護るから」
リカルドの腕に抱かれ、胸の鼓動を聞いていると、この上なく安心する。
このまま守護され、全てを委ね、甘えてしまいたくなるが。
国王という役職は、清廉潔白なだけではやっていけないことなどわかっている。
私も社長として会社を守るために他者に冷酷な決断を下したこともあった。
守られるだけではなく。困難には、共に立ち向かいたい。
リカルドがどんな顔を見せようと。清濁併せて全て飲み込んでやるから。
私のキャパシティーを舐めるなよ? 大企業の社長の器というものを見せてやろうではないか。
何度も腹の奥を突き上げられて。熱い精を中に腹いっぱいに出されて。
そうされないと物足りなく感じる身体にされたのだから。
その責任は、一生をかけて取ってもらわないとな。
もちろん私も、一生をかけてリカルドを支えていくつもりである。
愛する人のいる、この異世界で。
おわり
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